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タイトルの“ffwd”に関しては、これが何を意味しているのかは明らかにされていませんが、おそらく4つの英単語の略のはずで、だとすれば、fのどちらかはfish(もしくはfishman)で、wはwater、dはdrag、あたりでしょうか。 【物語】 何か根っこのようなもの(?)が入っているガラス瓶。 まわりを水が満たしていき、瓶が水に浮かんで流れていく。 瓶の中に水が入り込み、沈んでいく。 興味を持った半漁人が瓶を手に取り、中のものを口にする。 すると、半漁人の目の色の変わり、凶暴化。 半漁人は、割った瓶で魚を傷つけたかと思う、魚に噛み付いたり、クラゲを引き裂いたりする。 半漁人はそのままの勢いで陸に上がっていく。 そして絶叫。 しかし、そこで、半漁人は、たちまちパワーを失い、陸上にいるためか、口をパクパクさせはじめる。 倒れた半漁人の体から細かい突起が生えてきて、半漁人の体を飲み込んで、丸い玉になる。 【コメント】 内側から引き裂かれたり、内蔵が露出したりする描写が多くて、BLU作品は残酷なイメージが強いのですが、本作のように、自らが第三者を傷つけるというような例は少ないように思います。 本人が望んでいないのに薬物により体が変化し、結果的に死に至ってしまうという点では悲劇的でもありますね(一般的に怪物もののSFにはこのようなパターンは多いのですが)。 薬物が与える影響を描いているという点では、前回紹介した“Child”と類似性が見られます。 ラストは……ちょっと意味がわかりません。ただ、物語をループさせておわるパターンの多いBLUとしては、珍しいラストだとも言えます。 ◆作品データ 2006年/伊/2分46秒 台詞なし/日本語字幕なし アニメーション *この記事がなかなかよかった!と思ったら、人気ブログランキングにクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() ↑ ↑ ↑ ↑ CLICK ME! ※参考:「tantano 短編映画を楽しむ」を楽しむ ・「tantano 短編映画をたのしむ」INDEX ・「tantano 短編映画をたのしむ」 人気動画 トップ39! ◆アーティストについて BLU イタリアのボローニャを拠点に活躍するグラフィティ・アーティスト、画家、壁画作家(muralist)、アニメーション作家。 1990年代半ば、15歳からグラフィティ・アートを描き始める。当時、イタリアではグラフィティ・アートのブームがあり、雑誌も出版されていて、大いに刺激を受ける。 元々は無許可で、ストリートや廃屋などに夜中に描くことが多かった。初期に描いたものはほとんど残っておらず、「ストリートなどに描いたものは消されて当然だし、描いた壁や建物が取り壊されてしまうことは決して苦痛ではない」、と語っている。 古い建物、古い壁に触発(「古い壁が語りかけてくる」)されて描くことも多い、という。 最近では依頼を受けて、プロジェクトとしてビルの外壁などに絵を描くことが 多い。 2006年に映像作家ロレンツォ・フォンダLorenzo Fonda(http://www.lorenzofonda.com/index.html?id=hom)からBLUのドキュメンタリー“Megnica”を撮らせてほしいという申し出があり、彼と一緒にメキシコ、グアテマラ、ニカラグア、コスタリカ、アルゼンチンを旅する(http://www.megunica.org/news.php)。 “Megnica”は2008年国際アムステルダム映画祭(http://www.dnerve.com/IAFF_2008/films/competition.html)で上映されて、最優秀ドキュメンタリー賞を受賞。BLU自身、この旅はとてもインスパイアされるものが多かったと語り、最新ウォール・アニメーション“Muto”もブエノスアイレスで制作している。 2008年6月 第一画集“BLU-2004 2007”を出版。 画家Ericailcane(http://www.ericailcane.org/)とともに(壁画の)仕事をすることが多い。 壁画作品は、公式サイトの「WALL S」(http://blublu.org/sito/walls/walls.htm)で見ることができる。 動画作品は、vimeo(http://www.vimeo.com/blu/videos)やYou Tube(http://jp.youtube.com/user/notblu)に自ら投稿している。 公式には、プロフィール、作品年譜などは発表していない(生年すら明らかになっていませんが、1980年前後の生まれで、現在30歳くらいのようです)。 【フィルモグラフィー】 ・2005年 “Child” ・2006年 “ffwd” ・2006年 “fino” ・2006年 “Sulla differenza fra un sorriso e una risata”(微笑と笑いの違いについて)[ミュージック・ビデオ] ・2007年 “LETTER A” [グラフィティ・アニメーション] ・2007年 “WALKING” [グラフィティ・アニメーション] ・2008年5月 “MUTO” [グラフィティ・アニメーション] 2008年以前の作品(制作年不詳) ・No.1(手回しカメラ) ・No.3(ネクタイ) ・No.4(腸があふれ出てきて困る) ・No.7(輪切り) ・No.8(ゲップ) ・No.10(脳の入れ替え) ・No.12(こんな車いらない) ・No.13(食事) ・No.15(目を押すと) ・No.16(耳から口へ抜ける) ・No.18(loop) ・No.20(ふたりにクギづけ) ・No.22(死の影) ・No.23(のどにしずく) ・No.24(頭がかゆくて) ・No.26(トランスフォーマー) ・No.27(目からヒョロヒョロ) ・No.29(換気扇) ・No.33(8本手男) ・“Connections” ・“loop #1” [グラフィティ・アニメーション] ※参考サイト ・公式サイト(英語):http://blublu.org/ WALL S(2000年からの年別グラフィティ・アート)、Drawings(スケッチ集)、News、リンク集、Video、Shopなどで構成。 ・公式ブログ(英語):http://www.blublu.org/blog/ 2008年3月スタートのBLUのブログ。BLUとしては3つ目のブログだとか。 ・notblu(BLU video channel):http://jp.youtube.com/user/notblu ・Megunica(インタビュー/英語/PDF):http://www.megunica.org/download/swindle.pdf ・NAMES FEST@プラハ(インタビュー/英語):http://namesfest.net/news.php?extend.19 NAMES FESは、さまざまなグラフィティ・アーティストのフェス。 ・STUDIOCROMIE:http://www.studiocromie.org/gallery.php?id_art=56 ・POW(Pictures on Wall):http://www.picturesonwalls.com/ ・GIZMODO Japan:http://www.gizmodo.jp/2008/07/post_3935.html 2008年7月にBLUを紹介している。 |
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