海から始まる!?

アクセスカウンタ

zoom RSS ドイツ映画批評家賞2011 ノミネーション発表!

<<   作成日時 : 2011/01/28 01:58   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 ドイツ映画批評家賞(VDFK:Preis der deutschen Filmkritik)2011のノミネーションが発表になりました。(1月11日)

 主だった作品の内容紹介は文末に書きますが、作品のクオリティーはわからないものの、面白そうな作品が目白押しです。

 劇場公開の可能性は?と考えるとどうかなあっていう感じもしますが、映画祭上映だったらアリなんじゃないかと思える作品がいくつもあります。
 監督だと、トム・ティクヴァやオスカー・レーラーやデニス・ガンゼルの新作がありますが、それ以外にも、ダニエル・ブリュールとアウグスト・ディールとヨハンナ・ヴォカレク共演の“Die kommenden Tage”や、独・仏合作で、オルリー空港を舞台に搭乗待ちの客たちの2時間(の人間模様)を描く“Orly”、女バンパイア映画“Wir sind die Nacht”なんかも面白そうです。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 ◆作品賞(Spielfilm)
 ・“Boxhagener Platz” 監督:Matti Geschonneck
 ・“Das letzte Schweigen” 監督:Baran bo Odar
 ・“Die Fremde” 監督:Feo Aladag
 ・“Drei” 監督:トム・ティクヴァ
 ・“Goethe!” 監督:Philipp Stölzl
 ・“Habermann” 監督:ユライ・ヘルツ(Juraj Herz)
 ・“Vincent will meer” 監督:ラルフ・ヒュートナー(Ralf Huettner)
 ・“Wir sind die Nacht” 監督:デニス・ガンゼル(Dennis Gansel)

 ◆男優賞(Darsteller)
 ・アウグスト・ディール “Die kommenden Tage”(監督:Lars Kraume)
 ・ファビアン・ヒンリヒス(Fabian Hinrichs) “Schwerkraft”(監督:Maximilian Erlenwein)
 ・アンドレアス・ルスト(Andreas Lust) 『強盗』“Der Räuber”(監督:ベンジャミン・ハイゼンベルク)
 ・セバスチャン・スキッパー(Sebastian Schipper) “Drei”
 ・デーヴィト・シュトリーゾフ(Devid Striesow) “Drei”

 ◆女優賞(Darstellerin)
 ・ベルナデット・ヘアヴァーゲン(Bernadette Heerwagen) “Die kommenden Tage”
 ・シベル・ケキリ(Sibel Kekilli) “Die Fremde”
 ・Julia Koschitz “Der letzte schöne Herbsttag”(監督:Ralf Westhoff)
 ・ゾフィー・ロイス(Sophie Rois) “Drei”
 ・Katrin Saß “Das letzte Schweigen”

 ◆脚本賞(Drehbuch)
 ・“Die Fremde” Feo Aladag
 ・“Drei” トム・ティクヴァ
 ・“Friendship”(監督:Markus Goller) Oliver Ziegenbalg
 ・“Renn, wenn du kannst”(監督:Dietrich Brüggemann) Dietrich Brüggemann、Anna Brüggemann
 ・“Wir sind die Nacht” ヤン・ベルガー(Jan Berger)

 ◆撮影賞(Kamera)
 ・“Boxhagener Platz” マルティン・ランガー(Martin Langer)
 ・“Die Fremde” ユーディット・カウフマン(Judith Kaufmann)
 ・“Die kommenden Tage” ソニア・ロム(Sonja Rom)
 ・“Parkour”(監督:Marc Rensing) Ulle Hadding
 ・“Wir sind die Nacht” トルステン・ブロイアー(Thorsten Breuer)

