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zoom RSS なかなかやるねっ! プチョン国際ファンタスティック映画祭2009!

<<   作成日時 : 2009/07/26 13:31   >>

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 第13回プチョン(富川)国際ファンタスティック映画祭(7月16日〜26日)の受賞結果が発表になりました。

 【長編コンペティション】(Puchon Choice Feature - Official Competition)

 ◎グランプリ(Best of Puchon):“The Forbidden Door”(インドネシア) 監督:Joko Anwar
 物語:Gambirは、若く、ハンサムな彫刻家で、仕事でも成功を収め、美しい女性と結婚する。しかし、妻からも母からも赤ん坊を望まれて、ナーバスになりかけていた。彼の彫刻には、制作方法に暗い秘密があったが、ある日、その秘密にまつわる匿名の手紙が彼の元に届く。彼は、その手紙に導かれて、秘密クラブに赴く……。

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 ◎監督賞:ダンテ・ラム “The Beast Stalker/証人”(香港)
 出演:ニコラス・ツェー、ニック・チョン、リウ・カイチー
 物語:捜査官トンは、捜査中に過って女検事の娘を死なせてしまう。後日、その女検事のもう一人の娘が誘拐されていることを偶然に知った彼は、かつての罪を少しでも償いたいという思いもあって、非公式に捜査を開始する……。

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 ◎男優賞:Stephen McHattie “Pontypool”(カナダ)
 監督:ブルース・マクドナルド
 物語:グラントは、かつてはラジオの人気者だったが、今ではポンティープールという小さな町の教会の地下からモーニング・ショーをやるまでに落ちぶれていた。ある日、彼は、特派員からのレポートを紹介するが、それは、奇妙なレポートで、まるで人をゾンビにするウィルスがあると言わんばかりのものであった。それを聞いて、最初は半信半疑だったグラントもプロデューサーも、やがてゾンビ・ウィルスが確かに存在し、蔓延しつつあることを確信するのだった……。

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 ◎女優賞:Shareefa Daanish “Macabre”(シンガポール・インドネシア)
 監督:The MO Brothers
 物語:1軒の寂れた家があり、罪のない旅行者を誘い込んでは惨殺していた……。
 元々は、オムニバス映画“Face of Terror”の1編だったものを長編化した作品。

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 ◎審査員賞(Jury's Choice):“The Neighbor Zombie”(韓) 監督:Oh Young Doo、Ryu Hoon、Hong Young Guen、Jang Yoon Jung
 4人の監督によるゾンビもののオムニバス映画。

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 ◎スペシャル・メンション:ニック・チョン “The Beast Stalker/証人”(香港)
 ニック・チョンは、第3回アジア映画賞でも、この作品で助演男優賞にノミネートされています。

 ◎シチズンズ・チョイス(Prugio Citizen's Choice): “The Neighbor Zombie”(韓) 監督:Oh Young Doo、Ryu Hoon、Hong Young Guen、Jang Yoon Jung

 【短編コンペティション】(Puchon Choice Shorts - Official Competition)

 ◎最優秀短編賞(Best Short Film):“The Horribly Slow Murderer With The Extremely Inefficient Weapon”(米) 監督:Richard Gale

 ◎スペシャル・メンション:“Dust Kid”(韓) 監督:Jung Yu Mi

 ◎審査員賞(Jury's Choice for Short Film):“Dance Macabre”(カナダ) 監督:Pedro Pires

 ◎韓国短編賞(Best Korean Short Film):“Dust Kid”(韓) 監督:Jung Yu Mi

 ◎シチズンズ・チョイス(Citizen's Choice for Short Film):“The Horribly Slow Murderer with the Extremely Inefficient Weapon”(米) 監督:Richard Gale

 【その他の賞】

 ◎フジフイルム・エターナ賞(Fujifilm Eterna Award):“Turn In Up to 11”(韓) 監督:Baek Seung Hwa

 ◎NETPAC賞:『SR サイタマノラッパー』“8000 Miles”(日) 監督:入江悠

 ◎NETPAC賞スペシャル・メンション
 1.『ハルフウェイ』“Halfway”(日) 監督:北川悦吏子
 2. 満島ひかり 『プライド』(“Pride”)、『愛のむきだし』(“Love Exposure”)
 3. 安藤サクラ 『俺たちに明日はないッす』(“Ain’t No Tomorrow”)、『愛のむきだし』(“Love Exposure”)

 ◎ヨーロッパ・ファンタスティック映画祭アジア賞(European Fantastic Film Festival Asian Award):『チョコレート・ファイター』(タイ) 監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ

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 全ラインナップを書き出すことにあまり意味があるとも思えなかったので、紹介記事は書いていませんでしたが、プチョン国際ファンタスティック映画祭はかなり頑張っています。

 韓国映画界もかなりパワーダウンしているという噂で、実際、日本で劇場公開される韓国映画を観ていてもそれは感じるのですが、このラインナップを見る限りではまだまだ元気なようです(いいスポンサーでもついているのでしょうか?)

 ラインナップとしては、「ファンタスティック」というより「ファンタスティック寄りの作品」、もしくは「ファンタスティック寄りの作品が好きな観客が好きそうな作品」を集めているというようでもあり、一方で、オープニング作品が『MW』っていうのはどうよ?と思ったり、韓国では『チョコレート・ファイター』も一般公開されていないの?と知って驚いたりもしますが、全体としては決して悪くありません。というか、全盛期の東京国際ファンタスティック映画祭よりもいい、と言ってもいいくらい充実したプログラムになっています。どうしてこれが日本でやれないのかなあと羨ましくなる企画や上映作品もたくさんあります。

 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭と姉妹映画祭関係を結んでいるためか、特に日本映画のセレクションが充実していて、日本映画に通じている人がセレクションに関わっているのは間違いない、と思われます。

 以下に、ざっとラインナップを書き出しておきます。

 ・オープニング作品:『MW』

 ・クロージング作品:“Merantau”(インドネシア) 監督:Gareth Huw Evans

 ・長編コンペティション部門
 上記受賞作品以外は、「OSS117」シリーズの最新作“OSS 117 Lost in Rio”(仏)、『マーターズ』、Sophie Barthes “Cold Souls”(英)、トム・シャンクランド“The Children”(米)、ケヴィン・コー “Invitation Only”(台湾)、 Esther Gronenborn “Kaifeck Murder”(独)、 Park Dae Min “Private Eye”(韓) 。

 ・短編コンペティション部門

 ・ワールド・ファンタスティック・シネマ部門
 『チョコレート・ファイター』、『ハイキック・ガール!』、『クラバート 謎の黒魔術』、『ジェネラル・ルージュの凱旋』のほか
 “Acts of Violence”(2008/米) 監督:Il Lim
 “Bloody Shake”(2009/韓) 監督:Kim Jee Yong
 “Darklovestory”(2009/オーストラリア) 監督:Jon Hewitt
 “From Within”(2008/米) 監督:Phedon Papamichael
 “A Good Night Sleep for the Bad”(2009/韓) 監督:Kwon Young Chul
 “Grace”(2008/カナダ) 監督:Paul Solet
 “Handphone”(2009/韓) 監督:Kim Han Min
 “Infestation”(2009/米) 監督:Kyle Rankin
 “The Last House on the Left”(2009/米) 監督:Dennis Iliadis
 “Lesbian Vampire Killers”(2008/英) 監督:Phil Claydon
 “Missing”(2009/韓) 監督:Kim Sung Hong
 “Must Love Death”(2009/独) 監督:Andreas Schaap
 “My Burning Heart”(2008/韓) 監督:Choi Won Sub
 “My Name is Bruce”(2007/米) 監督:ブルース・キャンベル
 “New Town Killers”(2008/英) 監督:Richard Jobson
 “No-Do: The Beckoning”(2008/西) 監督:Elio Quiroga
 “Norwegian Woods”(2009/韓) 監督:No Zin Soo
 “Not Quite Hollywood: The Wild, Untold Story of “Ozploitation””(2008/米・オーストラリア) 監督:Mark Hartley
 “Samurai Avenger: The Blind Wolf”(2009/米) 監督:光武蔵人
 “Santos”(2008/西) 監督:Nicolás Lopez
 “Sauna”(2008/フィンランド) 監督:AJ Annila
 “Sexykiller”(2008/西) 監督:Miguel Marti
 “Susuk”(2007/マレーシア) 監督:Amir Muhammad、Naeim Ghalili
 “Today and the Other Days”(2008/韓) 監督:Choi Wee An
 “Versus”(2008/西) 監督:Iago De Soto
 “Vinyan”(2008/英・仏・ベルギー) 監督:Fabrice du Welz
 “Zone of the Dead”(2009/セルビア・西・伊) 監督:Milan Konjevic、Milan Todorovic

 ・Strange Hommage部門
 本来ならこういう映画祭で上映するような作品じゃないんだけど……というような作品を、敬意を表しつつ上映するプログラム。
 『バーダー・マインホフ 理想の果てに』、『愛のむきだし』、『山形スクリーム』、クロード・シャブロル “Bellamy”、Lee Man Hee “A Triangular Trap”(1974/韓)、ハーマン・ヤウ “True Women for Sale”(2008/香港)

