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help RSS 盛りだくさんの内容! 第60回ベルリン国際映画祭 コンペティション部門以外も凄いよ!

<<   作成日時 : 2010/02/06 04:41   >>

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 昨年は、アウト・オブ・コンペティション部門で、コスタ=ガヴラスの『西のエデン』や『ドイツ2009−13人の作家による短編』が上映され、ベルリン・スペシャル部門で、『ヒルデ−ある女優の光と影』やエルマンノ・オルミの『テッラ・マードレ』が上映され、パノラマ部門で、ジュリー・デルピーの『伯爵夫人』やルシア・プエンソの『フォッシュチャイルド』、フィリップ・リオレの『ウエルカム』、チェン・ヨウチェの『ヤンヤン』、『イエスメンが世界を直すThe Yes Men Fix The World』などが上映されました。

 コンペティション部門以外も侮れませんというか、「えっ、そんな映画が?」というのが、何本もあります。どれがそれかはじっくり見てみればわかります。ホントですよ!

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 【アウト・オブ・コンペティション】

 ・“Exit Through The Gift Shop”(英・米) 監督:Banksy
 イギリスのグラフィティ・アーティストBanksyが、自分のことを撮影しているフランス人店主がいるのを見て、それなら自分で自分を撮ってしまおうということで自ら手がけた“グラフィティ・アーティストBanksy”に関するドキュメンタリー作品。


 ・“My Name Is Khan”(インド) 監督:Karan Johar
 出演:シャー・ルク・カーン、Katie A. Keane、Kajol、Christopher B. Dun
 2009年、ニューアーク空港に降り立ったシャー・ルク・カーンは、名前がムスリムを思わせるというだけで、拘束され、インド大使がやってくるまで、2時間も解放されなかった。その時に、シャー・ルク・カーンが発した言葉が“My name is Khan and I am not a terrorist.”(ぼくの名前はカーンだ、テロリストじゃない)だったという。
 本作は、その出来事からインスピレーションを得て制作された作品。
 物語:リッチャン・カーン(Rizvan Khan)は、徳の高いインド人イスラム教徒で、今はアスペルガー症候群を患い、アメリカで暮らしていた。彼は、美しいシングル・マザー、マンディラと出会い、恋に落ちて、結婚する。ところが、9.11が起きて、家族はバラバラに引き裂かれてしまう。彼は、家族を元通りにするために、アメリカ中を奔走する。


 ・『おとうと』“Otouto (About Her Brother)”(日) 監督:山田洋次 [インターナショナル・プレミア]
 クロージング作品

 ・“Please Give”(米) 監督:Nicole Holofcener [インターナショナル・プレミア]
 出演:キャサリン・キーナー、アマンダ・ピート、オロバー・プラット、レベッカ・ホール、サラ・スティール、アン・ギルバート
 物語:アレックスとケイトは、家具の目利きで、そのおかげで彼らの店は大繁盛していた。彼らは、その収入で、手狭になったアパートを広げたいと考えていたが、隣室の未亡人はなかなか出て行ってくれそうにない。彼女が死んでくれるのを待つような状態になっていたが、一方で彼女は彼らのお得意さんでもあったのだった……。
 Nicole Holofcenerは、『セックス・アンド・ザ・シティ』の演出などでも知られる監督。
 サンダンス映画祭2010プレミア部門上映作品。


 ・“Shutter Island”(米) 監督:マーティン・スコセッシ  [ワールド・プレミア]
 出演:レオナルド・ディカプリオ、マーク・ラファロ、ベン・キングスレー、ミシェル・ウィリアムズ、パトリシア・クラークソン、マックス・フォン・シドー

 ・“The Kids Are All Right”(米・仏) [インターナショナル・プレミア]
 監督:リサ・チョロデンコ
 出演:ジュリアン・ムーア、アネット・ベニング、マーク・ラファロ
 物語:ニック(アネット・ベニッグ)とジュール(ジュリアン・ムーア)は、長年のパートナーで、一緒に、2人の子供を育てていた。2人の子供のうち、姉のジョニは、エリート大学に進学するほどの優等生に育ったのに対し、弟のレーサーは無気力な友人クレイとつるんでばかりいた。ジョニが18歳になって、“両親”の許可なしに実父を捜して会ってもいい権利を得た時、レーサーは、姉に実父に会ってみないかと持ちかける……。
 サンダンス映画祭2010 プレミア部門上映作品。


