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書店で佐藤雅彦の『midnight animation』という本をみつけました。 私が、佐藤雅彦を意識したのは劇場でも公開された『kino』からで、CD-ROM『ねっとのおやつ』も買ったし、本も何冊も読んだのですが、こんな風にライトに、苦悩なんかとは全く無縁にスイスイと生きることもできるのだなあと感心し、また憧れ、嫉妬しながら、「ほんのちょっとした発見」に対する彼の「子供のような新鮮な驚き」に魅了されっぱなしなのでした。 書店に並んでいた『midnight animation』は、私の知らなかった本で、ビニールで包まれて、中が見えないようになっていたのですが、外側には内容説明のシールが貼られていました。それによると―― 色の原理とアニメーション DIC企画展「COLOR OF 10」で1位に選ばれた、色と動きの実験作。 モニターを光源として本とカードの紙の上で絵や図形が動き出す。 ユーフラテス+佐藤雅彦direction BOOK+CARD+DVD 美術出版社 とあり、ディスプレーのそばで本を開いている人のイラストが添えられています。 どういうことなのか、さっぱりわからなかったのですが、佐藤雅彦が面白がっていることであれば、面白いに違いないと思い、買ってしまいました。2500円+税と、ちょっと高めだったのですが。 You Tubeに「midnight animation の楽しみ方」という動画がありました。 結論から言ってしまえば、パラパラマンガをめくって得られるアニメーション効果を利用したもので(ただしこの場合ページは2ページしかない)、ページをめくる代わりに赤と緑の光線を使って、瞬時に描かれている図を入れ替えて、動いているように見せるというものでした。別の言い方をするなら、工事現場にある赤いライトが数珠つなぎになって入っているコード(もしくはお店等のイルミネーション)がただ点滅しているだけなのに、光が動いてみえる、ああいう効果を利用した仕掛け本のようなものでした。 2500円+税という値段はともかく、またしても、佐藤雅彦に、してやられた感を味わわされたのでした。まあ、そんなに悪い気もしませんでしたが。 特に面白かった、効果がうまく使われてると思ったのは、スイッチのやつと一点鎖線のやつでしょうか。 でも、これは、もっと今ある以上の展開があってもいいような気もしますね。 なんとか3色以上使って、より複雑なアニメーションを試みるとか(可能かどうか、可能であればどういうものが考えられるか、はわかりませんが)、2色であっても図(絵)をもっと違ったもの(ストリップをやらせてみるとか、吹き出しつきで言ってることと思ってることの違いを対比させてみるとか)にしてみるとか。もっといろんなことができそうです。 ![]() ↑ ↑ ↑ ↑ クリックしてね! 現在開催中の、川口のSKIPシティでの映像ミュージアム企画展「DANCE WITH COLORS!」(4月12日〜8月31日)で、大型本での「midnight animation」が体感できるようです。 *公式サイト:http://www.skipcity.jp/vm/event/exhibition/index.html |
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