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公式サイトで上映作品の詳細が発表になるのは、映画祭開催の1週間前ですが、ここでは、現時点で判明していることをまとめておきたいと思います。 【コンペティション部門】 ・マイク・リー “Another Year”(英) 出演:ジム・ブロードベント、イメルダ・スタウントン、Lesley Manville、Ruth Sheen、Peter Wight 物語:“Intimate portrait of people’s lives”(ある人々の人生をていねいに掬い取ったもの)という以外に詳細はわからず、完成まで、内容については語らないのがマイク・リーの製作スタイルだそうです。 3大映画祭との関わり: “Meantime”(1984) ベルリン国際映画祭フォーラム部門Reader Jury of the "Zitty"。 『ハイ・ホープス』(1988) ベネチア国際映画祭 国際批評家連盟賞 『ネイキッド』(1993) カンヌ国際映画祭 監督賞。 『秘密と嘘』(1996) カンヌ国際映画祭 パルムドール。 『トプシー・ターヴィー』“Topsy-Turvy”(1999) ベネチア国際映画祭コンペ部門出品。 『人生は、時々晴れ』(2002) カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。 『ヴェラ・ドレイク』(2004) ベネチア国際映画祭金獅子賞。 『ハッピー・ゴー・ラッキー』(2008) ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品。 ・マチュー・アマルリック “Tournée(Tour)”(仏) 出演:マチュー・アマルリック、ジュリー・フェリアー、アン・ブノワ、ダミアン・オドゥール 物語:ショーのプロデューサーをしていた男がアメリカにわたり、たくさんの女の子を連れてフランスに戻ってくる。彼は、各地でバーレスク・スタイルのショーを行ない、パリでフィナーレを迎えさせる。 マチュー・アマルリックの第4長編。 3大映画祭との関わり:初めて。 ・グサヴィエ・ボーヴォワ “Des Hommes Et Des Dieux(Of Gods and Men)”(仏) 出演:ランベール・ウィルソン、ミシェル・ロンズデール、オリヴィエ・ラブルダン、ロシュディー・ゼム 物語:1996年3月、アルジェリアのチベリーヌにあるフランスのトラピスト会士の修道僧7人がイスラム武装集団(GIA)に誘拐され、殺害された事件を映画化したもの。 3大映画祭との関わり:“N'oublie pas que tu vas mourir”(1995)がカンヌ国際映画祭コンペティション部門で審査員賞受賞。『マチューの受難』(2000)がベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。『若き警官』“Le petit lieutenant”(2005)がベネチア国際映画祭ベネチア・デイズで上映されて、Label Europa Cinemas受賞。 日本では、映画祭や特集上映のみで、劇場公開作は1本もなし。ただし、俳優としては『ポネット』のお父さん役、『夜風の匂い』の主人公の不倫相手役(この作品では脚本も手がける)などで知られる。 ・ラシッド・ブシャール “Hors La Loi(Outside The Law)”(仏・アルジェリア・ベルギー) 出演:Jamel Debbouze、ロシュディー・ゼム、Sami Bouajila、Samir Guesmi 物語:第二次世界大戦後、アルジェリア独立をめぐって、フランス国内でもデモが起こるようになる……。 3大映画祭との関わり:“Little Senegal”(2001)がベルリン国際映画祭コンペティション部門出品。“Le vilain petit poussin”(2004) がベルリン国際映画祭コンペティション短編部門出品。『デイズ・オブ・グローリー』(2006)がカンヌ国際映画祭コンペティション部門でFrançois Chalais Award 受賞。“London River”(2009)がベルリン国際映画祭コンペティション部門でエキュメニカル審査員賞受賞。 日本での劇場公開作はなし。ただし、『好きと言えるまでの恋愛猶予』(2002)や『フランドル』(2006)などのプロデュース作品が劇場公開されている。 ・ベルトラン・タヴェルニエ “La Princesse De Montpensier”(仏・独) 出演:メラニー・ティリー、ギャスパー・ウリエル、ランベール・ウィルソン、フロランス・トマサン 物語:幼い頃からギーズ公を愛していながら、モンパンシェ公爵に嫁がなければならなかった主人公の悲恋を描く。 『クレーヴの奥方』で知られるラファイエット夫人の短編小説「モンパンシェ公爵夫人」の映画化。 3大映画祭との関わり:1974年ベルリン“L'Horloger de Saint-Paul”(銀熊賞&OCIC Award受賞)、1980年ベルリン『SFデス・ブロードキャスト』、1980年カンヌ“Une semaine de vacances”、1984年カンヌ『田舎の日曜日』(監督賞受賞)、1990年カンヌ『ダディ・ノスタルジー』、1995年ベルリン『ひとりぼっちの狩人たち』(金熊賞受賞)、1999年ベルリン『今日から始まる』(国際批評家&エキュメニカル審査員賞&名誉賞受賞)、2002年ベルリン『レセ・パセ 自由への通行許可証』、2009年ベルリン“In the Electric Mist(Dans la brume électrique)”。 ・マハマット=サレー・ハルーン(Mahamat-Saleh Haroun) “Un Homme Qui Crie(A Screaming Man)”(仏・ベルギー・チャド) 出演:Youssouf Djaoro、Diouc Koma、Emile Abossolo M'Bo 物語:現代のチャド。アダムは、60代の元水泳選手で、今は、高級ホテルのプールで指導をしている。そのホテルが中国人に買収されたのを機に、仕事を息子アブドゥルに譲ることになる。一方、国は内戦と反政府武装派のせいで不安定な状態が続き、政府は国民にお金か兵力としての人材を差し出すよう要求していた。彼も、政府に貢献するよう求められたが、彼にお金はなく、一人息子がいるだけだった……。 3大映画祭との関わり:2006年にベネチア国際映画祭コンペ部門に“Daratt”を出品し、審査員特別賞、ユネスコ賞、SIGNIS賞、Human Rights Film Network Award - Special Mentionなどを受賞。 ・アッバス・キアロスタミ “Copie Conforme(The Certified Copy)”(仏・伊・イラン) 出演:William Shimell、ジュリエット・ビノシュ 物語:イギリス人作家が最新作のプロモーションのために、フランス人女性とともにイタリアのサン・ジミニャーノに飛ぶ。 この映画は、ヨーロッパの有名俳優をメイン・キャストに据えた初めてのイラン映画ということになるようです。 3大映画祭との関わり:カンヌ国際映画祭には、『オリーブの林をぬけて』(1994)と『桜桃の味』(1997)と『10話』(2002)を出品し、『桜桃の味』でパルムドール受賞。『風が吹くまま』(1999)でベネチア国際映画祭審査員特別賞&国際批評家連盟賞受賞。 ・ダニエレ・ルケッティ “La Nostra Vita(Our Life)”(伊・仏) 出演:エリオ・ジェルマーノ、イザベラ・ラゴネーゼ、ラウル・ボヴァ、リッカルド・スカルマチョ、Luca Argentero 物語:クラウディオは、ローマ近郊で働く30代の建設作業員で、2人の子供がいて、3人目を望んでいた。しかし、突然に妻エレーナが亡くなり、彼は途方に暮れてしまう。その喪失感はあまりにも大きくて、彼は誤った方向に走り始めてしまう。 3大映画祭との関わり:“Il portaborse”(1991)をカンヌに、“I piccoli maestri”(1998)をベネチアに出品。 ・Sergei Loznitsa “You. My Joy”(ウクライナ・独) 出演:Victor Nemets、Olga Shuvalova、Vladimir Golovin 物語:ゲオルギーは、トラック・ドライバーだが、連日の過酷な労働のために、暴力的な悪夢を見るようになり、健康も害し、記憶も薄れるようになる。そして、ついに殺人を犯してしまう……。 3大映画祭との関わり:初めて。 Sergei Loznitsaは、ドキュメンタリー出身の監督で、クラクフ映画祭、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭、ライプチヒDOK映画祭等の常連で、受賞歴も多い。 ・ニキータ・ミハルコフ “Utomlyonnye Solntsem 2(Burnt By The Sun 2)”(独・仏・ロシア) 出演:ニキータ・ミハルコフ、オレグ・メンシコフ、ミハイル・イェフレモフ、ナージャ・ミハルコフ、Viktoriya Tolstoganova 物語:妻子とともに別荘で過ごすコトフ大佐のところにドミトリがやってきて、大佐の過去を暴き、家族を引き裂いた1936年(前作『太陽に灼かれて』(1994))から数年後。第二次世界大戦中の、同じ登場人物たちの、その後の物語を(同じキャストで)描く。 粛清の嵐の中でコトフも、不当な有罪判決を受けるが、大祖国戦争(第二次世界大戦)が勃発し、彼も兵士として駆り出されることになる。戦争では、狂気が横行し、虐殺を目の当たりにしたりもするが、彼は必死に生き延びようとする。彼の心を支えたのは、生きて帰れば、また愛する娘に会うことができるというただそれだけだった…… 3大映画祭との関わり:カンヌ国際映画祭のコンペ部門に1987年『黒い瞳』を出品、1994年『太陽に灼かれて』を出品し、グランプリ&エキュメニカル審査員賞受賞。ベネチア国際映画祭のコンペ部門に、1991年『ウルガ』を出品し、金獅子賞&OCIC Award受賞、2007年に『12人の怒れる男』を出品し、スペシャル・ライオン(ニキータ・ミハルコフ監督が、作品を通じて、偉大なる人間性と情感と人間存在の複雑さとを表現したことに対して)を受賞。 ・アピチャッポン・ウィーラセタクン “Loong Boonmee Raleuk Chaat(Uncle Boonmee Who Can Recall His Past Lives)”(西・タイ・独・英・仏) 出演:Jenjira Pongpas、Sakda Kaewbuadee 物語:監督の故郷コンケーンの仏僧が書いた本に着想を得た作品で、輪廻を信じ、生まれる前のことを覚えているという主人公の物語。生前の記憶の中には、1965年の、タイ政府軍による共産主義活動弾圧も含まれる。 短編『ブンミおじさんへの手紙』(2009)の長編版。 3大映画祭との関わり:『ブリスフリー・ユアーズ』(2002)をカンヌ国際映画祭ある視点部門に出品し、グランプリ受賞。『トロピカル・マラディ』(2004)をカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品し、審査員賞受賞。『世紀の光』(2006)をベネチア国際映画祭コンペティション部門に出品。 短編『ブンミおじさんへの手紙』は、イメージフォーラム・フェスティバル2009で上映。 ・イム・サンス “Housemaid”(韓) 出演:チョン・ドヨン、イ・ジョンジェ 物語:上流階級の家庭に家政婦として入った女性が、その家の主人と不倫関係に陥ったことから悲劇が起こる……。 キム・ギヨン監督の『下女』(1960)のリメイク。 3大映画祭との関わり:『浮気な家族』(2003)をベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。 ・イ・チャンドン “Poetry”(韓) 出演:ユン・ジョンヒ、イ・ダウィ 物語:ミジャは、60代半ばで、生活補助を受けながら、古いアパートで暮らしている。そこに、離婚した娘が、自活するために息子を預かって欲しいと言ってきて、中学生の孫を預かることになる。ある日、町中で見かけた詩の市民講座に通ったことから、詩作に夢中になり、これまで普通に目にしていた風景がまるで違って見えるようになる。しかし、孫のせいで、思いもよらぬ事件に巻き込まれてしまう……。 3大映画祭との関わり:2002年『オアシス』がベネチアのコンペ部門で、監督賞、国際批評家連盟賞、SIGNIS Award受賞。2007年に『シークレット・サンシャイン』をカンヌのコンペ部門に出品し、女優賞(チョン・ドヨン)受賞。 この作品は、カンヌでの上映を前にフランスでの劇場公開が決定したそうです。 ・北野武 『アウトレイジ』(日) 出演:ビートたけし、國村隼、三浦友和、北村総一郎、椎名詰平、加瀬亮 物語:「関東一円を取り仕切る巨大暴力団組織・山王会組長の関内(北村総一朗)が若頭の加藤(三浦友和)に、直参である池元組の組長・池元(國村隼)のことで苦言を呈す。そして、加藤から直系ではない村瀬組を締め付けるよう命令された池元は、配下である大友組の組長・大友(ビートたけし)にその厄介な仕事を任せる。こうして、ヤクザ界の生き残りを賭けた壮絶な権力闘争が幕を開けた。」 3大映画祭との関わり:1997年に『HANA-BI』をベネチア、1999年に『菊次郎の夏』をカンヌ、2002年に『ドールズ』、2003年に『座頭市』、2005年に『Takeshi’s』、2008年に『アキレスと亀』をベネチアに出品。『HANA-BI』で金獅子賞、『座頭市』で特別監督賞&観客賞他を受賞。 ・アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ “Biutiful”(米) 出演:ハヴィエル・バルデム、ブランカ・ポルティージョ、ルーベン・オカンディアノ、Félix Cubero 物語:幼なじみで、今は警官をしている友人のせいで、主人公は違法な取引に巻き込まれてしまう。 3大映画祭との関わり:『アモーレス・ペロス』(2000)でカンヌ国際映画祭批評家週間グランプリ、『21グラム』(2003)をベネチア国際映画祭コンペティション部門出品、『バベル』(2006)をカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品し、監督賞&エキュメニカル審査員賞受賞。 ・ダグ・リーマン “Fair Game”(米) 出演:ナオミ・ワッツ、ショーン・ペン、タイ・バレル、マイケル・ケリー 物語:ヴァレリー・ウィルソンは、CIAの秘密工作員で、大量破壊兵器の調査のために架空の会社の社員になりすまし、海外出張を繰り返してした。彼女の夫ジョセフは、外交官で、イラク戦争に対するブッシュ政権の姿勢に批判的であったが、政府は、これに対する報復として、ヴァレリーがCIAの秘密工作員であることを暴露してしまう。 実話に基づく物語。 3大映画祭との関わり:初めて。 審査員:ティム・バートン(審査員長)、ケイト・ベッキンセール、ジョヴァンナ・メッツォジョルノ、Alberto Barbera(イタリア国立映画博物館ディレクター)、ベニチオ・デル・トロ、ビクトル・エリセ、エマニュエル・カレール(フランスの脚本家)、シェカール・カプール −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ラインナップ紹介の記事では、コンペ部門の駒が足りないので、後から数本追加されるのではないかと書きましたが、実際に、映画祭のディレクターが作品選びに苦労している旨を発言していて、後から追加作品が発表されることは決定しているようです。 完成が間に合うかどうかわからない作品の多くはアメリカ映画のようです。 監督賞以上の上位の賞には、ジャンル映画は選ばれない、実験映画は選ばれない、続編やリメイク映画は選ばれないという風に、ラインナップから受賞の可能性の乏しい作品を落としていくと、現段階でのコンペティション部門はスカスカになってしまい、ほとんど見るべき作品はなくなってしまいます。 まあ、この後、追加されることになる作品が多くの賞をさらっていってしまうことになるのかもしれませんが……。 どの作品がどんな賞を受賞するかは、審査員の顔ぶれに大きく左右されますが、今年の顔ぶれからは、作家主義というよりは、映画としてストレートに力のある作品、に(上位の)賞が贈られることになるような気がします。 映画そのものの完成度よりも、若い才能への期待を込めて、若い監督の意欲作に賞を贈る年がありますが、今年はそういう作品もなく、そういう年にはならないようです。 以上を踏まえて、現時点での各賞を予想してみると― ◆パルムドール、グランプリ、審査員特別賞 ・“Another Year” ・“Poetry” ◆監督賞 ・マイク・リー ・アピチャッポン・ウィーラセタクン ・イ・チャンドン ◆男優賞 ・ジム・ブロードベント “Another Year” ・Youssouf Djaoro “Un Homme Qui Crie(A Screaming Man)” ・エリオ・ジェルマーノ “La Nostra Vita(Our Life)” ◆女優賞 ・イメルダ・スタウントン “Another Year” ・メラニー・ティリー “La Princesse De Montpensier” ・チョン・ドヨン “Housemaid” ・ユン・ジョンヒ “Poetry” 内容の詳細がわからない作品もあるので、もう少しわかってくれば全然見当違いだったということになるかもしれませんが、ざっと、まあ、こんな感じでしょうか。 プロットだけでもよさそうと思えるのは、イ・チャンドンの“Poetry”で、これまでの監督作品のクオリティーからしても、この作品が無冠に終わることはまずないんじゃないでしょうか。 特に、ユン・ジョンヒは女優賞の最有力候補です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 例年、ぼんやりとテーマらしきものが見えるカンヌ国際映画祭ですが、今年のそれは、「平凡な日常に忍び寄る悲劇」、あるいは「理想と現実のギャップ」、でしょうか。 反政府、陰謀、抑圧といったモチーフもちらほら見え隠れしています。 出品監督の過去のカンヌとの関わりは― ・パルムドール受賞:マイク・リー、アッバス・キアロスタミ ・グランプリ受賞:ニキータ・ミハルコフ ・監督賞受賞:マイク・リー、ベルトラン・タヴェルニエ、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ ・審査員賞受賞:グザヴィエ・ボーヴォワ、アピチャッポン・ウィーラセタクン ・3大映画祭のコンペ部門参加が初めて:マチュー・アマルリック、Sergei Loznitsa、ダグ・リーマン ・カンヌ国際映画祭のコンペ部門参加が初めて:マハマット=サレー・ハルーン、イム・サンス 例年だとパルムドールやグランプリ受賞経験者がもう1人〜2人いるものですが、今年はこのくらいしかおらず、その代わりといってはなんですが、例年必ずと言っていいほど、組み込まれる初監督作品が今年は1つもエントリーされていません。 そのほか、見どころは― ・ランベール・ウィルソンとロシュディー・ゼムが、それぞれ2作品に出演している。 ・監督作品に、俳優として出演している監督が3人もいる (マシュー・アマルリック、ニキータ・ミハルコフ、北野武) 。 ・イ・チャンドン作品『シークレット・サンシャイン』で女優賞を受賞したチョン・ドヨンと、イ・チャンドン作品の対決。 ・韓国映画が、『オールド・ボーイ』が達成したグランプリ以上の賞(つまりパルムドール)を受賞できるかどうか。 ・これまでカンヌでは無冠だった北野武が何か賞を獲ることができるか。(作品とは関係なく、功労賞や名誉賞のような賞を与えられる可能性は十分にあります。) ・ほとんどの作品は複数の国による共同製作作品ですが、内容的にもインターナショナル、トランスナショナルになっている作品は、(最近の傾向としては珍しいことに)キアロスタミ作品しかありません。 ・このところ全世界的に女性監督の活躍が目覚しいのに、カンヌ国際映画祭のコンペテション部門には1本もエントリーされていない。 ・グランプリは、3年に1回の割合でアジア映画に与えられていて、今年はちょうど“当たり年”に当たります。 ・パルムドールは過去5年連続でヨーロッパから出ています。ヨーロッパからの連続受賞はこれまで6年連続ですが、さて、今年は……。 まあ、書けば書くほど、今年のカンヌは面白みに欠けるという気分になってきますが……。今年のラインナップを見て盛り上がっているのは、韓国だけでしょうか。 とりあえずは、追加作品に期待したいと思います。 コンペティション以外のラインナップについては、また後日、アップします。 *この記事がなかなかよかった!と思ったら、人気ブログランキングにクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↑ ↑ ↑ ↑ 応援してね! *当ブログ記事 ・カンヌ国際映画祭2010 コンペティション部門以外のラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201004/article_16.html ・カンヌ国際映画祭2010 批評家週間ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201004/article_19.html ・カンヌ国際映画祭2010 監督週間ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201004/article_22.html ・カンヌ国際映画祭2010 追加上映作品ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201004/article_25.html ・カンヌ国際映画祭2009 コンペティション部門詳細:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200904/article_12.html ・カンヌ国際映画祭2008 コンペティション部門詳細:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200805/article_2.html ・カンヌ国際映画祭2007 コンペティション部門詳細:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200705/article_14.html ・カンヌ国際映画祭2006 コンペティション部門詳細:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200605/article_5.html ・2009年度映画賞レース スケジュール表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_32.html 追記: ・カンヌ国際映画祭2010 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201005/article_20.html |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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ベルトラン・タヴェルニエの1984年のカンヌ出品作は「ラウンド・ミッドナイト」ではなく「田舎の日曜日」で、タヴェルニエはこの作品で監督賞を受賞しています。 |
キルゴア二等兵 2010/04/17 02:15 |
キルゴア二等兵さま |
umikarahajimaru 2010/04/17 02:28 |
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