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zoom RSS 君こそスターだ!2011 シューティング・スター2011授賞式@ベルリン

<<   作成日時 : 2011/02/19 01:07   >>

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 シューティング・スター2011(The Shooting Stars2011)の授賞式が行なわれました。(2月14日)

 シューティング・スターというのは、ヨーロッパ映画界に登場したニュー・スターをいち早く取り上げて紹介しつつ、彼らの栄光を讃え、これを今後のステップ・アップに役立ててもらおうという趣旨で始められたイベントで、EUのメディア・プログラムとEFP(European Film Promotion)のサポートで、毎年、ベルリン国際映画祭期間中に授賞式が行なわれています。

 これまでこの賞に選ばれた俳優というのが、なかなか凄くて、フランカ・ポテンテ(1998年)、レイチェル・ワイズ(1998年)、モーリッツ・ブライプトロイ(1999年)、マチュー・ドゥミ(1999年)、ケリー・マクドナルド(1999年)、エドゥアルド・ノリエガ(1999年)、マリア・シュラーダー(1999年)、レオノール・ワトリング(1999年)、ダニエル・クレイグ(2000年)、アウグスト・ディール(2000年)、ニーナ・ホス(2000年)、マヤ・サンサ(2000年)、ハイケ・マカシュ(2001年)、リュディヴィーヌ・サニエ(2001年)、ジェレミー・レニエ(2002年)、ダニエル・ブリュール(2003年)、セシル・ド・フランス(2003年)、リカルド・スカルマチョ(2006年)、ヨハンナ・ヴォカレク(2006年)、メラニー・ロラン(2007年)、ヤスミン・トリンカ(2007年)、アナマリア・マリンカ(2008年)、アフシア・エルジ(2009年)、デイヴィッド・クロス(2009年)、アルバ・ロルヴァケル(2009年)、キャリー・マリガン(2009)などがいます。

 昨年は、『サラエボ、希望の街角』のズリンカ・ツヴィテシッチ(クロアチア)や、『テン・ウィンターズ』のミケーレ・リオンディーノ(イタリア)が選ばれています。

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 本年度の受賞者は以下の通りです。

 ・アンドレア・ライズボロー(Andrea Riseborough)(英)
 『わたしを離さないで』(2010)、『ブライトン・ロック』(2010)、“Made in Dagenham”(2010)と話題作に立て続けに、出演しているイギリス映画界の新星。
 1981年生まれ。デビューは2005年で、2008年以前はテレビを中心に活躍。映画では『ハッピー・ゴー・ラッキー』(2008)があります。
 最新作は、マドンナの監督第2作“W.E”(2011)、ジェームズ・マーシュの“Shadow Dancer”(2012)など。

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 ・ドムナル・グリーソン(Domhnall Gleeson)(アイルランド)
 2010年は『トゥルー・グリット』(2010)、『わたしを離さないで』(2010)、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(2010)などに出演。
 1983年ダブリン生まれ。2006年から映画と舞台でキャリアをスタートさせる。
 2006年にはトニー賞にノミネート。
 アイルランド・アカデミー賞2011で、テレビ部門主演男優賞(“When Harvey Met Bob”(Great Meadow Productions))とライジング・スター賞(『トゥルー・グリット』と“Sensation”)を受賞。
 2009年と2010年には短編映画の監督も務めています。
 最新作は、ピート・トラヴィスの“Dredd”(2011)、父ブレンダン・グリーソンの初監督作品“2011 At Swim-Two-Birds”(2011)など。

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 ・クララ・ラゴ(Clara Lago)(西)
 代表作は、Oskar Santos監督の“El mal ajeno(For the Good of Others)”。
 1990年マドリッド生まれ。
 日本には、初主演作『キャロルの初恋』(2002)が紹介されています。
 最新作は、ダニエル・サンチェス・アレヴァロ監督の“Primos”(2011)、Andrés Baiz監督の“Bunker”(2011)など。

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 ・Sylvia Hoeks(オランダ)
 代表作は、ルドルフ・ヴァン・デン・ベルグの“Tirza”(2010)。
 1983年生まれ。
 日本には映画祭で出演作『ティラミス』(2008)が紹介されています。
 そのほかの出演作には、ファビアンヌ・ベルトー監督の“Frankie”(2005)、ヨス・ステリング監督の『ドゥスカ』“Duska”(2007)があります。
 最新作は、André van Duren監督の“De Bende van Oss”(2011)。