 マルティン・ランガーは、『白いバラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』『Re:プレイ』などを手がける撮影監督。
 ユーディット・カウフマンは、『4分間のピアニスト』などを手がける撮影監督。
 ソニア・ロムは、『クレイジー』『CLUBファンダンゴ』などを手がける撮影監督。
 トルステン・ブロイアーは、『点子ちゃんとアントン』『ウェイヴ』などを手がける撮影監督。

 ◆編集賞(Schnitt)
 ・“Der Freischütz(Hunter’s Bride)”(監督:Jens Neubert) Martin Hoffmann
 ・“Die Fremde” Andrea Mertens
 ・“Im Haus meines Vaters sind viele Wohnungen”(監督:Hajo Schomerus) ダニエラ・グロッシュ(Daniela Grosch)
 ・“Jud Süß – Film ohne Gewissen”(監督:オスカー・レーラー) Bettina Böhler
 ・“Orly”(監督:Angela Schanelec) マティルド・ボンフォワ(Mathilde Bonnefoy)

 ダニエラ・グロッシュは、『4分間のピアニスト』などを手がける映画編集者。
 マティルド・ボンフォワは、『ラン・ローラ・ラン』『プリンセス・アンド・ウォリアー』『ヘヴン』『ソウル・オブ・マン』『悪霊の棲む家』『ザ・バンク 堕ちた巨像』などを手がける映画編集者。

 ◆音楽賞(Musik)
 ・“Die Fremde” ステファン・ムーシャ(Stéphane Moucha)、マックス・リヒター(Max Richter)
 ・“Die kommenden Tage” Christoph M. Kaiser、ジュリアン・マース(Julian Maas)
 ・“Die Liebe der Kinder”(監督:Franz Müller) Tobias Ellenberg、Daniel Backes、Jennifer Jones
 ・“Jane's Journey – Die Lebensreise der Jane Goodall”(監督:Lorenz Knauer) Wolfgang Netzer、クリス・ハイネ(Chris Heyne)
 ・“Jerry Cotton”(監督:Cyrill Boss、Philipp Stennert) Helmut Zerlett、Christoph Zirngibl

 ステファン・ムーシャは、『善き人のためのソナタ』などを手がける音楽家。
 マックス・リヒターは、『戦場でワルツを』『サラの鍵』などを手がける音楽家。
 ジュリアン・マースは、『厨房で逢いましょう』などを手がける音楽家。

 ◆第1回作品賞(Spielfilmdebüt)
 ・“Die Entbehrlichen(The Dispensables)” 監督:Andreas Arnstedt
 ・“Die Fremde” 監督:Feo Aladag
 ・“Draußen am See(Losing Balance)” 監督:Felix Fuchssteiner
 ・“Parkour” 監督:Marc Rensing
 ・“Schwerkraft” 監督:Maximilian Erlenwein

 ◆ドキュメンタリー賞(Dokumentarfilm)
 ・“Berlin – Stettin” 監督:Volker Koepp
 ・“Das Schreiben und das Schweigen” 監督:Carmen Tartarotti
 ・“Im Haus meines Vaters sind viele Wohnungen” 監督:Hajo Schomerus
 ・“Mein Herz sieht die Welt schwarz” 監督:Helga Reidemeister
 ・“Neukölln Unlimited” 監督:Agostino Imondi、Dietmar Ratsch

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 主な作品のノミネート状況は以下の通りです。

 ・“Die Fremde”(7):作品・女優・脚本・撮影・編集・音楽・第1回
 ・“Drei”(5):作品・男優・男優・女優・脚本
 ・“Die kommenden Tage”(4):男優・女優・撮影・音楽
 ・“Boxhagener Platz”(2):作品・撮影
 ・“Das letzte Schweigen”(2):作品・女優
 ・“Wir sind die Nacht”(2):撮影・撮影
 ・“Schwerkraft”(2):男優・第1回
 ・“Parkour”(2):撮影・第1回
 ・“Im Haus meines Vaters sind viele Wohnungen”(2):編集・ドキュメンタリー

