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zoom RSS 第33回セザール賞結果発表!

<<   作成日時 : 2008/02/24 19:43   >>

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 第33回セザール賞の結果が発表になりました。

 ノミネート段階では――
 『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』(11部門):作品、監督、主演女優、助演男優、助演女優、脚本、編集、撮影、音響、衣裳、美術
 『秘密』(11部門):作品、監督、主演女優、助演女優×2、脚色、編集、撮影、衣裳、美術、音響
 『潜水服は蝶の夢を見る』(7部門):作品、監督、主演男優、脚色、編集、撮影、音響
 『ペルセポリス』(6部門):作品、脚本、初監督、編集、音響、音楽
 “La Graine et le Mulet”(5部門):作品、監督、若手女優、脚本、編集
 “Les Témoins”(4部門):監督、主演男優、助演男優、若手男優
 “Molière”(4部門):助演男優、脚本、衣裳、美術
 “Les Chansons d’amour”(4部門):若手男優、若手女優、音響、音楽
 となっていました。

 事前の私の予想はこちら(http://umikarahajimaru.at.webry.info/200801/article_22.html)。

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 ◆作品賞
 ・『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』(監督:オリヴィエ・ダアン)
 ・『秘密』(監督:クロード・ミレール) ※モントリオール国際映画祭2007でグランプリ受賞 ※フランス映画祭2008で上映
 ・『潜水服は蝶の夢を見る』(監督:ジュリアン・シュナーベル)
 ・『ペルセポリス』(監督:マルジャン・サトラピ、ヴァンサン・パロノー)
 ◎“La Graine et le mulet”(監督:Abdel Kechiche) ※2007年ルイ・デリュック賞受賞

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 *本命が『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』で、対抗が『秘密』と見られていたのに、ルイ・デリュック賞受賞作の“La Graine et le mulet”が作品賞をさらっていってしまいました。

 ◆監督賞
 ・オリヴィエ・ダアン(『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』)
 ・クロード・ミレール(『秘密』)
 ・ジュリアン・シュナーベル(『潜水服は蝶の夢を見る』) ★ ※2007年カンヌ国際映画祭で監督賞受賞
 ◎Abdel Kechiche(“La Graine et le mulet”)
 ・アンドレ・テシネ(“Les Témoins”)

 ◆主演男優賞
 ◎マチュー・アマルリック(『潜水服は蝶の夢を見る』)
 ・ミシェル・ブラン(“Les Témoins”)
 ・ヴァンサン・ランドン(“Ceux qui restent”)(監督:アンヌ・ル・ニ)
 ・ジャン=ピエール・ダルッサン(“Dialogue avec mon jardinier”)(監督:ジャン・ベッケル)
 ・ジャン=ピエール・マリエール(“Faut que ça danse!”) (監督:ノミエ・ルヴォフツキー)

 *予想的中!

 ◆主演女優賞
 ◎マリオン・コティヤール(『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』) ★
 ・セシル・ドゥ・フランス(『秘密』)
 ・イザベル・カレ(“Anna M”) (監督:Michel Spinosa)
 ・マリーナ・フォワ(“Darling”) (監督:クリスティン・カリエール)
 ・カトリーヌ・フロ(『地上5センチの恋心』)(監督:エリック=エマニュエル・シュミット) ※2008年 春、シネスイッチ銀座で公開

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 *当然予想的中!

 ◆助演男優賞
 ◎Sami Bouajila (“Les Témoins”)
 ・パスカル・グレゴリー(『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』)
 ・ミシェル・ロンスダール(マイケル・ロンズデール)(“La Question humaine”) (監督:Nicolas Klotz)
 ・ファブリス・ルキーニ(“Moliere”) (監督:Laurent Tirard)
 ・Laurent Stocker(“Ensemble c'est tout”)(監督:クロード・ベリ)

 *予想的中!

 ◆助演女優賞
 ◎ジュリー・ドパルデュー(『秘密』)
 ・リュディヴィーヌ・サニエ(『秘密』)
 ・ノエミ・ルヴォフツキー(“Actrices”)(監督:ヴァレリア・ブルニ=テデスキ)
 ・ビュル・オジェ(“Faut que ça danse!”)
 ・シルヴィー・テステュー(『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』)

 *予想していたのはリュディヴィーヌ・サニエの方でしたが、同一作品からジュリー・ドパルデューが受賞しました!

 ◆有望若手男優賞
 ・Nicolas Cazalé (『食料品屋の息子』“Le Fils de l’épicier”)(監督:エリック・ギラド) ※フランス映画祭2008で上映
 ・Grégoire Leprince-Ringuet (“Les Chansons d’amour”)(監督:クリストフ・オノレ)
 ・Johan Libéreau (“Les Témoins”)
 ・Jocelyn Quivrin (“99 francs”)(監督:ヤン・クーネン)
 ◎Laurent Stocker (“Ensemble c’est tout”)

 *予想的中!

 ◆有望若手女優賞
 ・Louise Blachère (“Naissance des pieuvres”(水着のつぼみたち(仮)))(監督:セリーヌ・シアマ) ※フランス映画祭2008で上映
 ・Adèle Henel (“Naissance des pieuvres”(水着のつぼみたち(仮)))
 ◎Hafsia Herzi (“La Graine et le Mulet”)
 ・Clotilde Hesme (“Les Chansons d’amour”)
 ・Audrey Dana (“Roman de gare”)(監督:クロード・ルルーシュ)

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 ◆脚本賞
 ・オリヴィエ・ダアン(『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』)
 ・ジュリー・デルピー(『パリ、恋人たちの2日間』“Two days in Paris”)(監督:ジュリー・デルピー) ※2008年 初夏、恵比寿ガーデンシネマにて公開
 ◎Abdel Kechiche(“La Graine et le Mulet”)
 ・アンヌ・ル・ニ(“Ceux qui restent”)
 ・Laurent Tirard、Grégoire Vigneron (“Molière”)

 ◆脚色賞
 ・クロード・ベリ(“Ensemble c’est tout”)
 ・クリスティン・カリエール(“Darling”)
 ・クロード・ミレール、ナタリー・カーター(『秘密』)
 ・ロナルド・ハーウッド(『潜水服は蝶の夢を見る』)  ★
 ◎ヴァンサン・パロノー(『ペルセポリス』)

 ◆初監督作品賞
 ・アンヌ・ル・ニ(“Ceux qui restent”)
 ・ローラ・ドワイヨン(“Et toi, t’es sur qui ?”)
 ・セリーヌ・シアマ(“Naissance des pieuvres”(水着のつぼみたち(仮))) ※2007年ルイ・デリュック賞新人賞受賞
 ◎マルジャン・サトラピ『ペルセポリス』
 ・Mia Hansen-Løve(“Tout est pardonné”)

 *予想的中!

 ◆編集賞
 ・Ghalya Lacroix、Camille Toubkis(“La Graine et le Mulet”)
 ・ヴェロニク・ランジュ(『秘密』)
 ・リシャール・マリジ、Yves Beloniak(『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』)
 ・Stéphane Roche(『ペルセポリス』)
 ◎ジュリエット・ウェルフラン (『潜水服は蝶の夢を見る』)  ★

 ◆撮影賞
 ・イヴ・アンジェロ(“Le Deuxième Souffle”)(監督:アラン・コルノー)
 ・ジェラール・デ・バティスタ(『秘密』)
 ・ジョヴァンニ・フィオーレ・コルテラッチ(“L’Ennemi intime”)(監督:Florent Emilio Siri)
 ・ヤヌス・カミンスキー(『潜水服は蝶の夢を見る』)  ★ ※2007年カンヌ国際映画祭で技術賞受賞。
 ◎永田鉄男(『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』)

 *『潜水服は蝶の夢を見る』が何か賞を獲るとすればまず撮影賞だと思っていたのですが、撮影賞は『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』に譲りました。永田鉄男さんは『将校たちの部屋』(監督:フランソワ・デュペイロン)に続き、2度目のセザール賞受賞になります。

 ※当ブログ関連記事:フランス映画界で活躍する日本人 永田鉄男

 ◆音響賞
 ・アントワーヌ・ドフランドル、Germain Boulay、Eric Tisserand (“L’Ennemi intime”)
 ・Guillaume Le Braz、Valérie Deloof、Agnès Ravez、ティエリー・デロール(“Les Chansons d’amour”)
 ・ティエリー・レボン、Eric Chevallier、Samy Bardet(『ペルセポリス』)
 ◎ロラン・セリグ、パスカル・ヴィアール、ジャン=ポール・ユリエ(『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』)
 ・ジャン・ポール・ミュジェル、フランシス・ヴァルニエ、ドミニク・ガボリオ(『潜水服は蝶の夢を見る』)

 *ここはやはり本命がきました。予想的中!

 ◆衣裳賞
 ◎マリット・アレン(『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』)  ★
 ・ジャクリーヌ・ブシャール(『秘密』)
 ・コリンヌ・ジョリー(“Le Deuxième Souffle”)
 ・ピエール=ジャン・ラロク(“Molière”)
 ・Jean-Daniel Vuillermoz(“Jacquou le croquant”)(監督:Laurent Boutonnat)

 *予想的中!

 ◆美術賞
 ・フランソワーズ・デュペルテュイ(“Molière”)
 ・ティエリー・フラマン(ADC)(“Le Deuxième Souffle”)
 ・ジャン=ピエール・コユ・スヴェルコ(『秘密』)
 ・クリスチャン・マルティ(“Jacquou le croquant”)
 ◎オリヴィエ・ラウー(『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』)

 *美術賞は『秘密』に譲るのではないかと予想していたのですが、ここも『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』が受賞しました。

 ◆音楽賞
 ◎Alex Beaupain(“Les Chansons d’amour”)
 ・Olivier Bernet(『ペルセポリス』)
 ・アレクサンドル・デプラ(“L’Ennemi intime”)
 ・ズビグニエフ・プレイスネル(『秘密』)
 ・Archie Shepp (“Faut que ça danse !”)

 *予想的中!

 ◆ドキュメンタリー賞
 ・“Le Premier cri”(監督:Gilles de Maistre)
 ◎“L’Avocat de la terreur” (監督:バルベ・シュローデル)
 ・『かつて、ノルマンディーで』(監督:ニコラ・フィリベール) ※銀座テアトルシネマにて2月9日より公開
 ・“Les Animaux amoureux”(監督:ローラン・シャルボニエ)
 ・“Les Lip, l’imagination au pouvoir”(監督:Christian Rouaud)

 ◆短編映画賞
 ・“Deweneti”(監督:ダイアナ・ゲイ)
 ◎“Le Mozart des pickpockets”(監督:Philippe Pollet-Villar)  ★
 ・“Premier voyage”(監督:Grégoire Sivan)
 ・“La promenade”(監督:マリナ・ドゥ・ヴァン)
 ・“Rachel”(監督:Frédéric Mermoud)

 *予想的中!

 ◆外国映画賞
 ・『4ヶ月、3週と2日』(監督:クリスティアン・ムンジウ)(ルーマニア)
 ・“The Edge of Heaven”(監督:ファティ・アキン)(独)
 ・“We Own the Night”(監督:ジェームズ・グレイ)(米)
 ・“Eastern Promises”(監督:デイヴィッド・クローネンバーグ)(英・カナダ・米)
 ◎『善き人のためのソナタ』(監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク)(独)  ★(2007年)

 *予想的中!

 ※★は米国アカデミー賞ノミネート作品。

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 結果は、『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』が、大本命であった主演女優賞をはじめ5部門受賞で最多受賞。続いて、ルイ・デリュック賞を受賞していた“La Graine et le Mulet”が作品賞・監督賞・脚本賞という主要3部門を含む4部門受賞。『潜水服は蝶の夢を見る』と『ペルセポリス』がそれぞれ2部門で、今年のセザール賞で『エディット〜』の対抗と見られていた『秘密』は助演女優賞1部門の受賞にとどまりました。

 “La Graine et le Mulet”は、3月13日から開催されるフランス映画祭2008で上映されればタイムリーだったのですが、残念ながらラインナップには入っていません。今年の各映画会社のラインナップにも(今のところ)入っていないようなのですが、日本での公開はあるでしょうか? 作品の内容的には『マルセイユの恋』等を配給しているシネカノンあたりが相応しいんじゃないかと思ったりしますが、151分という上映時間がネックかもしれません。
 ※“La Graine et le Mulet”の内容に関しては、「フランス好きのためのハヤクー」(http://www.hayakoo.com/la_graine_et_le_mulet/)が詳しいので、そちらを参照してください。

 私の予想は、セザール賞の傾向をあまりつかんでいないこともあって、さほど論理的なものではありませんでした(どの作品が特にどこを評価されてノミネートされているかということを基準に予想しています)が、一応20部門中10部門的中しました。
 やっぱり“La Graine et le Mulet”が主要3部門を獲ってしまうというのが予想を難しくしていました。

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かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ...
2008/02/24 21:30

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