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help RSS 英国“Empire”誌が選ぶ2007年ベスト映画25!

<<   作成日時 : 2007/12/23 21:03   >>

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 イギリスの映画雑誌“Empire”誌が、2007年のベスト映画25というのを発表しました。

 ま、“Empire”誌のベスト25自体は私もそんなに興味はなかったんですが、当ブログでは、<『ロンドン・タイムス』紙が選ぶ2007年の映画100本>と<“Empire”誌による、最もセクシーな映画スター100人>という記事を書いているので、<“Empire”誌が選ぶ2007年のベスト映画25>を書き出すことで、それぞれの100本、100人、25本がどういう作品で、『ロンドン・タイムス』紙や“Empire”誌がどういう媒体か見えてくるんじゃないかとも思ったわけです。

 というわけで、以下がそのベスト25になります。

 【“Empire”誌が選ぶ2007年ベスト映画25】

 1.『ボーン・アルティメイタム』(監督:ポール・グリーングラス)

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 2.『善き人のためのソナタ』(監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク) DVD
 3.『つぐない』(監督:ジョー・ライト)
 *2008年GW公開。出演:キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ
 4.『レミーのおいしいレストラン』(監督:ブラッド・バード、ヤン・ピンカヴァ) DVD
 5.『ジェシー・ジェームズの暗殺』(監督:アンドリュー・ドミニク)
 *2008年1月12日より丸の内プラゼールほかにて公開。出演:ブラッド・ピット、ケイシー・アフレック、サム・シェパード
 6.『ゾディアック』(監督:デイヴィッド・フィンチャー) DVD
 7.“Superbad”(監督:ジャド・アパトウ)
 *日本ではソニー・ピクチャーズからDVDのみでのリリースになるようです。
 8.“Hot Huzz”(監督:エドガー・ナイト)
 *日本での劇場公開に向けて署名活動をやっているようです:http://intro.ne.jp/contents/hotfuzz.html
 9.“Knocked Up”(監督:Greg Mottola)
 *配給は、ユニバーサル・ピクチャーズですが、日本での公開は……?
 10.“Half Nelson”(監督:ライアン・フレック)
 11.『硫黄島からの手紙』(監督:クリント・イーストウッド)  DVD
 12.“Control” (監督:アントン・コーバイン)
 *2008年 春、シネマライズにて公開 出演:サム・ライリー、サマンサ・モートン
 13.『インランド・エンパイア』(監督:デイヴィッド・リンチ)  DVD

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 14.『あるスキャンダルの覚え書き』(監督:リチャード・エア)  DVD

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 15.“This is England”(監督:シェーン・メドウス)
 *シェーン・メドウス監督作品は、9作品中これまで『トゥエンティフォー・セブン』(1997)と『家族のかたち』(2002)が日本でも公開されていますが、最近の4作品は未公開になっています。
 16.『大いなる陰謀』“Lions For Lambs”(監督:ロバート・レッドフォード)
 *2008年4月19日日劇1ほかにて公開 出演:ロバート・レッドフォード、メリル・ストリープ、トム・クルーズ

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 17.『ファウンテン 永遠に続く愛』(監督:ダーレン・アロノフスキー) 

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 18.『ONCE ダブリンの街角で』(監督:ジョン・カーニー)
 19.『ウェイトレス おいしい人生の作り方』(監督:トッド・ホランド)

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 20.『バベル』(監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトウ) DVD
 21.『サンシャイン2057』(監督:ダニー・ボイル) DVD
 22.『フィクサー』“Michael Clayton”(監督:トニー・ギルロイ)
 *2008年春公開予定。出演:ジョージ・クルーニー、トム・ウィルキンソン
 23.“2 Days in Paris” (監督:ジュリー・デルピー)
 *アルバトロス・フィルム配給で日本公開予定
 24.『今宵、フィッツジェラルド劇場で』 (監督:ロバート・アルトマン) DVD

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 25.『ヴィーナス』(監督:ロジャー・ミッチェル)

 「ロンドン・タイムス」のベスト100になくて、“Empire”のベスト25に入っているのが、6作品(『インランド・エンパイア』『あるスキャンダルの覚え書き』『大いなる陰謀』『ファウンテン 永遠に続く愛』『ウェイトレス おいしい人生の作り方』『今宵、フィッツジェラルド劇場で』)、「ロンドン・タイムス」のベスト100に入っていて、“Empire”のベスト25に入っていないのが81作品。双方に入っているのが19作品ということになります。

 これらから「ロンドン・タイムス」紙と“Empire”誌の特徴を整理してみると――

 「ロンドン・タイムス」
 ・アジアやアフリカ、南米の作品は少ないものの、国籍や言語を問わず、ヴァラエティに富んだセレクションを行なう
 ・リバイバル作品も含む
 ・ドキュメンタリー作品も含む
 ・『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』『スパイダーマン3』『トランスフォーマー』などは取り上げない一方、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』や『ダイ・ハード4.0』は取り上げる。
 ◎イギリスで公開されるあらゆる作品の中から観るべき作品をセレクトしてピックアップ。インテリ系。

 “Empire”
 ・『善き人のためのソナタ』を除けば、英語の作品(英米の作品)のみ
 ・新作のみ
 ・フィクション作品のみ
 ・ハリウッドのアクション大作は基本的に取り上げない。
 ◎英語圏のみの映画にこだわり、特に映画作家の作品をセレクト(ただし、基本的には映画スターが出演しているような作品のみ)。国際映画祭や映画賞で評価された作品がほとんど。外国語が苦手な(“外国映画”を守備範囲に持たない)、映画ファンのための映画誌。カンヌ国際映画祭のことはあまり気にならないけれど、米国アカデミー賞だったらものすごく興味があるというような映画ファンのための雑誌という感じでしょうか。
 100本選べば、また異なったセレクションになったかもしれませんが、こういう限定的な性格のセレクションゆえ、25本しか選べないというのが本当のところなのかもしれません。それでも足りなくて、一般的にはちょっと受け入れにくい(特定のファンが喜ぶような)『インランド・エンパイア』や『ファウンテン』『今宵、フィッツジェラルド劇場で』などが入ってくるのでしょう。

 まあ、結論的には、「“Empire”誌が選ぶ2007年ベスト映画25」は、観て100%面白いと思える作品であるかどうかはともかく、映画ファンであれば観て損はない、観るべき価値がある作品が揃っている、ということになるでしょうか。
 ノミネート対象作品にズレがありますが、この中から米国アカデミー賞が出るということもありそうです。少なくとも長編アニメーション賞があの作品になることは確実ですから。

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 *当ブログ関連記事
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 ・「ロンドン・タイムズ」紙 2007年映画 ベスト100!

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