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zoom RSS 第62回BAFTA(イギリス・アカデミー賞発表!

<<   作成日時 : 2009/02/10 00:37   >>

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 イギリス・アカデミー賞(BAFTA)が発表になりました(2月8日)。

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 ◆作品賞
 ・『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
 ・『フロスト×ニクソン』
 ・『ミルク』
 ・『愛を読むひと』
 ◎『スラムドッグ$ミリオネア』

 ◆監督賞
 ・クリント・イーストウッド 『チェンジリング』
 ・デイヴィッド・フィンチャー 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
 ・ロン・ハワード 『フロスト×ニクソン』
 ・スティーヴン・ダルドリー 『愛を読むひと』
 ◎ダニー・ボイル 『スラムドッグ$ミリオネア』

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 ◆主演男優賞
 ・フランク・ランジェラ 『フロスト×ニクソン』
 ・デヴ・パテル 『スラムドッグ$ミリオネア』
 ・ショーン・ペン 『ミルク』
 ・ブラッド・ピット 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
 ◎ミッキー・ローク 『レスラー』

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 ◆主演女優賞
 ・アンジェリーナ・ジョリー 『チェンジリング』
 ・クリスティン・スコット・トーマス “I’ve Loved You So Long”
 ・メリル・ストリープ 『ダウト あるカトリック学校で』
 ◎ケイト・ウィンスレット 『愛を読むひと』
 ・ケイト・ウィンスレット 『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』

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 ◆助演男優賞
 ・ロバート・ダウニー Jr. 『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』
 ・ブレンダン・グリーソン “In Bruges”
 ・フィリップ・シーモア・ホフマン 『ダウト あるカトリック学校で』
 ◎ヒース・レジャー 『ダークナイト』
 ・ブラッド・ピット 『バーン・アフター・リーディング』

 ◆助演女優賞
 ・エイミー・アダムス 『ダウト あるカトリック学校で』
 ◎ペネロペ・クルス 『それでも恋するバルセロナ』
 ・フリーダ・ピント 『スラムドッグ$ミリオネア』
 ・ティルダ・スウィントン 『バーン・アフター・リーディング』
 ・マリサ・トメイ 『レスラー』

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 ◆オリジナル脚本賞
 ・ジョエル&イーサン・コーエン 『バーン・アフター・リーディング』
 ・『チェンジリング』 J・マイケル・ストラジンスキー
 ・“I’ve Loved You So Long” フィリップ・クローデル
 ◎“In Bruges” Martin McDonagh
 ・『ミルク』 ダスティン・ランス・ブラック

 ◆脚色賞
 ・『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 エリック・ロス
 ・『フロスト×ニクソン』 ピーター・モーガン
 ・『愛を読むひと』 デイヴィッド・ヘア
 ・『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』 ジャスティン・ヘイス
 ◎『スラムドッグ$ミリオネア』 サイモン・ビューフォイ

 ◆撮影賞
 ・『チェンジリング』 トム・スターン
 ・『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 クラウディオ・ミランダ
 ・『ダークナイト』 ウォーリー・フィスター
 ・『愛を読むひと』 クリス・メンジス、ロジャー・ディーキンス
 ◎『スラムドッグ$ミリオネア』 アンソニー・ドッド・マントル

 ◆編集賞
 ・『チェンジリング』 ジョエル・コズ、ゲイリー・D・ローチ
 ・『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 カーク・バクスター、アンガス・ウォール
 ・『ダークナイト』 リー・スミス
 ・『フロスト×ニクソン』 マイク・ヒル、ダン・ヘインリー
 ・“In Bruges” ジョン・グレゴリー
 ◎『スラムドッグ$ミリオネア』 クリス・ディケンス

 ◆音楽賞
 ・『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 アレクサンドル・デプラ
 ・『ダークナイト』 ハンス・ジマー、ジェームズ・ニュートン・ハワード
 ・『マンマ・ミーア!』 ベニー・アンダーソン、ビヨルン ウルヴァース
 ◎『スラムドッグ$ミリオネア』 A・R・ラフマーン
 ・『ウォーリー』 トーマス・ニューマン

 ◆美術賞
 ・『チェンジリング』 ジェームズ・J・ムラカミ、ゲイリー・フェティス
 ◎『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 ドナルド・グラハム・バート、ヴィクター・J・ゾルフォ
 ・『ダークナイト』ネイサン・クローリー、ピーター・ランドー
 ・『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』 クリスティ・ゼア、デブラ・シュット
 ・『スラムドッグ$ミリオネア』 マーク・ディグビー、ミシェル・デイ

 ◆衣裳デザイン賞
 ・『チェンジリング』 デボラ・ホッパー
 ・『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 ジェクリーン・ウェスト
 ・『ダークナイト』 リンディー・ヘミング
 ◎『ある公爵夫人の生涯』 マイケル・オコーナー
 ・『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』 アルバート・ウォルスキー

 ◆視覚効果賞
 ◎『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 エリック・バーバ、クレイグ・バロン、ナイサン・マクギネス、エドソン・ウィリアムズ
 ・『ダークナイト』クリス・コーボールド、ニック・デイヴィス、ポール・フランクリン、ティム・ウェバー
 ・『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』 パブロ・ヘルマン
 ・『アイアンマン』 シェイン・パトリック・メイハン、ジョン・ネルソン、ベン・スノー
 ・『007/慰めの報酬』 クリス・コーボールド、ケヴィン・トッド・ホーグ

 ◆音響賞
 ・『チェンジリング』 ウォルト・マーティン、アラン・ロバート・マレー、ジョン・レイツ、グレッグ・ルドルフ
 ・『ダークナイト』 ローラ・ヒルシュバーグ、リチャード・キング、エド・ノヴィック、ゲイリー・リッゾ
 ・『007/慰めの報酬』 エディー・ジョゼフ、クリス・ムンロ、マイク・プレストウッド・スミス、マーク・テイラー
 ◎『スラムドッグ$ミリオネア』グレン・フリーマントル、レスル・プーカッティー、リチャード・プライク、トム・セイヤーズ、イアン・タップ
 ・『ウォーリー』 ベン・バート、トム・マイヤーズ、マイケル・セマニック、マシュー・ウッド

 ◆メイキャップ&ヘアメイク賞
 ◎『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 ジーン・ブラック、コリーン・キャラハン
 ・『ダークナイト』 ピーター・ロブ・キング
 ・『ある公爵夫人の生涯』 ダニエル・フィリップス、ジャン・アーチボールド
 ・『フロスト×ニクソン』 エドゥアルド・エンリケス、キム・サンタントニオ
 ・『ミルク』 スティーヴン・E・アンダーソン、マイケル・ホワイト

 ◆最優秀イギリス映画
 ・『ハンガー』
 ・“In Bruges”
 ・『マンマ・ミーア!』
 ◎“Man on Wire”
 ・『スラムドッグ$ミリオネア』

 ◆外国語映画賞
 ・“The Baader Meinhof Complex”(ウリ・エデル)
 ・『ゴモラ』(マッテオ・ガローネ)
 ◎“I’ve Loved You So Long”(フィリップ・クローデル)
 ・『ペルセポリス』(マルジャン・サトラピ、ヴァンサン・パロノー)
 ・『戦場でワルツを』(アリ・フォルマン)

 ◆長編アニメーション賞
 ・『ペルセポリス』
 ◎『ウォーリー』
 ・『バシールとワルツを』

 ◆短編アニメーション賞
 ・“Codswallop”(グレッグ&マイルス・マックリード)
 ・“Varmints”(Marc Craste)
 ◎“Wallace and Gromit: A Matter of Loaf and Death”(ニック・パーク)

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 ◆短編賞
 ・“Kingsland #1 The Dreamer”(Tony Grisoni)
 ・“Love You More”(Sam Taylor-Wood)
 ・“Ralph”(Alex Winckler)
 ◎“September”(Esther May Campbell)
 ・“Voyages D’Affaires (The Business Trip)”(ショーン・エリス)

 ◆ライジング・スター賞(The Orange Rising Star Award)
 ・マイケル・セラ
 ◎ノエル・クラーク
 ・マイケル・ファスベンダー(『ハンガー』)
 ・レベッカ・ホール(『フロスト×ニクソン』『それでも恋するバルセロナ』)
 ・トビー・ケベル(『ロックンローラ』)

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 ※ノエル・クラークは、主にイギリスのテレビ・ドラマで活躍している俳優で、俳優として約10年のキャリアがありますが、ここでは初監督作品“Adulthood”が評価されたようです。

 ◆カール・フォアマン賞(イギリスの監督・脚本家・プロデューサーに贈られる特別功労賞)
 ・サイモン・チン(プロデューサー) “Man On Wire”
 ・ジュディー・クレイマー(脚本家) 『マンマ・ミーア!』
 ・ガラース・ジェニングス(脚本家) “Son of Rambow”
 ◎スティーヴ・マックイーン(監督・脚本家) 『ハンガー』
 ・ソロモン・パパドポーロス、ロイ・ボールター(プロデューサー) “Of Time And The City”

 ◆ACADEMY FELLOWSHIP
 ◎テリー・ギリアム

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 ※ACADEMY FELLOWSHIPは、いわゆる生涯功労賞のような賞で、過去にはヒッチコックやローレンス・オリヴィエ、ジョン・ギールグッドなどが受賞しています。ちなみに、前年度の受賞者はアンソニー・ホプキンス。
 Wikipedia:http://en.wikipedia.org/wiki/BAFTA_Academy_Fellowship

 ◆英国映画への貢献賞(OUTSTANDING BRITISH CONTRIBUTION TO CINEMA)
 ◎Pinewood Studios / Shepperton Studios

 ※Pinewood Studiosは、『007/慰めの報酬』や『マンマ・ミーア!』などが撮影されたスタジオで、Shepperton Studiosは、『007/慰めの報酬』や『ライラの冒険 黄金の羅針盤』などに使われた録音スタジオなのですが、特に全世界的に大ヒットした『007/慰めの報酬』に対する功績が評価されたということかもしれません。

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 最多ノミネートは、『ベンジャミン・バトン』と『スラムドッグ$ミリオネア』の11部門、次が『ダークナイト』の9部門、『チェンジリング』の8部門、『フロスト×ニクソン』の6部門、『ミルク』『レボリューショナリー・ロード』“In Bruges”の4部門となっていました。

 結果は、『スラムドッグ$ミリオネア』が、作品・監督・脚色・撮影・編集・音楽・音響と(キャスト部門以外の)主要部門7部門をほぼ独占する形になりました。
 逃したのは、主演男優賞・助演女優賞・美術賞・最優秀イギリス映画賞の4つですが、作品賞を与えて、最優秀イギリス映画賞を与えないというのは、会員のバランス感覚で、それは他の作品にあげてもいいんじゃないかと思ったということでしょうか。

 もうひとつの最多ノミネート作品『ベンジャミン・バトン』の方は、美術・視覚効果・メイキャップ&ヘアメイクの3つにとどまりましたが、これは『ベンジャミン・バトン』がどういう映画であるのか(見どころ)を表しているようにも見えます。

 キャスト関係では、ケイト・ウィンスレットが主演女優賞でダブル・ノミネート、ブラッド・ピットが主演男優賞と助演男優賞でダブル・ノミネートとなっていましたが、ケイト・ウィンスレットは『愛を読むひと』で主演女優賞受賞、ブラッド・ピットは受賞はなりませんでした。

 主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞の3賞は、ゴールデン・グローブ賞と同じ結果です。

 ケイト・ウィンスレットは、賞レースの初期にはほとんど受賞していませんでしたが、ここにきて立て続けに受賞しています。

 ペネロペ・クルスは、賞レースの初期(ナショナル・ボード・オブ・レビューや、ニューヨーク、ロサンゼルス、ボストンの各映画批評家協会賞)では助演女優賞を連続的に受賞し、本年度の助演女優賞の本命かとも思われていたのですが、その後、失速してしまっていました。ゴヤ賞、BAFTAと受賞し、再び、勢いを取り戻しつつあるようです。

 BAFTAの結果は、あまり米国アカデミー賞の参考になったりはしない(あまり同じ結果になったりはしない)のですが、今年は、これほど『スラムドッグ$ミリオネア』が独占することはないにしても、けっこう順当な結果なので米国アカデミー賞でも同じ結果になる部門が多いような気がします。BAFTAで受賞した7部門のうち4部門は米国アカデミーも受賞してしまうのではないでしょうか。

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 *当ブログ記事
 ・ロンドン映画批評家協会賞・リチャード・アッテンボロー賞他、イギリス映画賞4賞発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200902/article_7.html
 ・第23回ゴヤ賞(スペイン・アカデミー賞)発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200902/article_3.html
 ・第81回アカデミー賞に針路を取れ! トリビア・見どころ・受賞予想!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200901/article_29.html
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