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zoom RSS コンペティション以外 ベネチア国際映画祭2010 ラインナップ! その2

<<   作成日時 : 2010/08/01 18:57   >>

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 ◆批評家週間

 今回で25回目。
 批評家週間には審査員はおらず、観客の投票で賞が選ばれます。
 昨年はこの部門で“Videocracy”、“Tehroun”、“Cafè Noir”などが上映されました。

 *公式サイト:http://www.sicvenezia.it/

 [コンペティション部門]

 ・“Angèle et Tony”(2010/仏) 監督:Alix Delaporte [ワールド・プレミア]
 出演:クロチルド・エスメ
 物語:なんとか世間でまともな仕事について、自分の娘を取り戻したいと考える前科者の女性の物語。
 2006年のベネチア国際映画祭で、短編部門の銀獅子賞(最優秀短編賞)を受賞したAlix Delaporteの初長編。

 ・“Hai paura del buio”(2010/伊) 監督:Massimo Coppola [ワールド・プレミア]
 物語:イタリア人女性とルーマニア人女性の人生が、フィアットの工場で交わる。

 ・“Oča (Papà)”(2010/スロヴェニア) 監督:Vlado Škafar [ワールド・プレミア]
 父と息子のドラマ。

 ・“Hora proelefsis (Terra madre/Homeland)”(2010/ギリシャ) 監督:Syllas Tzoumerkas [ワールド・プレミア]
 物語:国が政治的な大事件で揺れ、家族の中でも3世代が衝突する。

 ・“Svinalängorna (Beyond )”(2010/スウェーデン) 監督:ペルニラ・アウグスト(Pernilla August) [ワールド・プレミア]
 出演:ノオミ・ラパス
 物語:レーナは、34歳で、夫と2人の娘とともにストックホルムで暮らしている。ある日、彼女の母が死んだという知らせが届く。そのことは、彼女が日頃、意識から抹消していること、すなわち、両親がアル中で、少女時代は嫌な思い出しかなかったということを思い出させるのだった……。

 ・“Hitparzut X(Naomi) ”(2010/イスラエル・仏) 監督:Eitan Zur [ワールド・プレミア]
 物語:天体物理学者のイランは、若く美しい女性ナオミと結婚する。しかし、ある日、彼女に愛人がいることを知る。
 イスラエルで最も成功している劇作家の1人Edna Mazyaが書いたベストセラー小説の映画化。

 ・“Martha”(2010/メキシコ) 監督:Marcelino Islas Hernández [ワールド・プレミア]
 物語:マーサは、メキシコシティの保険会社で30年間、ファイリングの仕事をしてきたが、コンピューターの導入でクビになってしまう。彼女には人生のパートナーもおらず、頼ることのできる人もおらず、突然、すべてが意味を失ってしまう。彼女は人生を終わりにしようと決めるが、それすら、コンピューターへのデータの移行を担当した若い娘エヴァに頼らざるを得ないという皮肉なことになる。しかし、死のうと決めたとたん、彼女の人生はキラキラと輝き始めるのだった。

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 [批評家週間25周年記念特別上映](Film di apertura – Evento speciale 25. Settimana Internazionale della Critica)
 ・“Notte italiana”(1987/伊) 監督:Carlo Mazzacurati

 [クロージング作品](Film di chiusura – Fuori Concorso)
 ・“Limbunan (La stanza della sposa)”(2010/フィリピン) 監督:Gutierrez Mangansakan II [インターナショナル・プレミア]

 ◆ベネチア・デイズ

 カンヌ国際映画祭の監督週間をモデルとして設けられたサイドバー・プログラム。今年で第7回。
 今年は、9本のワールド・プレミア、4本の初監督作品、全12作品が上映されます。
 昨年は、ここで『第211号監房』、『デブたち』、ルイ・デリュック賞新人賞受賞作“Qu’Un Seul Tienne, Les Autres Suivront”、ワリス・デイリーの半生を描いた“Desert Flower”、ゴラン・パスカリェーヴィッチの“Honeymoons”などが上映されています。
 秋以降、世界の映画祭サーキットをまわることになるような意欲的な作品が上映されることが多いようです。

 *公式サイト:http://www.venice-days.com/

 ・“Le Bruit Des Glacons(The Clink Of Ice)”(仏) 監督:ベルトラン・ブリエ [インターナショナル・プレミア][オープニング作品]
 出演:ジャン・デュジャルダン、アルベール・デュポンテル、アンヌ・アルヴァロ、ミリアム・ボイヤー
 物語:病気と死に関するブラック・コメディー。アル中の作家の前に、彼自身のガン化身が登場する。

