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zoom RSS メラニー・ロランの監督作品も! リュミエール賞2012 ノミネーション発表!

<<   作成日時 : 2011/12/22 21:23   >>

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 外国人記者によるフランス映画の映画賞(フランス版ゴールデン・グローブ賞のようなもの)、第17回リュミエール賞のノミネーションが発表になりました。(12月20日)

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 ◆作品賞
 ・『ある娼館の記憶』“L’Apollonide, souvenirs de la maison close” 監督:ベルトラン・ボネロ
 ・『アーティスト』 監督:ミシェル・アザナヴィシウス
 ・“L’exercice de l’Etat (The Minister)” 監督:ピエール・ショレール
 ・“Le Havre” 監督:アキ・カウリスマキ
 ・『最強のふたり』“Intouchables” 監督:エリック・トレダノ(Eric Toledano)、オリヴィエ・ナカシェ(Olivier Nakache)

 ◆監督賞
 ・ベルトラン・ボネロ 『ある娼館の記憶』
 ・ミシェル・アザナヴィシウス 『アーティスト』
 ・アキ・カウリスマキ “Le Havre”
 ・マイウェン “Polisse”
 ・ピエール・ショレール “L’exercice de l’Etat (The Minister)”

 ◆男優賞
 ・ジャン・デュジャルダン 『アーティスト』
 ・オリヴィエ・グルメ “L’exercice de l’Etat (The Minister)”
 ・ジョーイ・スタール(JoeyStarr) “Polisse”
 ・オマール・シー(Omar Sy 『最強のふたり』“Intouchables”
 ・アンドレ・ウィルム “Le Havre”

 ◆女優賞
 ・ベレニス・ベジョ 『アーティスト』
 ・カトリーヌ・ドヌーヴ、キアラ・マストロヤンニ “Les bien-aimés (The Beloved)”(監督:クリストフ・オノレ)
 ・ヴァレリー・ドンゼッリ(Valérie Donzelli)  『宣戦布告』“La guerre est déclarée (Declaration of War)”(監督:ヴァレリー・ドンゼッリ)
 ・Marina Fois、カリン・ヴィアール “Polisse”(監督:マイウェン)
 ・Clothilde Hesme “Angèle et Tony (Angèle and Tony)”

 ◆新人男優賞
 ・Grégory Gadebois “Angèle et Tony (Angèle and Tony)”(監督:Alix Delaporte)
 ・ギヨーム・グイ(Guillaume Gouix) “Jimmy Rivière”(監督:Teddy Lussi-Modeste)
 ・Raphaël Ferret “Présumé coupable (Beyond a Reasonable Doubt)”(監督:Vincent Garenq)
 ・ドゥニ・メノーシェ(Denis Menochet) “Les adoptés (The Adopted)”(監督:メラニー・ロラン)
 ・Mahmoud Shalaby “Les hommes libres (Free Men)”(監督:イスマイル・フェルーキ(Ismaël Ferroukhi))

 ◆新人女優賞
 ・アリス・バルノル(Alice Barnolle) 『ある娼館の記憶』
 ・アデル・エネル(Adèle Haenel) 『ある娼館の記憶』
 ・ゾエ・エラン(Zoé Heran) 『トムボーイ』(監督:セリーヌ・シアマ)
 ・セリーヌ・サレット(Céline Sallette) 『ある娼館の記憶』
 ・Anamaria Valtoromei “My Little Princess”(監督:エヴァ・イヨネスコ)

 ◆脚本賞
 ・ベルトラン・ボネロ 『ある娼館の記憶』
 ・ロベール・ゲディギャン、ジャン=ルイ・ミレシ(Jean-Louis Milesi) “Les Neiges De Kilimandjaro”(監督:ロベール・ゲディギャン)
 ・ミシェル・アザナヴィシウス 『アーティスト』
 ・マイウェン、エマニュエル・ベルコ “Polisse”
 ・ピエール・ショレール “L’exercice de l’Etat (The Minister)”

 ◆フランス語外国映画賞(Meilleur Film Francophone)
 ・“Curling”(カナダ) 監督:Denis Cote
 ・“Et maintenant, on va où? (Where Do We Go Now?)”(仏・レバノン・伊) 監督:ナディーン・ラバキ
 ・『灼熱の魂』(カナダ・仏) 監督:デニ・ヴィルヌーヴ
 ・『少年と自転車』(ベルギー・仏・伊) 監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
 ・“Les géants (The Giants)”(ベルギー・ルクセンブルク・仏) 監督:ブーリ・ランネール

 ◆スペシャル・メンション
 ◎Uggy 『アーティスト』に出演している犬

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 主な作品のノミネート状況は以下の通りです。

 ・『ある娼館の記憶』(6):作品・監督・新人女優・新人女優・新人女優・脚本
 ・『アーティスト』(5):作品・監督・男優・女優・脚本
 ・“L’exercice de l’Etat (The Minister)”(4):作品・監督・男優・脚本
 ・“Polisse”(4):監督・男優・女優・脚本
 ・“Le Havre”(3):作品・監督・男優
 ・『最強にふたり』(2):作品・男優
 ・“Angèle et Tony (Angèle and Tony)”(2):女優・新人男優

 う〜ん、どうなのかな、このラインナップは。

 『アーティスト』は、全米映画賞レースでもひとり気を吐いていますが、そのほかは、アキ・カウリスマキ作品まで取り込まなければならなかったりして、いかにも駒が足りない感じがしますね。ルイ・デリュック賞のノミネーションを見た時はそんなことは感じなかったんですが。
 『カルロス』や『神々と男たち』、『さすらいの女神たち』、『ゴースト・ライター』、『イリュージョニスト』、『トスカーナの贋作』、『しあわせの雨傘』などが上位を争っていた昨年度と比べると、やはり格段に見劣りがしますね。

 最多ノミネートは、カンヌ国際映画祭2011コンペティション部門に出品された『ある娼館の記憶』ですが、これが最多ノミネートになるっていうのもどうなのかなと思ってしまいました。

 ま、最終的には、全米映画賞レースと同じく、『アーティスト』が最多受賞になる可能性もありますが。

 受賞結果発表は、2012年1月13日です。

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 *当ブログ記事
 ・リュミエール賞2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_49.html
 ・リュミエール賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_32.html
 ・リュミエール賞2010 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_33.html
 ・リュミエール賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_28.html
 ・リュミエール賞2009 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200812/article_33.html
 ・リュミエール賞2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200901/article_25.html

 ・ルイ・デリュック賞2010 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201111/article_22.html
 ・ルイ・デリュック賞2011 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_36.html

 ・映画祭&映画賞カレンダー 2011年6月〜2012年2月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201106/article_3.html

 追記:
 ・リュミエール賞2012 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_29.html

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 主なノミネート作品を以下に簡単に紹介しておきます。

 ・『ある娼館の記憶』“L'Apollonide (Souvenirs de maison close) (House of Tolerance)”(仏) 監督:ベルトラン・ボネロ
 出演:ノエミ・ルヴォフスキー、アフシア・エルジ、セリーヌ・サレット(Céline Sallette)、ジャスミン・トリンカ、アデル・エネル(Adèle Haenel)、アリス・バルノル(Alice Barnole)、イリアナ・ザベット(Iliana Zabeth)
 物語:20世紀初めのパリの高級娼館。ある娼婦は、客に顔を切り裂かれたせいで、いつも不気味に笑っているかのように見えるようになり、他の娼婦の世話をするか、特殊な好みの客の相手をするようになる。また、若い娘が娼婦になるために地方から上京してきて、先輩娼婦にいろいろと教わる。景気がよさそうに見えた店もやがて経営危機に追い込まれ、正式に店じまいが決まる。店は、最後に、これまでの感謝を込めて、客たちを無料で招いて、仮面パーティーを開くことにする……。
 カンヌ国際映画祭2011コンペティション部門出品。
 ルイ・デリュック賞2011ノミネート。

