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zoom RSS 映画よりも面白い 『嫌われ松子の一年』

<<   作成日時 : 2006/06/15 23:10   >>

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画像 映画『嫌われ松子の一生』は、
 @主人公・松子の堕ちっぷりが見事
 Aその松子を演じる中谷美紀の“ここまでやるか”感が凄い!
 B宮藤官九郎、劇団ひとり、武田真治、荒川良々、伊勢谷友介等、松子をめぐる男たち&その他のキャストが豪華で、ゴージャス!
 などに関して評価しつつも、そして2006年を代表する映画の1本であることはまず間違いないと思いながらも、(私が)どこかでひっかかってしまうという印象を持ったのにはいくつか理由があるように思います。観ている間中、「凄い、凄い」と思いながらも、でも「何か違う」と(私には)感じられたわけですね。
 映画『嫌われ松子の一生』について何か書くとなると、その「何か違う」部分について書かなければならなくなる、つまり、何か書くにしてもきっとこの映画を貶すことになってしまうと思ったので、この映画については、自分の中に収めてもうそれでおしまいにするつもりでした(映画を貶すために神経を使い、労力を消耗することにあまり意義は感じないから)。

 それが変わったのは、先週号(6月15日号)の「週刊文春」の、小林信彦さんのコラム「本音を申せば」を読み、さらにそこから触発されて、中谷美紀さんが書いた『嫌われ松子の一年』を読むことになったからでした。
 小林信彦さんは、中島哲也監督の『下妻物語』に感嘆し、映画『嫌われ松子の一生』も観るのを楽しみにしていたらしいのですが、(ただし、そのために「足を踏み入れることは一生しないと誓っていた」六本木ヒルズに行くことには抵抗があった、ということはありつつも)事前に原作ではなく、『嫌われ松子の一年』を読んで、映画鑑賞に臨んだんだそうです。
 私も、映画『嫌われ松子の一生』に対する他の方の感想や映画評もいくつか読んでいて、この映画に関する私の意見は固まりつつあったのですが、――マルクス兄弟本などの昔から、小林信彦さんが映画の見巧者であると知っていましたから、彼がこの映画をどう見たかということに関して、興味はあったのですが――新作映画に対して、彼がそういう臨み方をしたことに対してちょっと意表をつかれたわけです。しかも、「中谷さんと監督のバトル」があったことなど、これを読むまで知りませんでしたし。私が感じた違和感の原因も、ひょっとしたらそこで見つけられるのかもしれない、と思ったりもしました。

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 ◆映画『嫌われ松子の一生』に関する最初の感想

 で、私も『嫌われ松子の一年』を読んでみたのですが、それを読んでどう感じたのか、について書く前に、それ以前の段階で、私がこの映画をどうとらえていたのをまとめておきたいと思います。

 C『嫌われ松子の一生』は「平成版『西鶴一代女』(好色一代女)」なんだな、ということ。
どんどん身を落としていく女を描いた作品として、まず思い浮かべるのは、『西鶴一代女』で、これはその平成版(もしくは中島哲也版)なのではないかということです(『またの日の知華』なんていう映画もありましたが)。検索してみると、そのことに言及しているブログはかなりありますね。

 D『嫌われ松子の一生』はまた「私が棄てた女」ものの映画のヴァリエーションである。
 <「私が棄てた女」ものの映画のヴァリエーション>とは、“自分が捨てた女が、その後みじめな運命をたどっていく、そして、ある時にその女のその後の人生を知り、自分に罪の意識を感じ、その女のことを切なく思い返す物語”のことで、例えば――
 『私が棄てた女』(69 監督:浦山桐郎 原作:遠藤周作『わたしが・棄てた・女』)
 『愛する』(97 監督:熊井啓 原作:同上)
 『サマーストーリー』(88 監督:ピアーズ・ハガード 原作:ジョン・ゴールズワージー『林檎の樹』)
 『復活』(01 監督:パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ 原作:レオ・トルストイ『復活』)
 などの作品を思い出させます(もっともっといっぱいあるのですが、今パッと思い出せるのはこのくらいです)。

 E1人の人物の死から、その人物がどういう人生をたどってきたかをある人物(多くの場合は刑事や探偵)が探る形で、彼(または彼女)の人生と彼(または彼女)が生きてきた時代を回想し、その数奇な人生に思いを馳せるというのは、ある種のミステリの典型的パターンである。

 F中谷美紀さんは、今のところ本年度の主演女優賞候補のナンバーワンである。
 各映画賞の審査員は年配の方が多いので、そういう方がこの映画をどう評価するかはよくはわかりません(かなり騒々しい作品だと見なすと思う)が、中谷美紀さんを、本年度の主演女優賞候補とすることに関しては異論のないところだと思います。ライバルは、黒木和雄監督の遺作『紙屋悦子の青春』に主演した原田友世くらいかな、今のところ。

 そうは言っても、“松子の一生”が(私には)あまり切実に迫ってきませんでしたが、それは――

画像 G “堕ちていく松子の人生”が、それでも素晴らしいものだったという映画にするために、彼女の甥の視点で彼女の人生が語られていきますが、「松子の堕ちっぷりの見事さ」は伝わるものの、それがどう「それでも素晴らしいものだった」に結びつくのかはあまりよくわかりません。本当は彼女の人生をストレートに描いて、「人生っていろいろあるけど、なんて面白いんだろう」と思わせるべきなのに、この監督ではそれが手に余ったものだから、いろいろ策(例えば、ミュージカル仕立てにしたり)を弄して、誤魔化したのではないか、と感じられてしまいます。どうも、この映画は、監督の演出力の乏しさ、想像力の貧しさ、すなわち中身のなさを派手な外見で誤魔化しているような気がして仕方がありません(その証拠に、鑑賞後、ミュージカル・シーンの印象が薄れていくのは、他の部分に比べて、極めて早い)。
 ラストシーンで、本当はうちに帰りたかった松子が、死ぬことでようやくうちに帰ることができた、というのも、「本当の松子の人生」とは関係のない、物語の印象をいいものにして終わらせるためだけの都合のいいでっちあげだとしか思えません。

画像 Hこの映画に関して、「最初は面白い、凄いと思ったけれど、やがて飽きてくる、退屈してくるが、それはずっと同じ調子が続くからだ」という感想をいくつか見かけましたが(というか、この映画に関する否定的な意見はほとんどこれ)、確かにその通りで、振り返って映画を反芻してみると、中谷美紀さんの演技も演じる年代とその時のメンタリティーによって丁寧に演じられ分けている、とは思えません。「松子=中谷美紀の見事な堕ちっぷり」とは、ひょっとして、中谷美紀による単なる「ヴァラエティーに富んだコスプレ」に過ぎないのではないか、という疑惑も湧いてきます(というかほとんど「確信」に近いのですが)。
 中谷美紀さんは、美人なのに「こんなこと」までするのか!と確かに驚いたのですが、それは表面的なことだし、やっぱりまだ「裸」になれていない。汚れ役をやってもまだお人形さんみたいというか、女優としてまだもう一歩踏み出せていないような気がしますね。「私の裸を見るためでもいいからこの映画(『さよならみどりちゃん』)を観て欲しい」と言った星野真理さんほどの根性も思い切りのよさもないと言いましょうか(尤もリアリティーとは違うものを追求した映画『嫌われ松子の一生』の世界にヌード・シーンがあったりするとそこだけやけに生々しくなってしまうかもしれませんが)。

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 ◆『嫌われ松子の一年』

 映画の攻略本や関連書籍などを買っても、その映画に対する興味や興奮が落ち着いていくとともに、どんどんそれらの価値も薄れていくので、あまりその場の勢いで買ったりしないようにしているのですが(『ダ・ヴィンチ・コード』からみの本とか)、この本はなかなか面白かった。「バトル・オブ・『嫌われ松子の一生』」というか、むしろ、映画『嫌われ松子の一生』よりも面白かったりもします。

 『嫌われ松子の一年』は、映画『嫌われ松子の一生』を中谷美紀さんの視点からとらえたある種のメイキング本なのですが、冒頭から中谷美紀さんと中島哲也監督の好みや考え方の違いが示され、それが中谷さんによって、ある時は皮肉っぽくユーモアにくるんで、ある時は辛辣に書かれていきます。最初は、とまどいもし、親しい仲であるがゆえの冗談なのかとも思ったのですが、どうやら冗談などではなく、本気でやりあっているらしいんですね。例えば、こんな具合(順不同)――

画像 原作の持つ胸を締め付けられるような重さから離れて、荒々しく躍動感に溢れる構成になったその原稿は、中島監督の筆のタッチと相まって、力強い仕上がりになっていた。随所に歌を唄うシーンが挟まれ、実在の芸能人を使ったギャグやコネタが頻出することで、悲劇を笑いに変える力を持っているものの、計算されたギャグやコネタが時折鼻につくのは否めない。父親を笑わせようと、事あるごとに変な顔をして見せるくだりなど、必要ないのではないかしら? 僭越ながら、「私の松子をどうしてくれるんだ」とまで思った(以下略)。

 この作品をミュージカル仕立てにすることにこだわっているようで、松子の人生をどう思うか、女性陣の感想をリサーチしているらしい。あまりにも悲惨すぎて笑えるというのが、監督の見解で、ディズニー映画のようにしたいとも言った。

 松子をファンタジーの世界で描くとしても、内面の真実に基づいて演じたい旨を伝えると、ただ地味なお芝居になってしまうのはつまらないとのことで、派手な演技を求められた。しかし、感情を無視して大袈裟な演技をすると、自分の中で白けてしまいそうで、監督の言う派手な演技というのを上手く消化できるかどうか自信がない。松子の置かれた背景を最大限にイメージして生まれてくる真実の感情を使って演じたいのだ。

画像 深呼吸をして、松子の辿った人生を思い出しながら、大事に丁寧に唄おうとすると、それをさえぎるように「芝居が地味!」と不機嫌な声で怒る監督。
 「あの、今自分の感情に忠実に演じてみたんですけれど、ウソでも誇張した方がいいってことですか?」
 と尋ねると、力任せに監督が言い放った。
 「あんたの感情なんてどうでもいいから松子の感情でやってよ!」
 その瞬間、心の中で今まで私をこの場に繋ぎ止めていた糸が静かに切れる音を聞いた。

 中谷「それにしても、監督のおっしゃることを全て実現するのは難しいですね」
 中島「君にとってはね」

 「じゃあ、この映画、泣けないですね。また泣いてるよ、くらい思われるかも。中島哲也監督の怒鳴り声みたいですね。ああ、また怒鳴ってるよ、みたいに」
 「すごい」我々のやりとりを見ていた久美役の市川実日子ちゃんが言う。

 数日の間に監督の全作品を観た上に、当日は『下妻物語』をもう一度くまなく見て、台本に16箇所も印をつけて携えた。お加減悪いんですか?と尋ねずにはいられなかったほど、死にそうな形相の監督は、自主映画の製作を手伝っているとのことで、ほとんど寝ていなかったらしい。

 中谷「昨夜はよく眠れましたか?何時間くらい寝たんですか?」
 中島「うんと……。何でそんなこと君にいちいち報告しなくちゃいけないんだよ。ほっといてくれよ」
 中谷「気になって仕方ないんですよ」
 中島「うるさい!あっちいけ…………………殺してやる」

画像 段取りよく進んで、あっという間に本番が始まりそうになったので、「あ、顔のテカリは……」メイクの光栄さんがあわててカメラマンに尋ねようとすると、「顔のテカリが何?」とイラついた声が聞こえてきた。雨で予定通り進まない撮影にかなりおむずかりのご様子で、「顔のテカリはどうかな?と思って」とやんわり応える光栄さんに「だから、顔のテカリがなんだって聞いてるんだよ。いいの悪いのどっち?」と詰問調の監督。「ああ、もういいです。大丈夫です」と引き下がる光栄さんにまだ食いつき足りないのか、「悪かったら俺が言うよ!」と怒鳴りあげる。たったこれだけのことで、大騒ぎになってしまって、光栄さんも気の毒だったけれど、監督のあまりのヒートアップぶりに可笑しくて仕方がなかった。

 天才監督の機知に富んだ演出は、私のような凡才が容易に越えられるレベルのハードルではなく、日記にでも書いて吐き出さなければ、現場に立っていられないほど辛く厳しい現場でもありました(以下略)。

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 これらから読み取れることは――

 ・どうも監督と中谷さんとは、最初から『嫌われ松子の一生』に対するイメージが違っていて、演技に対する考え方も2人の間では大きなギャップがあった。それを認めつつも、中谷さんはいったん引き受けたこの役を全うするために、できるだけ自分を監督のイメージに近づけようとした。

 ・中谷さんは、経験もあり、演技に対する自分なりの考え方もあったけれど、それを監督によって全面的に否定された。中谷さん自身、自分の演技や考え方に迷いがあって、この作品によって、一皮剥けたいと思っていた(のかもしれなかった)が、果たして監督の言っていることは作品にとってプラスになるのかどうか半信半疑にもなった。でも、監督と女優という関係上、監督の指示に従うほかなかった。

 ・実際のところ、監督の言っていることは(監督のイメージに照らし合わせて)すべて正しいわけでもなく、監督にも迷いや子供地味たところがあり、明らかに感情的になって暴言を吐いていることも多かった。中谷さんが親しく監督とコミュニケーションを取ろうとしたのに、監督はコミュニケーションを拒絶したことが多かった。

 ・監督は、主演女優の演技に対しては妥協しない、主演女優の感情や考え方を無視しても自分のしたいようにする、主演女優だけはいじめ抜いてもよい、それがこの映画のためになる、と予め決めていて、撮影現場に“神”として君臨した。

 ・中谷さんは、監督の指示に理不尽に思い、メンタル的にボロボロになりながらも、それをクールに見つめるもう1人の自分を持っていた。そして、それによって自分を冷静に保とうとした。しかし、それでもついに耐え切れなくなって、降板して損害賠償を引き受けてもいいと思い、一度は現場放棄までした……。

 どうも私がこの映画に感じた違和感の原因はここらへんにありそうで、間違った方向性を与えられた物語が、それなりのノウハウもあり、まとめ上げる能力を持った監督と、ある程度の要求については十分に応えられるだけの演技力を持つ女優によって、力技でねじ伏せられたのだ、と考えてよさそうです。

 私は、上でこの作品について「中身のなさを派手な外見で誤魔化している」と書きましたが、それは「間違った方向性を与えられた物語が力技でねじ伏せられた」と言い換えてもよさそうで、でも、しかし、それを跳ね返して、監督の期待以上の作品にする力もまた中谷さんにはなかった、と考えられます。と言っても、昨今の日本映画でこの作品を越えるものは少なく、この映画の中谷さんを越える演技や存在感を示すことのできる女優もまた少ないのですが……。

 この作品は2006年必見の1本ではありますが、たとえ評価されたとしても、それは、見かけの目新しさと、作品の持つ勢いと、中谷さんのある種の覚悟、からくるもので、それ以上でもそれ以下でもない、というのが私の感想です。

画像 意地の悪い言い方をしてしまえば、この作品によって(そして『力道山』への出演が合わせ技ともなって)、中谷さんはいくつかの女優賞を受賞するでしょうが、作品賞は他の作品に譲るはずで、それは別の監督がこの物語を別のアプローチで映画化したら獲れるかもしれなかったはずだったものだと私は考えます(例えば、『血と骨』の崔洋一監督だったら十分に作品賞を狙える作品になっていたのではないでしょうか。『血と骨』も1人の人物の数奇な人生をたどった物語であり、ハッピーエンドでもないのに、ケレンをつかうことなしに、凄まじい主人公の生きざまが衝撃と言い知れない感動を呼ぶ作品になっていました。そこでなら、中谷さんの「松子の置かれた背景を最大限にイメージして生まれてくる真実の感情を使って」の演技も生きてくると思えます)。
 中谷さんも(現時点でこんなことを書くのもなんですが)映画のヒットや賞の受賞などといった結果に満足することなく、この作品の中で感じた自分の中の違和感や、監督との齟齬をもう一度咀嚼して、もうワン・ランク上の演技や女優を目指してもらいたいと思います。これまで彼女は、実力以上の演技を引き出してくれる監督に出会っていないような気がします。これまで起用された作品では、優しげで可愛い女性としてお人形さん的な扱いが多かったというか。

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 ◆小林信彦さんの評価

 詳しくは、図書館などでオリジナルに当たってもらいたいと思いますが、「本音を申せば」での彼のこの作品に対する感想部分を抜粋するとこうなります――

画像 ・中谷美紀さんの映画は主演第一作の「BeRLin」から観ている。謎めいた美人という印象だったが、その後、どうも役柄の向きがわからなかった。
特徴が出たのはテレビドラマの「ケイゾク」で、面白いコメディエンヌだと思った。このドラマは役が面白いので、彼女はふざけたり、変な表情をするわけではない。むしろ、まじめに演じるほど、おかしく見えるというシチュエーションになっている。

 ・「嫌われ松子の一生」で感心するのは、日本映画では珍しく、ミュージカル・ナンバーで<寒くならない>ことである。

 ・中谷美紀はこの長い映画の<串>なのであるが、<黄金のハート>の松子という役で、初めて、演技者として大きく弾けたと思う。彼女抜きでこの映画は考えられないのである。

 ・では、この映画、成功作かというと、客席を見ればわかる。「下妻物語」のように人々は笑わない。あまりに人工的な画面、小ネタ(太宰治の原稿のコピー、など)――凝りに凝った映像の連続に、観客は息苦しくなってしまう。
中谷美紀の弟役の香川照之の言葉を借りれば、
<デザートのあとにもう一回ステーキが出てくるような映画なんですよ。>
ということになる。

 ・悲劇をミュージカルにするのはすれすれの綱渡りなのだ。

 「私は」と書くべきところで、「観客は」と書いて、はぐらかされたような気もしますが、要するに、日本で作られたミュージカル調の映画としては悪くない、中谷美紀は頑張っている、しかし映画自体はくどくてあまり楽しめない、というのが彼の感想でしょうか。これらの意見に対しては私も概ね賛同したいと思います。「ケイゾク」に関してのコメントは、裏を返せば、この映画のことを言っているとも受け取れますね。

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 ◆もう少しだけ、感想など

 ・この映画にミュージカル・シーンが必要だったかどうかはともかく、人を高揚させるものとしてミュージカルがあり、だからミュージカルはインド映画で多用されたりもするんですが、同じ理由でCMにもよく使われるわけで、そのことと、この映画の監督がCM出身であることとはちょっと考え合わせてみたくなります。

 ・この映画の豪華出演陣の中で、特に私の印象に残ったのは、沢村めぐみ役の黒沢あすかさん。塚本晋也監督の『六月の蛇』での演技が印象的な彼女ですが(にしても体がゴツすぎると私は思った)、こんな演技もできるのかとちょっと驚きました。

画像 ・劇場パンフの豪華さ。
薄くてペラペラでさしたる内容もないのに一人前の値段を取る劇場パンフも多いのですが、映画『嫌われ松子の一生』の劇場パンフは、監督・キャストへのインタビューから、音楽面・映像面・撮影面からのアプローチに、作品世界を楽しむための情報や遊びが満載、しかもオールカラーで、700円! 普通だとメイキング本用に取っておいて、物販でも儲けようとしたりするものですが、本作の劇場パンフにはそれがありません。内容の充実度は今年劇場公開された映画の劇場パンフとしては恐らくピカイチです!

 ・劇場パンフには、関連グッズの告知は載っていても、メイキング本『『嫌われ松子の一生』オフィシャル・ブック』や『嫌われ松子の一年』のことは載っていません。協力して作品をバックアップしなくていいの?と思ったりもしますが、まあ、それはそれとして、撮影期間中に、監督と中谷さんのバトルがあったことは劇場パンフではちょっと曖昧にぼかされています。

 ・『嫌われ松子の一年』には、女優・中谷美紀の日常の一部が書かれてあります。
心と体のバランスを保つために、ヨガと茶道をやり、添加物や農薬が使われた食品はできるだけ摂らない。スナック菓子を食べる習慣もない。時間があれば海外に出かけてリフレッシュしてくる。食べるものには気をつけているし、楽しみにもしている。心を落ち着かせるのに、例えば“Paris Texas”のサントラを聴く。モーパッサンの『女の一生』なども読んでいるし、パリでは毎週『ベニスに死す』が上映されていることを知っている(観てもいるらしい)。へえ〜なるほど〜って感心させられます。女優一般がこうなのか、中谷さんが特別なのかはよくわかりませんが。
 ちなみに、彼女の「脱ぐ脱がない」についての考えは、p112にあります。

 ・『嫌われ松子の一年』の目次
 はじめに
 プロローグ
 第一章 決戦前夜
 第二章 クランクイン
 第三章 監督との攻防戦
 第四章 多彩な共演者
 第五章 攻防戦激化
 第六章 大事件勃発!
 第七章 披露困憊
 第八章 あと4日!
 第九章 撮影終了
 エピローグ
 中島哲也監督 メッセージ

 ・『嫌われ松子の一年』では、彼女の迷いや気遣いも文章に表われていて、必ずしも真意が伝わらなかったりもしていると思うのですが、小林信彦さんも書いているように、彼女には文才があるようです。これまでにも「anan」に連載していたり、何冊か本も出されているようですね。ちょっと読んでみたくなりました。
 『ないものねだり』(マガジンハウス 2006年1月刊) *関連記事http://umikarahajimaru.at.webry.info/200607/article_10.html
 『光―中谷美紀』(ロッキング・オン 2003年10月刊)(写真集)
 『だぁれも知らない』(小学館文庫 2002年7月刊)
 『NAKATANI―中谷美紀写真集』(ロッキング・オン 2001年1月)(写真集)
 『アバウト・ア・ガール―中谷美紀写真集』(リトルモア 1996年6月刊)

 ・その他 まだまだこんなにある関連商品

 原作の続編『ゴールデンタイム―続・嫌われ松子の一生』(幻冬社 2006年5月刊)

 DVD「MUSIC FROM “MEMORIES OF MATSUKO” 嫌われ松子の音楽 メイキング・オブ・『嫌われ松子の一生』」

 サントラCD「嫌われ松子の歌たち」

 サントラCD「嫌われ松子の曲たち」

 関連CD BONNIE PINK「LOVE IS BUBBLE」

 *かなり長くなってしまったし、果たして丁寧に最後までこの記事を読んでくれる人がいるだろうかと思ったりもするのですが、もしそういう奇特な方がいらしたら、その足跡を残すためにも、人気ブログランキングにクリックをお願いします。
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山田宗樹原作の奇想天外な女の一生を描いた同名小説を映画化した作品。 出演は中谷美紀、瑛太、伊勢谷友介、香川照之、市川実日子、黒沢あすか、柄本明、木村カエラ、蒼井そら、柴咲コウ、片平なぎさ、ゴリ、榊英雄、谷原章介、甲本雅裕、宮藤官九郎、劇団ひとり、BONNIE... ...続きを見る
Imagination From The...
2006/06/16 17:44
嫌われ松子の一生
盛りだくさんの内容でした。 いろんな角度から楽しめる映画で、DVD欲しくなっちゃいました。 パンフレットを買ったのも久しぶりだな〜。 邦画ってすごいことになってきてるな〜。 ...続きを見る
王様の耳はロバのママ
2006/06/16 18:32
「嫌われ松子の一生」みた。
いやぁー、なんと波乱万丈で壮絶な一生だったことか。笑っていいのか、泣いたほうがいいのが、とにかく忙しかった。人生の転落と挫折から再浮上まで、いったい何度繰り返したことだろう?松子は「不撓不屈の精神の持ち主」と呼んで差し支えないと思う。あの ...続きを見る
たいむのひとりごと
2006/06/16 19:22
嫌われ松子の一生/感想
2006年05月27日公開の中谷美紀、瑛太、伊勢谷友介出演の映画「嫌われ松子の一生」を見ました。 ...続きを見る
映画★特典付き前売り券情報局
2006/06/16 20:15
嫌われ松子の一生(評価:◎)
【監督】中島哲也 【出演】中谷美紀/瑛太/伊勢谷友介/香川照之/市川実日子/黒沢あすか/柄本明/他 【公開日】2006/5.27 【製作】日本 ...続きを見る
シネマをぶった斬りっ!!
2006/06/16 20:48
嫌われ松子の一生
これはスゴイ傑作でした。期待以上に圧倒されましたよ。 「下妻物語」の中島哲也監督の新作。 全編派手な演出で、テンポが速くて、 スクリーンから溢れる情報量が半端じゃないのに ちゃんと芯の通った部分があるのは前作に共通する部分。 主演の中谷美紀も、語り... ...続きを見る
It's a Wonderful Lif...
2006/06/16 20:58
嫌われ松子の一生
『下妻物語』の中島哲也監督最新作。下妻が好きなので期待してたんですがこれはちょっと・・・・・。 僕はこの映画に明るいコメディを求めて観に行きました。この映画は確かにコメディ要素が満載でしたが決してコメディではない。ここが僕には致命的でした。 主人公松子... ...続きを見る
5125年映画の旅
2006/06/16 21:06
