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zoom RSS デンマーク映画批評家協会賞(Bodil賞)2011 発表!

<<   作成日時 : 2011/02/25 23:24   >>

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 デンマーク映画批評家協会賞(BODIL賞/ Bodil-priserne)が発表になりました(2月20日)。

 BODIL賞は、1948年創設という、ヨーロッパでも最も古い映画賞の1つで、その名前は、Bodil KjerとBodil Ipsenという2人のデンマーク女優にちなんで名づけられています。

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 ◆最優秀作品(Bedste film)
 ◎“R” 監督:Michael Noer、Tobias Lindholm
 ・“Hævnen(In a Better World)” 監督:スザンネ・ビア
 ・“Klovn: The Movie” 監督:Mikkel Nørgaard
 ・“Sandheden om mænd(Truth About Men)” 監督:Nikolaj Arcel
 ・『光のほうへ』“Submarino” 監督:トーマス・ヴィンターベア

 ◆最優秀主演男優(Bedste mandlige hovedrolle)
 ◎Pilou Asbæk “R”
 ・Jakob Cedergren 『光のほうへ』“Submarino”
 ・デイヴィッド・デンシック(David Dencik) “Broderskab(Brotherhood)”(監督:Nicolo Donato)
 ・ミカエル・パーシュブラント(Mikael Persbrandt) “Hævnen(In a Better World)”
 ・Peter Plauborg “Submarino”

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 ◆最優秀主演女優(Bedste kvindelige hovedrolle)
 ◎トリーネ・ディホルム(Trine Dyrholm) “Hævnen(In a Better World)”
 ・Julie Brochorst Andersen “Hold om mig(Hold Me Tight)”(監督:Kaspar Munk)
 ・Ellen Hillingsø “Eksperimentet”(監督:Louise Friedberg)
 ・ボーディル・ヨーゲンセン(Bodil Jørgensen)  “Smukke mennesker (Nothing's All Bad)”(監督:Mikkel Munch-Fals)
 ・ミレ・ホフマイーヤ・リーフェルト(Mille Hoffmeyer Lehfeldt) “Smukke mennesker(Nothing's All Bad)”

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 ◆最優秀助演男優(Bedste mandlige birolle)
 ◎Kurt Ravn “Smukke Mennesker (Nothing's All Bad)”
 ・キム・ボドゥニア(Kim Bodnia) “Hævnen(In a Better World)”
 ・Morten Holst “Broderskab(Brothrhood)”
 ・Gustav Fischer Kjærulff 『光のほうへ』“Submarino”
 ・Roland Møller “R”

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 ◆最優秀助演女優(Bedste kvindelige birolle)
 ◎Patricia Schumann 『光のほうへ』“Submarino”
 ・Marijana Jankovic “Alting bliver godt igen(Everything Will Be Fine)”(監督:監督:Christoffer Boe)
 ・Laura Skaarup Jensen “Eksperimentet”
 ・Rosalinde Mynster “Sandheden om mænd(Truth About Men)”
 ・パプリカ・スティーン(Paprika Steen) “Alting bliver godt igen(Everything Will Be Fine)”

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 ◆最優秀非アメリカ映画(Bedste ikke-amerikanske film)
 ◎『白いリボン』(独・オーストリア・仏・伊) 監督:ミヒャエル・ハネケ
 ・『17歳の肖像』(英) 監督:ルネ・シェルフィグ
 ・『Biutiful ビューティフル』(西・メキシコ) 監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
 ・“Fish Tank”(英・オランダ) 監督:Andrea Arnold
 ・『アンプロフェット』(仏・伊) 監督:ジャック・オディアール

 ◆最優秀アメリカ映画(Bedste amerikanske film)
 ◎『シングルマン』 監督:トム・フォード
 ・『インセプション』 監督:クリストファー・ノーラン
 ・『Somewhere』 監督:ソフォア・コッポラ
 ・『キッズ・オールライト』 監督:リサ・チョロデンコ
 ・『ソーシャル・ネットワーク』 監督:デイヴィッド・フィンチャー