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 ・アレクサンダー・フェーリング(Alexander Fehling)(独)
 Philipp Stölzl監督の“Goethe!”(2010)でゲーテを演じているほか、ベルリン国際映画祭2011のコンペティション部門に出品されている“Wer wenn nicht wir (If Not Us, Who?)”に出演しています。
 1981年ベルリン生まれ。
 そのほかの出演作には、ハインリヒ・ブレレーア監督の『ブッテンブローク家の人々』(2008)、『イングロリアス・バスターズ』(2009)、ハンス=クリスチャン・シュミット監督の“Storm”(2009)などがあります。

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 ・Marija Skaričić (クロアチア)
 1977年生まれ。
 2004年(“Ta divna Splitska noc”)と2006年(“Das Fräulein”)にサラエボ映画祭で最優秀女優賞を受賞しています。
 最新作は、“Majka asfalta(Mother of Asphalt)”(2010)、“Bella Biondina”(2011)。
 現在は、ザグレブのドラマ・アカデミー(Academy of Dramatic Art (ADA))で後進の指導にも当たっているそうです。

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 ・Nik Xhelilaj(アルバニア)
 “Der Albaner(The Albanian)”(2010)でモスクワ国際映画祭2010 最優秀男優賞を受賞した俊英。
 1983年生まれ。
 両親も姉も軍人で、自らもミリタリー・ハイスクールに進むものの7ヶ月で挫折し、21歳の時に演技を学び始め、“The Sadness of Mrs. Snajdrova”(2005年撮影、2008年公開)で主役デビュー。
 映画での出演作品は、まだ4本くらいしかありませんが、“Der Albaner(The Albanian)”での好演が評価されて、今回の受賞となったようです。
 本当の名前はKreshnikですが、発音しづらいということで、今はNikと名乗っています。

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 ・Natasha Petrovic(マケドニア)
 アイルランド・アカデミー賞2011で作品賞・監督賞・脚本賞という3冠に輝いたファニタ・ウィルソンの“As If I Am Not There”(2009/アイルランド)に出演しています。

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 ・Pilou Asbaek(デンマーク)
 ベルリン国際映画祭2010 のコンペティション部門に出品され、国際批評家連盟賞を受賞した“En Familie”(2010)と、ロッテルダム国際映画祭2010 コンペティション部門に出品され、デンマーク・アカデミー賞2011を総なめにした“R”(2010)に主演して注目されました。
 デンマーク・アカデミー賞2011では主演男優賞を受賞しています。
 1982年生まれ。
 最新出演作は、トロント国際映画祭2010、パームスプリングス国際映画祭2011、サンタバーバラ国際映画祭2011でも上映された“The Whistleblower”(2010)。

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 ・Alicia Vikander(スェーデン)
 “Till det som är vackert(Pure)”(2010)で、スウェーデン・アカデミー賞2011 主演女優賞を受賞し、サンタバーバラ国際映画祭2011でも主演女優賞を受賞しています。
 1988年生まれ。
 映画への本格的出演は“Till det som är vackert(Pure)”が初めてで、それ以前はテレビを中心に活躍しています。
 最新作は、“Kronjuvelerna”(2011)。

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 シューティング・スターは、ノミネーションが行なわれた後で、審査員によって、最大10人(初期は20人)に絞り込まれるのですが、このノミネーションの条件というのが、けっこう厳しくて、以下のようになっています。

 ・英語が流暢であること。
 ・35歳未満。
 ・過去12ヶ月以内に映画で主要な役を演じていること。
 ・出演作が、複数の映画祭や複数の国で上映されていること。
 ・自国の映画賞にノミネートか受賞されたことがあること。

 今年の授賞式のホストは、審査員も務めたハイケ・マカシュと、レイフ・ファインズでした。

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 今年の受賞者については、過去1年間に封切られたヨーロッパ映画の注目すべき作品から、ズバズバ受賞者が選ばれていて、調べていてとても面白かったですね。

 ヨーロッパ全体で、こうした若い才能を評価して、ヨーロッパ映画全体を盛り上げていこうとしている姿勢も素晴らしく、とても意義のあることだと思います。

 受賞者のチョイスもいいし、ヨーロッパ映画に詳しい人が見て、概ね納得できる結果なのではないでしょうか。ま、それでももっとほかにこの人も選ばれてもよかったんじゃないかという人もいるかもしれませんが(アンドリュー・ガーフィールドとかジェマ・アータートンとか)、来年以降に期待しましょう。

 *Shooting Stars 公式サイト:http://www.shooting-stars.eu/en/index.php

 *ヨーロッパ映画プロモーション(EFP)公式サイト:http://www.efp-online.com/en/news/index.php

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 *当ブログ記事
 ・シューティング・スター2010:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_30.html

 ・アイルランド・アカデミー賞2011:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_22.html
 ・スウェーデン・アカデミー賞2011:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_44.html
 ・デンマーク・アカデミー賞2011:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_17.html

 ・映画祭&映画賞カレンダー 2010年12月〜2011年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_48.html

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