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 ・『アーティスト』(仏) 監督:ミシェル・アザナヴィシウス
 出演:ジャン・デュジャルダン(Jean Dujardin)、ベレニス・ベジョ(Bérénice Bejo)、ジョン・グッドマン、ジェームズ・クロムウェル、ペネロープ・アン・ミラー、ミッシー・パイル(Missi Pyle)
 物語:1927年、ハリウッド。ジョージ・バレンタインはサイレント映画の人気スター。しかし、トーキーの到来が彼の存在感を薄め、忘却の中へと彼を追いやる。一方、若い端役のペピー・ミラーはスターダムに押し上げられていく。
 フランス映画だけれど、英語の作品。
 カンヌ国際映画祭2011 コンペティション部門出品。男優賞(ジャン・デュジャルダン)、パルム・ドッグ受賞。
 ヨーロッパ映画賞2011 作曲賞受賞。作品賞・男優賞・撮影賞ノミネート。
 ルイ・デリュック賞2011ノミネート。

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 ・“L'Exercice de l'Etat (The Minister)”(仏・ベルギー) 監督:ピエール・ショレール(Pierre Schoeller)
ピエ演:オリヴィエ・グルメ、ミシェル・ブラン、ザブー・ブライトマン(Zabou Breitman)、ロラン・ストーケル(Laurent Stocker)、Sylvain Deblé
 物語:バスが峡谷へ転落したのをきっかけに、次々と連鎖的に事件が起こり、運輸大臣Bertrand Saint-Jeanは思いもかけぬ混乱に巻き込まれていく。
 『ベルサイユの子』のピエール・ショレール監督の最新作。
 カンヌ国際映画祭2011 ある視点部門出品。国際批評家連盟賞受賞。
 ルイ・デリュック賞2011ノミネート。

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 ・“Le Havre”(フィンランド・仏・独) 監督:アキ・カウリスマキ
 出演:アンドレ・ウィルム(André Wilms)、カティー・オウティネン、ジャン=ピエール・ダルッサン、Blondin Miguel、エリナ・サロ(Elina Salo)、イヴリーヌ・ディディ(Evelyne Didi)、Quoc Dung Nguyen、Laika
 物語:元人気作家だったボヘミアンのマルセル・マルクスは、港町ルアーブルで隠棲生活を送っていた。彼は、大切な仕事だけれど、ほとんど儲からない靴磨きという仕事をしながら、人と身近に接することのできる喜びを感じていた。作家として大成するという夢をあきらめ、馴染みのビストロと、靴磨きと、妻アレッティとの生活いうトライアングルの中で幸せに暮らしていた。そんなある日、アフリカ出身の黒人の移民の子供と出会う。同じ頃、妻が重病に冒されて寝たきりとなる。マルセルは、生来の楽観主義と近所の人々との堅い連帯感を味方に、人間の無関心という冷たい壁に立ち向かっていく。しかし、彼の前には、西側法治国家の無分別な仕組みが立ちはだかり、難民の少年は警察という万力によって次第に締め付けられていく。マルセルが自分の靴を磨いて立ち上がるときがやってきた。
 カンヌ国際映画祭2011 コンペティション部門出品。国際批評家連盟賞、エキュメニカル審査員賞スペシャル・メンション、パルム・ドッグ特別審査員賞受賞。
 ヨーロッパ映画賞2011 作品賞・監督賞・男優賞・脚本賞ノミネート。
 ルイ・デリュック賞2011受賞。

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 ・『最強のふたり』“Intouchables”(仏) 監督:エリック・トレダノ(Eric Toledano)、オリヴィエ・ナカシュ(Olivier Nakache)
 出演:フランソワ・クリュゼ、オマール・シー(Omar Sy)、アンヌ・ル・ニ(Anne Le Ny)、オドレイ・フルーロ(Audrey Fleurot)、クロティルド・モレ(Clotilde Mollet)
 物語:パラグライダーによる事故で四肢付随になってしまった貴族が刑務所から釈放されたばかりの男を介護人として雇う。最初は衝突ばかりしていた2人は、やがて心を通い合わせるようになっていく。
 東京国際映画祭2011 コンペティション部門出品。東京サクラグランプリ&男優賞(フランソワ・クリュゼ、オマール・シー)受賞。