 ◆最優秀撮影賞(Bedste fotograf)
 ◎Lars Skree “Armadillo”(監督:Janus Metz)

 ◆最優秀ドキュメンタリー(Bedste dokumentarfilm)
 ◎“Armadillo” 監督:Janus Metz

 ◆特別Bodil賞(Sær-Bodil)
 ◎Tobias Lindholm(脚本) “R”、『光のほうへ』

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 ◆名誉Bodil賞(Æres-Bodil)
 ◎ヘニング・モリツェン(Henning Moritzen)
 ヘニング・モリツェンは、『セレブレーション』などに出演している俳優。

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 先行してデンマーク・アカデミー賞が発表されているので、キャスト部門中心のBodil賞は部門が少なくてちょっと寂しい感じすらしていまいますが、主要3部門である作品賞・主演男優賞・主演女優賞(およびドキュメンタリー賞)はデンマーク・アカデミー賞と全く同じ結果になりました。
 これらが2010年度デンマーク映画を代表する顔ぶれであると見て、間違いないと思われます。

 なお、デンマーク・アカデミー賞とBodil賞では、何人かが主演と助演の区分で入れ替わっています。

 スザンネ・ビア作品とトーマス・ヴィンターベア作品は、日本での劇場公開が決定したようですが、“R”の方はどうなのでしょうか。少なくとも国内的には“R”の方が圧倒的に評価が高いのですが。

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 *当ブログ記事

 ・Bodil賞2009 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200903/article_3.html

 ・デンマーク・アカデミー賞2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_63.html
 ・デンマーク・アカデミー賞2011 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_17.html
 ・デンマーク・アカデミー賞2010 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_17.html

 ・映画祭&映画賞カレンダー 2010年12月〜2011年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_48.html

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 主な受賞&ノミネート作品を簡単に紹介しておきます。

 ・“R”(デンマーク) 監督:Tobias Lindholm & Michael Noer
 厳格が階層社会を形成し、裏の約束事がある刑務所という場所に放り込まれた青年ルネのサバイバルを描く。
 ロッテルダム国際映画祭2010 コンペティション部門出品。
 ヨーテボリ映画祭2010ノルディック映画賞(Nordic Film Award/ノルディック・コンペティション部門グランプリ)受賞。
 トランシルヴァニア国際映画祭2010 コンペティション部門出品。最優秀撮影賞受賞。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2010 アナザー・ビュー部門出品。
 プチョン国際ファンタスティック映画祭2010ワールド・ファンタスティック・シネマ部門出品。
 チューリヒ映画祭2010 インナーナショナル・コンペティション部門出品。
 レイキャビク国際映画祭2010 特別上映作品。
 デンマーク・アカデミー賞2011 作品賞など8部門受賞。

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 ・“Hævnen(In a Better World)”(デンマーク・スウェーデン) 監督:スザンネ・ビア
 出演:Ulrich Thomsen、Mikael Persbrandt
 物語:アフリカの難民キャンプからデンマークの平凡な地方都市の平凡な日常生活へ。2つのデンマーク人家族の生活が交わって、友情関係が芽生え、やがて命がけの追跡劇が始まる……。
 トロント国際映画祭2010 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
 ローマ映画祭2010 インターナショナル・コンペティション部門出品。審査員大賞&観客賞受賞。
 米国アカデミー賞2010 外国語映画賞デンマーク代表。

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 ・“Sandheden om mænd(Truth About Men)”(デンマーク) 監督:Nikolaj Arcel
 物語:主人公は、青年期から大人へと変わりつつあるマッツ。彼には、美しいガールフレンドがいて、素敵な家があり、いい仕事についている。しかし、ある日、17歳の自分が自分宛に書いた手紙を見つけ、あらゆることが疑問に思えてくる。今の自分は夢を実現したと言えるのだろうか? 今の自分は本当に幸せなのだろうか? 自分はこのままでいいのだろうか?……