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 ・“Noir Ocean”(ベルギー・仏・独) 監督:Marion Hänsel [ワールド・プレミア]
 出演:Nicolas Robin、Adrien Jolivet、Romain David
 物語:フランスのフリゲート艦がポリネシア沖に停泊していて、そこには3人の何も知らない船員が乗っていた。時は、1972年で、ムルロア環礁で、フランスが核実験を行なおうとしていた……。

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 ・“Et In Terra Pax”(伊) 監督:Matteo Botrugno 、Daniele Coluccini [ワールド・プレミア] [初監督作品]
 出演:Maurizio Tesei、Ughetta D’Onorascenzo、Michele Botrugno、Fabio Gomiero
 ローマ近郊のすさんだ街を舞台に、思春期の若者の希望と挫折を描いて、初期のパゾリーニを思わせる作品。

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 ・“L’Amore Buio”(伊) 監督:Antonio Capuano [ワールド・プレミア]
 出演:Irene De Angelis、Gabriele Agrio、ルイザ・ラギエリ、Corso Salani、ヴェレリア・ゴリーノ、ファビリツィオ・ジフーニ
 物語は集団レイプから始まる。加害者であるシロも、被害者であるイレーヌも同じ年齢で、映画は、加害者側からと被害者側からと、同じ都市を全く異なる角度から描いてみせる。
 2010年6月に48歳で亡くなったCorso Salaniの遺作。

 ・“Cielo Senza Terra”(伊) 監督:Giovanni Maderna、Sara Pozzoli [ワールド・プレミア]
 監督自身の生活と彼の父親のプライベートを、シネマ・ヴェリテの手法でとらえた実験的作品。

 ・“Cirkus Columbia”(ボスニア ヘルツェゴビナ・仏・英・スロヴェニア・独・ベルギー・セルビア) 監督:ダニス・タノヴィッチ [インターナショナル・プレミア]
 出演:ミキ・マノイロヴィッチ、Mira Furlan、Boris Ler、Jelena Stupljanin
 物語:20年の亡命を終えて、夫がヘルツェゴビナの故郷に戻ってくる。彼が果たしたかったことの1つは、新しいベンツと、若くセクシーなガールフレンドと、毛の抜けた黒猫を見せて、別れた妻に何がしかの恨みを晴らすことであった……。
 クロアチアのジャーナリストIvica Djikicの初小説の映画化。

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 ・“Cogunluk(Majority)”(トルコ) 監督:Seren Yüce [ワールド・プレミア] [初監督作品]
 出演:Bartu Küçükçaglayan、Settar Tanriogren、Nihal Koldas、Esme Madra
 中流階級のトルコ人青年とクルド人の娘による、イスタンブール版ロミオとジュリエット。

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 ・“Incendies”(カナダ・仏) 監督:デニ・ヴィルヌーヴ [ワールド・プレミア]
 出演:ルブナ・アザバル(Lubna Azabal)、Mélissa Désormeaux-Poulin、Maxim Gaudette、レミー・ジラール(Rémy Girard)
 物語:母の最後の望みは、双子のジャンとシモンに、彼らのルーツであるレバノンに旅させることであった。

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 ・“The Happy Poet”(米) 監督:Paul Gordon [インターナショナル・プレミア]
 出演:Paul Gordon、Jonny Mars、Chris Doubek、Liz Fisher
 世界的な金融危機の流れに抗して、健康食品のスタンドを始める企業家の物語。

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 ・“Pequenas Voces(Born Under Fire)”(コロンビア) 監督:Jairo Carrillo、Oscar Andrade [ワールド・プレミア] [初監督作品]
 コロンビアの政府軍とゲリラの抗争によって、破壊され、生活がめちゃくちゃになっていく様を、子供の視点から描いた同ダイトルの短編アニメーションを、7年かけて、3Dで長編化した作品。

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 ・“La Vida De Los Peces(The Life Of Fish)”(チリ) 監督:Matias Bize [ワールド・プレミア]
 出演:Santiago Cabrera、Blanca Lewin
 物語:若いチリ人がヨーロッパで10年間過ごした後で、サンチアゴに帰り、古くからの友人たちと再会し、これまでのことやこれからのことを大いに語り合う。

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 ・“Notre Etrangere(The Place In Between)”(ブルキナファソ・仏) 監督:Sarah Bouyain  [ワールド・プレミア] [初監督作品]
 出演:Dorylia Calmel、Assita Ouedraogo、Nathalie Richard
 物語:よりよい生活を送るために、幼い頃、パリの白人家庭に預けられた娘が、母親を捜してブルキナファソをさまよう。しかし、その頃、母親は、彼女とすれ違いにパリに出てきているのだった……。
 イドリッサ・ウエドラオゴのアシスタントを務めていたSarah Bouyainの初監督作品。

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 [イタリア:ポートレイト&ランドスケープ](Italy: Portraits And Landscapes)

 ・“La Vita Al Tempo Della Morte(Life In The Time Of Death)”(伊) 監督:Andrea Caccia [ワールド・プレミア]
 病気で死んでいくということについて、1人称で、ドキュメンタリーで語る、実験的な作品。

 ・“Il Sangue Verde”(伊) 監督:Andrea Segre [ワールド・プレミア]
 アフリカ系移民を別の町に引っ越させるという事態にまで陥った、2010年1月、南イタリアのカラブリア州ロサルノの、アフリカ系移民と地元民とのトラブルに関して、「生き残り」が自分たちのことを語る。

 ・“Lisetta Carmi. Un’Anima In Cammino”(伊) 監督:Daniele Segre [ワールド・プレミア]
 1924年に、ジェノバの裕福なユダヤ人家庭に生まれ、イタリアで最も有名な写真家の1人になったLisetta Carmiの肖像。

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 ・“Scena Del Crimine”(オランダ) 監督:Walter Stokman [ワールド・プレミア]
 ナポリ警察の1日。新聞の見出しの向こうに真実が見える。

 [シネマ・アンダー・ザ・スカイ](Cinema Under The Sky)

 ・“Hitler A Hollywood”(ベルギー・仏) 監督:Frédéric Sojcher
 監督:Frédéric Sojcher
 出演:マリア・デ・メデイロス、ミシュリーヌ・プレール、Wim Willaert、ハンス・メイヤー、ナタリー・バイ、アリエル・ドンバール
 物語:女優マリア・デ・メデイロスが、女優ミシュリーヌ・プレールについてのドキュメンタリーに参加している。彼女の、1930年代からのバイオグラフィーをたどっていく過程で、1939年に作られていながら、戦争のために公開されることのなかった1本の映画にたどりつく。マリア・デ・メデイロスは、その失われてしまった1本の映画の消息を追うが、それは、いまとなってはすっかり忘れられてしまっていたヨーロッパ映画の過去を掘り起こすことにもなるのだった……。
 本作は、監督で映画理論家でもあるFrédéric Sojcherによるモキュメンタリーであり、ヨーロッパ映画産業へのオマージュにもなっている。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2010 国際批評家連盟賞受賞。

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 ・“Capo Dio Monte”(伊) 監督:Pappi Corsicato
 カポディモンテ美術館における、ルイジ・オンターニ(Luigi Ontani)と彼の作品の紹介。

 ・“La Svolta. Donne Contro L’Ilva”(伊) 監督:Valentina D’Amico
 イタリア南部タラントの鉄鋼ミルIlva社で、労働災害に遭った家族のために補償を求める6人の女性の証言集。

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 ・“Vomero Travel”(伊) 監督:Guido Lombardi
 Roca Lightは、北ナポリで活動している4人組のヒップホップ・グループで、ボーメオに住んでいて、彼らのファンだという14歳半の少年ヴィクターと知り合う。

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 ・“Fate La Storia Senza Di Me”(伊) 監督:Mirko Capozzoli
 物語:彼の人生は、記憶に残る出来事に満ちていた。精神病院の閉鎖、1968年から77年まで続くテロリズムの季節、刑務所、そしてエイズによる彼の死……。

 ・“E’ Stato Morto Un Ragazzo”(伊) 監督:Filippo Vendemmiati
 2005年9月25日、18歳のFederico Aldrovandiは、フェラーラの警察に止められ、そして死亡する。彼の死の真相を探っていくと、自由と情報を求める闘いにたどりついていく……。

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 *当ブログ記事
 ・ベネチア国際映画祭2010 コンペティション部門ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201007/article_29.html
 ・ベネチア国際映画祭2010 コンペティション部門以外のラインナップ その1:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201007/article_30.html
 ・ベネチア国際映画祭2010 追加上映作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201008/article_4.html
 ・ベネチア国際映画祭2010 受賞結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201009/article_21.html
 ・映画祭&映画賞カレンダー 2010年5月〜2011年2月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201005/article_23.html

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