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第2回アジアン・フィルム・アワードの結果が発表になりました(http://www.asianfilmawards.org/eng/home.html)。 ◆作品賞 ・『それでもボクはやってない』 (監督:周防正行) (日本) ・『ラスト、コーション』 (監督:アン・リー) (台湾・中国・米) ◎『シークレット・サンシャイン』 (監督:イ・チャンドン) (韓国) ※東京フィルメックス2007にて上映。エスピーオー配給にて公開予定。 ・“投名状(The Warload)” (監督:ピーター・チャン) (中国・香港) ・“太陽照常升起(The Sun Also Rises)” (監督:チアン・ウエン) (中国・香港) ・『ブッダは恥辱のあまり崩れ落ちた』 (監督:ハナ・マフマルバフ) (イラン) ※東京フィルメックス2007にて上映。 ◆監督賞 ・周防正行(『それでもボクはやってない) ・アン・リー(『ラスト、コーション) ◎イ・チャンドン(『シークレット・サンシャイン) ・ピーター・チャン(“投名状(The Warload)”) ・チアン・ウエン(“太陽照常升起(The Sun Also Rises)”) ・チャン・リュル(“風と砂の女(Desert Dream)”)(モンゴル・韓国・フランス) ※アジアフォーカス・福岡映画祭2007にて上映。 ◆主演男優賞 ・加瀬亮(『それでもボクはやってない』) ◎トニー・レオン(『ラスト、コーション』) ・ソン・ガンホ(『シークレット・サンシャイン』) ・ジェット・リー(“投名状(The Warload)”) ・ガオ・ジェ(“流浪神狗人(God Man Dog)”)(監督:陳芯宜(Singing Chen))(台湾) ・オダギリジョー(『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』)(監督:松岡錠司)(日本) ◆主演女優賞 ・ジョアン・チェン(“意(The Home Song Stories)”)(監督:トニー・エアーズ)(シンガポール・オーストラリア) ・タン・ウェイ(『ラスト、コーション』) ◎チョン・ドヨン(『シークレット・サンシャイン』) ・キム・ユンジン(“Seven Days”)(監督:ウォン・シニョン)(韓国) ・Deepika Padukone(“Om Shanti Om”)(監督:Farah Khan)(インド) ・樹木希林(『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』) ◆助演男優賞 ・小林薫(『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』) ・堤真一(『Always 続・三丁目の夕日』)(監督:山崎貴) ◎スン・ホンレイ(『モンゴル』)(監督:セルゲイ・ボドロフ)(モンゴル・カザフスタン・ドイツ・ロシア) ・チョン・ホジン(“Skeltons in the Closet/家”(よいではないか))(監督:チョン・ユンチョル)(韓国) ・Mario Maurer(“The Love of Siam”)(監督:マチュー・チューキアット・サックヴィーラクル)(タイ) ◆助演女優賞 ・薬師丸ひろ子(『Always 続・三丁目の夕日』) ◎ジョアン・チェン(“太陽照常升起(The Sun Also Rises)”) ・コン・ヒョジン(“Happiness”(幸福))(監督:ホ・ジノ)(韓国) ・キム・ヘス(“Skeltons in the Closet/家(よいではないか)”) ・Apinya Sakujaroensuk(“Ploy”)(監督:ペンエーグ・ラッタナルアーン)(タイ) ◆脚本賞 ・周防正行(『それでもボクはやってない』) ・ワン・フイリン、ジェームズ・シェイマス(『ラスト、コーション』) ◎ワイ・カーファイ、オー・キンイー(『マッド探偵』)(監督:ジョニー・トー、ワイ・カーファイ)(香港) ※東京国際映画祭2007「アジアの風」部門で上映。 ・イム・サンス(『懐かしの庭』)(監督:イム・サンス)(韓国) ※シネマコリア2007にて上映。 ・ペン・タオ(彭韬)(“血蝉/Little Moth”)(監督:ペン・タオ(彭韬))(中国) ◆撮影賞 ・Hooman Behmanesh(“An seh/Those Three”)(監督:Naghi Nemati)(イラン) ◎リャオ・ペンロン(ヘルプ・ミー・エロス)(監督:リー・カンション)(台湾) ※東京フィルメックス2007にて上映。 ・Shanker Raman(“Frozen”)(監督:Shivajee Chandrabhushan)(インド) ・チャーンキット・チャムニウィガイポン(“Ploy”) ・アーサー・ウォン(“投名状(The Warload)”) ◆美術賞 ◎ツァオ・ジュウピン、Zhang Jian Qun(“太陽照常升起(The Sun Also Rises)”) ・イ・ミンボク、キム・ユジョン(“奇談(Epitaph/Gidam)”)(監督:チョン・シク、チョン・ボムシク)(韓国) ・ツァイ・ミンリャン(『ヘルプ・ミー・エロス』) ・Pisut Pariwattanakit(“Opaptika”)(監督:Thanakorn Pongsuwan)(タイ) ・岩城南海子(『さくらん』)(監督:蜷川実花)(日本) ◆音楽賞 ◎Vishal Dadlani、Shekhar