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help リーダーに追加 RSS アン・ハサウェイ アイドル女優から注目若手女優、そして若手実力派へ

<<   作成日時 : 2008/12/09 08:13   >>

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 アン・ハサウェイの女優としての躍進が目覚しいですね。
 『ブロークバック・マウンテン』での脱ぎっぷりのよさにも驚かされたし、『プラダを着た悪魔』のような作品にも出演するかと思えば、『ゲット スマート』のようなアクション・コメディーにも出演する(日本ではほとんど無視されましたが、私は好きでした)。今、こんなに幅広い役柄を演じられる若手って、ほかにはちょっと思いつきません(強いて挙げれば、キーラ・ナイトレイやエヴァ・グリーン、もう一回り上の世代であれば、アンジェリーナ・ジョリーくらい、でしょうか)。
 日本での初お目見えは『プリティ・プリンセス』でしたが、ああいうアイドル的な登場の仕方からは今のアン・ハサウェイは想像もできませんでした。あれからまだ8年しか経っていないんですが……。

 最新出演作“Rachel Getting Married”でも本年度の賞レースの主演女優賞部門にノミネートされていて、こうした映画賞の常連(演技派という認識のされ方)になりつつあります。

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 彼女の顔立ちは、一見、ギョロっとした目が目立って、なんだかチワワみたいに見え、ちょっと好きじゃないなあなんて思ってしまうんですが、映画の中で動いている彼女はいいですね。ヘンな顔だなあなんて思うこともありません。映画の中では、役柄に合わせて表情を作ったり、髪形を変えたり、メイクしたりしているから、でしょうか。

 というわけで、ここでは、彼女について調べてみました。

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 【フィルムグラフィー】

 ・1999〜2000年 『ゲット・リアル』“Get Real”(監督:ロバート・ロイド・ルイス)(TVシリーズ)[ムービーチャンネルで放映] *両親、長女、長男、次男、祖母という6人家族についてのファミリー・ドラマ。アン・ハサウェイは長女役。

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 ・2001年 『プリティ・プリンセス』“The Princess Diaries”(監督:ゲイリー・マーシャル)

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 ・2001年 『幸せになるための恋の手紙 』“The Other Side of Heaven”(監督:ミッチ・デイヴィス)[Vのみ] *アン・ハサウェイはトンガに旅立ったモルモン教宣教師の青年(クリストファー・ゴーラム)に手紙を送る恋人役で最初と最後に登場。ジョン・H・グローバーグの自伝の映画化。

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 ・2002年 『猫の恩返し』“The Cat Return /Neko no ongaeshi”(監督:森田宏幸) *アメリカ公開版での声の出演(主役のハルの声)

 ・2002年 『ディケンズのニコラス・ニックルビー』“Nicholas Nickleby”(監督:ダグラス・マクグラス)[スターチャンネルで放映/Vあり] *アン・ハサウェイは、主役のニコラス(チャーリー・ハナム)の運命の人マデライン役。共演:ロモーラ・ガライ、ジェイミー・ベル、クリストファー・プラマー、ジミ・ブロードベット、ジュリエット・スティーブンソン。

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 ・2004年 “Ella Enchanted”(監督:Tommy O'Haver) *ゲイル・カールソン・レヴィンの『さよなら、「いい子」の魔法』の映画化。アン・ハサウェイは、生まれた時に「何を言われても従順に従う」よう妖精に魔法をかけられてしまった女の子エラ役。

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 ・2004年 『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』“The Princess Diaries 2: Royal Engagement”(監督:ゲイリー・マーシャル)

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 ・2005年 『リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?』“Hoodwinked!”(声の出演) 主役赤ずきん役。

 ・2005年 『アン・ハサウェイ/裸の天使』“Havoc”(監督:バーバラ・コップル)[Vのみ] *「恋人とちょっとしたスリルを求めてドラックを買いに行った娘が、恋人を痛めつけたメキシコ系の売人の方に惹かれてしまう」という物語の、主役アリソン役。共演:ビジュー・フィリップス、フレディー・ロドリゲス、マイケル・ビーン。

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 ・2005年 『ブロークバック・マウンテン』“Brokeback Mountain”(監督:アン・リー)

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 ・2006年 『プラダを着た悪魔』“The Devil Wears Prada”(監督:デイヴィッド・フランケル)

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 ・2007年 “Becoming Jane”(監督:ジュリアン・ジャロルド) *ジェーン・オースティン役。*2009年Bunkamura ル・シネマほかにて公開予定

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 ・2007年 “A Moment in the World”(監督:アンジェリーナ・ジョリー) *世界で同時刻に起こっていることを3分間ずつ映したドキュメンタリー作品で、アン・ハサウェイはカンボジアを訪れている(2005年)。

 ・2008年 『パッセンジャーズ』“Passengers”(監督:ロドリゴ・ガルシア) *パトリック・ウィルソン、デイヴィッド・モース共演のスリラー。2009年3月日本公開予定

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 ・2008年 『ゲット スマート』“Get Smart”(監督:ピーター・シーガル)