 ・オフ・ザ・ファンタ(Off The Fanta)部門
 『フィッシュストーリー』、『ハルフウェイ』、『プライド』、『少年メリケンサック』、『SR サイタマノラッパー』、『余命1ヶ月の花嫁』のほか
 “Awaydays”(2009/英) 監督:Pat Holden
 “Bronson”(2008/英) 監督:Nicolas Winding Ref
 “Delhi-6”(2009/インド) 監督:Rakeysh Omprakash Mehra
 “The Equation of Love and Death”(2008/中) 監督:Cao Baoping
 “Fashion” (2008/インド) 監督:Madhur Bhandarkar
 “God Is D ad”(2009/米・韓) 監督:Abraham Lim
 “Morphia”(2008/ロシア) 監督:アレクセイ・バラバノフ
 “Nowhere Man”(2008/ベルギー・オランダ・ノルウェー・ルクセンブルク) 監督:Patrice Toye
 “Ramirez”(2009/西) 監督:Albert Arizza
 “Turn It Up to 11”(2009/韓) 監督:Baek Seung Hwa
 “Yuri’s Day”(2008/ロシア) 監督:Kirill Serebrennikov
 “Yuvvraaj”(2008/インド) 監督:Subhash Ghai

 ・フォービデン・ゾーン部門
 『吸血少女対少女フランケン』(日) 監督:西村喜廣・友松直之
 “American Swing”(米) 監督:Mathew Kaufman、Jon Hart
 “Dead Snow”(ノルウェー) 監督:Tommy Wirkola
 “Life and Death of Porno Gang”(セルビア) 監督:Mladen Djordjevic
 “Meat Grinder”(タイ) 監督:Moeithaisong Tiwa

 ・ファミリー・ファンタ(Family Fanta)部門

 ・アニメ・ファンタ(Ani Fanta)部門
 『宮本武蔵-双剣に馳せる夢-』
 『NARUTO 炎の意志を継ぐ者』
 『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』
 『名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)』
 ダンテ・ラム“Storm Rider:Clash of Evils”

 ・短編部門(Fantastic Short Film)

 【スペシャル・プログラム】

 ・巨匠たちのヴァンパイア映画(Fanta Masters “Vampire of Their Own”)
 ロマン・ポランスキー『ロマン・ポランスキーの吸血鬼』(1967)
 トビー・フーパー『スペースバンパイア』(1985)
 ジョエル・シュマッカー『ロストボーイ』(1987)
 パク・チャヌク“Thirst”

 ・Thirteen
 『13日の金曜日』(1980)、『地獄のモーテル』(1980)、『チャイルド・プレイ』(1986)

 ・『呪怨』の10周年(Juon 10th Aniversary)
 『呪怨』(ビデオ版)、『呪怨2』(ビデオ版)、『呪怨』(劇場版)、『呪怨2』(劇場版)

 ・『女校怪談』の10周年 (Hawling Decade of Whispering Corriders)
 『女校怪談』(1998)、『少女たちの遺言』(1999)、『狐怪談』(2003)、『ボイス』(2005)、“Blood Pledge”(2009)

 ・チェコ的想像力(Chech-Imagination)
 “Ikarie XB 1”(1963/監督:Jindrich Polak)、オルドリッチ・リプスキー 『カルパテ城の謎』(1981)、“Choking Hazard”(2004/監督:Marek Dobes)

 【レトロスペクティヴ】(Retrospectives)

 ・ロマンスの街・香港/プロダクションD&B Filmsの世界(City of Romance Hong Kong D&B)
 サモ・ハン・キン・ポー 『デブゴンの快盗紳士録』(1984)
 スタンリー・クワン 『チョウ・ユンファの地下情/追いつめられた殺意』(1986)
 イー・トンシン “The Lunatics”(1986)
 メイベル・チャン『誰かがあなたを愛してる』(1987)
 Stephen Shin “Heart to Hearts/三人世界”(1988)

 ・エロチックスケープ:80年代韓国の都会派エロス(Eroticscape:1980’s Korean Urban Erotica
 “Three Women Under the Umbrella”(傘の中の三人の女)(1980) 監督:イ・ドゥヨン
 “Three Times each for Short and Long Ways”(三度は短く、三度は長く)(1981) 監督:キム・ホソン
 『自由処女』(1982) 監督:キム・ギヨン
 “Lost Youth”(失われた青春)(1982) 監督:チョン・ソヨン
 “Mist Whispers Like Women”(霧の中の殺人事件)(1982) 監督:チョン・ジョン
 『赤道の花』(1983) 監督:ペ・チャンホ
 『膝と膝の間』(1984) 監督:イ・チャンホ
 “Holy Night”(聖夜)(1988) 監督:シン・スンス

 【オープン・シネ・パレード】(Open Cine Parade)
 キッズ・プログラム。
 『超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!』(2009)、“Son of Rambow”(2007/英・仏/監督:Garth Jennings)、『ピアノの森』(2007)

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 *当ブログ記事
 ・映画祭&映画賞カレンダー 2009年5月〜2010年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200905/article_6.html

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