Ravjiani(“Om Shanti Om”) ・アレクサンドル・デプラ(『ラスト、コーション』) ・Kitti Kuremanee(“The Love of Siam”) ・小河(Xiao He)(“下午狗叫(Mid-Afternoon Barks)”)(監督:張躍東)(中国) ・椎名林檎(『さくらん』) ◆編集賞 ・Charliebebs Gohetia(“Tirador(Slingshot)”)(監督:ブリラント・メンドーザ)(フィリピン) ・イ・ウンス(『懐かしの庭』) ・李棟全(Wenders Li)(“投名状(The Warload)”) ◎デイヴィッド・リチャードソン(“跟蹤(Eye in the Sky)”)(監督:ヤウ・ナイホイ)(香港) ・平澤政吾(『舞妓haaaan!!!』)(監督:水田伸生)(日本) ◆視覚効果賞 ・Thomas Duval(“太陽照常升起(The Sun Also Rises)”) ◎ン・ユエンファイ(呉R輝)(“投名状(The Warload)”) ・シム・ヒョンレ(“D-War”)(監督:シム・ヒョンレ)(韓国) ・山崎貴(『Always 続・三丁目の夕日』) ・瀬下寛之(『大日本人』)(監督:松本人志) ◆特別賞 ◎生涯功労賞(Lifetime Achievement Award):山田洋次 ◎エドワード・ヤン新人賞(Edward Yang New Talent Award):石井裕也(映画監督。『剥き出しにっぽん』がぴあフィルムフェスティバル2007 グランプリ受賞など。) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ノミネートでは―― 韓国:8作品 日本:6作品 タイ:3作品 台湾:3作品 香港:3作品 イラン:2作品 インド:2作品 中国:2作品 シンガポール:1作品 フィリピン:1作品 モンゴル:1作品 韓国:13ノミネート 日本:12ノミネート 台湾:8ノミネート 香港:8ノミネート 中国:6ノミネート タイ:4ノミネート イラン:2ノミネート インド:2ノミネート シンガポール:1ノミネート フィリピン:1ノミネート モンゴル:1ノミネート “投名状(The Warload)”:6ノミネート(作品、監督、主演男優、撮影、編集、視覚効果) “太陽照常升起(The Sun Also Rises)”:5ノミネート(作品、監督、助演女優、美術、視覚効果) 『ラスト、コーション』:5ノミネート(作品、監督、主演男優、主演女優、脚本) 『それでもボクはやってない』:4ノミネート(作品、監督、主演男優、脚本) 『シークレット・サンシャイン』:4ノミネート(作品、監督、主演男優、主演女優) 受賞結果では―― 韓国:3部門(作品、監督、主演女優) 香港:3部門(脚本、編集、視覚効果) 台湾:2部門(主演男優、撮影) 中国:2部門(助演女優、美術) インド:1部門(音楽) モンゴル:1部門(助演男優) 『シークレット・サンシャイン』:3部門受賞(作品、監督、主演女優) “太陽照常升起(The Sun Also Rises)”:2部門受賞(助演女優、美術) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆コメントを少しだけ う〜ん、どうでしょう。受賞者を祝福する気持ちはあるんですが……。 日本ではこれから公開される作品もあり、日本での公開予定のない作品もあるんですが、正直なところ、今年のアジアン・フィルム・アワードは、ノミネーションも受賞結果もなんだかあまり面白みが感じられませんでした。日本からのノミネーションを見るとなおさらそう思ってしまうのですが、審査員の人たちはこれらの作品が本当に2007年のアジア圏でのトップ5だと判断してのノミネーション&表彰だったのでしょうか。 ノミネート作品には、国際映画祭での上映作品、もしくは、国内での映画賞受賞作品という条件があり、また、各国で既に評価の定まった作品を集めて新たに賞を振り分けるという性格の映画賞だからこうなるのも仕方がないのかもしれませんが、それにしても結果に全く新鮮味がないんですよね〜。これって誰のため(何のため)の映画賞なんだろう?って思ってしまいます。どうも各国の審査員が各国の力関係に応じて、相談しながら、ノミネーションと賞を分け合っただけなんじゃないかという気がして仕方がありません。 若い映画賞なのに、ここから新しい映画を世に知らしめていこうという気概が感じられないんですよね。ノミネーションの条件や運営スタイルを変え、今いる審査員を入れ替えなければ、魅力的な映画賞にはならないのかもしれません(まだ、たったの2回目ですが)。 正しい映画賞のあり方としては、たとえ偏った結果になるにしても少数の審査員が自分たちの責任(審美眼)で作品を選出するか、大勢の選考委員によって人気投票をするかどちらかしかないと思うんですが、アジアン・フィルム・アワードは、各国を代表する映画関係者をただ頭数だけ揃えたという感じで、どっちつかずの中途半端なものになっているような気がします。 昨年は、公式サイトがクリック1つで各国語に翻訳できたんですが、今年はそれが間に合っていませんでした。それも映画祭事務局の意欲の低下を感じさせますね。残念ながら。 * ![]() ↑ ↑ ↑ ↑ クリックしてね! *当ブログ関連記事 ・第1回アジアン・フィルム・アワード結果発表! |
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