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 【ベルリン・スペシャル】

 ・“Boxhagener Platz”(独) 監督:Matti Geschonneck

 ・“Cosa voglio di piu / What More Do I Want”(伊・スイス) 監督:シルヴィオ・ソルディーニ
 出演:ピエルフランチェスコ・ファビーノ(Pierfrancesco Favino)、アルバ・ロルヴァケル、ジュゼッペ・バティストン(Guiseppe Battiston)
 物語:アンナは、たぶんこれが自分が望んだものなんだろうなというものを手に入れている。仕事、家族、愛するパートナー。何か足りないとすれば、もう1歩先に進む勇気かもしれない。物理的には満足しているはずのアンナは、しかし、妻子持ちのドメニコと不倫をしてしまう


 ・“Da bing xiao jiang / Little Big Soldier/大兵小将”(香港・中) 監督:ティン・チェン(Ding Sheng)
 出演:ジャッキー・チェン、ワン・リーホン、ユ・スンジュン(Steve Yoo)
 物語:中国の戦国時代末期。梁(?)の古兵が、敵の若い将軍をとらえる。しかし、味方は敗退して、すっかりバラバラになってしまっているので、このまま戦闘を続けるわけにはいかない。彼は、この将軍を国まで連れ帰って、それと引き換えに報酬をもらおうと考える。


 <ヴォルフガング・コールハーゼ トリビュート>(Tribute To Wolfgang Kohlhaase)
 ・『冤罪』“Der Aufenthalt / Turning Point”(東独/1982・1983) 監督:フランク・バイヤー(Frank Beyer)
 出演:シルヴェスター・グロート(Sylvester Groth)、フレッド・デューレン(Fred Düren)、ジグムント・マチェイェフスキ(Zygmunt Maciejewski)
 ヴォルフガング・コールハーゼは、1931年生まれの脚本家/監督。

 ・“Die Friseuse / The Hairdresser”(独) 監督:ドリス・デリエ
 出演:ガブリエラ・マリア・シュマイデ(Gabriela Maria Schmeide)、Natascha Lawiszus、キム・イルヤン(Ill-Young Kim)、Christina Große、Rolf Zacher
 物語:カティーは、美容師だが、失業し、ベルリンの、自分の生まれ育った地区に帰ってくる。ここで、ショッピングセンターにある美容院に仕事を斡旋してもらうが、そこのボスからは、「あんたは太ってるから、うちには相応しくない」と言われてしまう。カティーは一念発起し、こうなったら、自分で店を持つしかないと覚悟を決める。
 ドリス・デリエが、自身が書いたものではない脚本作品を監督するのは、これが初めて。


 <エリカ&ウルリッヒ・グレゴール トリビュート>(Tribute To Erika And Ulrich Gregor)
 ・『儀式』“Gishiki / The Ceremony / Die Zeremonie”(日/1971) 監督:大島渚
 エリカ&ウルリッヒ・グレゴールは、1963年に「ドイツ・シネマテークの友」(Freunde der Deutschen Kinemathek.)を創始。ベルリンのシネマテーク、アーセナル(Arsenal)の運営をし、約30年にわたってベルリン国際映画祭フォーラム部門の選考委員を務めた。エリカ・グレゴールは、2005年には東京フィルメックスの審査員も務めた。

 ・“Henri 4 / Henry Of Navarre”(独・仏・西・オーストリア) 監督:Jo Baier

 ・“How Much Does Your Building Weigh、Mr. Foster?”(英・西) 監督:Norberto Lopez、Carlos Carcas

 ・“Ingelore”(米) 監督:Frank Stiefel
 これまで多くの映画やTV作品を手がけてきたプロデューサーFrank Stiefelの初監督作品。

 ・“Nuremberg: Its Lesson For Today [The 2009 Schulberg/Waletzky Restoration]”(米・独/1948・2009) 監督:スチュアート・シュールバーグ(Stuart Schulberg)
 在ドイツ米軍事政府の命令によって作られたニュルンベルク裁判(1945-1946)の記録映画。1948年に完成されたものの、マーシャル・プランを考慮して、英語版は作られず、そのままオリジナル・ネガも音源も失われてしまっていた。本作は、その修復復元版。


 ・“Kinshasa Symphony”(独) 監督:Claus Wischmann、Martin Baer
 出演:Musiker des Orchestre Symphonique Kimbanguiste
 キンシャサのオーケストラ、Musiker des Orchestre Symphonique Kimbanguisteが、コンゴの独立記念日に開催予定の野外コンサートのために、リハーサルを行なっている。メンバーは素人か我流で演奏を学んだ者ばかり。コンサートのための衣裳は、みんな手作りで、メンバーは、リハーサルの間に食事をしたり、子どもたちにご飯を食べさせたり…。このオーケストラは、現指揮者Armand Diangiendaの祖父が設立したもので、今ではメンバーは200人にもなり、コンサートの来場者も数千人に及んでいる。


 ・“L'autre Dumas / Dumas”(仏・ベルギー) 監督:Safy Nebbou
 出演:ジェラール・ドパルデュー、ブノワ・ポールヴールド(Benoît Poelvoorde)、ドミニク・ブラン、メラニー・ティエリー(Mélanie Thierry)、カトリーヌ・ムーシェ(Catherine Mouchet)
 物語:『三銃士』や『王妃マルゴ』、『モンテ・クリスト伯』など、アレクサンドル・デュマの著作は、イマジネーションや人物描写が優れていることもさることながら、背景描写も疎かにせず、徹底したリサーチがなされていることでも知られる。それは、デュマに、たくさんのアシスタントがいて、彼らが綿密なリサーチを行なっていたからできたことで、オーギュスト・マケもその1人だった。彼自身は、決してスポットライトを浴びたいとは思っていなかったが、デュマ・ファンの女性に「デュマの著作は自分が書いているようなものだ」と話し、それがデュマの耳に入ったことから、デュマとの間が険悪になり、それは裁判沙汰にまで発展する。


 <ハンナ・シグラ トリビュート>
 ・『リリー・マルレーン』(西独/1980・1981) 監督:ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー

 ・『メトロポリス』(独/1927) 監督:フリッツ・ラング

 ・“Michel Ciment、le cinéma en partage / Michel Ciment、The Art Of Sharing Movies”(仏) 監督:Simone Lainé
 ミシェル・シマンは、フランスの有名な映画批評家で、「ポジティフ」誌の編集者であり、国際批評家連盟の名誉会長でもある。彼は、1976年にベルリン国際映画祭の審査員を務めて以降、アドバイザーとしてベルリン国際映画祭に大きく貢献している。また、数多くの映画監督についてドキュメンタリーを製作したことでも知られる。そんなミシェル・シマンの肖像。


 ・“Moloch Tropical”(仏・ハイチ) 監督:ラウル・ペック
 出演:ジネディーム・スアレム(Zinedine Soualem)、ソニア・ローランド(Sonia Rolland)、Mireille Metellus、ニコル・ドーグ(Nicole Dogue)
 物語:民主的に選ばれた大統領とその側近がセレモニーのための準備を進めている。しかし、朝目覚めてみると、町は炎に包まれ、大混乱に陥っている。ところが、大統領は、そうした状況を直視できず、具体的な対策を全く打ち出せないのだった……。
 『ルムンバの叫び』のラウル・ペック監督最新作。
 トロント国際映画祭2009 SPECIAL PRESENTATIONS部門で上映。


 ・『NINE』(米) 監督:ロブ・マーシャル

 ・『海辺のポーリーヌ』(仏/1983) 監督:エリック・ロメール

 ・“Peepli Live”(インド) 監督:Anusha Rizvi

 ・“Revolución”(メキシコ) 監督:Mariana Chenillo、Patricia Riggen、フェルナンド・エイムビッケ、アマ・エスランテ、ガエル・ガルシア・ベルナル、ロドリゴ・ガルシア、ディエゴ・ルナ、Gerardo Naranjo、Rodrigo Plá、カルロス・レイガダス
 メキシコ革命100周年を記念して製作された10編のオムニバス映画。10人の監督が革命に関するエピソードをつむぎ、それがいかにこの国を変えたのかを思い出させる。


 ・“S.O.S./State Of Security”(米) 監督:Michèle Ohayon
 元ホワイトハウス特別補佐官リチャード・A・クラークの回想録。彼は、対テロの専門家として、オサマ・ビン・ラディンやアルカイダに詳しく、9.11以前にアルカイダの危険性を指摘し、対イラク戦は、テロを増加させ、「アメリカの資源」を減少させるだけなのでやめておいた方がよいと発言した人物としても知られる(しかし、彼の意見は聞き入れられず、政府の政策は彼を失望させる方向に向かう)。著書『爆弾発言 すべての敵に向かって』“Against All Enemies”もベストセラーになった。そんな彼は、今、米国政府と議会は、きっと国民の信頼を取り戻すことができるだろうと語る。


 ・“Spur der Bären / Trace of the Bears”(独) 監督:Hans-Christoph Blumenberg、Alfred Holighaus
 ベルリン国際映画祭60周年記念作品。数多くのフッテージと映画人や専門家へのインタビューで語られるベルリンとベルリン国際映画祭の60年。インタビューに答えているのは、ティルダ・スウィントン、クラウディア・カルディナーレ、ジョン・ハート、アンジェイ・ワイダ、アニエス・ヴァルダ、コスタ=ガヴラス、アン・リー、トム・ティクヴァ、マイケル・ウィンターボトムなどなど。


 ・“Su qi er / True Legend”(香港・中・米) 監督:ユエン・ウーピン
 出演:ヴィンセント・チャオ、ジョウ・シュン、アンディー・オン、グオ・シャオドン
 『マトリックス』で武術指導を行なったことでも知られるユエン・ユーピンの最新監督作品。
 物語:「酔拳」の誕生秘話(?)。清朝末期。戦争の英雄で武術家のスー・カンは、退役して、妻子と平和な生活を選ぶ。それから6年後、彼に恨みを持つ義弟ユアンがやってきて、暗黒武術「五毒拳」(five venom fist)で彼を倒す。彼は一命を取り留めるが、大事な息子をさらわれてしまう。彼は、老師ウーシューとその弟子に助けられ、生気を取り戻し、武術の勘も取り戻すが、息子を捜しに出た妻が死んでしまったことを知って、ショックを受け、酒浸りになる……。
 ジェット・リーの『SPRIT』にちょっと物語が似ていますが……。

画像

 ・“Tanzträume - Jugendliche tanzen "Kontakthof" von Pina Bausch / Dancing Dreams - Teenagers Perform "Kontakthof" by Pina Bausch”(独) 監督:Anne Linsel、Rainer Hoffmann
 出演:ピナ・バウシュ
 ドイツのウッパータールでは、11の学校から集まった40人のティーンエージャーが毎週土曜日にダンス・リハーサルを行なっていた。彼らを指導していたのは、かのピナ・バウシュであった。


 ・“The Illusionist”(英・仏) 監督:シルヴァン・ショメ
 物語:時代の流れで、ミュージシャンなどが人気者になっていくのに対して、奇術師はどんどん落ち目になっていく。食うにも事欠く状況になって、彼は、怪しげな契約を結び、カフェやバーやガーデン・パーティーなどで奇術をすることになる。その中の1つ、スコットランドの孤島での催しは、孤島に電気が通じたお祝いとして催されたものだったが、彼が披露した奇術を見て、無垢な女の子アリスは彼を本物の魔法使いだと信じ込んでしまう。アリスは、彼についてまわるようになり、彼はアリスの夢を壊さないように、魔法使いであるかのように振る舞い続けるのだった……。
 ジャック・タチが残した脚本を『ベルヴィル・ランデブー』のシルヴァン・ショメが映画化。


 ・『あやつり糸の世界』“Welt am Draht / World On A Wire / Welt am Draht”(西独/1973) 監督:ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
 『マトリックス』から26年も前に作られていたファスビンダー的『マトリックス』ワールド。

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 【パノラマ部門】
 惜しくもコンペティション部門には入らなかったものの、それに準ずるような作品を集めた部門。全54作品 32作品がワールド・プレミア、17作品が監督デビュー作。

 [メイン・プログラム] 全18作品

 ・“Aarekti Premer Golpo (Just Another Love Story)”(インド) 監督:Kaushik Ganguly、Rituparno Ghosh [ワールド・プレミア]

 ・“Amphetamine”(香港・中) 監督:Scud [ワールド・プレミア]
 出演:Thomas Price、Byron Pang、Winnie Leung

 ・“Barriere (Boundaries)”(独) 監督:Andreas Kleinert [ワールド・プレミア]
 出演:Volkram Zschiesche、Klara Manzel、Jan Dose、Julia Gorr、Matthias Habich

 ・“Blutsfreundschaft (Initiation)”(オーストリア) 監督:ペーター・ケルン(Peter Kern)
 出演:ヘルムート・バーガー、Harry Lampl、Melanie Kretschmann、Michael Steinocher
 『まわり道』などで知られる俳優ペーター・ケルンの最新監督作品。

 ・“Due Vite per caso (One Life Maybe Two)”(伊) 監督:Alessandro Aronadio [ワールド・プレミア]
 出演:ロレンツォ・バルドゥッチ(Lorenzo Balducci)、Isabella Ragonese、イヴァン・フラネク(Ivan Franek)、Sarah Felberbaum

 ・“Fucking Different São Paulo”(独・ブラジル) 監督:Rodrigo Diaz Diaz、Luiz René Guerra、Sabrina Greve、Joana Galvão、Monica Palazzo、Max Julien、Ricky Mastro、René Guerra、Silvia Lourenço、Gustavo Vinagre、Herman Barck、Luciana Lemos、Elzemann Neves
 ゲイ&レズビアンのオムニバス・シリーズとして、ドイツ編、ニューヨーク編、テルアビブ編に続いて製作された“Fucking Different”(違いなんかクソくらえ!)シリーズの第4弾サンパウロ編。


 ・“Nacidas para sufrir (Born To Suffer)”(西) 監督:Miguel Albaladejo

 ・“Open”(米) 監督 :Jake Yuzna [ワールド・プレミア]
 出演:Gaea Gaddy、Tempest Crane、Morty Diamond、Daniel Luedtke

 ・『パレード』“Parade”(日) 監督:行定勲

 ・“Plein sud (Going South)”(仏) 監督:セバスチャン・リフシッツ(Sébastien Lifshitz)
 出演:ヤニック・レニエ(Yannick Renier)、リア・セドゥ(Léa Seydoux)、ニコール・ガルシア、Théo Frilet、Pierre Périer
 物語:サムは、リアとマチューという姉弟の運転する古いフォードにヒッチハイクさせてもらって、南へと旅をする。27歳のサムは、突然、会いたいという手紙を寄越してきた母に会いに行く途中であった……。


 ・“Propavshyi bez vesty (Missing Man)”(ロシア) 監督 :Anna Fenchenko

 ・“Sex & Drugs & Rock & Roll”(英) 監督:マット・ホワイトクロス
 出演:アンディー・サーキス、ナオミ・ハリス、オリヴィア・ウィリアムズ、ビル・ミルナー(Bill Milner)、Tom Hughes
 少年時代に小児麻痺を患い、やがて、美術教師からミュージシャンに転身し、ファースト・ソロ・シングル“Sex & Drugs & Rock & Roll”で世に知られることになったイアン・デューリー(1942-2000)の半生を描いた作品。
 マイケル・ウィンターボトムと組んでいくつも作品を監督しているマット・ホワイトクロスの単独監督作品。


 ・“Son Of Babylon”(イラク・英・仏・UAE・オランダ・エジプト・パレスチナ) 監督:Mohamed Al-Daradj
 出演:Yassir Talib、Shazada Hussein、Bashir Al-Majid

