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zoom RSS 早くも2013年米国アカデミー賞を予想してみました!

<<   作成日時 : 2012/03/19 07:53   >>

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 一昨年、昨年と、この時期に次回の米国アカデミー賞の予想をしてきましたが、『アーティスト』などどう考えても予想しきれない作品が出てくるのは仕方がないにしても、そうした作品を除けば、昨年の予想(http://umikarahajimaru.at.webry.info/201103/article_13.html)は、びっくりするほどの的中率でした。

 まあ、本当のところは、予想の的中率が凄いのではなくて、映画会社の体勢がアカデミー賞に照準を合わせて、題材や監督、キャストを選び、製作のスケジュールを組んで、きっちりアカデミー賞を当てに来ているのであって、そうした作品群がこうした下馬評にしっかりと吸い上げられてきているだけ、というが実情、でしょうか。

 完成してお披露目された段階で、あっさりと賞レースから外れていく作品もありますが、多くの作品は、映画会社の目論見通りに進み、映画批評家や各団体の会員も多くは(正しい判断かどうかはともかく)そうした作品のどれかに乗っかることになります。そんなシステムになっているからこそ、全く下馬評に上がっていなかった作品が映画賞レースで大躍進を遂げるのを見るのはとても面白いのですが、それはまた別の話。(そんな映画会社の敷いたレールを打ち破るのが、たとえばサンダンスやトロントで評価を得た作品なのですが、2011年度はサンダンスからもトロントからも予定調和を打ち破るような強い作品は出ませんでした。)

 というようなことを踏まえつつ、ピックアップされた、2012年度全米映画賞レースの現時点でのコンテンダーが、以下の通りです。

 アカデミー賞発表直後からこうした予想は数多く出されていますが、ここでは、IMDb、「For Your Consideration」、GoldDerby、および、「Never Too Early Movie Prdictions」の記事を参考に、リストを書き出してあります。

 ○印は複数サイトでノミネートが有力視されている候補、◎印は現時点での最有力候補、です。

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 ・『借りぐらしのアリエッティ』“The Secret World Of Arrietty”(2010/日)
 監督:米林宏昌
 ウォルト・ディズニーにより、2012年2月17日全米公開。

 ・『プロメテウス』“Prometheus”(2012)
 監督:リドリー・スコット
 出演:ノオミ・ラパス、シャーリーズ・セロン、パトリック・ウィルソン、イドリス・エルバ
 物語:人類の起源を探ろうとしているチームが、人類の未来を賭けた恐ろしい闘いに挑まなければならなくなる。
 20世紀フォックスにより、2012年6月8日全米公開予定。日本では8月公開予定。

 ○“Moonrise Kingdom”(2012)
 監督:ウェス・アンダーソン
 物語:1960年代、ニューイングランドの沖合いの島。若い男の子と女の子が恋に落ちて、駆け落ちし、大騒ぎになって、地元の捜索隊が編成される。
 製作:ウェス・アンダーソン、ジェレミー・ドーソン、スコット・ルーディン、Steven M. Rales
 脚本:ウェス・アンダーソン、ロマン・コッポラ
 撮影:ロバート・D・イェーマン
 編集:ウェス・アンダーソン
 美術:アダム・ストックハウゼン
 衣裳:カシア・ワリッカ=メイモン
 音楽:アレクサンドル・デプラ
 カンヌ国際映画祭2012 オープニング作品。
 フォーカス・フィーチャーズにより、2012年5月25日アメリカ限定公開。


 ・“World War Z”(2013)
 監督:マーク・フォスター
 出演:ブラッド・ピット、ミレイユ・イーノス、デイヴィッド・モース、ジェームズ・バッジ・デール
 物語:1人の国連職員が、時間と運命に抗って、全世界のゾンビ化を食いとどめようとする。
 パラマウント・ピクチャーズにより、2012年6月21日全米公開予定。日本では東宝東和が配給予定。

 ○『メリダとおそろしの森』“Brave”(2012)
 監督:マーク・アンドリュース、ブレンダ・チャップマン
 アニメーション。
 物語:メリダ姫は、それまでの慣習を否定して、王国を混乱に陥れる。彼女は、自分の勇気と弓の才能を使って、自分にかけられた呪いを解かなければならない。
 製作:Katherine Sarafian
 脚本:ブレンダ・チャップマン、アイリーン・メッキ
 音楽:パトリック・ドイル
 ウォルト・ディズニー配給にて、6月22日全米公開予定。日本は7月21日公開予定。


 ・“The Rome with Love”(2012/西・米・伊)
 監督:ウディ・アレン
 出演:エレン・ペイジ、ウディ・アレン、ペネロペ・クルス、アリソン・ピル
 ソニー・ピクチャーズ・クラシックスにより、2012年6月22日アメリカ限定公開予定。

 ・“Beasts of the Southern Wild”(2012)
 監督:Benh Zeitlin
 出演:Quvenzhané Wallis、Dwight Henry、Levy Easterly、Lowell Landes
 物語:父親が奇妙な病気にかかり、6歳の娘が長らく行方不明だった母親を捜しに行く。
 サンダンス映画祭2012 審査員グランプリ&撮影賞受賞。
 Foxサーチライト・ピクチャーズにより、2012年6月29日全米公開予定。

 ・“Savages”(2012)
 監督:オリバー・ストーン
 出演:アーロン・ジョンソン、テイラー・キッチュ、ブレイク・ライヴリー、ベニチオ・デル・トロ
 物語:ラグーナ・ビーチでマリファナを栽培し、顧客を獲得して商売していたベンとチョンは、メキシコの麻薬カルテルにガール・フレンドを誘拐されて、彼らと対決することになる。
 ドン・ウィンズローが2010年に発表した同名小説の映画化。
 ユニバーサル・ピクチャーズにより、2012年7月6日公開予定。

 ○『ダークナイト ライジング』(2012)
 監督:クリストファー・ノーラン
 出演:クリスチャン・ベール、トム・ハーディー、リーアム・ニーソン、ジョセフ・ゴードン=レーヴィッド、アン・ハサウェイ、モーガン・フリーマン、ゲイリー・オールドマン、マリオン・コティヤール、マイケル・ケイン
 物語:前作から8年後。テロリストのリーダー、ベインがゴッサム・シティーにやってきて、警察を追い詰め、ハーヴェイ・デントを死なせたということで引退していたバットマンを再び表舞台に引っ張り出す。
 製作:クリストファー・ノーラン、チャールズ・ローヴェン、エマ・トーマス
 脚本:クリストファー・ノーラン、ジョナサン・ノーラン
 撮影:ウォリー・フィスター
 編集:リー・スミス
 美術:ネイサン・クロウリー、ケヴィン・カヴァナー
 音楽:ハンス・ジマー
 ワーナー・ブラザースにより、2012年7月20日全米公開予定。7月28日日本公開予定。


 ・“Wettest County”(2012)
 監督:ジョン・ヒルコート
 出演:トム・ハーディー、シャイア・ラブーフ、ガイ・ピアース、ジェシカ・チャスティン
 物語:大恐慌時代のヴァージニア州。密輸業者が当局から脅されて儲けの分け前を要求される。
 TWCにより、2012年8月31日全米公開予定。

 ○“Anna Karenina”(2012/英)
 監督:ジョー・ライト
 出演:キーラ・ナイトレイ、ジュード・ロウ、ケリー・マクドナルド、マシュー・マクファディン
 『アンナ・カレーニナ』の映画化。
 製作:ティム・ビーヴァン
 脚本:トム・ストッパード
 撮影:シーマス・マクガーヴィー
 編集:メラニー・オリヴァー
 美術:サラ・グリーンウッド
 衣裳:ジャクリーン・デュラン
 音楽:ダリオ・マリアネッリ
 ユニバーサル・ピクチャーズにより、2012年9月7日イギリス公開予定。フォーカス・フィーチャーズにより、11月9日全米公開予定。


 ○“Argo”(2012)
 監督:ベン・アフレック
 出演:ブライアン・クランストン、ベン・アフレック、ジョン・グッドマン、カイル・チャンドラー、アラン・アーキン
 物語:イラン革命が沸点に達し、CIAの救出チームが、カナダ大使館に避難している6人のアメリカ人を救出するための計画を立案する。
 製作:ジョージ・クルーニー、グラント・ヘスロヴ、ディヴィッド・クローワンズ
 脚本:Chris Terrio
 撮影:ロドリゴ・プリエト
 編集:ウィリアム・ゴールデンバーグ
 美術:シャロン・シーモア
 音楽:アレクサンドル・デプラ
 ワーナー・ブラザースにより、2012年9月14日全米公開予定。日本は秋公開予定。


 ・“Killing Them Softly”(2012)
 監督:アンドリュー・ドミニク
 出演:ブラッド・ピット、レイ・リオッタ、リチャード・ジェンキンス、スクート・マクネイリー
 物語:マフィアの用心棒ジャッキー・コーガンは、マフィアが仕切っているポーカー・ゲームの間に起こった強盗を調査する。
 ジョージ・V・ヒギンズの“Cogan's Trade”の映画化。
 TWCにより、2012年9月22日全米公開予定。

 ○タイトル未定 テレンス・マリック作品(2012)
 監督:テレンス・マリック
 出演:レイチェル・マクアダムス、レイチェル・ワイズ、ジェシカ・チャスティン、ベン・アフレック
 物語:ヨーロッパの女性と結婚した男性が、故郷からやってきた女性と再会して恋に落ちる。
 製作:サラ・グリーン、Nicolas Gonda
 脚本:テレンス・マリック
 撮影:エマニュエル・ルベツキ
 編集:Christopher Rolda、マーク・ヨシカワ
 美術:ジャック・フィスク
 衣裳:ジャクリーン・ウエスト
 2012年秋公開予定。


 ○“Gravity”(2012)
 監督:アルフォンソ・キュアロン
 出演:サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー、Basher Savage
 物語:ハッブル望遠鏡を修理するための宇宙ミッションが失敗し、唯一生き残った女性隊員が、地球に生還し、娘との関係をやり直そうとする。
 製作:デイヴィッド・ハイマン、アルフォンソ・キュアロン
 脚本:アルフォンソ・キュアロン、Jonas Cuaron、ロドリゴ・ガルシア
 撮影:エマニュエル・ルベツキ
 編集:アルフォンソ・キュアロン、Mark Sanger
 美術:Andy Nicholson
 衣裳:ジェイニー・ティーマイム
 ワーナー=ユニバーサルにより、2012年11月21日全米公開予定。


 ・“The Silver Linings Playbook”(2012)
 監督:デイヴィッド・O・ラッセル
 出演:ブラッドリー・クーパー、ジュリア・スタイルズ、ロバート・デニーロ、ジャッキー・ウィーバー
 物語:主人公のカップルは、秘密の約束を交わしていて、壊れかけたそれぞれの人生を再構築しようとする。
 TWCにより、2012年11月21日全米公開予定。

 ・“Hyde Park on Hudson”(2012/英)
 監督:ロジャー・ミッチェル
 出演:ビル・マーレイ、ローラ・リニー、オリヴィア・ウィリアムズ、サミュエル・ウエスト
 物語:イギリスの王と王妃がニューヨークを訪れた1939年のある週末、フランクリン・ルーズベルトと、彼の遠いいとこに当たるマーガレット・スタックリーとの間に恋が芽生える。
 フォーカス・フィーチャーズにより、2012年12月7日全米公開予定。

 ○.『ホビット 思いがけない冒険』“The Hobbit: An Unexpected Journey”(2012/米・ニュージーランド)
 監督:ピーター・ジャクソン
 出演:マーティン・フリーマン、イアン・マッケラン、リチャード・アーミテージ、アンディー・サーキス
 物語:「後にフロド・バギンズの養父となるホビット族の青年ビルボ・バギンズは、魔法使いガンダルフの推挙により、ドワーフ王トーリン・オーケンシールドをはじめとする13人のドワーフ族と共に、邪竜スマウグに奪われた彼らの祖国と財宝を奪還するため、はなれ山エレボールへの冒険に出発する。」
 製作:ピーター・ジャクソン、フラン・ウォルシュ、キャロリン・カニンガム
 脚本:フラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン、ギレルモ・デル・トロ、ピーター・ジャクソン
 撮影:アンドリュー・レスニー
 編集:シャベツ・オルセン
 美術:ダン・ヘナ
 音楽:ハワード・ショア
 ワーナー/ニュー・ライン=MGMにより2012年12月14日全米公開予定。日本でもワーナーにより同日公開。


 ○“Les Misérables”(2012/英)
 監督:トム・フーパー
 出演:ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、ヘレナ・ボナム・カーター
 ヴィクトル・ユーゴー原作の『レ・ミゼラブル』を舞台化したの同名作品の映画化。
 製作:ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、デブラ・ヘイワード、キャメロン・マッキントッシュ
 脚本:Alain Boublil、Herbert Kretzmer、ウィリアム・ニコルソン、Claude-Michel Schonberg
 撮影:ダニー・コーエン
 編集:クリス・ディケンズ
 美術:イヴ・スチュワート
 衣裳:パコ・デルガド
 ユニバーサル・ピクチャーズにより、2012年12月14日全米公開、2013年1月11日イギリス公開予定。


 ○“Zero Dark Thirty”(2012)
 監督:キャスリン・ビグロー
 出演:クリス・プラット、ジェシカ・チャスティン、ジョエル・エドガートン、ジェイソン・クラーク
 物語:ネイビー・シールズのチームが、オサマ・ビン・ラディンを追跡する。
 製作:キャスリン・ビグロー、マーク・ボール、ミーガン・エリソン
 脚本:マーク・ボール
 コロンビア・ピクチャーズにより2012年12月19日全米公開予定。


 ○“Life of Pi”(2012)
 監督:アン・リー
 出演:Suraj Sharma、イルファン・カーン、トビー・マグワイア、Adil Hussain
 物語:パイは、動物園を経営しているインド人一家の息子だが、やがて太平洋上を何ヶ月も漂流する冒険をすることになる。
 製作:アン・リー、デイヴィッド・ウォマーク、ギル・ネッター
 脚本:デイヴィッド・マギー
 撮影:クラウディオ・ミランダ
 美術:デイヴィッド・グロップマン
 衣裳:アージュン・バーシン
 音楽:マイケル・ダナ
 20世紀フォックス/Fox2000により2012年12月21日全米公開予定。


 ○“Lincoln”(2012)
 監督:スティーヴン・スピルバーグ
 出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、トミー・リー・ジョーンズ、ダニエル・デイ=ルイス、マイケル・スタールバーグ
 物語:合衆国第6代大統領のリンカーンは、南北戦争で北軍を勝利に導く。
 製作:キャスリーン・ケネディー、スティーヴン・スピルバーグ
 脚本:トニー・クシュナー、ジョン・ローガン、Paul Webb
 撮影:ヤヌス・カミンスキー
 編集:カイケル・カーン
 美術:リック・カーター
 衣裳:ジョアンナ・ジョンストン
 音楽:ジョン・ウィリアムズ
 20世紀フォックス/ドリームワークスにより2012年12月25日公開予定。日本では20世紀フォックスにより2013年公開予定。


 ○“Django Unchained”(2012)
 監督:クエンティン・タランティーノ
 出演:ジェイミー・フォックス、ドン・ジョンソン、レオナルド・ディカプリオ、ケリー・ワシントン
 物語:奴隷から賞金稼ぎに転じた男が、人の助けを借りつつ、ミシシッピの残忍なプランテーションのオーナーから妻を取り戻そうとする。
 製作:ハーヴェイ・ワインスタイン、ステイシー・シェア、レジナルド・ハドリン、Pilar Savone
 脚本:クエンティン・タランティーノ
 撮影:ロバート・リチャードソン
 編集:フレッド・ラスキン
 美術:J・マイケル・リーヴァ
 衣裳:シャレン・デイヴィス
 ソニー・ピクチャーズ/TWCにより2012年12月25日全米公開予定。


 ・“The Great Gatsby”(米・オーストラリア)(2012)
 監督:バズ・ラーマン
 出演:レオナルド・ディカプリオ、キャリー・マリガン、ジョエル・エドガートン、トビー・マグワイア
 『華麗なるギャツビー』の映画化。
 ワーナー・ブラザースにより2012年12月25日公開予定。

 ○“Great Expectations”(2012/英)
 監督:マイク・ニューウェル
 出演:ヘレナ・ボナム・カーター、レイフ・ファインズ、ジェレミー・アーヴィン、ジェイソン・フレミング
 チャールズ・ディケンズの『大いなる遺産』の映画化。
 製作:エリザベス・カールセン、エマニュエル・マイケル、スティーヴン・ウーリー、David Faigenblum
 脚本:デイヴィッド・ニコルズ
 撮影:ジョン・マシソン
 編集:タリク・アンウォー
 イギリスはライオンズゲートにより公開予定。公開日未定。


 ○“The Master”(2012)
 監督:ポール・トーマス・アンダーソン
 出演:エイミー・アダムス、ホアキン・フェニックス、フィリップ・シーモア・ホフマン、ローラ・ダーン
 物語:1950年代。「マスター」と呼ばれるカリスマ的な男性と彼の片腕となる若き風来坊の作った組織がアメリカで人気を博していく。
 元々はサイエントロジーの創始者L・ロン・ハバートの物語として企画されたが、その後、全く異なる物語になったと伝えられている。
 製作:ポール・トーマス・アンダーソン、ミーガン・エリソン、ダニエル・ルピ、ジョアン・セラー
 脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
 撮影:ミハイ・マラメイア・ジュニア
 編集:ピーター・マクナルティ
 美術:デイヴィッド・クランク、ジャック・フィスク
 衣裳:マーク・ブリッジス
 音楽:ジョニー・グリーンウッド
 TWCにより公開予定。公開日未定。


 ○“The Surrogate”(2012)
 監督:ベン・リューイン(Ben Lewin)
 出演:ジョン・ホークス、ヘレン・ハント、ウィリアム・H・メイシー、ムーン・ブラッドグッド
 物語:36歳のマーク・オブライエンは、詩人で、ヘビースモーカーのジャーナリストだった。彼は、童貞が捨てたくて、セラピストと司祭のアドバイスを受け、本物の男になるためにプロのセックス代行サービス(サロゲート)にコンタクトを取る。
 サンダンス映画祭2012 審査員特別賞(アンサンブル賞)&観客賞受賞。
 製作:スティーヴン・ネメス、Judi Levine
 脚本:ベン・リューイン
 撮影:ジェフリー・シンプソン
 編集:リサ・ブロムウェル
 美術:ジョン・モット
 音楽:マルコ・ベルトラミ
 Foxサーチライト・ピクチャーズ配給にて全米公開予定。公開日未定。


 ・“Gambit”(2012)
 監督:マイケル・ホフマン
 出演:キャメロン・ディアス、スタンリー・トゥッチ、アラン・リックマン、コリン・ファース
 物語:学芸員のハリーは、テキサスのカウガールのPJと組んで、お金持ちをだまして、偽者のモネを売りつけようとする。
 CBS Filmsにより全米公開予定。公開日未定。日本ではギャガ配給にて2013年公開予定。

 ・“Rust & Bone”(ベルギー・仏)(2012)
 監督:ジャック・オディアール
 出演:マリオン・コティヤール、マティアス・スーナールツ、ブーリ・ランネール、Céline Sallette
 2012年5月17日フランス公開。ソニー・ピクチャーズ・クラシックスにより全米公開予定。公開日未定。

 ・“Low Life”(2012)
 監督:ジェームズ・グレイ
 出演:ジェレミー・レナー、マリオン・コティヤール、ホアキン・フェニックス、アンジェラ・サラフィアン
 物語:無垢な移民の女性が、だまされて、バーレスクの世界に入れられるが、1人のマジシャンが彼女を救い出し、エリス島に留め置かれている妹と再会させてあげようとする。
 公開未定。

 ・“Only God Forgives”(2012/仏・デンマーク)
 監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
 出演:ライアン・ゴズリング、クリスティン・スコット・トーマス、Yayaying、Vithaya Pansringarm
 物語:バンコクの警察官とギャングが、ムエタイのリングで対決する。
 •RADiUS-TWCにより全米公開予定。公開日未定。2013?

 ・“Trash”(2013?)
 監督:スティーヴン・ダルドリー
 物語:第三世界のある国。3人の子どもがゴミの中で発見をし、警官に追われることになり、自分たちで誤解を解こうとする。

 ・“Inside Llewyn Davis”(2013?)
 監督:ジョエル&イーサン・コーエン
 出演:キャリー・マリガン、ジャスティン・ティンバーレイク、ギャレット・ヘドランド、ジョン・グッドマン
 物語:シンガー・ソング・ライターが1960年代のニューヨークのフォークソングをナビゲートする。

 ・“My Fair Lady”(????)
 出演:キャリー・マリガン

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 【部門ごとの予想】

 ◆監督賞
 ◎スティーヴン・スピルバーグ “Lincoln”
 ◎ポール・トーマス・アンダーソン “The Master”
 ○クリストファー・ノーラン 『ダークナイト ライジング』
 ○トム・フーパー “Les Miserables”
 ○アルフォンソ・キュアロン “Gravity”
 ○ベン・アフレック “Argo”
 ・テレンス・マリック タイトル未定
 ・キャスリン・ビグロー “Zero Dark Thirty”
 ・アン・リー “Life of Pi”
 ・ジョー・ライト “Anna Karenina”
 ・クエンティン・タランティーノ “Django Unchained”

 ◆主演男優賞
 ◎ダニエル・デイ=ルイス “Lincoln”
 ◎ジョン・ホークス “The Surrogate”
 ○レオナルド・ディカプリオ “The Great Gatsby”
 ○フィリップ・シーモア・ホフマン “The Master”
 ○ヒュー・ジャックマン “Les Miserables”
 ○ビル・マーレイ “Hyde Park on Hudson”
 ○クリント・イーストウッド “Trouble With The Curve”
 ・エイドリアン・ブロディー “Detachment”
 ・マイケル・ダグラス “Behind the Candelabra”
 ・ブラッド・ピット “Cogan's Trade”
 ・ジョニー・デップ “Dark Shadows”
 ・ジェイミー・フォックス “Django Unchained”
 ・デンゼル・ワシントン “Flight”
 ・テレンス・スタンプ “Song For Marion”
 ・ライアン・ゴズリング “The Place Beyond The Pines”

 ◆主演女優賞
 ◎ヴィオラ・デイヴィス “Won't Back Down”
 ○キーラ・ナイトレイ “Anna Karenina”
 ○ヘレン・ハント “The Surrogate”
 ○サンドラ・ブロック “Gravity”
 ○ローラ・リニー “Hyde Park on Hudson”
 ○レイチェル・マクアダムス タイトル未定 テレンス・マリック作品
 ○ジュリアン・ムーア “What Maisie Knew”
 ・ユマ・サーマン “Savages”
 ・メリル・ストリープ “Great Hope Springs”
 ・アマンダ・セイフライド “Lovelace”
 ・マリオン・コティヤール “Lowlife”または“Rust & Bone”
 ・Quvenzhane Wallis “Beasts of the Southern Wild”
 ・キャリー・マリガン “The Great Gatsby”
 ・クリステン・ウィグ “Imogene”

 ◆助演男優賞
 ◎レオナルド・ディカプリオ “Django Unchained”
 ○トミー・リー・ジョーンズ “Lincoln”
 ○トム・ハーディー 『ダークナイト ライジング』
 ○ラッセル・クロウ “Les Miserables”
 ・トビー・マグワイア “The Great Gatsby”
 ・アレキサンダー・スカルスガルド “What Maisie Knew”
 ・ブラッドリー・クーパー “The Place Beyond The Pines”
 ・ホアキン・フェニックス “The Master”
 ・ロバート・デニーロ “The Silver Linings Playbook”
 ・ウィリアム・H・メイシー “The Surrogate”
 ・ジョン・グッドマン “Argo”
 ・ブライアン・クランストン “Argo”
 ・デイヴィッド・ストラザーン “Lincoln”
 ・ショーン・ペン “The Gangster Squad”

 ◆助演女優賞
 ◎サリー・フィールド “Lincoln”
 ◎エイミー・アダムス “The Master”または“Trouble with the Curve”
 ○キャリー・マリガン “The Great Gatsby”または“Inside Llewyn Davis”
 ○ヴァネッサ・レッドグレーヴ “Song For Marion”
 ・アマンダ・セイフライド “Les Miserables”
 ・ティルダ・スウィントン “Moonrise Kingdom”
 ・ヘレナ・ボナム・カーター “Great Expectations”
 ・サマンサ・バークス “Les Miserables”
 ・アネット・ベニング “Imogene”
 ・ケリー・マクドナルド “Anna Karenina”
 ・ローラ・ダーン “The Master”
 ・ニコール・キッドマン “The Paperboy”
 ・マギー・ギレンホール “Won't Back Down”
 ・アン・ハサウェイ “Les Miserables”
 ・オリヴィア・ウィリアムズ “Hyde Park on Hudson”

 ◆オリジナル脚本賞
 ○ポール・トーマス・アンダーソン “The Master”
 ○マーク・ボール “Zero Dark Thirty”
 ○ブレンダ・チャップマン、アイリーン・メッキ 『メリダとおそろしの森』“Brave”
 ○ベン・リューイン “The Surrogate”
 ○クエンティン・タランティーノ “Django Unchained”
 ・アルフォンソ・キュアロン、Jonas Cuaron、ロドリゴ・ガルシア “Gravity”
 ・リチャード・ネルソン “Hyde Park on Hudson”
 ・ウェス・アンダーソン ロマン・コッポラ “Moonrise Kingdom”
 ・Paul Andrew Williams “Song For Marion”

 ◆脚色賞
 ○トニー・クシュナー、ジョン・ローガン、Paul Webb “Lincoln”
 ○デイヴィッド・マギー “Life of Pi”
 ○ウィリアム・ニコルソン “Les Miserables”
 ○トム・ストッパード “Anna Karenina”
 ○Chris Terrio “Argo”
 ・デイヴィッド・O・ラッセル “The Silver Linings Playbook”
 ・フラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン、ギレルモ・デル・トロ、ピーター・ジャクソン 『ホビット 思いがけない冒険』“The Hobbit: An Unexpected Journey”
 ・デイヴィッド・クローネンバーグ “Cosmopolis”
 ・ホセ・リベーラ “On The Road”
 ・Carroll Cartwright、Nancy Doyne “What Maisie Knew”

 ◆長編アニメーション賞

 ◎『メリダとおそろしの森』“Brave”(ピクサー/ディズニー) 監督:マーク・アンドリュース、ブレンダ・チャップマン
 ○『借りぐらしのアリエッティ』“The Secret World Of Arrietty”(ディズニー) 監督米林宏昌
 ・“The Pirates! Band Of Misfits”(アードマン/ソニー・ピクチャーズ) 監督:ピーター・ロード、Jeff Newitt
 ・“Rise Of The Guardians”(ドリームワークス) 監督:ピーター・ラムジー
 ・“Pablo”(Goldstreet Films) 監督:Richard Goldgewicht

 『借りぐらしのアリエッティ』の全米での評価は高く、現在、米国アカデミー賞2013長編アニメーション賞の「対抗」の位置につけています。『借りぐらしのアリエッティ』がアカデミー賞の規定を満たしているのかどうかはわかりませんが、この調子でいけば、ノミネートは有望です。
 受賞に関しては、『借りぐらしのアリエッティ』をハンドリングしているディズニーが「本命」の『メリダとおそろしの森』を抱えていること、そして、そのディズニー&ピクサーが2011年度の雪辱戦として長編アニメーション賞受賞に向けて『メリダとおそろしの森』で全力でかかってくるのは確実なので、『借りぐらしのアリエッティ』が長編アニメーション賞を受賞する目はほぼありません。でも、まあ、『借りぐらしのアリエッティ』がノミネートされる、もしくはノミネートされるかもしれないということがわかれば、日本でもかなり盛り上がるでしょうから、これはこれでいいのではないでしょうか。

 ◆外国語映画賞

 ・“Just The Wind (Csak A Szel)”(ハンガリー・独・仏) 監督:Benedek Fliegauf
  ベルリン国際映画祭2012 審査員特別賞(銀熊賞)受賞。
 ・“Young & Wild (Joven Y Alocada)”(チリ) 監督:Marialy Rivas
  サンダンス映画祭2012脚本賞受賞。
 ・“Egg And Stone (鶏蛋和石頭)”(中) 監督:ホアン・ジー(黄驥/ Huang Ji)
  ロッテルダム国際映画祭2012 タイガーアワード受賞。
 ・“Yossi (Ha-Sippur Shel Yossi)”(イスラエル) 監督:Eytan Fox
 ・“Tabu”(ポルトガル・独・ブラジル) 監督:ミゲル・ゴメス
  ベルリン国際映画祭2012 国際批評家連盟賞&アルフレッド・バウアー賞受賞。
 ・“Barbara”(独) 監督:クリスチャン・ペツォルト
  ベルリン国際映画祭2012 監督賞(銀熊賞)受賞。
 ・『ファウスト』“Faust”(ロシア) 監督:アレクサンドル・ソクーロフ
 ・“Las Acacias”(アルゼンチン・西) 監督:Pablo Giorgelli
  カンヌ国際映画祭2011 カメラドール受賞。
 ・“A Royal Affair (En Kongelig Affaere)”(デンマーク・スウェーデン・チェコ・独) 監督:ニコライ・アーセル(Nikolaj Arcel)
 ベルリン国際映画祭2012男優賞(銀熊賞)&脚本賞(銀熊賞)受賞。
 ・“Can”(トルコ) 監督:Rasit Celikezer
  サンダンス映画祭2012 審査員特別賞受賞。
 ・“The Waves (Las Olas)”(西) 監督:Alberto Morais
  モスクワ国際映画祭2011 グランプリ&男優賞&国際批評家連盟賞受賞。
 ・“Postcards From The Zoo (Kebun Binatang)”(インドネシア・独・香港・中) 監督:エドウィン
  ベルリン国際映画祭2012 コンペティション部門出品。
 ・“Caesar Must Die (Cesare Deve Morire)”(伊) 監督:パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ
  ベルリン国際映画祭2012 金熊賞受賞。
 ・“Valley Of Saints”(インド・米) 監督:Musa Syee
  サンダンス映画祭2012 観客賞受賞。
 ・“Clip (Klip)”(セルビア) 監督:Maja Milos
  ロッテルダム国際映画祭2012 タイガーアワード受賞。
 ・“White Deer Plain (白鹿原)”(中) 監督:ワン・チュアンアン
  ベルリン国際映画祭2012 芸術貢献賞(撮影/銀熊賞)受賞。
 ・“Sister (L’enfant D’en Haut)”(スイス・仏) 監督:ウルスラ・メイヤー
  ベルリン国際映画祭2012 特別銀熊賞受賞。
 ・“War Witch (Rebelle)”(カナダ) 監督:Kim Nguyen
  ベルリン国際映画祭2012 女優賞(銀熊賞)&エキュメニカル審査員賞スペシャル・メンション受賞。
 ・“Love (Amour)”(オーストリア・仏・独) 監督:ミヒャエル・ハネケ
 ・“The Grandmasters (Yut Doi Jungg Si)”(香港・中) 監督:ウォン・カーウァイ

 上記は、映画ブログ「Never Too Early Movie Prdictions」による米国アカデミー賞2013外国語映画賞の20位までの予想(3月13日付)です。
 米国アカデミー賞外国語映画賞が各国の専門グループにより選出されること、および、その傾向性を考えると、サンダンスやロッテルダムの受賞作など若手の意欲作品が各国代表作品に選ばれることは考えにくく、この予想は、そうした傾向性を全く考慮していない、めぼしい映画祭受賞作品をただ思いつきで並べただけのものだということがわかります。
 「Never Too Early Movie Prdictions」では、こんな調子で100位までリスト化していますが、全く当たらないということもないでしょうから、あくまで参考リストということにとどめておいて、チェックすることにすればよいのではないでしょうか。

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 ドキュメンタリー部門なども書き出したかったのですが、残念ながら文字数が上限に達してしました。なので、今回はここまでにしておきます。

 上記の正しい答えあわせができるのは11ヵ月後ですが、今から8ヵ月後の11月下旬には2012年度全米映画賞レースの大勢が判明しますし、それに先駆けてトロント国際映画祭が終わった9月にはラフな下馬評が出揃っているはずです。それまで約半年。今年の映画賞レースがどうなるか、楽しみに待ちましょう。

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 *当ブログ記事
 ・早くも2012年米国アカデミー賞を予想してみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201103/article_13.html
 ・早くも2011年米国アカデミー賞を予想してみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201003/article_25.html

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