海から始まる!?

アクセスカウンタ

zoom RSS 今年のパリ映画祭は日本映画特集!

<<   作成日時 : 2010/06/17 07:39   >>

トラックバック 1 / コメント 5

 毎年、パリ祭(革命記念日)に先駆けて開催されるパリ映画祭では、毎年一国を選んで特集上映を行ないますが、今年特集上映に選ばれた国は日本です(今年は7月3日から13日にかけて開催)。

 「日本」であって、必ずしも「日本映画」ではないのですが、全部で約100本の映画が上映されます。

 そのほかのプログラムはまた後日改めて書き出したいと思いますが、とりあえず今回は、「日本映画特集」の上映作品を書き出してみることにします。

画像

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 ◆日本映画特集(Le Japon a L'honneur)

 @未公開作上映(Inédits du Japon/New Cinema From Japan)

 ・『怪奇十三夜 第6回 おんな怨霊舟』“Au pays des fantômes Épisode 6 - Le Bateau des femmes fantômes”(1971) 監督:石井輝男
 ・『怪奇十三夜 第9回 怪猫美女屋敷』“Au pays des fantômes - Épisode 9 : La Demeure du chat fantôme”(1971) 監督:石川義寛
 ・『ツィゴイネルワイゼン』“Mélodie Tzigane”(1980) 監督:鈴木清順
 ・『魚影の群れ』“The Catch”(1983) 監督:相米慎二
 ・『台風クラブ』“Typhoon Club”(1985) 監督:相米慎二
 ・『痴漢主婦の白い指先』“Tandem”(1994) 監督:サトウトシキ
 ・『2/デュオ』“2/Duo”(1997) 監督:諏訪敦彦
 ・『マインド・ゲーム』“Mind Game”(2004) 監督:湯浅政明
 ・『花井さちこの華麗な生涯』“The Glamorous Life of Sachiko Hanai”(2005) 監督:女池充
 ・『楳図かずお恐怖劇場 蟲たちの家』“House of Bugs”(2005) 監督:黒沢清
 ・『ざくろ屋敷 バルザック『人間椅子』より』“La Grenadière”(2006) 監督:深田晃司
 ・『花よりもなほ』“Hana”(2006) 監督:是枝裕和
 ・『劇場版 空の境界』“The Garden of Sinners”(2007) 監督:あおきえい
 ・『遭難フリーター』“Intérimaire en détresse”(2007) 監督:岩淵弘樹
 ・『片腕マシンガール』“The Machine Girl”(2007) 監督:井口昇
 ・『サッドヴァケイション』“Sad Vacation”(2007) 監督:青山真治
 ・『ぐるりのこと。』“All Around Us”(2008) 監督:橋口亮輔
 ・『東京人間喜劇』“Human Comedy in Tokyo”(2008) 監督:深田晃司
 ・『ライブテープ』“Live Tape”(2009) 監督:松江哲明
 ・『しんぼる』“Symbol”(2009) 監督:松本人志
 ・『君と歩こう』“To Walk Beside You”(2009) 監督:石井裕也
 ・『アジアの純真』“Pure Asia”(2009) 監督:片嶋一貴
 ・『おとうと』“About Her Brother”(2010) 監督:山田洋次
 ・『永遠に君を愛す』“I Love Thee for Good”(2010) 監督:濱口竜介
 ・『ピュ〜ぴる 2001-2008』“Pyuupiru 2001-2008”(2010) 監督:松永大司
 ・『ソラニン』“Solanin”(2010) 監督:三木孝浩
 ・『鉄男 THE BULLET MAN』“Tetsuo : the Bullet Man”(2010) 監督:塚本晋也

 ※今のところ公式HPで発表されているのは英語/仏語タイトルとローマ字表記の監督名だけなので、日本語タイトルは推測によるものがあります。(だいたい合ってるとは思いますが)

 A若松孝二特集
 6本の監督作品の上映とマスタークラスの開講、および、2本の参考作品の上映

 ・『壁の中の秘事』“Les Secrets derrière le mur”(1965) 監督:若松孝二
 ・『胎児が密猟する時』“Quand l’embryon part braconner”(1966) 監督:若松孝二
 ・『犯された白衣』“Les Anges violés”(1967) 監督:若松孝二
 ・『ゆけゆけ二度目の処女』“Va, va vierge pour la deuxième fois”(1969) 監督:若松孝二
 ・『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』“United Red Army”(2007) 監督:若松孝二
 ・『キャタピラー』“Le Soldat Dieu”(2010) 監督:若松孝二
 ・『愛のコリーダ』“L’Empire des sens”(1976) 監督:大島渚
 ・“Il était une fois… L’Empire des sens”(2010) 監督:David Thompson

 B寺島しのぶ特集

 ・『ヴァイブレータ』“Vibrator”(2003) 監督:廣木隆一
 ・『キャタピラー』“Le Soldat Dieu”(2010) 監督:若松孝二

 C菊地凛子特集

 ・『空の穴』“Hole in the Sky”(2001/日) 監督:熊切和嘉
 ・『バベル』“Babel”(2006/米) 監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
 ・『ブラザーズ・ブルーム』“Une arnaque presque parfaite”(2008/米) 監督:ライアン・ジョンソン
 ・『マップ・オブ・ザ・サウンズ・オブ・トウキョー』“Map of the Sounds of Tokyo”(2009/西) 監督:イザベル・コイシェ

 D山中貞雄特集
 ※2009年11月7日が生誕100年の誕生日でした。

 ・『丹下左膳余話 百萬両の壺』“Tange Sazen et le pot d’un million de Ryos”(1935) 監督:山中貞雄
 ・『河内山宗俊』“Kochiyama Soshun”(1936) 監督:山中貞雄
 ・『人情紙風船』“Pauvres humains, ballons de papier”(1937) 監督:山中貞雄
 ・「パラパラ漫画アニメ」“Flip Books” 監督:山中貞雄

 E黒澤明生誕100周年記念特集

 ・『續姿三四郎』“La Nouvelle Légende du grand judo”(1945) 監督:黒澤明
 ・『野良犬』“Chien enragé”(1949) 監督:黒澤明
 ・『醜聞』“Scandale”(1950) 監督:黒澤明
 ・『羅生門』“Rashômon”(1950) 監督:黒澤明
 ・『生きる』“Vivre”(1952) 監督:黒澤明
 ・『七人の侍』“Les Sept Samouraïs”(1954) 監督:黒澤明
 ・『隠し砦の三悪人』“La Forteresse cachée”(1958) 監督:黒澤明
 ・『用心棒』“Le Garde du corps”(1961) 監督:黒澤明
 ・『椿三十郎』“Sanjurô”(1962) 監督:黒澤明
 ・『天国と地獄』“Entre le Ciel et l’Enfer”(1963) 監督:黒澤明
 ・『赤ひげ』“Barberousse”(1965) 監督:黒澤明
 ・『どですかでん』“Dodes’kaden”(1970) 監督:黒澤明
 ・『影武者』“Kagemusha”(1980) 監督:l’ombre du guerrier, Akira Kurosawa
 ・『八月の狂詩曲』“Rhapsodie en août”(1991) 監督:黒澤明
 ・『荒野の七人』“Les Sept Mercenaires”(1960) 監督:ジョン・スタージェス
 ・『対談 北野武 VS 黒澤明』“Takeshi Kitano rencontre Akira Kurosawa”(1993)

 F「外国人監督が見た日本」特集(Le Japon vu par.../ Japan seen by...)

 ・『ハラキリ』“Harakiri”(1919/独) 監督:フリッツ・ラング
 ・『東京・竹の家』“La Maison de Bambou”(1955/米) 監督:サミュエル・フラー
 ・『忘れえぬ慕情』“Typhon sur Nagasaki”(1957/仏・日) 監督:イヴ・シャンピ
 ・『二十四時間の情事』“Hiroshima mon amour”(1959/仏・日) 監督:アラン・レネ
 ・“Rififi à Tokyo”(1963/仏・伊) 監督:Jacques Deray
 ・『不思議なクミコ』“Le Mystère Koumiko”(1966/仏) 監督:クリス・マルケル
 ・“Kashima Paradise”(1973/仏) 監督:Bénie Deswarte、Yann Le Masson
 ・『東京画』“Tokyo-Ga”(1985/西独・米) 監督:ヴィム・ヴェンダース
 ・『書かれた顔』“Visage écrit”(1995/スイス・日) 監督:ダニエル・シュミット
 ・『TOKYO EYES』“Tokyo Eyes”(1998/仏・日) 監督:ジャン=ピエール・リモザン
 ・“Fish Never Sleep”(2002/英) 監督:Gaëlle Denis
 ・『珈琲時光』“Café lumière”(2003/日) 監督:候孝賢
 ・『ロスト・イン・トランスレーション』“Lost in Translation”(2003/米) 監督:ソフィア・コッポラ
 ・“Papillon d’amour”(2003/ベルギー) 監督:Nicolas Provost
 ・『畏れ慄いて』“Stupeur et tremblements”(2003/仏・日) 監督:アラン・コルノー
 ・『血と骨』“Blood and Bones”(2004/日) 監督:崔洋一
 ・『KAMATAKI-窯焚-』“Kamataki”(2005/カナダ・日) 監督:クロード・ガニオン
 ・『パッセンジャー』“The Passenger”(2005/仏・カナダ・日) 監督:François Rotger
 ・『太陽』“Le Soleil”(2005/ロシア・伊・スイス・仏) 監督:アレクサンドル・ソクーロフ
 ・『硫黄島からの手紙』“Lettres d’Iwo Jima”(2006/米) 監督:クリント・イーストウッド
 ・“Young Yakuza”(2007/仏・米) 監督:ジャン=ピエール・リモザン
 ・『日本の時』“Temps Japonais”(2008/仏) 監督:ジャン=シャルル・フィトゥーシ(Jean-Charles Fitoussi)
 ・『TOKYO!』“Tokyo !”(2008/仏・日・独・韓) 監督:レオス・カラックス、ミシェル・ゴンドリー、ポン・ジュノ
 ・“L’Autre Côté”(2009/仏) 監督:Yann Dedet
 ・“Retour à l’Hijigawa”(2009/仏) 監督:Yann Dedet
 ・“Six”(2009/日・仏) 監督:Guillaume Giovanetti、Çagla Zencirci
 ・“Je suis japonais”(2010/仏) 監督:Mathias Gokalp
 ・“Films des opérateurs Lumière au Japon”(2010?/仏) 監督:Constant Girel、Tsunekichi Shibata、Gabriel Veyre

 Gジャパニーズ・ゴースト・ストーリー(Histoires de fantômes japonais)

 ・『回路』“Kairo”(2000) 監督:黒沢清
 ・『仄暗い水の底から』“Dark Water”(2001) 監督:中田秀夫
 ・『着信アリ』“One Missed Call”(2004) 監督:三池崇史

 H児童映画上映(Young Audience Screenings)
 4本の長編映画の上映と折り紙教室(Atelier origami (6-14 ans))

 ・『大怪獣ガメラ』“Gamera, le monstre géant”(1965) 監督:湯浅憲明
 ・『コドモのコドモ』“Child by Children”(2008) 監督:萩生田宏治
 ・『マイマイ新子と千年の魔法』“Mai Mai Miracle”(2009) 監督:片渕須直
 ・『こまねこのクリスマス〜迷子になったプレゼント〜』とその他の短編“Le Noël de Komaneko”(2009) et autres courts métrages 監督:合田経郎、山村浩二

 I短編映画特集

 ・『彼女と彼女の猫』“She and Her Cat”(1999) 監督:新海誠
 ・『MAMI』“Nami”(2000) 監督:大山慶
 ・『京マチコの夜』“Machiko Kyô's Night”(2005) 監督:冨永昌敬
 ・“Wish you were here”(2005) 監督:青山真治
 ・『ゆきちゃん』“Yuki-Chan”(2006) 監督:大山慶
 ・『秒速5センチメートル』“5 Centimeters per Second”(2007) 監督:新海誠
 ・『HAND SOAP』“Hand Soap”(2008) 監督:大山慶
 ・『つみきのいえ』“The House of Small Cubes”(2008) 監督:加藤久仁生
 ・『地獄先生』“Jigoku-sensei”(2009) 監督:冨永昌敬
 ・『DOWN』“Down”(2010) 監督:青山真治
 ・『Shikasha』“Shikasha”(2010) 監督:平林勇

 JONE PIECE ナイト

 ・『ONE PIECE呪われた聖剣』“ONE PIECE Movie 5 : The Curse of The Sacred Sword”(2004) 監督:竹之内和久
 ・『ONE PIECEオマツリ男爵と秘密の島』“ONE PIECE Movie 6 : Baron Omatsuri and The Secret Island”(2005) 監督:細田守
 ・『ONE PIECEカラクリ城のメカ巨兵』“ONE PIECE Movie 7 : Mega Mecha Soldier of Karakuri Castle”(2006) 監督:宇田綱之介
 ・『ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』“ONE PIECE Movie 8 : Episode of Alabaster Kingdom - The Pirates and the Princess of the Desert”(2007) 監督:今村隆寛
 ・『ONE PIECEエピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜』“ONE PIECE Movie 9 : Episode of Chopper - The Miracle Winter Cherry Blossom”(2008) 監督:清水淳児

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 いや〜、なかなか大したプログラムで、日本の映画評論家でも全部は観ていないだろうという恐るべきラインナップになっています。

 でも、まあ、日本映画の大特集というわりには、ちょっと力の入れるところが違ってるんじゃないかという気がしないでもありませんが(笑)、パリだと、わりと頻繁に日本映画の特集上映は行なわれているらしいので、そういう特集上映ではなかなかお目にかかれないような作品を組み合わせていったら、こうなったという感じでしょうか。

 せっかく監督の回顧上映をするなら、若松孝二全作上映をすればいいのにと思わないでもありませんでしたが、さすがにそれは厳しいという判断だったのでしょうか(笑)。(日本でも、10年くらい前にBOX東中野でけっこう大きな回顧上映が行なわれただけで、たぶん過去20年ぐらいでも本格的な回顧上映と言えるのはそれ1回こっきりですから。)

 どういう人がこの特集に通うことになるのかはわかりませんが、この特集に映画祭期間中にず〜っと通えば日本人よりよっぽど日本映画通になってしまいますね。

 なお、パリ映画祭では、上記の特集上映以外でも、何本かの日本映画が上映されることになっています。

 *この記事がなかなかよかった!と思ったら、人気ブログランキングにクリックをお願いします。
 ↓ ↓ ↓ ↓
 
 ↑ ↑ ↑ ↑
 クリックしてね!

 *当ブログ記事
 ・パリ映画祭2010 その他のラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201006/article_24.html
 ・パリ映画祭2009:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200907/article_13.html
 ・映画祭&映画賞カレンダー 2010年5月〜2011年2月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201005/article_23.html

 追記
 受賞結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201007/article_15.html

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
ガメラ:10年7月の映画祭関連情報
 本日二本目の更新です。一本目「ガメラの風景 /06/21 」はこちら。 ...続きを見る
ガメラ医師のBlog
2010/06/21 18:06

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
あららら。やはりそのようになったのね。とても興奮します。
あんじぇ
2010/06/17 18:31
サトウトシキ監督の「Tandem」は、「痴漢電車人妻篇 奥様は痴女」ですね。
余談ですが、7,8年前に脚本を担当した小林政広監督と話す機会がありまして、そのとき小林監督は自身の主演でこの作品を一般映画としてリメイクしたいと言ってました。
キルゴア二等兵
2010/06/18 01:28
キルゴア二等兵さま
ピンク映画は、同じ映画に複数のタイトルがあったりしますからね。
『タンデム』は原題で、『痴漢電車人妻篇 奥様は痴女』が旧題、『痴漢主婦の白い指先』は新題らしいですよ。
umikarahajimaru
2010/06/18 04:44
 dmm48373さま、ごめんください。
突然コメントを差し上げ、誠に恐れ入ります。私は、上記のTBを致しました「ガメラ医師のBlog」管理人のガメラ医師と申します。映画ガメラに関する情報収集Blogを更新しており、こちらの記事には「ガメラ」の検索から参りました。
 拙Blogでは従来より、各地の映画祭等イベントにおける「ガメラシリーズ上映」に付いての情報をまとめておりまして、この度6月21日付けの上記TBの更新中にて、こちらの「パリ映画祭2010における大怪獣ガメラ上映予定」を紹介させて頂きましたので、ご挨拶に参上した次第です。差し支えなければ拙Blogもご笑覧頂ければ幸いです。
 長文ご無礼致しました。それではこれにて失礼します。
ガメラ医師
URL
2010/06/21 18:48
ガメラ医師さま
わざわざ丁寧にありがとうございました。
ブログも拝見させていただきました。
ほんのさわりを読んだにすぎないので、なんでそんなにガメラに入れ込むことになったのかまではわかりませんでしたが、内容の充実度にはとても驚かされました!
umikarahajimaru
2010/06/23 22:29

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
今年のパリ映画祭は日本映画特集! 海から始まる!?/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる