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zoom RSS セザール賞2011 発表!

<<   作成日時 : 2011/02/27 02:08   >>

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第36回セザール賞の結果が発表されました。(2月25日)

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 ◆作品賞(Meilleur Film)
 ・“L'Arnacœur” 監督:Pascal Chaumeil
 ・“Le Nom des gens” 監督:Michel Leclerc
 ・『ゴースト・ライター』 監督:ロマン・ポランスキー
 ・“Tournée” 監督:マチュー・アマルリック
 ◎『神々と男たち』 監督:グザヴィエ・ボーヴォワ
 ・『ゲンズブールと女たち』 監督:ジョアン・スファール
 ・“Mammuth” 監督:Benoit Delepine、Gustave Kervern

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 ◆監督賞
 ・マチュー・アマルリック Tournée
 ・オリヴィエ・アサイヤス “Carlos”
 ・グザヴィエ・ボーヴォワ 『神々と男たち』
 ・ベルトラン・ブリエ “Le Bruit des glaçons”
 ◎ロマン・ポランスキー 『ゴースト・ライター』

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 ◆主演男優賞(Meilleur Acteur)
 ・ジェラール・ドパルデュー “Mammuth”
 ・ロマン・デュリス “L'Arnacœur”
 ◎エリック・エルモスニーノ(Éric Elmosnino) 『ゲンズブールと女たち』
 ・ジャック・ガンブラン “Le Nom des gens”
 ・ランベール・ウィルソン 『神々と男たち』

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 ◆主演女優賞(Meilleure Actrice)
 ・イザベル・カレ “Les Émotifs anonymes”(監督:Jean-Pierre Améris)
 ・カトリーヌ・ドヌーヴ 『しあわせの雨傘』(監督:フランソワ・オゾン)
 ◎サラ・フォレスティエ “Le Nom des gens”
 ・シャルロット・ゲンズブール “L'Arbre”(監督:ジュリー・ベルトゥチェリ)
 ・クリスティン・スコット・トーマス 『サラの鍵』(監督:ジル・パケ=プレネール)

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 ◆助演男優賞(Meilleur Acteur Dans Un Second Rôle)
 ・ニルス・アレストリュプ “L'Homme qui voulait vivre sa vie”(監督:Eric Lartigau)
 ・François Damiens “L'Arnacœur”
 ・ジル・ルルーシュ(Gilles Lellouche) “Les Petits Mouchoirs”(監督:ギヨーム・カネ)
 ◎マイケル・ロンズデール 『神々と男たち』
 ・オリヴィエ・ラブルダン 『神々と男たち』

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 ◆助演女優賞 (Meilleure Actrice Dans Un Second Rôle)
 ・レティシア・カスタ 『ゲンズブールと女たち』
 ・Valérie Bonneton “Les Petits Mouchoirs”
 ・ジュリー・フェリエ(Julie Ferrier) “L'Arnacœur”
 ◎アンヌ・アルヴァロ(Anne Alvaro) “Le Bruit des glaçons”
 ・カリン・ヴィヤール 『しあわせの雨傘』

 ◆有望若手男優賞(Meilleur Espoir Masculin/Breakthrough Performance, Actor)

 ・アルチュール・デュポン(Arthur Dupont) 『バス・パラディアム』(監督:クリストファー・トンプソン)
 ・Grégoire Leprince-Ringuet “La Princesse de Montpensier”
 ・Pio Marmaï “D’amour et d’eau fraîche”(監督:Isabelle Czajka)
 ・Raphaël Personnaz “La Princesse de Montpensier”(監督:ベルトラン・タヴェルニエ)
 ◎エドガー・ラミレス “Carlos”

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 ◆有望若手女優賞(Meilleur Espoir Féminin /Breakthrough Performance, Actress)

 ◎Leïla Bekhti 『きらきらしてる』“Tout ce qui brille”(監督:Géraldine Nakache、Hervé Mimran)
 ・Anaïs Demoustier “D'amour et d'eau fraîche”
 ・Audrey Lamy 『きらきらしてる』“Tout ce qui brille”
 ・レア・セドゥ(Léa Seydoux) “Belle Épine”(監督:Rebecca Zlotowski)
 ・Yahima Torres “Vénus noire”(監督:アブデラティフ・ケシシュ)

