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zoom RSS カンヌ国際映画祭2012 ラインナップ! その3

<<   作成日時 : 2012/05/24 07:21   >>

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 ◆短編コンペティション部門 (Short Films Competition)

 ・“Ce Chemin Devant Moi”(仏) 監督:Mohamed Bourokba (aka Hamé)
 ・“Cockaigne”(ベルギー) 監督:Emilie Verhamme
 ・“Gasp”(独) 監督:Eicke Bettinga
 ・“في المنافسة Falastein”(シリア) 監督:Sandouk Al Intezar Lil Burtuqal、Bassam Chekhes
 ・“Sessiz-be Deng (Silent)”(トルコ) 監督:L. Rezan Yeşilbaş
 ・“Night Shift”(ニュージーランド) 監督:Zia Mandviwalla’
 ・“Yardbird”(オーストラリア) 監督:Michael Spiccia
 ・“Chef de Meute (Herd Leader)”(カナダ) 監督:Chloé Robichaud
 ・“The Chair”(米) 監督:Grainger David
 ・“Mi Santa Mirada”(プエルトリコ) 監督:Alvaro Aponte-Centeno

 ◆シネフォンダシオン部門 (The Cinéfondation Selection)

 学生作品のコンペティション部門。
 今年は320の(映画)学校から1700本のエントリーがあり、以下の15作品が選ばれました。レバノンからの選出は初めてだそうです。

 ・“Head Over Heels”(英) 監督:Timothy Reckart(NFTS)
 ・“Les Ravissements (The Raptures)”(仏) 監督:Arthur Cahn(La Femis)
 ・“Matteus”(ベルギー) 監督:Leni Huyghe(Sint-Lukas Brussels)
 ・“Terra (Land)”(伊) 監督:Piero Messina(CSC)
 ・“Tambylles”(チェコ) 監督:Michal Hogenauer(FAMU)
 ・“Tabara din Razoare (The Camp in Razoare)”(ルーマニア) 監督:Cristi Iftime(UNATC)
 ・“Slug Invasion”(デンマーク) 監督:Morten Helgeland(The Animation Workshop)
 ・“ДОРОГА НА Doroga na (The Road To)”(ロシア) 監督:Taisia Igumentseva(VGIK)
 ・“Derriere Moi Les Oliviers (Behind Me Olive Trees)”(レバノン) 監督:Pascale Abou Jamra(ALBA)
 ・“רסן - טריילר Resen (Dog Leash)”(イスラエル) 監督:Eti Tsicko(TAU)
 ・『理容師』“Riyoushi (The Barber)”(日) 監督:秋野翔一 (東京藝術大学)
 ・“Abigail”(米) 監督:Matthew James Reilly(NYU)
 ・“The Ballad of Finn + Yeti”(米) 監督:Meryl O’Connor(UCLA)
 ・“Los Anfitriones (The Hosts)”(キューバ) 監督:Miguel Angel Moulet(EICTV)
 ・“Pude ver un Puma (Could See a Puma)”(アルゼンチン) 監督:Eduardo Williams(UCINE)

 [短編&シネフォンダシオン部門 審査員]
 ジャン=ピエール・ダルデンヌ、カリン・アイヌー、エマニュエル・カレール、アルシネ・カンジアン(Arsinée Khanjian/レバノン出身のカナダ女優)、ユー・リクウァイ

 ◆65周年記念マスタークラス

 ・映画音楽の個人史(A Personal History of Film Music) アレクサンドル・デプラ
 ・歴史の授業(A History Lesson) ノーマン・ロイド(Norman Lloyd/俳優・TVプロデューサー)
 ・演出に関する授業(A Lesson in Directing) フィリップ・カウフマン

 ◆Cinéma de la Plage部門

 21時半からMacé海岸で行なわれる上映プログラム。復元作品や未公開作品などが上映される。

 [ジェームズ・ボンド50周年記念 デジタル復元作品]
 ・『007/ドクター・ノオ』(1962) 監督:テレンス・ヤング
 ・『007/ロシアより愛をこめて』(1963) 監督:テレンス・ヤング
 ・『女王陛下の007』(1969) 監督:ピーター・ハント
 ・『007/ダイヤモンドは永遠に』(1971) 監督:ガイ・ハミルトン
 ・『007/カジノ・ロワイヤル』(2006) 監督:マーティン・キャンベル

 [その他の上映作品[
 ・“Le Farceur (The Joker)”(1961/仏) 監督:フィリップ・ド・ブロカ
 ・『ジョーズ』(1975/米) 監督:スティーヴン・スピルバーグ
 ・『プロジェクトA』(1982/香港) 監督:ジャッキー・チェン
 ・“Red Tails”(2012/米) 監督:Anthony Hemingway

 ◆カンヌ・クラシック部門(Cannes Classics)

 [復元作品](Restored Prints)
 ・『リング』(1927/英) 監督:アルフレッド・ヒッチコック

 ・『イタリア旅行』(1954/伊・仏) 監督:ロベルト・ロッセリーニ

 ・『楢山節考』“The Ballad Of Narayama”(1958/日) 監督:木下恵介
 デジタル版が松竹株式会社と松竹映像センターによって復元され(restored and funded)、株式会社Imajicaと株式会社Imajica West によりデジタル復刻(digital restoration)。

 ・『5時から7時までのクレオ』(1961/仏) 監督:アニエス・ヴァルダ

 ・『アラビアのロレンス』(1962/英) 監督:デイヴィッド・リーン

 ・“The Great Spy Chase”(1964/仏) 監督:ジョルジュ・ロートネル

 ・『ジョーズ』(1975/米) 監督:スティーヴン・スピルバーグ

 ・“Xica Da Silva (Xica)”(1976/ブラジル) 監督:Carlos Diegues [トリビュート]

 ・『テス』(1979/仏・英) 監督:ロマン・ポランスキー

 ・『ワンス・アポン・ア・アタイム・イン・アメリカ』(1984/米) 監督:セルジオ・レオーネ

 ・“Cabra Marcado Para Morrer”(1984/ブラジル) 監督:Eduardo Coutinho [トリビュート]

 ・『暴走機関車』(1985/米) 監督:アンドレイ・コンチャロフスキー

 ・『ア・グレイト・デイ・イン・ハーレム 〜57人のジャズミュージシャンの肖像〜』“A Great Day In Harlem”(1994/米) 監督:ジーン・バック

 ・“Final Cut - Hölgyeim És Uraim (Final Cut - Ladies And Gentlemen)”(2012/ハンガリー) 監督:ジョルジュ・パールフィ
 500本の恋愛映画から構成したコラージュ作品。84分。

 [ドキュメンタリー](Documentaries)
 ・“Claude M Le Cinema (Claude Miller, Cineaste De L'intime)”(2012/仏) 監督:Emmanuel Barnault
 クロード・ミレール(1942-2012)に関するドキュメンタリー。

 ・“Method To The Madness Of Jerry Lewis”(2011/米) 監督:Gregg Barson
 85歳にして80年のキャリアを持ち、若々しく、活気に満ちるジェリー・ルイス(1926- )。監督のGregg Barsoは、彼とともに世界を旅しつつ、インタビューを重ね、フィルムメーカーとして唯一彼の未公開映像を自由に使う許可を得る。スピルバーグ、タランティーノ、エディー・マーフィーらも登場して、ジェリー・ルイスについて語る。


 ・“Me And Me Dad”(2011/英・アイルランド) 監督:Katrine Boorman
 ジョン・ブアマンの娘Katrine Boormanによるドキュメンタリー。何年もかけて撮影された映像や未公開映像、写真。父であり、映画監督であるジョン・ブアマンを、父と娘という関係から語る。Katrine Boormanは、初監督作品として、父ジョン・ブアマンをモチーフにした映画を撮ろうとするが、父のマスタークラスを受けさせられたような形になる。本作は、また、家族の葛藤から和解へエモーショナルな旅でもある。

 ・“Woody Allen : A Documentary”(2011/米) 監督:Robert Weide
 PBSのAmerican Mastersシリーズの1本。ブルックリンで過ごした少年時代から『ミッドナイト・イン・パリ』までのウディ・アレンの半生。

画像

 [世界映画基金](World Cinema Foundation)
 ・“After The Curfew”(1954/インドネシア) 監督:ウスマル・イスマイル(Usmar Ismail)

 ・“Kalpana”(1948/インド) 監督:Uday Shankar

 ◆監督週間 (Quinzaine des réalisateurs)

 [長編作品] 19本

 ・“Sueño y silencio(The Dream and The Silence)”(西・仏) 監督:Jaime Rosales
 出演:Celia Correas、マリア・デ・メデイロス、Yolanda Galocha、Laura Latorre、セルジ・ロペス、Alba Ros、Oriol Rosselló、Jaume Terradas
 物語:オリオルとヨランダは、2人の娘とともにパリで暮らしている。オリオルは建築家で、ヨランダは教師だ。エブロ川デルタでの休日の間、彼らは人生を変えてしまうような事故に遭う。


 ・“Alyah”(仏) 監督:Elie Wajerman
 出演:Pio Marmaï、セドリック・カーン、アデル・エネル、ギョーム・グイ、Sarah Le Picard、マール・ソデューブ
 物語:27歳のアレックスは、かつては彼を支えてくれていた兄の借金の返済をしていて、兄の存在はもう重荷でしかない。いとこがテルアビブでレストランを開くというのを聞いて、自分もその話に乗っかりたいと考える。しかし、そのためにはお金も必要だし、複雑な恋愛関係を清算し、愛するパリを離れ、破滅的な兄を捨てて、自分の人生を見出さなくてはならない。
 初監督作品。

 ・“Rengaine (Hold Back)”(仏) 監督:Rachid Djaidani
 出演:Slimane Dazi、Stéphane Soo Mongo、Sabrina Hamida
 物語:現代のパリ。ドーシーは若い黒人のクリスチャンで、サブリナは若い北アフリカ系のイスラム教徒だった。ドーシーは、サブリナと結婚したいと考えたが、黒人とアラブ人の結婚というのは、それぞれのコミュニティーにとって、精神的なタブーに触れることになり、決して認められないのだった。特に彼女の長兄のスリマンは、伝統の守護者であり、あらゆる点で反対してくるのだった。
 初監督作品。


 ・“Adieu Berthe - l'enterrement de meme(Granny's Funeral)”(仏) 監督:ブリュノ・ポダリデス(Bruno Podalydès)
 出演:ドゥニ・ポダリデス、ヴァレリー・ルメルシェ、イザベル・カンディエ、カトリーヌ・イーゲル、ミシェル・ヴュイエルモーズ、ブリュノ・ポダリデス、サミール・ゲスミ
 物語:アルマンの祖母、バーサが死ぬ。アルマンはもうバーサのことを考えなくてもよくなる。彼は妻のエレンとともにパリ郊外の薬局に行き、薬棚にあるものを隠す。彼は、彼の愛するアリックスの娘のためにひそかに準備を始める。死んだバーサとはいったい何者だったのか……。
 『神のみぞ知る』(1998)、『パリ、ジュテーム』などで知られるブリュノ・ポダリデス監督最新作。


 ・“Camille redouble (Camille Rewinds)”(仏) 監督:ノエミ・ルヴォフスキー
 出演:ノエミ・ルヴォフスキー、Samir Guesmi、India Hair、Judith Chemla、ヨランド・モロー、ミシェル・ヴュイエルモーズ、ドゥニ・ポダリデス、ジャン=ピエール・レオ、マチュー・アマルリック、アンヌ・アルヴァロ、Vincent Lacoste、Anthony Sonigo
 物語:カミーユは16歳でエリックと出会って、情熱的な恋をし、娘をもうける。25年後、エリックは若い女を作って、カミーユの元を去る。大晦日、カミーユは突然自分が16歳に戻っていることに気づく。両親がいて、女友達がいて、彼女の子ども時代があり、そしてエリックとめぐり会う。彼女は再び同じ道を繰り返すのだろうか、それとも、新たに人生をやり直すことができるのだろうか。


 ・“Ernest et Célestine”(仏・ベルギー・ルクセンブルグ) 監督:Benjamin Renner、ステファン・オビエ、ヴァンサン・パタール
 物語:芸術家になりたい大熊アーネストと、歯医者になどなりたくはなかった小ネズミのセレスティーヌの友情の物語。
 ガブリエル・ヴァンサンの絵本シリーズ「アーネストとセレスティーヌ」をアニメーション化した作品。『Panic in the Village』の監督たちの最新作。


 ・“Opération Libertad”(スイス・仏) 監督:ニコラ・バディモフ(Nicolas Wadimoff)
 出演:Karine Guignard、ナタシャ・クチュモフ(Natacha Koutchoumov)、ローラン・カペリュート(Laurent Capelluto)、スティペ・エルツェッグ(Stipe Erceg)、Nuno Lopes、Jonathan Genet、Antonio Buil、Michael Neuenschwander
 物語:1978年。スイスの小さな革命グループが、チューリヒ郊外の銀行を襲う。彼らは、スイスの金融システムと独裁政府がつながっていることを証明しようとして、すべてのオペレーションをフィルムに撮影する。2011年、Opération Libertadを記録したビデオテープが発見される。


 ・“Yek Khanévadéh-e Mohtaram (A Respectable Family)”(イラン) 監督:Massoud Bakhshi
 物語:アラッシュは、イラン人学者で、西欧で暮らしていたが、イランのシラーズに帰る。シラーズは、テヘランから飛行機で1時間ほどのところにある都市で、そこには彼の母が暮らしていた。彼は、1981年に始まったイラン・イラク戦争下の辛い少年時代を思い出す。父が死に、彼は「立派な家族」がどうあるべきかを考え、今後についての決断を下す。


 ・“Gangs of Wasseypur”(インド) 監督:アヌラーグ・ カシヤプ(Anurag Kashyap)
 出演:Jaideep Ahlawat、マノージ・バージパイ(Manoj Bajpai)、Richa Chadda、Mukesh Chhabra、Tigmanshu Dhulia、Jameel Khan、Harish Khanna
 物語:インドのWasseypurを舞台に、2つの家族の3代にわたる復讐劇が繰り広げられる。シャヒッド・カーンは英国鉄道から略奪を行ない、ラマドヒール・シン一族を支配する。彼は追放され、ラマドヒール・シンの炭鉱で働かなければならなくなる。その息子のサルダール・カーンは、女好きだったが、父の名誉を回復しようとして、Wasseypurで最も恐れられる男になる。その息子のファザル・カーンは、マリファナ中毒だったが、一族が背負わされたものへの復讐に目覚める。
 『デーヴD』(2009)のアヌラーグ・ カシヤプ監督最新作。


 ・“Dangerous Liaisons”(中) 監督:ホ・ジノ
 出演:チャン・ドンゴン、チャン・ツィイー、セシリア・チャン、Shawn Dou、リサ・ルー
 物語:戦争の足音が迫る1930年代の上海。グラマラスで気まぐれなモー・ジェユは、彼女をあきらめることができない元恋人のシェ・イーファンにところに行って、ある計画を持ちかける。それは、無垢でうぶなドゥ・フェンユを誘惑して、その後で捨てるというものだった。シェは本当にドゥに恋してしまい、このゲームは危険なものとなる。
 ラクロの『危険な関係』を1930年代の上海を舞台にして映画化した作品。


 ・“Dae gi eui wang (Dwae-ji-ui wang/The King of Pigs)”(韓) 監督:Yeun Sang-Ho
 声の出演:ヤン・イクチュン、オ・ジョンセ、キム・ヘナ、キム・コッビ
 物語:キュンミンはビジネスマンで、チョンスクは売れない物書きだった。2人はクラスメイトで、久々に再会して、食事をともにする。2人は、学生時代のことを思い出す。特に思い出に残っているのは、「ドッグズ」のことだ。「ドッグズ」とは、他の学生たちを「ブタ」と呼んでいじめていた集団で、学校は彼らに支配されていた。彼らに反旗を翻して立ち上がったのがキムチュルで、彼のおかげで「ドッグズ」の圧制は終わり、彼はヒーローになった。15年後、キムチュルは今もヒーローで、2人は今もくすぶっている。
 初監督長編。アニメーション。釜山国際映画祭2011NETPAC賞受賞。


 ・“Room 237”(米) 監督:Rodney Ascher
 制作後30年経っても、スタンリー・キューブリックの『シャイニング』に関する議論や思索、謎は尽きることがない。本作では、ボイスオーバーやクリップ、アニメーション、再現ドラマなどを通して、5つの観点から『シャイニング』の謎に新しい光を当てようとする。観客は新しい迷路に入り込んでしまったような気がするかもしれない。この迷路には、果てしない回り道もあれば、行き止まりも多い。抜け道はないのだ。


 ・“The We and the I”(米) 監督:ミシェル・ゴンドリー
 出演:Joe Mele、Meghan Murphy、Alex Barrios
 物語:最終バスで帰路につこうとする高校生と卒業生のグループの物語。そこには、愛があり、葛藤があり、希望や絶望がある。


 ・“Fogo”(メキシコ・カナダ) 監督:Yulene Olaizola
 出演:Norman Foley、Ron Broders、Joseph Dwyer
 物語:フォゴ島の居住地域はツンドラに覆われ、コミュニティーは崩壊の危機にあり、住人はそのままとどまるか、それとも去るかを決断しなければならなくなる。未来に希望がない中で、とどまることに決めた住人もして、彼らは思い出に浸り、過去が失われてしまうのを悲しむのだった。
 ドキュメンタリー“Intimidades de Shakespeare y Víctor Hugo”で監督デビューしたYulene Olaizolaの最新作。


 ・“La Sirga”(コロンビア・仏・メキシコ) 監督:William Vega
 物語:アリシアは、彼女の最愛の家族を奪った暴力から逃げて、残された有一の身内であるオスカーのゲストハウスLa Sirgaにたどりつく。そこはアンデスの麓の大きな湖のほとりにあり、ここでなら安全に暮らせると考える。しかし、オスカーが長らく待ち望んでいた息子のフレディーが戻ってきて、交戦派ともつながっている彼のせいで、彼女が恐れていたものを呼び込むことになってしまう。
 初監督作品。


 ・“3”(ウルグアイ・独・アルゼンチン・チリ) 監督:パブロ・ストール(Pablo Stoll Ward)
 物語:進歩的な考えを持つ10代のアナは、人生の変わり目に直面している。彼女の母親のグラシエラもまた人生の節目にいる。グラシエラの夫で、アナの実の父親にあたるロドルフォは、再婚しているが、新しい妻との関係は冷え切っていて、家にも居場所がなかった。アナたちとルドルフォは10年間離れて暮らしていたが、運命に導かれるように、それぞれが人生の転機を迎え、歩みより始める。
 『ウィスキー』の監督で、『アクネ ACNE』のプロデューサーでもあるパブロ・ストールの最新作。


 ・“Infancia Clandestina (Clandestine Childhood)”(アルゼンチン・西・ブラジル) 監督:Benjamin Avila
 出演:ナタリア・オレイロ(Natalia Oreiro)、Ernesto Alterio、César Troncoso、Cristina Banegas、Mayana Neiva
 物語:1979年のアルゼンチン。12歳のフアンは、家族とともに、偽の身分証を使って、数年ぶりにアルゼンチンに帰ってくる。彼の両親も叔父のベトも過激武装組織モントネーロスの一員で、国を支配している軍政に対して闘っていた。彼らがどんなに逃げても隠れても敵は執拗に追いかけてくる。フアンは、友達にも、彼が好きな少女マリアにもエルネストと名乗っていて、家族が生き抜くにはそれを忘れないようにしなくてはならなかった。
 監督の体験に基づく物語。初監督長編。