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 ・2008年 『ブルース&ロイドのボクらもゲットスマート』“Get Smart's Bruce and Lloyd Out of Control”(監督:Gil Junger)[Vのみ] *『ゲット スマート』のスピン・オフ作品で、アン・ハサウェイもノー・クレジットでゲスト出演。主演はマシ・オカ。

 ・2008年 “Rachel Getting Married”(監督:ジョナサン・デミ) *元ドラッグ中毒のキム役。共演:ローズマリー・デウィット、デブラ・ウィンガー。

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 ・2009年 “Bride Wars”(監督:ゲイリー・ウィニック) *『シャーロットのおくりもの』の監督の最新作。共演:ケイト・ハドソン。

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 ・2009年 “Alice in Wonderland”『不思議の国のアリス』(監督:ティム・バートン) 「白の女王」役。共演:ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、マイケル・シーン、アラン・リックマン、クリスピン・グローヴァー、クリストファー・リー。

 ・2010年 “The Fiance”(監督:Burr Steers) *『トロピック・サンダー』の脚本家イータン・コーエンが脚本を手がけるラブ・コメ。

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 【プロフィール】

 アン・ハサウェイ Anne Hathaway(本名:Anne Jacqueline Hathaway)

 1982年11月12日、ニューヨーク市ブルックリン生まれ。

 母は舞台女優のケイト・マッコーレー(Kate McCauley)、父は弁護士。兄と弟がいる。兄は文筆業、弟は俳優。

 フランス、アイルランド、ドイツ、ネイティブ・アメリカンの血を引いている。

 ニュージャージーのミルバーンで育つ。

 高校は、ニュージャージーのミルバーン高校(Milburn High School)。

 ニュージャージーのペイパー・ミル・プレイハウスで演技を学び始める。

 1998年、舞台"Once Upon A Mattress".のプリンセス役で、ペイパー・ミル・プレイハウスの「ライジング・スター賞」“Rising Star Award”にノミネートされる。

 ニューヨークでの劇団バロウ・グループ(The Barrow Group)の集中プログラムに10代としては初めて参加を認められた。

 高校時代、全米東部高校選抜合唱団のメンバー(All-Eastern U.S. High School Honors Chorus)として、第一ソプラノで、カーネギーホールでのコンサートに2度立っている。

 その後(コンサートの3日後)、『ゲット・リアル』(1999〜2000)の長女役に選ばれる。

 高校卒業後は、ニューヨークの俳優養成学校に進む。

 2002年にはリンカーン・センター・シアターのアンコール・シリーズ(“City Center Encores! production”)“Carnival”のリリー役でクラレンス・ダーウェン賞(Clarrence Derwent Award)を受賞している。

 2002年 映画デビュー作『プリティ・プリンセス』で「Teen Choice Award」の最優秀女優賞(コメディー部門)にノミネートされる。

 その後、ヴァッサー大学に入り、英語(英文学?)を専攻(副専攻は女性学(Woman’s Study
))、2005年にニューヨーク大学に移る。

 『プリティ・プリンセス』(2001)でジュリー・アンドリュースと、『プラダを着た悪魔』(2006)でメリル・ストリープと、“Rachel Getting Married”でデブラ・ウィンガーと共演。

 文芸作品(『ディケンズのニコラス・ニックルビー』、“Becoming Jane”)、アクション・コメディー(『ゲット スマート』)、スリラー(『パッセンジャーズ』)と幅広いジャンルの作品にも出演し、近年は、『プラダを着た悪魔』(2006)、『ブロークバック・マウンテン』(2005)、“Rachaeal Getting Married”(2008)と、映画賞を賑わすような注目作に起用されることも多くなってきている。

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 【アン・ハサウェイのステップ・アップ】

 アン・ハサウェイは、実は“Rachel Getting Married”以前では、アンサンブル賞での出演者全員での受賞というのはありますが、個人として大きな映画賞は受賞したことはありませんでした。しかし、以下のように年々注目度をアップしてきています。

 ・2001年 「People」誌で「ブレイクスルー・スター」(Breakthrough Star)の1人に選ばれる。

 ・2002年 「Teen People」誌で「25歳以下の最もホットな25人のスター」(25 Hottest Star Under 25)に選ばれる。

 ・2004年 シャネルのスポットライト賞(Spotlight Award for Emerging Talent)を受賞。

 ・2006年 「Teen People」誌で再び「25歳以下の最もホットな25人のスター」(25 Hottest Star Under 25)に選ばれる。

 ・2006年 「FHM」誌の「世界で最もセクシーな女性」(sexiest woman in the world)の85位にランキングされる。

 ・2006年 「Askmen.com」の「世界で最も好感の持てる女性100人」(100 Most desirable Women in the World)の80位にランキングされる。

 ・2006年 「People」誌の「世界で最も美しい人」(Most Beautiful People in the World)の1人に選ばれる。

 ・2007年 「People」誌の「世界で最も美しい人」(Most Beautiful People in the World)の1人に2年連続で選ばれる。

 ・2007年 「InStvle」誌の「ハリウッドで最もスタイリッシュなスター10人」(10 most stylish stars in Hollywood)の1人に選ばれる。