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 ・“Polisse (Police)”(仏) 監督:マイウェン(Maïwenn)
 出演:カリン・ヴィアール、ジョーイ・スタール(Joeystarr)、Marina Foïs、ニコラ・デュヴォシェル(Nicolas Duvauchelle)、マイウェン、カロル・シェール(Karole Rocher)、エマヌエル・ベルコ、フレデリック・ピエロ(Frédéric Pierrot)、Arnaud Henriet 、Naidra Ayadi、Jérémie Elkaïm、リッカルド・スカルマチョ、サンドリーヌ・キベルラン、ウラディミール・ヨルダノフ(Wladimir Yordanoff)、ルイ=ド・ドゥ・ランクザン(Louis-Do De Lencquesaing)
 物語:カメラマンのメリッサは、内務省から、パリ警視庁の未成年保護分隊(BPM)のドキュメンタリーを撮影するために派遣される。BPMは、仲間とともに、小児性愛者を拘束したり、未成年スリを逮捕したりする一方、ランチタイムには互いの恋の悩みを打ち明け合ったりもする。虐待を犯した親への聴取や子供たちの証言、青少年に広がる乱れた性の実態、同僚との連帯、思いがけない場面でつい爆笑してしまう瞬間……。そんな中、メリッサは、パリの若者街で、1人の不良、フレッドと出会う。彼とその暴力的な世界は、ブルジョワ出身の夫と暮らすパリ16区での生活とはあまりにもかけ離れているのだった。
 マイウェンは、子役出身の女優で、妹は女優のイジルド・ル・ベスコ。12歳の彼女と出会ったリュック・ベッソンは、彼女にインスピレーションを得て、『レオン』のマチルダ像を作り上げたと言われ、のちに、2人の間に1女をもうける。長編監督作品は、これが3本目で、自作には出演もしているが、監督デビュー以後は、監督業に専念している。
 日本には、マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバルで『女優たちの宴』“Le bal des actrices”(2009)が紹介されています。
 カンヌ国際映画祭2011 コンペティション部門出品。審査員賞受賞。

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 ・“Les Bien-Aimes (Beloved)”(仏・英・チェコ) 監督:クリストフ・オノレ
 出演:キアラ・マストロヤンニ、カトリーヌ・ドヌーヴ、リュディヴィーヌ・サニエ、ルイ・ガレル、ミロシュ・フォアマン、ポール・シュナイダー、ラシャ・ブコヴィッチ(Rasha Bukvic)
 物語:60年代のパリと21世紀のロンドン。マドレーヌと娘のヴェラは、ともに、次々と男を好きになっては、また違う男へと渡り歩いていく。しかし、いつの時代も軽卒な恋愛を許してはくれない。
 実の母娘であるカトリーヌ・ドヌーヴとキアラ・マストロヤンニが母娘役を演じる。
 カンヌ国際映画祭2011 アウト・オブ・コンペティション部門出品。

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 ・『宣戦布告』“La Guerre est déclarée (Declaration of War)”(仏) 監督:ヴァレリー・ドンゼッリ(Valérie Donzelli)
 出演:ヴァレリー・ドンゼッリ(Valérie Donzelli)、ジェレミー・エルカイム(Jérémie Elkaïm)、César Desseix、ガブリエル・エルカイム(Gabriel Elkaïm)、ブリジット・シィ(Brigitte SY)、エリーナ・レーヴェンソン、Michèle Moretti、フィリップ・ローデンバック(Philippe Laudenbach)、Bastien Bouillon
 物語:ロミオとジュリエット風のカップル。その子どもであるアダム。アダムの病気。ケンカ。そして、彼らのラブ・ストーリー。
 カンヌ国際映画祭2011批評家週間出品。
 米国アカデミー賞2011外国語映画賞 フランス代表。
 ルイ・デリュック賞2011ノミネート。
 第15回カイエ・デュ・シネマ週間にて上映。

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 ・“Angèle et Tony (Angèle and Tony)”(仏) 監督:Alix Delaporte
 出演:クロチルド・エスメ
 物語:なんとか世間でまともな仕事について、自分の娘を取り戻したいと考える前科者の女性の物語。
 2006年のベネチア国際映画祭で、短編部門の金獅子賞を受賞したAlix Delaporteの初長編。
 ベネチア国際映画祭2011 批評家週間出品。

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 ・“Jimmy Rivière”(仏) 監督:Teddy Lussi-Modeste
 出演:ギヨーム・ゴイ(Guillaume Gouix)、アフシア・エルジ、ベアトリス・ダル、セルジュ・リアブキン(Serge Riaboukine)
 物語:ジミー・リヴィエールは、若きジプシーで、性格はナーバスで、時にひどくナーバスになった。彼は、コミュニティーの圧力で、ペンテコスト派に改宗することにするが、それには彼が情熱を捧げている2つのことを諦めなければならなかった。1つはタイ式ボクシングで、どういう風にコーチに試合を断るか考えなければならなかった。もう1つは、ソニアのことで、どうやって別れを切り出すが考えなければならなかった。
 ルイ・デリュック賞新人賞2011ノミネート。

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 ・“Présumé coupable (Beyond a Reasonable Doubt)” 監督:Vincent Garenq
 出演:フィリップ・トレトン、ウラディミール・ヨルダノフ、ノエミ・ルヴォフスキー、Raphaël Ferret、Michèle Goddet、Farida Ouchani、Olivier Claverie
 物語:実際に起こった事件に基づく。Alain Marécauxには、廷吏としての仕事があり、家族があり、素敵な家があり、普通の生活を営んでいた。しかし、ある日、警官隊に押し入られ、妻ともども逮捕される。容疑は、小児性愛だった……。
 ベネチア国際映画祭2011 ベネチア・デイズ部門出品。
 トロント国際映画祭2011 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。

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 ・“Les adoptés (The Adopted)” 監督:メラニー・ロラン
 出演:Marie Denarnaud、ドゥニ・メノーシュ(Denis Menochet)、Clémentine Célarié、メラニー・ロラン、Théodore Maquet-Foucher
 物語:女性ばかりの家族。彼女たちの生活は時折揺らぎながらも、これまではなんとか切り抜けてきた。彼女たちの暮らしの中には男の影はほとんどなかったが、家族の1人が恋をしたことで、家族全員のバランスが崩れていく……。
 フランスで11月23日に公開されたばかりの、メラニー・ロラン初監督長編。

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 ・“Les hommes libres (Free Men)”(仏) 監督:イスマイル・フェルーキ(Ismaël Ferroukhi)
 出演:タハル・ラヒム、マイケル・ロンズデール、Mahmud Shalaby、ルブナ・アザバル
 物語:1942年、ナチ支配下のパリ。アルジェリア人のYounesは、警察に逮捕され、スパイになって、モスクに潜入し、レジスタンスに協力している者がいないかどうか調べるよう求められる。しかし、彼は、ナチスの恐ろしさを知り、自由のために闘う決意をする。
 日本でも『長い旅』(2004)が紹介されているイスマイル・フェルーキの最新作。
 トロント国際映画祭2011 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。


 ・『トムボーイ』“Tomboy”(仏) 監督:セリーヌ・シアマ 出演:ゾエ・エラン(Zoé Héran)、マローン・レヴァナ(Malonn Lévana)、Jeanne Disson、Sophie Cattani、マチュー・ドゥミ
 物語:ラウールは、10歳の少女で、つい最近、両親と妹のジャンヌと一緒に引っ越してきた。同じ年頃の子どももいないので、しばらくは彼女も外に出て遊ぶことをしなかったが、やがて、同年代の少女リサと知り合う。ラウールは、自分が男であるかのように振る舞い、ミカエルと名乗る。それをきっかけに、次第に他の近所の子どもたちとも遊ぶようになるが、逆に、それはどんどん状況を複雑にしていくことにもなるのだった……。
 ベルリン国際映画祭2011 パノラマ部門出品。テディ賞審査員賞受賞。
 ルイ・デリュック賞2011ノミネート。

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 ・“My Little Princess”(仏) 監督:エヴァ・イヨネスコ
 出演:イザベル・ユペール、Anamaria Vartolomei、Georgetta Leahu、ドゥニ・ラヴァン、Jehtro Cave、ルイ=ド・ドゥ・ランクザン、パスカル・ボンガール(Pascal Bongard)
 物語:ハンナは、気まぐれなアーティストで、娘ヴィオレッタを母親に預けて、自由きままに飛びまわっている。そんなハンナが、ヴィオレッタに、自分のモデルにならないかと持ちかけたことから、これまでの孫娘と祖母の平穏な暮らしはかき乱される。
 女流写真家イリナ・イヨネスコの娘で、母のモデルを務め、女優としても35年のキャリアを持つエヴァ・イヨネスコの初監督作品。自伝的内容を含む作品のようです。
 カンヌ国際映画祭2011批評家週間出品。

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 ・“Les Neiges by Kilimandjaro”(仏) 監督:ロベール・ゲディギャン
グレゴワール・ルブランス=ランゲ(Grégoire Leprince-Ringuet)、マリリン・カント(Maryline Canto)、アナイ・ドムスチエ(Anaïs Demoustier)、Adrien Jolivet
 物語:ミシェルは、たとえ失職しても、マリクレールと一緒にいれば幸せだった。ふたりは結婚して30年にもなる仲むつまじい夫婦で、子供や孫たちに囲まれ、友人にも恵まれている。ふたりで行なっている労組活動や政治活動は彼らの誇りであり、人生のビジョンも、彼らの意識と同じように澄み切っていた。そんな彼らの家を、ふたりの武装した覆面男が襲う。強盗はミシェルたちを殴打し、結婚指輪をはずさせ、クレジットカードを盗んで逃走した。彼らは、この出来事に大きなショックを受けるが、襲撃犯が、ミシェルと同じ時期に解雇された元同僚の青年クリストフだったことを知って、さらなるショックを受ける。2人は、やがて、クリストフが、弟たちを養い、教育や健康面にも気を配るやさしい心の持ち主であることを知る。
 『マルセイユの恋』『幼なじみ』のロベール・ゲディギャン監督最新作。
 カンヌ国際映画祭2011ある視点部門出品。
 ラックス賞2011 受賞。
 ルイ・デリュック賞2011ノミネート。

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 ・“Curling”(カナダ) 監督:Denis Côté
 物語:ジャン・フランソワは、長くシングル・ファーザーを続けている。しかし、ある出来事が起こって、12歳の娘とのバランス関係が危うくなる。
 トロント国際映画祭2010 VISIONS部門出品。
 ロカルノ国際映画祭2010 監督賞、男優賞(Emmanuel Bilodeau)受賞。
 Jutra賞2011作品賞・監督賞・主演男優賞ノミネート。

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 ・ “Et Maintenant On Va Ou ? (Where Do We Go Now?)”(レバノン・仏・伊)  監督:ナディーン・ラバキ
 出演:ナディーン・ラバキ、Claude Moussawbaa、Layla Hakim、Antoinette Noufaily、Yvonne Maalouf
 物語:墓場に向かう途中、暑い日差しが照りつける。黒をまとった女たちの行列。それぞれの夫や父親、息子達の写真をしっかりと握りしめている女たち。何人かはベールを覆い、何人かは十字架をつけていたが、不幸かつ無駄である戦争という結果が招いた死別の悲しみをすべての女性たちが分ち合っていた。墓地の入口に到着したとき、葬列が二つに分かれる。イスラム教とキリスト教。戦争によって引き裂かれた国。
 宗教の異なる女性たちは、しかし、自分達の村や家族が外部からの脅威に脅かされた時、宗教の違いを超えて団結しようとする。彼女たちは、利発で滑稽な計画で男連中の宗教の違いによる怒りや対立を忘れさせようとするが、計画は悲劇に終わる。残った者を助けるために彼女たちはどこまで出来るのだろうか?
 カンヌ国際映画祭2011 ある視点部門出品。エキュメニカル審査員賞スペシャル・メンション&Prix François Chalais受賞。
 米国アカデミー賞2012外国語映画賞レバノン代表。


 ・“Les géants (The Giants)”(ベルギー・ルクセンブルク・仏) 監督:ブーリ・ランネール(Bouli Lanners)
 出演:Zacharie Chasseriaud、Martin Nissen、Paul Bartel
 物語:夏。ザックとセスは、母親に見捨てられて、コテージで途方に暮れている。いつもの休日と同じで、あきらめていれば、時間が流れ去って、また次のくだらない夏が来るのだと思い込んでいた。そんな時、地元のティーンエージャー、ダニーと出会い、危険な冒険の旅が始まる。
 『24時間4万回の奇跡』『心の羽根』『エイリアンVSヴァネッサ・パラディ』『マダムと奇人と殺人と』などで知られる俳優ブーリ・ランネールの第三監督長編。
 カンヌ国際映画祭2011監督週間出品。

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