 ・“El taaib(Le Repenti)”(アルジェリア・仏) 監督:Merzak Allouache
 出演:Nabil Asli、Adila Bendimerad、Khaled Benaissa
 物語:アルジェリアの高地では、イスラムの武装団によるテロが繰り広げられている。その一員だったラシッドは、山を降りて、村に帰り、許しと国の調和を訴える法に従って、警察に出頭し、武器を手放す。彼は、恩赦を受け、悔悟者となる。しかし、彼が犯した罪は消えない。それは、暴力と秘密と操作の始まりで、もはや後戻りはできなかった。


 ・“No”(チリ・米・メキシコ) 監督:パブロ・ラライン
 出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、Alfredo Castro、ルイス・グネッコ(Luis Gnecco)、Antonia Zegers
 物語:1988年。アルゼンチンでは、国際的な圧力もあって、ピノチェト大統領の任期延長に対する国民投票が行なわれようとしていた。反対派のリーダーたちは、広告界の若きエグゼクティヴであるRene Saavedraに依頼して、キャンペーンの陣頭指揮を取らせる。Saavedraと彼のチームは、予算も少なく、ピノチェト派の見張りも受けながら、投票に勝って、国に自由をもたらすために、大胆なプランを実行に移す。


 [短編作品] 10本

 ※文字数の都合上、割愛します。

 [特別上映]( Special screenings) 2本

 ・“La Noche de enfrente”(2012/チリ・仏) 監督:ラウル・ルイス
 出演:クリスチャン・ヴァディム(Christian Vadim)、Sergio Hernández、ヴァレンティナ・ヴァルガス(Valentina Vargas)
 物語:1人の男性が、3つの年代で、目撃した「死」がオーバーラップする。ラウル・ルイスの映画による遺言。


 ・“Sightseers(Touristes)”(英) 監督:ベン・ウィートリー(Ben Wheatley)
 出演:Alice Lowe、Steve Oram
 物語:ティナはこれまでずっと独占欲の強い母親によって守られて暮らしてきた。そこで、クリスは、彼女と過ごす初めての休日に、イギリス各地をトレーラーで見せてまわりたいと考える。これは彼女にとって初めての体験だったが、ところかまわずゴミを捨てる観光客や、騒々しい若者たちによって台無しにされてしまう。
 『キル・リスト』(2011)が高い評価を受けたベン・ウィートリー監督最新作。


 [審査員]
 ジュリー・ベルトゥチェリ(審査員長)、Carlo Bach (directeur artistique d'illycafé)、Maureen Loiret (映画批評家)、Patrick Villacampa (アンリ・ラングロワ協会会長)

 ◆批評家週間 (Semaine de la Critique)

 [長編作品] 7本

 ・“Au galop (In A Rush)”(仏) 監督:ルイ=ド・ドゥ・ランクザン(Louis-Do de Lencquesaing)
 出演:ヴァレンティナ・チェルヴィ(Valentina Cervi)、マルト・ケラー(Marthe Keller)、アリス・ドゥ・ランクザン(Alice de Lencquesaing)、ベルナール・ヴェルレー(Bernard Verley)、ルイ=ド・ドゥ・ランクザン、グザヴィエ・ボーヴォワ、ローラン・カペリュート(Laurent Capelluto)、Ralph Amoussou、Enola romo-renoir、ドゥニ・ポダリデス、アンドレ・マルコン(André Marcon)
 物語:アダは、結婚して、子どももいて、自分の生活に満足している。あるいは、満足していると思っていた。ところが、ポールに出会ってそれが変わる。ポールは、物書きだが、職を失い、男手ひとつで娘を育てていた。彼の母親は、おしつけがましく、父親は今にも死にそうになっていた。


 ・“Hors les murs (Beyond the Walls)”(ベルギー・カナダ・仏) 監督:David Lambert
 出演:ギョーム・グイ(Guillaume Gouix)、Matila Malliarakis、メリッサ・デゾルモー・プーラン(Mélissa Désormeaux Poulin)、David Salles
 物語:パウロは、若いピアニストで、アンカと暮らしていたが、一匹狼のベーシスト、イリルと出会い、一目ぼれしてしまう。彼が生涯イリルを愛すと約束した日、イリルはコンサートのために町を去り、2度と戻ってこない。


 ・“Sofia’s Last Ambulance”(独・クロアチア・ブルガリア) 監督:Ilian Metev
 200万人の人口に対し13台の救急車しかないブルガリアの首都ソフィア。そんな現状の下で働く救急隊員たち。チェーン・スモーカーで、いつもユーモアを絶やさずにいながら、懸命に病人やケガ人を助け続ける。およそヒーローらしくないヒーローたち。3人の救急隊員の活動を追ったドキュメンタリー。


 ・“Les Voisins de Dieu (God's Neighbors)”(イスラエル・仏) 監督:Meni Yaesh
 物語:ルールは守らなければならない。これは、イスラエルのバトラム地区の「指導者」にとっては、たとえば、女性はきちんとした服装をしなければならないとか、安息日は守らなければならないとか、ヤッフォからやってくるアラブ人は車で音楽を流しながら地区に入ってはいけないとか、そういうことを意味する。アヴィ、コッビ、ヤニブは、若く、ケンカが得意だった。リーダーは、アヴィで、彼は、ルールを守らない女性を見つけ、自分たちが挑戦されているように感じる。と同時に、彼女に恋してしまうのだった……。

画像

 ・“Peddlers”(インド) 監督:Vasan Bala
 物語:ムンバイ。仕事中の女性、嘘で固めた生活をしている男性、放浪者。彼らが出会う。この出会いは、ある者にとっては重大であり、またある者にとってはそうではない。いずれにせよ、都市は動き続けていく。


 ・“Aquí y Allá”(西・米・メキシコ) 監督:Antonio Méndez Esparza
 物語:ペドロは、アメリカで数年働いた後、メキシコのゲレーロにある故郷の山村に戻る。娘は成長し、彼はちょっと距離を感じる。妻はこれまでと同じように微笑んでいる。今年の収穫はすばらしく、近くの村は発展してきていて、そこには仕事もある。しかし、村人は家族のことを考えて、チャンスがあれば、アメリカに行って働きたいと考えている。


 ・“Los Salvajes (The Wild Ones)”(アルゼンチン) 監督:Alejandro Fadel
 物語:5人のティーンエージャーが少年院を脱走する。彼らは、徒歩で、何百キロも歩いて、ずっと過ごしていられる約束の家を目指す。彼らは食べ物を盗み、通りすがりの家に侵入し、川で水浴びをし、ケンカし、愛を交わす。荒野へと進み、彼らの旅は勇気と栄光に彩られた神秘的な寓話へと変わる。


 [中短編作品](Short and medium length films) 10本

 ※文字数の都合上、割愛します。

 [審査員]
 ベルトラン・ボネロ(審査員長)、Francisco Ferreira(ポルトガルのジャーナリスト)、Akiko Kobari (夕刊フジ)、Robert Koehler (Variety/米)、Hanns-Georg Rodek (Die Welt,/独)

 [特別上映作品]

 オープニング・ナイト作品
 ・“Broken”(英) 監督:Rufus Norris

 クロージング・ナイト作品
 ・“Walker - Beautiful ”(香港) 監督:ツァイ・ミンリャン
 ・“Manhã de Santo António (Morning of Saint Anthony’s Day)”(ポルトガル・仏) 監督:João Pedro Rodrigues

 特別上映作品
 ・“Augustine”(仏) 監督:Alice Winocour
 ・“J’enrage de son absence (Maddened by his absence)”(仏・ルクセンブルグ・ベルギー) 監督:サンドリーヌ・ボネール
 ・“Howard Cantour.com ”(米) 監督:シャイア・ラブーフ

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 ・カンヌ国際映画祭2012 コンペティション部門ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201205/article_13.html

 ・カンヌ国際映画祭2012 アウト・オブ・コンペティション部門、特別招待作品、ミッドナイト・スクリーニング部門、ある視点部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201205/article_19.html

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