 ・2007年 「Empire」誌の「映画史上最もセクシーなスター100人」(100 Sexiest Stars in film history)の18位に選ばれる。*当ブログ記事:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200712/article_32.html

 ・2008年 「Askmen.com」の「世界で最も好感の持てる女性100人」(100 Most desirable Women in the World)の63位にランキングされる。

 ・2008年 「FHM」誌の「世界で最もセクシーな女性」(sexiest woman in the world)の51位にランキングされる。

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 【好きなもの】

 ・好きな女優は、ケイト・ブランシェット、シガニー・ウィーバー、ミシェル・ファイファー。

 ・演技の手本にしている女優は、エマ・トンプソン、ケイト・ウィンスレット、メリル・ストリープ。

 ・好きな男優は、ホアキン・フェニックス、レイフ・ファインズ。

 ・ライアン・ゴズリングとブライス・ダラス・ハワードを敬愛している。

 ・オードリー・ヘップバーンとジュディー・ガーランドのファン。

 ・好きな映画は、『スタンド・バイ・ミー』『プリティ・ウーマン』『エリザベス』『アメリ』『シティ・オブ・ゴッド』。

 ・好きな小説は、アイン・ランド『水源』“The Fountainhead”(1943)。

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 【アン・ハサウェイに関するトリビア】

 ・アン・ハサウェイという名前は、シェイクスピアの妻と同じ名前。

 ・以前はベジタリアンであったが、今はそうでもない。

 ・アン・ハサウェイのテレビ・デビューは、ニュージャージー州メイプルウッドの「ベター・ホームズとガーデン・リアル・エステート」(Better Homes and Gardens Real Estate)のCM。

 ・アン・ハサウェイのデビュー作は『幸せになるための恋の手紙 』“The Other Side of Heaven”(2001)になるはずだったが、制作が遅れたので、先に公開された『プリティ・プリンセス』(2001)がデビュー作となった。

 ・『オペラ座の怪人』(2004)のクリスティーナ役の候補に挙がっていたが、『プリティ・プリンセス2』の撮影と重なっていたため、出演できなかった。

 ・「その作品にとって重要であるなら、脱いでもかまわない」と発言していて、最初にヌードを披露したのが、『アン・ハサウェイ/裸の天使』“Havoc”(2005)。同年の『ブロークバック・マウンテン』でもヌードを披露している。

 ・『プラダを着た悪魔』での彼女の役の出身地は、実際に彼女が育ったニュージャージー州ミルバーンに設定されている。

 ・“Becoming Jane”(2007)のジェーン・オースティン役は気が進まなかったが、アン・リーに勧められて、出演を決意した。

 ・重い病気で入院している子供たちのために、病院で映画を上映する活動をしているロリポップ・シアター・ネットワークの(Lollipop Theater Network)のアドバイザーをしている。

 ・2006年には、肝炎のワクチンの予防接種のためにニカラグアに出かけ、目を見開かれるような経験をしたと語っている。

 ・『スウィーニー・トッド』(2007)のジョアンナ役に出演が決まりかけていたが、ティム・バートンが知られていない女優の方がいいと言ったので、新人ジェーン・ワイズナーが起用されることになった。

 ・女性の共有財産を豊かにする目的の団体ステップアップ・ウーマン・ネットワーク(Step Up Women)に参加し、2007年4月には同団体によるインスピレーション・アワードの司会を務め、6月には同賞を受賞した。

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 これまでの出演作品をみると、普通のお嬢さんが何かをきっかけに変わったり、目覚めたりする、というようなストーリーが多いようです。

 「普通のお嬢さんが」という部分は、おそらく田舎育ちであることとは無縁ではなく、そういう素朴さ、親しみやすさが(といっても、日本人の私にはわかりませんが)、彼女の出発点としてあるのでしょう。『プラダを着た悪魔』の主人公の出身地と彼女が育った町が同じに設定されているというエピソードがそれを象徴的に現わしているように思います。

 最近は、『ゲット スマート』とか『パッセンジャーズ』のように、そうした「田舎育ち」的なキャラを離れて、多様な役に抜擢されることも多くなったようです。

 出演作を見ると、ゲイリー・マーシャル、アン・リー、ジョナサン・デミといったベテラン監督、バーバラ・コップル、ロドリゴ・ガルシア、ティム・バートンといった個性派監督の名前が並んでいます。

 つまり、出演作には、作家主義的な作品が多いということで、そのためか、『プリティ・プリンセス』を除けば、ラブ・ストーリーを前面に出したものは、案外少ないようです。

 その一方で、出演作の多くは、女性の生き方を描くものばかりで、ベテラン女優との共演はあっても、ベテラン男優との共演は少ない(というか全くない)、という傾向もあります。

 注目度もアップし、演技力も高く評価されてきているので、今後は、さらに出演作もステップ・アップし、人気男優やベテラン男優との共演、様々なタイプのラブ・ストーリーへの出演、も多くなっていくだろうと思われます。

 ※データ部分は、IMDb、Wikipedia、劇場パンフ等を参考にしています。

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