 先に結果が発表になっているバイエルン映画賞とは、対象期間/作品が異なっていることもあって、あまり作品は重なっていませんが、ここでは、米国アカデミー賞2011外国語映画賞ドイツ代表作品に選ばれている“Die Fremde”が最多ノミネートになっています。

 監督では、ユライ・ヘルツというベテランがわずかに1人だけ混じっていたりもしますが、それからトム・ティクヴァまでの世代(ニュー・ジャーマン・シネマの監督たち)がごっそり抜け落ちています。国外に出て活躍している監督も多いのでしょうが、ドイツでもかつてドイツ映画を支えた世代が映画を撮れなくなってきているということでしょうか。

 受賞結果の発表は、ベルリン国際映画祭2011開催期間中に行なわれます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 主なノミネート作品を以下に簡単に紹介しておきます。

 ・“Die Fremde (When We Leave)” 監督:Feo Aladag
 出演:シベル・ケキリ、Settar Tanriögen
 物語:ドイツ生まれのトルコ人女性ウマイは、イスタンブールでの抑圧的な結婚生活を逃れるようにして、息子と2人でベルリンに戻ってくる。それは、ベルリンに戻れば、家族が助けてくれるだろうと期待しての帰国だったが、現実はそんなに甘くはなく、伝統としきたりを重んじる家族は、彼女の思いとは裏腹に、息子を父親の元に返そうとするのだった……。
 ベルリン国際映画祭2010 パノラマ部門出品。Label Europa Cinemas受賞。
 ドイツ映画賞2010 ブロンズ賞&主演女優賞受賞。
 トライベッカ映画祭2010 グランプリ受賞。
 第4回ラックス賞ノミネート。
 米国アカデミー賞2011外国語映画賞ドイツ代表

画像

 ・“Drei(Three)”(独) 監督:トム・ティクヴァ
 出演:ゾフィー・ロイス、セバスティアン・シッパー(Sebastian Schipper)、デーヴィト・シュトリーゾフ(Devid Striesow)
 物語:40代前半の夫婦ハンナとシモンがベルリンで暮らしている。それぞれ別々に、若い男性アダムと出会い、恋に落ちてしまう。やがてハンナが妊娠していることがわかるが、どっちが父親なのかがわからないのだった……。
 ベネチア国際映画祭2010 コンペティション部門出品。
 トロント国際映画祭2010 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 バイエルン映画賞2011 監督賞&受賞賞受賞。

画像

 ・“Die kommenden Tage(Day to Come)”(独) 監督:Lars Kraume
 出演:ベルナデット・ヘアヴァーゲン(Bernadette Heerwagen)、ダニエル・ブリュール、アウグスト・ディール、ヨハンナ・ヴォカレク
 物語:未来への希望と不安に揺れる3人の姉弟の物語。ラウラは大学を卒業して、愛するハンスと子供たちと暮らす道を選ぶのかどうか決めなければならなかった。セシリアは、コンスタンチンへの報われない愛の深みにはまっていた。末っ子のフィリップは、アジアでの油田開発で絶望的な戦いをしていた……。

画像

 ・“Boxhagener Platz”(独) 監督:Matti Geschonneck
 出演:Gudrun Ritter、Samuel Schneider、ホルスト・クラウゼ(Horst Krause)、ミヒャエル・グヴィスデク(Michael Gwisdek)、ユルゲン・フォーゲル(Jürgen Vogel)
 物語:西側では学生運動が起こり、セックス革命が吹き荒れていた1968年。東ベルリンのボクサーハーゲナープラッツでは、オッティおばあちゃんと12歳の孫のホルガーが、彼らにとっての特別な冒険をしていた。オッティは、これまで5回の結婚をし、今また、彼女の前に、元ナチのフィッシュ−=ヴィンクラーと元スパクタカス・ファイターのカール・ヴェグナーが現れ、6度目の結婚も近いと思われた。オッティは、カールと恋に落ち、フィッシュ=ヴィンクラーは突然死を遂げる。探偵ごっこの好きなホルガーは、その過程で、愛と1968年の「革命」について多くを学ぶ……。
 ベルリン国際映画祭2010 ベルリナーレ・スペシャル部門出品。
 モスクワ国際映画祭2010 コンペティション部門出品。

画像

 ・“Das letzte Schweigen(The Silence)”(独) 監督:Baran Bo Odar
 物語:ある夏の夜、13歳の少女シニカが行方不明になる。彼女の自転車は、23年前に少女が殺されたのと同じ場所で発見される……。
 ロカルノ国際映画祭2010 ピアッツァ・グランデ部門出品。
 釜山国際映画祭2010 ワールド・シネマ部門出品。

画像

 ・“Wir sind die Nacht(We are the Night)”(独) 監督:デニス・ガンゼル(Dennis Gansel)
 出演:カロリーネ・ヘルフルト(Karoline Herfurth)、ニーナ・ホス、ジェニファー・ウルリッヒ(Jennifer Ulrich)、Anna Fischer、マックス・リーメルト(Max Riemelt)、Waléra Kanischtscheff
 物語:ルイーサとノラとシャルロットはバンパイアで、いつも血に飢えていた。ルイーサは、バーで見つけたレナを餌食にし、彼女を仲間に誘い込む。失踪したレナを、警察と、レナの恋人のトムが探しまわり、ついにトムがルイーサと一緒にいるレナを発見する。彼は、改めて自分がいかにレナを愛しているかに気づくが、それはルイーサの嫉妬心を煽ることになるのだった。
 シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭2010オフィシャル・ファンタスティック・セレクション-コンペティション部門出品。

画像

 ・“Schwerkraft(Gravity)”(独) 監督:Maximilian Erlenwein
 出演:ファビアン・ヒンリヒス(Fabian Hinrichs)、ユルゲン・フォーゲル(Jürgen Vogel)、Nora von Waldstätten、Jule Böwe
 物語:フレデリックは、若くやり手の銀行マンだったが、金融危機でもあって融資を断わられた顧客が彼の目の前で拳銃自殺を図ったのを見て、大きな衝撃を受ける。その結果、彼は、自分の仕事に疑問を持つようになり、元ペテン師のフィンスとともに、裕福な顧客の家を襲って金を盗み、それを必要としている人にバラ撒く。それはスリル満点の体験で、彼はそのスリルにのめりこんでいくのだった……。
 モントリオール世界映画祭2009 ファースト・フィルム・ワールド・コンペティション部門出品。
 ドイツ映画賞2010 主演男優賞ノミネート。

画像

 ・“Parkour”(独) 監督:Marc Rensing
 出演:Christoph Letkowski、Nora von Waldstätten、Marlon Kittel
 物語:リッチーとノネとパウルにとって最大の関心事はパルクールだった。彼らは、あらゆる時間をこのスポーツに費やしていたが、ノネが、リッチーのガールフレンド、ハンナと過ごすことが多くなって、すべてのバランスが崩れ始める。動揺したリッチーは、職場で事故を招き、けが人まで出してしまう。ハンナはリッチーと距離を置くようになり、彼は不信と嫉妬と暴力にかられていく。事故に遭った本人がどうして事故が起きたのかはっきりさせようとするに至り、リッチーはいてもたってもいられなくなる。パルクールでは、すばやく障害を乗り越えていくリッチーも人生の障害物はなかなか乗り越えられないのだった……。

画像

 ・“Habermann”(ドイツ・チェコ) 監督:ユライ・ヘルツ(Juraj Herz)
 出演:Karel Roden、Wilson Gonzalez Ochsenknecht、Hannah Herzsprung、 Franziska Weisz
 物語:1938年。ズデーテン地方の工場主とその家族の物語で、ヨーロッパ全体の緊張の高まりの中で、彼らの生活も変えざるを得なくなる。
 バイエルン映画賞2010 監督賞&男優賞(マルク・ヴァシュケ(Mark Waschke))受賞。

