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zoom RSS イタリア映画祭2010のラインナップは……

<<   作成日時 : 2010/03/02 00:27   >>

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 イタリア映画祭2010のプレスリリースが出ましたね。

 昨年末に書いた、「国際映画祭の収穫!2009年秋〜冬」のイタリア編で、これらから、次回のイタリア映画祭のラインナップがそのまま組めてしまうとも書いていましたが、実際に、そこから約半分の6本が上映されることになりました。

 何が上映されて、何が上映されないかがはっきりとわかるので、<「国際映画祭の収穫!2009年秋〜冬」のイタリア編>をベースに、イタリア映画祭2010のラインナップを書き出してみることにします。

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 【イタリア】
 ※今回の上映作品は、赤字で示してあります。

 ・“Armando Testa: Poor But Modern (Armando Testa: Povero Ma Moderno)”(伊) 監督:パッピ・コルシカート
 ◎ベネチア国際映画祭 Special Pasinetti Award

 ・『バーリア』“Baarìa - La porta del vento”(伊・仏) 監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
 ◎ベネチア国際映画祭 Francesco Pasinetti Award (SNGCI)

 ・“The Big Dream (Il Grande Sogno)”(伊) 監督:ミケーレ・プラチド
 ◎ベネチア国際映画祭 マルチェロ・マストロヤンニ賞(ジャスミン・トリンカ)、Special Pasinetti Award(リッカルド・スカルマルチョ)

 ・“La Bocca Del Lupo”(伊) 監督:Pietro Marcello
 ◎トリノ映画祭 グランプリ、国際批評家連盟賞

 ・“The Cambodian Room - Situations With Antoine D'Agata”(伊) 監督:Tommaso Lusena、Giuseppe Schillaci
 ◎トリノ映画祭 イタリア・ドキュメンタリー部門 審査員特別賞

 ・“Corde”(伊) 監督:Marcello Sannino
 ◎トリノ映画祭 イタリア・ドキュメンタリー部門 審査員特別賞、“AVANTI!” AWARD、UCCA AWARD – TWENTY CITIES

 ・『コズモナウタ―宇宙飛行士』“Cosmonaut”(伊) 監督:スザンナ・ニッキャレッリ(Susanna Nicchiarelli)
 ◎ベネチア国際映画祭Controcampo Italiano、Magic Lantern Prize (Cgs)

 ・『重なりあう時』“The Double Hour (La Doppia Ora)”(伊) 監督:ジュゼッペ・カポトンディ
 出演:クセニア・ラポポルト、フィリッポ・ティーミ、ジョルジオ・コランジューリ
 トリノを舞台にしたサイコ・スリラー。
 ジュゼッペ・カポトンディは、Ligabue、Skunk Anansie、メラニーCなどのミュージック・ビデオを手がける映像作家で、長編映画を手がけるのはこれが初めて。

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 ◎ベネチア国際映画祭 最優秀女優賞(クセニア・ラパポルト)、Arca Cinemagiovani Award 最優秀イタリア映画賞、Francesco Pasinetti Award (SNGCI)最優秀男優賞(フィリッポ・ティーミ)

 ・“Exile in Paris(Paris d’exil)”(仏) 監督:Ahmet Zirek
 ◎カイロ国際映画祭 デジタル映画賞銀賞

 ・“Famille”(伊・仏) 監督:François Farellacci
 ◎トリノ映画祭 “AVANTI!” AWARD

 ・“Fortapàsc”(伊) 監督:マルコ・リージ(Marco Risi)
 ◎モンペリエ地中海映画祭 Filmgoers' Award (Midi Libre)

 ・“Fratelli d’Italia”(伊) 監督:Claudio Giovannesi
 ◎ローマ国際映画祭 ドキュメンタリー賞スペシャル・メンション

 ・“H.O.T. – Human Organ Traffic”(伊) 監督:Roberta Orazi
 ◎ローマ国際映画祭Enel Cuore賞

 ・“In the Eyes (Negli occhi)”(伊) 監督:Daniele Anzellotti、Francesco Del Grosso
 ◎ベネチア国際映画祭 Controcampo Italiano部門 Controcampo Italiano スペシャル・メンション、Biografilm Lancia Award(ドキュメンタリー部門)

 ・“Je Suis Simone – La Condition Ouvrière”(伊) 監督:Fabrizio Ferraro
 ◎トリノ映画祭 イタリア・ドキュメンタリー部門

 ・『頭を上げて』“Keep Your Head Up(Alza la Testa)”(伊)  監督:アレッサンドロ・アンジェリーニ(Alessandro Angelini)
 物語:メロは、造船所で働く熟練工で、シングル・ファーザーであった。息子のロレンツォは、アラブ人女性との間にできた子供で、彼は息子を一流のボクサーに育てるのが唯一の生きがいであった。そんな彼の夢は、ロレンツォの恋と、長らく行方をくらましていた実母デニサの登場で、揺らぎ始めるのだった……。
 セルジョ・カステリットが父親メロ役を演じています。
 ◎ローマ国際映画祭 男優賞/マルクス・アウレリウス銀賞(セルジョ・カステリット)、L.A.R.A.賞/最優秀イタリア女優賞(Anita Kravos)

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 ・“Latta e Cafè”(伊) 監督:Antonello Matarazzo
 ◎ローマ国際映画祭 HAG賞

 ・“Magari Le Cose Cambiano”(伊) 監督:Andrea Segre
 ◎トリノ映画祭 “AVANTI!” AWARD、UCCA AWARD – TWENTY CITIES

 ・『やがて来たる者』“The Man Who Will Come(L’uomo che verrà)”(伊) 監督:ジョルジョ・ディリッティ(Giorgio Diritti)
 出演:マヤ・サンサ、アルバ・ロルヴァケル、Greta Zuccheri Montanari、Claudio Casadio
 物語:1943年の冬。貧しい農家で育った8歳のマルティナは、母親が弟を生むのを楽しみにしていた。しかし、その弟が生後まもなく死んでしまい、彼女はショックのあまり口が利けなくなる。母親はまた妊娠するが、だんだんと戦争の足音が近づいてき、生活は、パルチザンとナチの間で、さらに厳しいものとなる。母親は、1944年の9月28日と29日の間に無事出産するが、その日は、のちに「マルツァボットの大虐殺」と呼ばれることになる事件の起こった日であった……。

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 ◎ローマ国際映画祭 審査員賞/マルクス・アウレリウス銀賞、観客賞、La Meglio Gioventù賞/若年層政策省賞

 ・“Radio Singer”(伊) 監督:Pietro Balla
 ◎トリノ映画祭 UCCA AWARD – TWENTY CITIES

 ・“Valentina Postika In Attesa Di Partire”(伊) 監督:Caterina Carone
 ◎トリノ映画祭 イタリア・ドキュメンタリー部門 作品賞

 ・“Il Vangelo Secondo Maria”(伊) 監督:Pietro Pasquetti
 ◎トリノ映画祭 “AVANTI!” AWARD

 ・『勝利を』“Vincere”(伊) 監督:マルコ・ベロッキオ
 出演:ジョヴァンナ・メッツォジョルノ、Filippo Timi、Corrado Invernizzi
 物語:ムッソリーニの秘密の愛人Ida Dalserと、その息子アルビノの物語。
 ◎カンヌ国際映画祭 コンペティション部門出品
 ◎シカゴ国際映画祭 シルバー・ヒューゴー賞監督賞、シルバー・ヒューゴー賞/主演男優賞(フィリッポ・ティーミ(Filippo Timi))、シルバー・ヒューゴー賞/主演女優賞(ジョヴァンニ・メッツォジョルノ)、ゴールド・プラーク賞/撮影賞(Daniele Ciprì)
 イタリア・ゴールデングローブ賞2009 女優賞受賞(ジョヴァンナ・メッツォジョルノ)。外国人記者グランプリ受賞。
 ナストロ・ダルジェント賞2009−6部門ノミネート、主演女優賞(ジョヴァンナ・メッツォジョルノ)・撮影賞・編集賞・美術賞受賞。

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 ・『まっさらな光のもとで』“White Space(Lo Spazio Bianco)”(伊) 監督:フランチェスカ・コメンチーニ
 出演:マルゲリータ・ブイ、グイド・カプリーノ、サルバトーレ・カンタルポ
 物語:40代の独身の教師が、3ヶ月も早く早産で出産する。生まれた赤ん坊は、早産児用の保育器で3ヶ月過ごすことになり、母マリアは、自分の娘が本当の誕生を迎えるまで、リンボ(Lo Spazio Bianco(ホワイト・スペース)=洗礼前に死んだ小児などが住むところ)にある幼児を見守ることになる。
 Valeria Parrellaが書いた同名の処女小説(2008)の映画化。


 ◎ベネチア国際映画祭 Francesco Pasinetti Award (SNGCI)最優秀作品賞&最優秀女優賞(マルゲリータ・ブイ)、FEDIC Prize、Air For Film Fest Award、Gianni Astrei Pro Life Award

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 上記以外の上映作品6本+2は、以下の通りです。

 ・『ただ、ひとりの父親』“Solo un padre”(2008) 監督:ルカ・ルチーニ

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 ・『それもこれもユダのせい』“Tutta colpa di Giuda”(2008) 監督:ダヴィデ・フェラーリオ
 ナストロ・ダルジェント賞2009−3部門ノミネート(ストーリー賞・録音賞・作曲賞)。

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 ・『元カノ/カレ』“Ex” 監督:ファウスト・ブリッツィ
 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞2009−10部門ノミネート(作品賞・監督賞・助演男優賞(クラウディオ・ビシオ)・助演女優賞・脚本賞・編集賞・録音賞・作曲賞・歌曲賞・ヤング ダヴィッド賞)。
 ナストロ・ダルジェント賞2009−6部門ノミネート(助演男優賞・助演女優賞・脚本賞・編集賞・歌曲賞・コメディー賞)。

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 ・『ジュリアは夕べには出かけない』“Giulia non esce la sera” 監督:ジュゼッペ・ピッチョーニ
 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞2009−4部門ノミネート(主演女優賞(ヴァレリア・ゴリーノ)・編集賞・作曲賞・歌曲賞)。
 ナストロ・ダルジェント賞2009−3部門ノミネート(主演女優賞・ストーリー賞・歌曲賞)、歌曲賞受賞。

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 ・『バール・マルゲリータに集う仲間たち』“Gli Amici del Bar Margherita” 監督:プーピ・アヴァーティ
 イタリア・ゴールデングローブ賞2009 最優秀コメディー賞受賞。

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 ・『ハートの問題』“Questione di cuore” 監督:フランチェスカ・アルキブジ
 ナストロ・ダルジェント賞2009−4部門ノミネート(監督賞・主演男優賞(アントニオ・アルバネーゼ、キム・ロッシ・スチュアート)・脚本賞・美術賞)。

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 [アンコール上映]
 ・『もうひとつの世界』(1998) 監督:ジュゼッペ・ピッチョーニ
 ・『母の微笑』(2002) 監督:マルコ・ベロッキオ

 特記以外は、すべて2009年作品です。

 調べれば、もっと詳しい作品情報は手に入りますが、ここでは、これまで当ブログで書いた情報を再録するにとどめておきます。

 上記には、3つのイタリアの映画賞のノミネート&受賞歴も記しておきましたが、3つの賞は、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(5月)、ナストロ・ダルジェント賞(6月)、イタリア・ゴールデングローブ賞(7月)の順で発表され、ノミネート対象期間にもズレがあります。
 ナストロ・ダルジェント賞とイタリア・ゴールデングローブ賞のノミネートはもう終わっているけれど、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞に関してはまだこれからというような『勝利を』のような作品もあれば、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞もナストロ・ダルジェント賞もノミネートが済んでしまっている『元カノ/カレ』『ジュリアは夕べには出かけない』のような作品もあります。

 ひょっとしたら、昨年1回だけ、こっそりと上映されたエルマンノ・オルミの『テッラ・マードレ―母なる大地』もイタリア映画祭で上映してくれたりするかなと淡い望みを抱いていたのですが、残念ながら、ラインナップには入りませんでした。

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 全席指定になる前の、フリーパスで観られた頃は、私も上映作品のほとんどを観ていたのですが、全席指定になってしまって以降は、割高になってしまったこともあって、以前ほどは本数を観られなくなってしまいました。

 今年も、新作の12本全部観るというわけにはいかなくて、数本みつくろって観るしかないと思うのですが、『勝利を』は当然観るとして、マヤ・サンサとアルバ・ロルヴァルケルの出ている『やがて来たる者』、セルジョ・カステリット出演の『頭を上げて』、マルゲリータ・ブイ出演の『まっさらな光のもとで』は、やっぱり観たいですね。ベネチア国際映画祭コンペ部門出品の『重なりあう時』も気になります。

 劇場公開が決まっている作品があるならそれは劇場公開時に観てもいいと思うのですが、とりあえず観たいのは、この5本でしょうか。

 なお、会期は
 2010年4月28日〜5月4日@有楽町朝日ホール
 2010年5月8日、9日@大阪ABCホール
 です。

 第10回記念として
 イタリア映画ポスター展1938-1990@イタリア文化会館(4月15日〜5月7日/入場無料)
 も開催されるそうです。

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 *当ブログ記事
 ・ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞2009:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200905/article_2.html
 ・ナストロ・ダルジェント賞2009:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200906/article_29.html
 ・イタリア・ゴールデングローブ賞2009:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200907/article_8.html
 ・ベネチア国際映画祭2009 コンペティション部門:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200908/article_1.html
 ・国際映画祭の収穫!2009年秋〜冬:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_44.html

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