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zoom RSS 中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟(GLAAD)メディア・アワード2011 LA&サンフランシスコ

<<   作成日時 : 2011/05/26 02:04   >>

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 第22回中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟メディア・アワードのロサンゼルス部門(4月10日発表)とサンフランシスコ部門(5月14日発表)が発表されました。

 【中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟メディア・アワード】
 GLAAD(GLAAD:The Gay and Lesbian Alliance Against Defamation)は、1987年に「ニューヨーク・タイムズ」に編集方針の変更を求め、用語として「ゲイ」を用いることを要求したところから活動をスタートさせたLGBT団体で、発足から数えて今年で25周年、メディア・アワード(Annual GLAAD Media Awards)自体は今年で第22回を迎えます。

 世界各地で、ゲイ&レズビアン映画祭が開催され始めたのが、20数年前ですから、GLAADメディア・アワードは、ゲイ&レズビアン映画の盛り上がりと、それが象徴するような動き (日本で翻訳ゲイ・ノベルが紹介され始めたのもちょうどこの頃) の中で発表され始めた賞だと考えることができます。

 GLAADメディア・アワードは、映画、テレビ、音楽、新聞、雑誌、舞台、とジャンルは多岐にわたり、部門は、2011年から2部門増えて2部門減って、部門数的にはこれまでと同じ32部門になりました。

 32部門は、英語部門とスペイン語部門の2つに分かれていて、一度に全ノミネーションが発表されたあと、受賞結果は、4ヶ月かけて、ニューヨーク、ロサンゼルス(4月10日発表)、サンフランシスコと3回に分けて発表されます。

 *第22回中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟メディア・アワード ニューヨーク部門発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201103/article_27.html

 *ノミネーション・リスト 英語部門(英語):http://www.glaad.org/mediaawards/22/nominees
 *ノミネーション・リスト スペイン語部門(英語):http://www.glaad.org/mediaawards/22/nominees/spanish

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 第22回中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟メディア・アワード ロサンゼルス部門

 ◆最優秀長編映画 限定公開作品部門(Outstanding Film - Limited Release)
 ◎『フィリップ、君を愛してる!』(仏) 監督:グレン・フィカーラ、ジョン・レクア
 ・“Howl”(米) 監督:ロブ・エプスタイン、ジェフリー・フリードマン
 ・“La Mission”(米) 監督:Peter Bratt
 ・『パトリックは1.5歳』“Patrik, Age 1.5”(スウェーデン) 監督:エラ・レムハーゲン(Ella Lemhagen)
 ・『波に流れて』“Undertow”(ペルー・コロンビア・仏・独) 監督:ハビエル・フエンテス・レオン(Javier Fuentes-León)

 ◆最優秀TVコメディー・ドラマシリーズ(Outstanding Comedy Series)
 ◎『glee/グリー 踊る♪合唱部!?』Glee (Fox)

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 ◎Modern Family (ABC)

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 ・『GREEK 〜ときめき★キャンパスライフ』“GREEK”(ABC Family)
 ・『ナース・ジャッキー2』“Nurse Jackie”(Showtime)
 ・『ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ』“United States of Tara”(Showtime)

 ◆最優秀リアリティー番組(Outstanding Reality Program)
 ◎Project Runway(Lifetime)
 ・“The Fabulous Beekman Boys”(Planet Green)
 ・“Girls Who Like Boys Who Like Boys”(Sundance Channel)
 ・“Project Runway”(Lifetime)
 ・“Top Chef: Just Desserts”(Bravo)
 ・“TRANSform Me”(VH1)

 ◆最優秀TVジャーナリズム ニュース・コーナー部門(Outstanding TV Journalism Segment)
 ◎“The Last Word with Lawrence O'Donnell”-‘Fort Worth Speech’(MSNBC)

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 【特別賞/名誉賞】
 ◆Vanguard Award
 ◎クリスティン・チェノウェス(Kristin Chenoweth)(ブロードウェイのミュージカル女優)
 クリスティン・チェノウェスは、LGBTではないけれども、南部バプティスト派として育てられ、現在は、どの宗派にも属さないリベラルなクリスチャン(non-judgmental, liberal Christian)と称しています。彼女自身は、LGBTではないが、公的にゲイの権利を擁護したことで、彼女のバックグラウンドであるキリスト教関係者を怒らせ、その結果、キリスト教関係の行事に呼ばれないというような仕打ちを受けたりしたそうです。2009年に自伝“A Little Bit Wicked: Life, Love, and Faith in Stages”を発表し、その中で、自身の信仰についても語っています。

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 ◆Stephen F. Kolzak Award
 ◎NBCエンタテインメント社長 ロバート・グリーンブラット(Robert Greenblatt)

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 ◆特別賞(Special Recognition)
 ◎Bianca "Nikki" Peet
 Bianca "Nikki" Peetは、自分の高校でGay Straight Alliance設立のために闘った17歳の女子高生。プレゼンターは、キルステン・ダンスト。
 Gay Straight Allianceは、LGBTが高校や大学で差別や攻撃を受けないようにするための学生組織で、日本語には定訳はありませんが、「ゲイ・ストレート・クラブ」や「異性同性愛同盟」などと訳される場合があります。略称は「GSA」。

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 第22回中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟メディア・アワード サンフランシスコ部門

 ◆最優秀長編映画 拡大公開作品部門(Outstanding Film - Wide Release)
 ◎『キッズ・オールライト』 監督:リサ・チョロデンコ
 ・『バーレスク』 監督:スティーヴン・アンティン
 ・“Easy A”(米) 監督:Will Gluck
 ・『ミレニアム2 火と戯れる女』(スウェーデン・デンマーク・独) 監督:ダニエル・アルフレッドソン
 ・『スコット・ピルグリムVS邪悪な元カレ軍団』(米・英・カナダ) 監督:エドガー・ライト

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 ◆最優秀ドキュメンタリー番組(Outstanding Documentary)
 ◎“8: The Mormon Proposition” (Red Flag Releasing)
 ・“Edie & Thea: A Very Long Engagement”(Sundance Channel)
 ・“Prodigal Sons”(First Run Features)
 ・“Sylvester”(UnSung (TV One))
 ・“Out. The Glenn Burke Story”(Comcast SportsNet Bay Area)

 “8: The Mormon Proposition”は、モルモン教教会が、憲法修正案第8条(同性婚を禁止する法律)に関与し、長らく、LGBTの人権を否定するキャンペーンを行なってきたことを告発するドキュメンタリー。
 授賞式に出席して、賞を受け取ったのは、同作品でナレーターを務めたジャスティン・ランス・ブラック。

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 ◆最優秀スパニッシュ音楽アーティスト(Outstanding Spanish-Language Music Artist)
 ◎Christian Chávez “Almas transparentes”(EMI)
 ・Fedro “Besos excesos” (Warner Music)

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 【名誉賞】

 ◆企業リーダー賞(Corporate Leader Award)
 ◎AT&T
 企業のポリシーとして、雇用に関してLGBTに全くのリベラルであることに対して。

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 ◆Golden Gate Award
 ◎キム・キャトラル
 『セックス・アンド・ザ・シティ』で演じたサマンサ・ジョーンズの性的に自由なキャラクターが評価されたようです。(“Well, as many of you know, I played a gay man on a very popular television show for six wonderful years”)

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 ◆サンフランシスコ ローカル・ヒーロー(Local Hero)
 ◎Kara Swisher
 Kara Swisherは、「ウォール・ストリート・ジャーナル」で活躍するテクノロジー関係のコラムニスト。プライベートでは、googleのエグゼクティヴであるMegan Smithと結婚。

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 映画部門に関しては、今年は日本で上映された作品が前回より多く並びました。

 最優秀長編映画 限定公開作品部門の『フィリップ、君を愛してる!』は、日本よりかなり遅れて劇場公開されたので、もう大分前の作品のような気もしていまいます。日本ではあまり話題になりませんでしたが、もうちょっとイケてもよかったのかもしれません。

 『パトリックは1.5歳』と『波に流れて』は、東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映されています。昨年のラインナップもよかったですもんね。(今年は今の段階で東京国際レズビアン&ゲイ映画祭の作品公募要項も発表されていないということは、開催未定か開催延期ということなのでしょうか。)

 ちなみに、昨年のこの賞にノミネートされた映画で、その後、日本で上映/公開された作品は『ウッドストックがやってくる!』だけでした。今年はどうなるでしょうか。“Howl”くらいは劇場公開されてもいいと思うのですが。

 映画部門以外では、特別賞を受賞したBianca "Nikki" Peetにへえ〜と思いました。知る人ぞ知る話なのか、アメリカ(の一部)ではよく知られた話なのか、ネットで検索してもほとんどヒットしませんでした。映画化されそうな話っぽいですね。

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 *当ブログ記事
 ・第22回GLAADメディア・アワード ニューヨーク 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201103/article_27.html

 ・第21回GLAADメディア・アワード・ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_26.html
 ・第21回GLAADメディア・アワード ニューヨーク 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201003/article_30.html
 ・第21回GLAADメディア・アワード ロサンゼルス 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201004/article_26.html
 ・第21回GLAADメディア・アワード サンフランシスコ 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201006/article_6.html

 ・映画祭&映画賞カレンダー 2010年12月〜2011年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_48.html

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