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 ◆オリジナル脚本賞(Meilleur Scénario Original /Original Screenplay)
 ・マチュー・アマルリック、Marcelo Novais Teles、Philippe Di Folco “Tournée”
 ・ベルトラン・ブリエ “Le Bruit des glaçons”
 ・グザヴィエ・ボーヴォワ 『神々と男たち』
 ・Gustave Kervern “Mammuth”
 ◎Baya Kasmi、Michel Leclerc “Le Nom des gens”

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 ◆脚色賞(Meilleure Adaptation/Adapted Screenplay)

 ・ジュリー・ベルトゥチェリ “L'Arbre”
 ◎ロバート・ハリス、ロマン・ポランスキー 『ゴースト・ライター』
 ・Éric Lartigau、Laurent de Bartillat “L'Homme qui voulait vivre sa vie”
 ・フランソワ・オゾン 『しあわせの雨傘』
 ・ベルトラン・タヴェルニエ、ジャン・コスモ(Jean Cosmos)、フランソワ=オリヴィエ・ルソー(François-Olivier Rousseau) “La Princesse de Montpensier”

 ◆撮影賞(Cinematography/Meilleure Photo)

 ・クリストフ・ボーカルヌ “Tournée”
 ◎キャロリーヌ・シャンプティエ 『神々と男たち』
 ・パヴェル・エデルマン(Pawel Edelman) 『ゴースト・ライター』
 ・ブリュノ・ド・ケイゼル(Bruno de Keyzer) “La Princesse de Montpensier”
 ・ギヨーム・シフマン(Guillaume Schiffman) 『ゲンズブールと女たち』

 キャロリーヌ・シャンプティエは、ベテランの撮影監督ですが、これがセザール賞初ノミネートで初受賞です!

 ◆編集賞(Meilleur Montage)
 ◎エルヴェ・ド・ルーズ(Hervé de Luze) 『ゴースト・ライター』
 ・Marilyne Monthieux 『ゲンズブールと女たち』
 ・Annette Dutertre “Tournée”
 ・リュック・バルニエ(Luc Barnier) “Carlos”
 ・マリー=ジュリー・マイユ(Marie-Julie Maille) 『神々と男たち』

 ◆美術賞(Meilleurs Décors)
 ・ミシェル・バルテルミー(Michel Barthélémy) 『神々と男たち』
 ・ガイ・クロード・フランソワ(Guy-Claude François) “La Princesse de Montpensier”
 ・アルブレヒト・コンラート(Albrecht Konrad) 『ゴースト・ライター』
 ・クリスティアン・マルティ(Christian Marti) 『ゲンズブールと女たち』
 ◎ユーグ・ティサンティエ(Hugues Tissandier) 『アデル ファラオと復活の秘薬』(監督:リュック・ベッソン)

 ◆衣裳デザイン賞(Meilleurs Costumes)
 ・オリヴィエ・ベリオ(Olivier Beriot) 『アデル ファラオと復活の秘薬』
 ・パスカリーヌ・シャヴァンヌ(Pascaline Chavanne) 『しあわせの雨傘』
 ・Alexia Crisp-Jones “Tournée”
 ・マリエル・ロバウト(Marielle Robaut) 『神々と男たち』
 ◎キャロライン・デ・ヴィヴェース(Caroline de Vivaise) “La Princesse de Montpensier”

 ◆音響賞(Meilleur Son)
 ・Philippe Barbeau、ジェローム・ウィシアク(Jérôme Wiciak)、Florence Lavallé 『オーシャンズ』(監督:ジャック・ペラン、ジャック・クルーゾー)
 ・Jean-Marie Bondel、トマ・デジョン・ケール(Thomas Desjonqueres)、Dean Humphreys 『ゴースト・ライター』
 ・Jean-Jacques Ferrand、Vincent Guillon、Éric Bonnard 『神々と男たち』
 ・Olivier Meauvezin、Séverin Favriau、Stéphane Thiebaut “Tournée”
 ◎Daniel Sobrino、Jean Goudier、Cyril Holtz 『ゲンズブールと女たち』

 ◆オリジナル作曲賞(Meilleure Musique)
 ・ブリュノ・クレ(Bruno Coulais) 『オーシャンズ』
 ◎アレクサンドル・デプラ 『ゴースト・ライター』
 ・グレゴワールエッツェル(Grégoire Hetzel) “L'Arbre”
 ・Delphine Montoulet 、トニー・ガトリフ “Liberté”(監督:トニー・ガトリフ)
 ・ヤロル・プポー(Yarol Poupaud) 『バス・パラディアム』
 ・フィリップ・サルド “La Princesse de Montpensier”

 アレクサンドル・デプラは、このあと、米国アカデミー賞へGO!
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 ◆第1回作品賞(Meilleur Premier Film/First Film)
 ・“L'Arnacœur” 監督:Pascal Chaumeil
 ◎『ゲンズブールと女たち』 監督:ジョアン・スファール
 ・“Simon Werner a disparu...” 監督:Fabrice Gobert
 ・『トルコ人の頭』“Tête de turc” 監督:パスカル・エルベ(Pascal Elbé)
 ・『きらきらしてる』“Tout ce qui brille” 監督:Géraldine Nakache、Hervé Mimran

 『トルコ人の頭』と『きらきらしてる』は、第1回my French Film Festivalで紹介されています。

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 ◆短編映画賞(Meilleur Court Métrage)
 ◎“Logorama” 監督:H5
 ・“Petit Tailleur” 監督:ルイ・ガレル
 ・『ひよこちゃん、いくら?』(娼婦とニワトリ)“Une pute et un poussin” 監督:Clément Michel
 ・“Monsieur L'Abbé” 監督:Blandine Lenoir
 ・“Un transport en commun”(仏・セネガル) 監督:Dyana Gaye

 『ひよこちゃん、いくら?』(娼婦とニワトリ)は、ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2010と第1回my French Film Festivalで紹介されています。

 ◆ドキュメンタリー賞(Meilleur Film Documentaire)
 ・『ベンダ・ビリリ〜もう一つのキンシャサの奇跡〜』 監督:ルノー・バレ&フローラン・ ドラテュライ
 ・“Cleveland vs Wall Street” 監督:Jean-Stéphane Bron
 ・“Entre nos mains” 監督:Marianne Otero
 ◎『オーシャンズ』 監督:ジャック・ペラン
 ・“Yves St Laurent Pierre Bergé, l'amour fou” 監督:Pierre Thoretton

 ◆アニメーション賞(Meilleur film d'animation) 新設!
 ・“Arthur et la Guerre des deux mondes” 監督:リュック・ベッソン
 ・『ゴルディーニ車にのった男』(青いゴルディーニの男)“L'Homme à la Gordini” 監督:Jean-Christophe Lie
 ◎『イリュージョニスト』 監督:シルヴァン・ショメ
 ・“Logorama” 監督:H5
 ・“Une vie de chat” 監督:Jean-Loup de Felicioli

 『ゴルディーニ車にのった男』(青いゴルディーニの男)は、ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2010と第1回my French Film Festivalで紹介されています。

 ◆外国映画賞(Meilleur film étranger)
 ・『インセプション』 監督:クリストファー・ノーラン
 ◎『ソーシャル・ネットワーク』(米) 監督:デイヴィッド・フィンチャー
 ・『インビクタス 負けざる者たち』(米) 監督:クリント・イーストウッド
 ・『ブライト・スター〜いちばん美しい恋の詩〜』(ニュージーランド) 監督:ジェーンカンピオン
 ・“Les Amours imaginaires”(カナダ) 監督:Xavier Dolan
 ・『瞳の奥の秘密』(アルゼンチン) 監督:ファン・ホセ・カンパネラ
 ・“Illégal”(ベルギー) 監督:Olivier Masset-Depasse

 ◆名誉賞(César d'honneur)
 ◎クエンティン・タランティーノ

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 主な作品のノミネート&受賞状況は以下の通りです。

 ・『神々と男たち』(3/11):作品・監督・主演男優・助演男優・助演男優・脚本・撮影・編集・美術・衣裳・音響
 ・『ゴースト・ライター』(4/8):作品・監督・脚色・撮影・編集・美術・音響・作曲
 ・『ゲンズブールと女たち』(3/8):作品・主演男優・助演女優・撮影・編集・美術・音響・第1回
 ・“Tournée”(0/7):作品・監督・脚本・撮影・編集・衣裳・音響
 ・“La Princesse de Montpensier”(1/7):若手男優・若手男優・脚色・撮影・美術・衣裳・作曲
 ・“L'Arnacœur”(0/5):作品・主演男優・助演男優・助演女優・第1回
 ・“Le Nom des gens”(2/4):作品・主演男優・主演女優・脚本
 ・『しあわせの雨傘』(0/4):主演女優・助演女優・脚色・衣裳
 ・“Mammuth”(0/3):作品・主演男優・脚本
 ・“Carlos”(1/3):監督・若手男優・編集
 ・“Le Bruit des glaçons”(1/3):監督・助演女優・脚本
 ・“L'Arbre”(3):主演女優・助演女優・脚色・作曲
 ・『きらきらしてる』(1/3):若手女優・若手女優・第1回
 ・『オーシャンズ』(1/3):音響・作曲・ドキュメンタリー
 ・“L'Homme qui voulait vivre sa vie”(0/2):助演男優・脚色
 ・“Les Petits Mouchoirs”(0/2):助演男優・助演女優
 ・『バス・パラディアム』(0/2):若手男優・作曲
 ・“D'amour et d'eau fraîche”(0/2):若手男優・若手女優
 ・『アデル ファラオと復活の秘薬』(1/2):美術・衣裳
 ・“Les Émotifs anonymes”(0/1):主演女優
 ・『サラの鍵』(0/1):主演女優
 ・“Belle Épine”(0/1):若手女優
 ・“Vénus noire”(0/1):若手女優
 ・“Liberté”(0/1):作曲
 ・“Simon Werner a disparu...”(0/1):第1回
 ・『トルコ人の頭』(0/1):第1回

 約10本の作品で、いろんな賞を分け合った形になっていますが、実質的には、2011年のセザール賞は、『神々と男たち』と『ゴースト・ライター』の一騎打ちだったと言ってもいいでしょうか。

 この2作品の対決は、ヨーロッパ映画賞から続いていて、ヨーロッパ映画賞では『ゴースト・ライター』が完全勝利し、ルイ・デリュック賞では双方ともにノミネートはされたものの受賞は逃し、リュミエール賞では作品賞が『神々と男たち』で、監督賞と脚本賞が『ゴースト・ライター』、フランス映画トロフィーでは、映画部門デュオ(Trophée du duo cinéma (Film Duo))で1位が『神々と男たち』、2位が『ゴースト・ライター』という風になっていました。

 受賞部門を見ると、それぞれがどういう部門で評価されているのかがわかる仕組みにもなっています。

 意外な善戦を見せているのが『ゲンズブールと女たち』で、3部門で受賞を果たし、一方、アメリカの映画賞レースで圧倒的な支持を受けている“Carlos”はエドガー・ラミレスの有望若手男優賞受賞にとどまりました。

 全般的にはわりとオーソドックスな受賞結果で、意外性に乏しかったと言ってもいいかもしれません。(キャロリーヌ・シャンプテエィエがこれまで全くセザール賞に縁がなかったというのが意外と言えば意外でしたが。)

 ちなみに、『ゲンズブールと女たち』の監督ジョアン・スファールは、人気コミック作家で、今回“Tournée”で7部門にノミネートされながら残念ながら無冠に終わったマチュー・アマルリックが彼を素材にしたドキュメンタリー(『B.D.作家ジョアン・スファール』(2010))を撮っていて、1月の日仏学院での特集上映で上映されています(ただし、無字幕でした)。

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 *当ブログ記事
 ・リュミエール賞2011ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_49.html
 ・リュミエール賞2011受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_32.html
 ・ルイ・デリュック賞2010 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201011/article_31.html
 ・ルイ・デリュック賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_36.html

 ・セザール賞2008 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200802/article_10.html
 ・セザール賞2009ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200901/article_30.html
 ・セザール賞2009受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200902/article_38.html
 ・セザール賞2010 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_37.html
 ・セザール賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_48.html
 ・セザール賞2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_2.html

 ・第6回アンリ・ラングロワ賞 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_7.html

 ・第18回フランス映画トロフィー 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_6.html

 ・第23回ヨーロッパ映画賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_8.html

 ・映画祭&映画賞カレンダー 2010年12月〜2011年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_48.html

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 主な受賞作品を以下に簡単に紹介しておきます。

 ・『神々と男たち』 監督:グザヴィエ・ボーヴォワ
 出演:ランベール・ウィルソン、マイケル・ロンズデール、オリヴィエ・ラブルダン
 物語:1996年3月、アルジェリアのチベリーヌにあるフランスのトラピスト会士の修道僧7人がイスラム武装集団(GIA)に誘拐され、殺害された事件を映画化したもの。
 カンヌ国際映画祭2010 コンペティション部門出品。グランプリ&エキュメニカル審査員賞受賞。
 米国アカデミー賞2011外国語映画賞フランス代表。
 ヨーロッパ映画賞2010 作品賞&撮影賞ノミネート。
 2011年3月5日より、シネスイッチ銀座ほかにて公開。


 ・『ゴースト・ライター』(仏・独・英) 監督:ロマン・ポランスキー
 出演:ユアン・マクレガー、キム・キャトラル、オリヴィア・ウィリアムズ、ピアース・ブロスナン
 物語:ゴーストライターとして成功している男性が、前英国首相の回想録を書く仕事の依頼を受ける。エージェントはこれがライターとしていいチャンスになるだろうと言うが、前にこの仕事を引き受けたライターは謎の死を遂げているのだった……。
 ベルリン国際映画祭2010 コンペティション部門出品。銀熊賞(監督賞)受賞。
 イタリア・ゴールデングローブ賞2010 最優秀ヨーロッパ映画賞受賞。
 国際批評家連盟賞2010 グランプリ受賞。
 ヨーロッパ映画賞2010 作品賞・監督賞・脚本賞・男優賞・美術賞・作曲賞受賞。


 ・『ゲンズブールと女たち』 監督:ジョアン・スファール
 本作は、人気コミック作家ジョアン・スファールの監督デビュー作で、ロシア系ユダヤ人の一家に生まれ、ナチ占領下のフランスで少年時代を過ごし、やがて名声を得ていくセルジュ・ゲンズブールの半生を描く。セルジュ役はエリック・エルモスニーノ、ブリジット・バルドー役はレティシア・カスタ、ジェーン・バーキン役はルーシー・ゴードン。
 イスタンブール国際映画祭2010 インターナショナル・コンペティション出品作品。
 トライベッカ映画祭2010 男優賞受賞(Eric Elmosnino)。


 ・“La princesse de Montpensier(The Princess of Montpensier)” 監督:ベルトラン・タヴェルニエ
 出演:メラニー・ティリー、ギャスパー・ウリエル、ランベール・ウィルソン、フロランス・トマサン
 物語:幼い頃からギーズ公を愛していながら、モンパンシェ公爵に嫁がなければならなかった主人公の悲恋を描く。
 『クレーヴの奥方』で知られるラファイエット夫人の短編小説「モンパンシェ公爵夫人」の映画化。
 カンヌ国際映画祭2010 コンペティション部門出品。


 ・“Le nom des gens (The Names of Love)” 監督:Michel Leclerc
 出演:ジャック・ガンブラン、サラ・フォレスティエ
 物語:バーイア・ブンマムードは、「汝の敵を愛せよ」という古い格言に従って、次から次に男たちと寝ていた。ということは、かなりの多くの男性と寝ているということだったが、それは保守的であることこそ彼女が最も嫌うことだったからだ。ところが、アーサー・マルタンという男性と出会って、これまでの彼女の信念が揺らいでしまう。彼女は、そんなありきたりの名前(フランスでは1万人以上の同姓同名がいる)の男は、ややファシスト気味のところがある男に違いないと思っていたが、彼から、必ずしも名は体を表わすとはいえないこともあるのだ、ということを思い知らされるのだった。
 カンヌ国際映画祭2010 批評家週間出品。


 ・“Carlos” 監督:オリヴィエ・アサイヤス
 出演:Édgar Ramírez、Alexander Beyer、Anna Thalbach、Julia Hummer、Farid Elouardi、Alexander Scheer、Susanne Wuest、Katharina Schuttler、Udo Samel、Nora Von Waldstätten
 物語:ベネズエラ出身で、1975年のOPEC総会襲撃などを行なった国際的なテロリスト、イリッチ・ラミレス・サンチェス(1949〜 )(コードネームが「カルロス」で、ヨーロッパ公安当局からは「ジャッカル」と呼ばれる)が1994年に逮捕されるまでを描く。
 この作品は、元々は、テレビ向けに製作された作品で、ミニシリーズとしての上映時間は全330分、カンヌ向けの再編集版の上映時間は140分。
 カンヌ国際映画祭2010 特別上映作品。
 サンパウロ国際映画祭2010 批評家賞オナラブル・メンション受賞。
 TVシリーズ版は『コードネーム:カルロス 戦慄のテロリスト』という邦題でWOWOWで放映。


 ・“Le bruit des glaçons(The Clink of Ice)” 監督:ベルトラン・ブリエ
 出演:ジャン・デュジャルダン、アルベール・デュポンテル、アンヌ・アルヴァロ、ミリアム・ボイヤー
 物語:病気と死に関するブラック・コメディー。アル中の作家の前に、彼自身のガン化身が登場する。
 ベネチア国際映画祭2010 ベネチア・デイズ部門出品。European Cinema Award受賞。

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