画像

 ・“Vincent will Meer(Vincent Wants to Sea)”(独) 監督:ラルフ・ヒュートナー(Ralf Huettner)
 出演:Florian David Fitz、Karoline Herfurth、Heino Ferch、Katharina Müller-Elmau
 物語:フィンセントは、クリニックで知り合った拒食症のマリーとそのルームメイトのアレックスとともに、死んだ母がもう一度見たかったという海を見るために、ロゼ医師の車を盗んで、イタリアへと向かう……。
 バイエルン映画賞2011 脚本賞&観客賞受賞。

画像

 ・『強盗』“Der Räuber”(独・オーストリア) 監督:ベンジャミン・ハイゼンベルク
 物語:有能なマラソン選手ヨハンには、銀行強盗というもう1つの顔があった。銀行強盗の時は、マラソンとは違って、バカげたお面をつけ、銃を携帯しているという違いはあったが、そのどちらにおいても、彼は、自分の心拍数やスタミナや効果を正確に把握することを怠らなかった。ある日、彼は、オーストリアの戦後最大となる逃走劇を繰り広げることになる……。
 実際に起こった事件を元に、小説家Martin Prinzが書いた小説の映画化。
 ベルリン国際映画祭2010 コンペティション部門出品。
 バイエルン映画賞2010 新人監督賞受賞。
 ドイツ映画賞2010 撮影賞ノミネート。
 全州国際映画祭2010 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 パリ映画祭2010 ブロガー賞受賞。
 シカゴ国際映画祭2010 メイン・コンペティション部門出品。
 オーストリア映画賞2011- 7部門ノミネート(作品賞・監督賞・男優賞・脚本賞・撮影賞・編集賞・音響賞)。
 日本では、なら国際映画祭2010と大阪ヨーロッパ映画祭で上映されています。

画像

 ・“Der letzte schöne Herbsttag”(独) 監督:Ralf Westhoff
 出演:Julia Koschitz、Felix Hellmann、Katharina M. Schubert、Leopold Hornung
 物語:若い男女が2人の関係を検証する。共通点と相違点、いい思い出と失望したこと。お互いについて2人で話し、2人の愛に未来があるかどうかを語り合う。
 チューリヒ映画祭2010 ドイツ語作品コンペティション部門出品。
 バイエルン映画賞2011 ニュー・プロデューサー賞受賞。

画像

 ・“Friendship!”(独・米) 監督:Markus Goller
 出演:Alicja Bachleda、Matthias Schweighöfer、Chris Browning
 物語:東ドイツからサンフランシスコへと青年が旅をする。それは、12年前に行方知れずになった父親を捜す旅であった……。
 バイエルン映画賞2010 新人男優賞受賞(Friedrich Mücke)。

画像

 ・“Im Haus meines Vaters sind viele Wohnungen” (独・スイス) 監督:Hajo Schomerus
 物語:エルサレムの聖墳墓教会に関するドキュメンタリー。聖墳墓教会は、ゴルゴダの丘があったとされる場所に立てられた教会で、キリスト教の6つの宗派、カトリック教会、東方正教会、アルメニア使徒教会、コプト正教会、シリア正教会、そしてエチオピア正教会の共同管理となっていて、一日中、いずれかの宗派の行事が行なわれている。大きな祝日ともなると世界中から多くの信者がかけつけるが、それぞれの宗派は分断されたまま、交わることはない。

画像

 ・“Jud Süß – Film ohne Gewissen”(独・オーストリア) 監督:オスカー・レーラー
 出演:トビアス・モレッティ(Tobias Moretti)、マルティナ・ゲデック、モーリッツ・ブライプトロイ、ユストゥス・フォン・ドーナニー(Justus von Dohnanyi)、アーミン・ローデ(Armin Rohde)
 物語:1940年のドイツ。フェルディナンド・マリアンは、ファイト・ハーマン監督のプロパガンダ映画“Jud Süß”(ユダヤ人ジュース)の主役に抜擢される。彼の栄光は、この映画がベネチア国際映画祭でプレミア上映されるまで続くが、その頃になって、彼もようやくこの映画の持っている社会的な意味や危険性を認識し始める。彼の友人のユダヤ人たちは移民を始め、彼も、家族をユダヤ人の友人の別荘に隠すが、家族はメイドの密告で見つかってしまう。彼は、自棄になって酒に溺れる。しかし、その行為がまた非難の対象となり、ゲッペルスの不興を買って、妻が国外追放になってしまう。チェコ人の愛人ブラスタももう彼を守ることはできない……。
 ベルリン国際映画祭2010 コンペティション部門出品。
 オーストリア映画賞2011- 4部門ノミネート(男優賞・男優賞・美術賞・メイキャップ賞)。

画像

 ・“Orly”(独・仏)  監督:Angela Schanelec
 出演:ヨゼ・デパウ(Josse De Pauw)、マレン・エッゲルト(Maren Eggert)、ナターシャ・レニエ、ブリュノ・トデスキーニ、ミレイユ・ペリエ、エミール・ベルリング
 物語:冬の終わりのオルリー空港。ロビーは人であふれている。若い女性は夫の待つ家に帰るはずだったが、ふいに見知らぬ人に恋してしまう。母親とその息子は、別れた父親の葬式に出席するために飛行機に乗ろうとしている。初めての大きな外国旅行に出かけようとしていたカップルは空港内ではぐれてしまう。また、ある女性は公衆の面前で夫からの絶縁状を読み始める……。搭乗を待つ人々に起こる2時間の物語。
 ベルリン国際映画祭2010 フォーラム部門出品。
 リュミエール賞2011 フランス語外国映画賞ノミネート。

画像

 ・“Die Entbehrlichen(The Dispensables)”(独) 監督:Andreas Arnstedt
 物語:主人公は11歳の少年。母親は重度のアル中で施設に入れられてしまい、父親は子供を育てられずに、リビングルームで自殺してしまう。少年は、父親が自殺したことが知れると孤児院に入れられると思い、父親の死を隠して、父親の死体と生活することにする……。
 サンパウロ国際映画祭2009 監督賞&俳優賞(Andrè Hennicke)受賞。
 シンガポール国際映画祭2010 ドイツ映画フォーカス部門出品。

画像

 ・“Neukölln Unlimited”(独) 監督:Agostino Imondi、Dietmar Ratsch
 物語:ハッサンとリアルとマラドーナの3兄弟は、歌とダンスで成功していた。だが、ドイツから家族が強制送還されそうになっていて、彼らは、自分たちの才能を使って、なんとか家族を救おうとする……。
 ベルリン国際映画祭2010 ジェネレーション部門 14plus グランプリ(Crystal Bear)。
 シンガポール国際映画祭2010 ドイツ映画フォーカス部門出品。
 サラエボ映画祭2010 Teen Area部門出品。
 台北電影節2010 ジェネレーション・ネクスト部門出品。

画像

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 *この記事がなかなか参考になった!と思ったら、人気ブログランキングにクリックをお願いします。
 ↓ ↓ ↓ ↓
 
 ↑ ↑ ↑ ↑
 クリックしてね!

 *当ブログ記事
 ・ドイツ映画批評家賞2010 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_24.html
 ・ドイツ映画批評家賞2010 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_31.html

 ・バイエルン映画賞2011 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_36.html

 ・映画祭&映画賞カレンダー 2010年12月〜2011年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_48.html

 追記:
 ・ドイツ映画批評家賞2011 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_26.html

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
ドイツ映画批評家賞2011 ノミネーション発表! 海から始まる!?/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる