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zoom RSS ドイツ映画批評家賞2012 発表!

<<   作成日時 : 2012/02/15 07:04   >>

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 ドイツ映画批評家賞(VDFK :Der Verband der deutschen Filmkritik)が発表になりました。(2月13日。ノミネーション発表は2月7日でした。)

 ◆作品賞(Spielfilm)
 ・『アルマニヤ―ドイツへようこそ』“Almanya - Willkommen in Deutschland” 監督:ヤセミン・サムデレリ(Yasemin Samdereli)
 ◎『どうする、人生真っただ中』“Halt auf freier Strecke (Stopped On Track)” 監督:アンドレアス・ドレーゼン
 ・“Hell” 監督:Tim Fehlbaum
 ・“Unter dir die Stadt(The City Below)” 監督:Christoph Hochhäusler
 ・“Wer wenn nicht wir (If Not Us, Who?)” 監督:アンドレアス・ファイセル(Andres Veiel)

 ◆第1回作品賞(Spielfilmdebüt)
 ◎『アルマニヤ―ドイツへようこそ』“Almanya - Willkommen in Deutschland 監督:ヤセミン・サムデレリ
 ・“Das Lied in mir(The Day I Was Not Born)” 監督:Florian Cossen
 ・“Der Albaner(The Albanian)” 監督:Johannes Naber
 ・“Hell” 監督:Tim Fehlbaum
 ・“Über uns das All(Above Us Only Sky)” 監督:Jan Schomburg

 ◆男優賞(Darsteller)
 ・ピエール・ボクマ(Pierre Bokma) 『スリーピング・シックネス』“Schlafkrankheit”(監督:ウルリッヒ・ケーラー)
 ・アウグスト・ディール “Wer wenn nicht wir(If Not Us, Who?)”
 ◎Milan Peschel 『どうする、人生真っただ中』“Halt auf freier Strecke(Stopped On Track)”
 ・エドガー・セルジュ(Edgar Selge) “Poll(The Poll Diaries)”(監督:クリス・クラウス)
 ・Constantin von Jascheroff “Picco”(監督:Philip Koch)

 ◆女優賞(Darstellerin)
 ・ハンナー・ヘルツシュプルング(Hannah Herzsprung) “Hell”
 ・ニーナ・ホス “Fenster zum Sommer(Summer Window)”(監督:ヘンドリック・ハンドレーグテン)
 ◎サンドラ・フラー(Sandra Hüller) “Über uns das All(Above Us Only Sky)”
 ・シュテフィ・キューネルト(Steffi Kühnert) 『どうする、人生真っただ中』“Halt auf freier Strecke (Stopped On Track)”
 ・Jessica Schwarz “Das Lied in mir(The Day I Was Not Born)”

 ◆脚本賞(Drehbuch)
 ◎『アルマニヤ―ドイツへようこそ』“Almanya - Willkommen in Deutschland” ヤスミン & Nesrin サムデレリ
 ・“Fenster zum Sommer(Summer Window)” ヘンドリック・ハンドレーグテン(Hendrik Handloegten)
 ・『どうする、人生真っただ中』“Halt auf freier Strecke (Stopped On Track)” アンドレアス・ドレーゼン、Cooky Ziesche
 ・『スリーピング・シックネス』“Schlafkrankheit” ウルリッヒ・ケーラー
 ・“Wer wenn nicht wir(If Not Us, Who?)” アンドレアス・ファイセル(Andres Veiel)

 ◆撮影賞(Kamera)
 ・『どうする、人生真っただ中』“Halt auf freier Strecke (Stopped On Track)” ミシェル・ハモン(Michael Hammon)
 ・“Hell” Markus Förderer
 ◎“Poll(The Poll Diaries)” ダニーラ・ナップ(Daniela Knapp)
 ・“Unter dir die Stadt(The City Below)” Bernhard Keller
 ・『アンダー・コントロール』“Unter Kontrolle”(監督:フォルカー・ザッテル) フォルカー・ザッテル(Volker Sattel)

 ◆編集賞(Schnitt)
 ・『アルマニヤ―ドイツへようこそ』“Almanya - Willkommen in Deutschland” Andrea Mertens
 ・『どうする、人生真っただ中』“Halt auf freier Strecke (Stopped On Track)” Jörg Hauschild
 ・“Hell” Andreas Menn
 ・“Lollipop Monster”(監督:Ziska Riemann) Dirk Grau
 ◎『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』(監督:ヴィム・ヴェンダース) トニ・フロッシュハマー(Toni Froschhammer)
 ・“Poll(The Poll Diaries)” ウータ・シュミット(Uta Schmidt)