 ・“The Man Who Sold The World”(モロッコ) 監督:Swel Noury、Imad Noury
 ドバイ国際映画祭2009 Muhr Arab Awards 長編部門 男優賞(Said Bey)受賞。

 ・“The Owls”(米) 監督:シェリル・デュニエ(Cheryl Dunye) [ワールド・プレミア]
 出演:グウェネヴァー・ターナー(Guinevere Turner)、リサ・ゴルニック(Lisa Gornick)、V.S. Brodie
 物語:「スクリーチ」は、アイリスとリリーをボーカルに10年前に一世を風靡したレズビアン・バンド。しかし、アイリスは、酒に溺れながら、今も再起を夢見、リリーともう1人のメンバーキャロルは、誰も何も決められないことにうんざりしていた。プロデューサーのMJはもうバンドから離れてしまっていた。欲望と失望と怒りと怠慢……。そんな彼らの輪の中にクリケットが入ってきたことから、彼らに大きな転機が訪れる……。
 『ウィーターメロン・ウーマン』などで知られるシェリル・デュニエ監督の最新作。


 ・“Veselchaki (Jolly Fellows)”(ロシア) 監督 :Felix Mikhailov

 ・『ボリビア南方の地区にて』“Zona Sur (Southern District)”(ボリビア) 監督 :ファン・カルロス・ヴァルデヴィア(Juan Carlos Valdivia)

 ・“Yeobaewoodle (The Actresses)”(韓) 監督:E・J-Yong
 出演:ユン・ヨジュン、イ・ミスク、コ・ヒョンジュン、チェ・ジウ、キム・オクビン、キム・ミンヒ
 物語:韓国版「ヴォーグ」のクリスマス号の表紙として、韓国のトップ女優ばかりを一堂に集めた写真を撮ろうという企画が出される。しかし、女優たちどうしのライバル心が邪魔をして、コトはなかなかうまく進まない。まず、撮影が始まる前からして、誰がいつごろスタジオ入りするのか、どんなかっこうで来るのか、誰が最後にやってくるのか、ということから、見栄とプライドの鍔迫り合いが始まってしまうのだった……。


 [パノラマ・スペシャル](Panorama Special) 全16作品

 ・“Besouro”(ブラジル) 監督:João Daniel Tikhomiroff

 ・“Bróder! (Broder!)”(ブラジル) 監督 :Jeferson De

 ・“Die Fremde (When We Leave)”(独) 監督 :Feo Aladag [ワールド・プレミア]
 出演:Sibel Kekilli、Florian Lukas、Derya Alabora、Tamer Yigit

 ・“El mal ajeno”(西) 監督:Oskar Santos [ワールド・プレミア]

 ・“Father of Invention”(米) 監督:トレント・クーパー(Trent Cooper) [ワールド・プレミア]
 出演:ケヴィン・スペイシー、カミーラ・ベル、ヘザー・グラハム、ジョニー・ノクスヴィル、ヴァージニア・マドセン
 物語:ロバート・アクセルは、奇抜な発明で富を築いていた。しかし、発明品の欠陥から一気にお金も信用も失い、刑務所に入れられてしまう。8年間の刑務所生活の後、彼は、すぐにも元の生活が取り戻せるはずだと楽観的に考えていたが、それにはまず22歳の娘を説得して一緒に住まわせてもらう必要があった。


 ・『ゴールデンスランバー』“Goruden Suramba (Golden Slumber)”(日) 監督:中村義洋

 ・“Kawasakiho růže (Kawasaki's Rose)”(チェコ) 監督:ヤン・フジェベイク [ワールド・プレミア]
 出演:Daniela Kolářová、マルチン・フバ(Martin Huba)、Lenka Vlasákova、Milan Mikulčík
 物語:パヴェル・ヨセックは、医者として、そして過去に反体制活動家として活動していたことでみんなから尊敬されていた。彼を対象にしたドキュメンタリー映画まで作られることになるが、それにスタッフとして関わった義理の息子ルデックは、パヴェルの過去に暗い影があるのを発見する。彼は、70年代に情報屋をしていて、友人ボレックを売って、スウェーデンに追いやってしまっていたのだ。しかも、その当時、ボレックが付き合っていたのが、現在のパヴェルの妻であり、彼の娘であり、ルデックの妻でもあるルーシーは、本当はボレックの娘であるということも判明する……。
 タイトルの「川崎ローズ」とは、川崎博士の考案したバラの折り紙のことのようです。「バラに似て美しいが、本物のバラではない」という意味が込められているのでしょうか。