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 ・『光のほうへ』“Submarino”(デンマーク・スウェーデン) 監督:トーマス・ヴィンターベア
 出演:Jakob Cedergren、Peter Plaugborg、Patricia Schumann、Gustav Fischer Kjærulff、Morten Rose
 物語:ニックと弟は、悲惨な家庭環境のせいで、幼い頃に別離し、何年も会うことなく、別々に暮らしていた。ニックは、アルコールと暴力に明け暮れ、弟は、シングルファーザーとして6歳の息子を育てるためにドラッグに手を染めていた。そんな2人が、刑務所の中で、運命の再会を果たす……。
 タイトルは、刑務所内での拷問「潜水艦」(水中に頭を突っ込まれる)のこと。
 Jonas T. Bengtsson の小説の映画化。
 ベルリン国際映画祭2010 コンペティション部門出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2010 ホライズンズ部門出品。
 ヨーロッパ映画賞2010 男優賞ノミネート。

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 ・“Broderskab(Brotherhood)”(デンマーク) 監督:Nicolo Donato
 物語:軍隊から戻ってきたラースは、アラブ人や同性愛者を襲ったりしているネオナチのグループに入る。グループの一員と認められるための通過儀礼は厳しいものだったが、古株のジミーが何かと面倒を見てくれる。2人の感情は、いつしか友情を超えたものになるが、それはグループでは許されない感情であり、2人はそれを他の仲間に秘密にする。しかし、やがて、グループを選ぶか、自分の気持ちに素直になるか、いずれかを選択しなければならない時がやってくる……。
 監督のNicole Donatoは、これまでミュージック・ビデオやCM、短編を発表してきたが、長編はこれが初めて。
 ローマ映画祭2009 インターナショナル・コンペティション部門出品。グランプリ受賞。
 ヨーテボリ映画祭2010 出品。

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 ・“Hold om mig(Hold Me Tight)”(デンマーク) 監督:Kaspar Munk
 物語:サラ、ミケル、ハッサン、ルイーズという4人のティーンエージャーの物語。ある日、不幸が重なって、誤解からクラスが大混乱に陥る。やがて、クラスメートたちは、自分たちのフラストレーションのはけ口となる生贄を探し始めるのだった……。
 ローマ映画祭2010 都会のアリス部門出品。新人監督賞/ Marc’Aurelio Award for Emerging New Talents (given to best director or best actor/actress at his/her first film)受賞。

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 ・“Smukke mennesker(Nothing's All Bad)”(デンマーク) 監督:Mikkel Munch-Fals
 物語:インゲボルグは、もう何事にも興味が持てず、若いヨナスは何事にも興味津々で、若い娘アンは体に傷を負い、年輩のドナルドは心に傷を負っていた。それぞれに愛を求める4人が出会い、よりよい人生を求めて、試行錯誤する……。
 サンセバスチャン国際映画祭2010 Zabaltegi-New Directors(新人監督部門)出品。スペシャル・メンション受賞。

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 ・“Alting bliver godt igen(Everything Will Be Fine)”(デンマーク・スウェーデン・仏) 監督:Christoffer Boe
 出演:Jens Albinus、Marijana Jankovic、Igor Radosavljevic、Özlem Saglanmak、Paprika Steen
 物語:映画監督のヤコブ・ファルクは、デンマーク兵が捕虜を虐待していることを示す写真を入手する。彼は、リスクを承知で、この事実を公表しようとするが、これは、彼を予想以上の困難に巻き込むことになる……。
 Christoffer Boe監督の第4長編。
 カンヌ国際映画祭2010 監督週間出品。
 シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭2010 ニュー・ヴィジョンズ部門出品。
 ワルシャワ国際映画祭2010 インターナショナル・コンペティション部門出品。

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 ・“Armadillo”(デンマーク) 監督:Janus Metz
 物語:デンマーク軍のダニエルとマッツは、アフガニスタンのアルマジロ駐屯地にいる。ここは、最前線ヘルマンドに兵士を送り込むための基地で、彼らはタリバンと戦い、アフガニスタンを助けるためにここにいるが、彼らとアフガニスタン住民とのギャップは広がるばかりで、彼らはパラノイアに陥っていく。
 カンヌ国際映画祭2010 批評家週間グランプリ受賞。
 トロント国際映画祭2010 REAL TO REEL部門出品。

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