 ◆音楽賞(Musik)
 ・『アルマニヤ―ドイツへようこそ』“Almanya – Willkommen in Deutschland” ゲルト・バウマン(Gerd Baumann)
 ◎“Lollipop Monster” Ingo Ludwig Frenzel
 ・“Poll(The Poll Diaries)” アネッテ・フォックス(Annette Focks)
 ・“Sommer der Gaukler”(監督:マーカス・H・ローゼンミューラー(Marcus H. Rosenmüller))  ゲルト・バウマン
 ・“Unter dir die Stadt(The City Below)” Benedikt Schiefer

 ◆ドキュメンタリー賞(Dokumentarfilm)
 ・“Der Fall Chodorkowski” 監督:Cyril Tuschi
 ・『世界最古の洞窟壁画3D 忘れられた夢の記憶』“Die Höhle der vergessenen Träume” 監督:ヴェルナー・ヘルツォーク
 ・“Gerhard Richter – Painting” 監督:Corinna Belz
 ◎『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』 監督:ヴィム・ヴェンダース
 ・『アンダー・コントロール』“Unter Kontrolle” 監督:フォルカー・ザッテル

 ◆名誉賞(Ehrenpreis)
 ◎Darius Ghanai(タイトル・デザイナー)

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 主な作品のノミネート&受賞状況は以下の通りです。

 ・『どうする、人生真っただ中』“Halt auf freier Strecke (Stopped On Track)”(2/6):作品・男優・女優・脚本・撮影・編集
 ・『アルマニヤ―ドイツへようこそ』“Almanya - Willkommen in Deutschland”(2/5):作品・第1回・脚本・編集・音楽
 ・“Hell”(0/5):作品・第1回・女優・撮影・編集
 ・“Poll(The Poll Diaries)”(1/4):男優・撮影・編集・音楽
 ・“Unter dir die Stadt(The City Below)”(0/3):作品・撮影・音楽
 ・“Wer wenn nicht wir (If Not Us, Who?)”(0/3):作品・男優・脚本
 ・『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』(2/2):編集・ドキュメンタリー
 ・“Über uns das All(Above Us Only Sky)”(1/2):第1回・女優
 ・“Lollipop Monster”(1/2):編集・音楽
 ・“Das Lied in mir(The Day I Was Not Born)”(0/2):第1回・女優
 ・『スリーピング・シックネス』(0/2):男優・脚本
 ・“Fenster zum Sommer(Summer Window)”(0/2):女優・脚本
 ・『アンダー・コントロール』(0/2):撮影・ドキュメンタリー
 ・“Der Albaner(The Albanian)”(0/1):第1回
 ・“Picco”(0/1):男優
 ・“Sommer der Gaukler”(0/1):音楽

 ドイツ映画批評家賞は、対象作品が、2011年1月1日〜12月31日にドイツ国内で劇場公開されたということになっていて、公開待機中の作品を含むバイエルン映画賞や、もう少し対象時期が後にずれるドイツ映画賞(5月発表)などと比べて、遅いので、「1年遅れ」に見えてしまったりする作品があります。前年の作品を対象とする映画賞というのであれば、これが正しいあり方なのですが。

 受賞結果としては、そんなに多くもない賞を複数の作品で細かく分ける結果になりました。
 これぞ2011年を代表するドイツ映画、というような強い作品はなかったようです。

 2011年は、国際的に話題になったドイツ映画は多くはなく、せいぜいでヴェンダース作品とヘルツォーク作品くらいだったので、まあ、順当なところでしょうか。

 *当ブログ記事

 ・ドイツ映画批評家賞2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_43.html
 ・ドイツ映画批評家賞2011 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_26.html
 ・ドイツ映画批評家賞2010 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_24.html
 ・ドイツ映画批評家賞2010 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_31.html

 ・ドイツ映画賞2011 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201105/article_17.html

 ・バイエルン映画賞2012 発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201202/article_9.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2012年1月〜6月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_1.html

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 以下に、簡単に受賞作品を紹介しておきます。

 ・『どうする、人生真っただ中』“Halt auf freier Strecke(Stopped On Track)”(独) 監督:アンドレアス・ドレーゼン
 出演:Milan Peschel、シュテフィ・キューネルト(Steffi Kühnert)、Bernhard Schütz、Talisa Lilly Lemke、ウルスラ・ヴェルナー(Ursula Werner)、Mika Nilson Seidel、Otto Mellies
 物語:彼は医者にもう余命いくばくもないことを告げられる。残された時間は決まっていた。どうして僕で、どうして今なんだ? 妻と子供、両親、友達、隣人に、過去の愛人……。彼の人生の一部となった人々を後に残して彼だけが逝かなければならない。毎日一つのちょっとした別れ。徐々に減る言葉、長くなる沈黙。窓の外では、年月が色を変えていく。死、最後の仕事。全くの孤独でありながら、ひとりではない、それもいいのかもしれない……。
 アンドレアス・ドレーゼン版の『生きる』。
 カンヌ国際映画祭2011ある視点部門出品。ある視点賞受賞。
 バイエルン映画賞2012 作品賞&演技賞受賞。

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 ・『アルマニヤ―ドイツへようこそ』“Almanya-Willkommen in Deutschland”(独) 監督:ヤセミン・サムデレリ(Yasemin Samdereli)
 出演:Vedat Erincin、Fahri Yardim、Aylin Tezel、Lilay Huser、Demet Gül、Denis Moschitto、Petra Schmidt-Schaller
 1964年9月10日、ドイツへの外国人出稼ぎ労働者が1000000人に達する。この映画は1000001人目の出稼ぎ労働者Hüseyin Yilmazとその家族の45年におよぶ物語で、Yasemin Samdereliが監督を、その妹が脚本家を務めている。
 物語:6歳のCenk Yilmazは、ドイツ人のサッカーチームにもトルコ人のサッカーチームにも入れてもらえず、自分のアイデンティティーに悩み始める。そんな時、22歳のいとこCananが、おじいちゃんであるHüseyin Yilmazのことについての話を聞かせてくれる。Hüseyin Yilmazがドイツに住んでしばらく経った頃、彼は、予告なしにトルコに家を買ったことを家族に告げ、家族全員でトルコに帰ることに決める。しかし、それは思いも寄らぬ結果を迎える……。
 ベルリン国際映画祭2011 アウト・オブ・コンペティション部門出品。
 ドイツ映画賞2011 脚本賞受賞。

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 ・“Über uns das All(Above Us Only Sky)”(独) 監督:Jan Schomburg
 出演:サンドラ・フラー(Sandra Hüller)、ゲオルク・フリードリヒ(Georg Friedrich)、Felix Knopp
 物語:マーサには、快適な家があり、愛するポールがいて、彼女はただ明るい未来だけを見つめていた。ところが、ある日、家に警察官がやってきて、彼女の生活は根底から覆されてしまう。彼女が何年も一緒に暮らしていたポールは、彼女が知っていると思っていた人間ではなかったのだ。彼女は幻を愛していたのか……。
 ベルリン国際映画祭2011 パノラマ部門出品。Label Europa Cinemas受賞。

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 ・“Poll(The Poll Diaries)”(独・オーストリア・エストニア) 監督:クリス・クラウス
 出演:Paula Beer、エドガー・セルジュ(Edgar Selge)、Tambet Tuisk、Jeanette Hain
 物語:1914年の夏。オダ・シェーファーは、母の死をきっかけに、ベルリンから、ドイツ系ロシア貴族の血を引く一族の持つエストニアの土地に移り住むことになる。父は、外科医で、彼は、オダに、母の棺とともに、双頭の胎児のビン詰を運ぶように頼んでいたが、それは彼のグロテスクなコレクションに収めるためであった。彼は、オダが、落ち着いて、猫の遺体の縫合をやってのけるのを見て、娘の中に自分と同じ血が流れていると感じるが、実は、彼とオダとの共通点は科学に対する好奇心しかないのだった(それをオダ自身は気づいていたが、父は理解していなかった)。父が強迫観念にかられたように実験に傾倒していくのに対して、オダは、持ち前の知性で、的確に物事の是非を学んでいくのだった。ある日、オダは、大怪我をしたアナーキストを見つけて、手当てするが、やがてそのことが家族を思いも拠らぬ危機に陥らせることになる……。
 『4分間のピアニスト』のクリス・クラウス監督の最新作。
 バイエルン映画賞2011 男優賞(エドガー・セルジュ)・美術賞・新人女優賞(Paula Beer)受賞。
 ドイツ映画賞2011 助演男優賞(リッキー・ミューラー)・撮影賞・美術賞・衣裳賞受賞。

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 ・“Lollipop Monster”(独) 監督:Ziska Riemann
 出演:ニコレッテ・クレビッツ(Nicolette Krebitz)、サラ・ホーヴァス(Sarah Horváth)、Jella Haase、Sandra Borgmann、Thomas Wodianka
 物語:2人の少女、アリとオーナは、自由になりたかった。彼女たちの愛するバンドTierのフロント・メンバー「バロン」の唄う歌のように、本能のままに生きたかった。しかし、家族は、彼女たちのことを全く気にかけないし、話もしない。2人は、本能のままにマンハントにでかけ、アーバン・ジャングルにもぐり、バロンと踊り、自らの牙をむき出しにする。ところが、アリが、オーナの大嫌いな叔父ルーカスと関係を持ったことを知って、オーナはひどく傷つき、自分の殻の中に閉じこもってしまう。
 バイエルン映画賞2012 新人女優賞(Jella Haase)&撮影賞受賞。

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