 ・“Kosmos”(トルコ・ブルガリア) 監督:Reha Erdem

 ・“L'arbre et la forêt (Family Tree)”(仏) 監督:オリヴィエ・デュカステル、ジャック・マルティノ(Jacques Martineau) [ワールド・プレミア]
 出演:ギイ・マルシャン、フランソワ・ファビアン、サブリナ・セヴク、ヤニック・レナー
 物語:フレデリックは養樹園を営んでいたが、彼は種をまいたこともなければ、苗を植えたこともなかった。これには秘密があったが、それは彼と彼の家族しか知らないことであった。しかし、彼の息子が死んでしまい、無念の思いを抱いた彼は、この機会に、これまで決して話さなかったことを近しい者にだけ打ち明けることに決める。物語は、ナチ占領下の頃に遡る……。


 ・“Mine vaganti (Loose Cannons)”(伊) 監督:フェルザン・オズペテク [ワールド・プレミア]
 出演:リカルド・スカルマッチョ、Nicole Grimaudo、Alessandro Preziosi、エンニオ・ファンタスキーニ(Ennio Fantastichini)、Lunetta Savino
 物語:カントーネ家は、イタリアのパーリアで、パスタ工場を営んでいる。今日は、長男のアントニオが工場を引き継ぐのを記念して、家族みんなで集まって食事会をすることになっている。弟のトマッソは、この機会に、自分がゲイであることをみんなに告白して楽になろうと考えていたが、彼が口を開こうとした瞬間に、先に、兄が自分がゲイであると宣言してしまう。しかも、彼は、男の恋人がいることまで話してしまったので、いったい工場は誰が引き継いでいくことになるのかと、大騒ぎになってしまう……。


 ・“Monga”(台湾) 監督:Doze、ニウ・チェンザイ(Niu Chen-Zer) [ワールド・プレミア]
 出演:Ethan Juan、マーク・チャオ(Mark Chao)、マー・ルーロン(Ma Ju-lung)、Ko Chia-yen
 物語:モンガとは台北の旧市街のこと。主人公は、モンガに暮らす10代の少年たちで、彼らは仲間のスナックが壊されたことをきっかけに、自分たちで徒党を組んで、自衛していくことに決める。結果として、まるで街全体が自分たちのものになったように思い込んだ彼らは、我が物顔で通りを練り歩くようになる。しかし、そんな彼らの勝手な行動が黙って許されるはずもなかった……。


 ・“Paha perhe (Bad Family)”(フィンランド) 監督:Aleksi Salmenperä

 ・“Phobidilia”(イスラエル) 監督:Doron Paz、Yoav Paz

 ・“Por tu culpa (It's Your Fault)”(アルゼンチン・仏) 監督:Anahí Berneri [ワールド・プレミア]

 ・“Red Hill”(オーストラリア) 監督:Patrick Hughes [ワールド・プレミア]
 出演:Ryan Kwanten、Steve Bisley、Tom E. Lewis

 ・“Welcome To The Rileys”(米) 監督:ジェイク・スコット(Jake Scott)
 出演:ジェームズ・ガンドルフィニ、クリステン・スチュアート、メリッサ・レオ
 サンダンス映画祭2010出品作。

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 文字数が上限を超えてしまったので、この続きは、次の記事に書くことにします。

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 *当ブログ記事
 ・ベルリン国際映画祭2010 コンペティション部門ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_8.html
 ・ベルリン国際映画祭2010 コンペティション部門以外のラインナップ その2:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_10.html
 ・ベルリン国際映画祭2010 コンペティション部門以外のラインナップ その3http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_11.html
 ・ベルリン国際映画祭2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_36.html

 ・2009年度映画賞レース スケジュール表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_32.html
 ・映画祭&映画賞カレンダー 2009年5月〜2010年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200905/article_6.html

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