シネマ日記 嫌われ松子の一生
まさに、下り坂を転げ落ちる人生。こんなに暗い話だとは、思っていませんでした。予告編はミュージカル仕立ての下妻物語風だったので、軽めに楽しむつもりだったのですが・・・ ...続きを見る
skywave blog
2006/06/16 21:27
嫌われ松子の一生***
人生を100%生きた女って言われいる。 公開コピーでも。。 ...続きを見る
CinemaCoconut
2006/06/16 21:48
嫌われ松子の一生
「嫌われ松子の一生」 製作:2006年、日本 130分 PG-12指定 監督:中 ...続きを見る
映画通の部屋
2006/06/16 23:54
嫌われ松子の一生
う〜〜ん、なんともすごい!! 小説とはまた違う 川尻松子の一生を 中島ワールドで、 お腹いっぱい過ぎる?くらい 堪能させてもらいました。 ...続きを見る
ルナのシネマ缶
2006/06/17 00:01
嫌われ松子の一生/山田宗樹
やるせない思いで最終頁を閉じました。些細なことに何度も自分を見失い、流され、それでも死より生きることを選んできた松子。その人生の終わりがこれではあまりに辛すぎます。 ...続きを見る
文学な?ブログ
2006/06/17 00:52
嫌われ松子の一生
本日、仕事前に劇場にて鑑賞 ...続きを見る
ドリアンいいたい放題
2006/06/17 02:22
★「嫌われ松子の一生」
たまには邦画でも・・・(なんでーーー) たまにはTOHOシネマズ川崎に・・・(なんでーーー) 下妻物語の監督の最新作だから・・・(なんでーーー) 見てみることにしてみました。 そう、この映画の主人公は「何でーーーー」ばかりの人生。 ...続きを見る
ひらりん的映画ブログ
2006/06/17 02:52
嫌われ松子の一年
嫌われ松子の一年中谷 美紀 ...続きを見る
きょうのできごと…http://litt...
2006/06/17 06:27
嫌われ松子の一生☆独り言
ま〜げて♪伸ばして〜 お星様をつかもう♪ 冒頭とラストでこの曲の思い入れ度がこんなに変化するなんて思わなかったなぁ 音楽の使い方とテンポのよさ、ファンタジックにデフォルメされた映像に 『ムーラン・ルージュ』を連想しちゃったのは猫でした(笑) 今日の映画... ...続きを見る
黒猫のうたた寝
2006/06/17 08:07
嫌われ松子の一生 / MEMORIES OF MATSUKO
「不幸って何?」 監督:中島哲也 原作:山田宗樹 出演:中谷美紀、瑛太、伊勢谷友介、市川実日子、黒沢あすか、ゴリ、武田真治、荒川良々、劇団ひとり、マギー、谷原章介、竹山隆範、甲本雅裕、片平なぎさ、他 公式HP:http://kiraware.goo.ne.jp/ 鑑賞:TOHO Cinemas Kawasaki ...続きを見る
きょうのあしあと
2006/06/17 09:37
映画「嫌われ松子の一生」
原作は読んでません… ...続きを見る
夜明けの( ̄Д ̄)y-~~~
2006/06/17 12:52
嫌われ松子の一生
『嫌われ松子の一生』オフィシャル・ブック ...続きを見る
だらっくま日記
2006/06/18 00:36
嫌われ松子の一生
・・・凄まじい愛・・・ しかし共感しまくりです。松子が刑務所に入ったあたりから・・・自然と涙が止まらなかったなあ。 ...続きを見る
エリ好み★
2006/06/18 00:39
『嫌われ松子の一生』
goo 嫌われ松子の一生 オフィシャルサイト ...続きを見る
Rabiovsky計画
2006/06/18 01:51
「嫌われ松子の一生」
映画化が決まった頃に本を買おうか悩んだけど、長いのと暗〜い話そうだったので敬遠してました。そしたら、あの予告編、「本当にあの本なの?!」という疑問が渦巻き、観たくて、うずうずしてましたよ。さらに同じく中島哲也監督の「下妻物語」は全く興味なかったけど、先日TVで鑑賞したら、めちゃくちゃ面白いじゃないですか!その年の邦画ベストにあげる人が続出してたのも納得の出来でしたね。 ...続きを見る
the borderland 
2006/06/18 12:05
■■【嫌われ松子の舞台裏】■■
好評上映中の映画 『嫌われ松子の一生』 。 ...続きを見る
◇◇最新・人気商品◇◇
2006/06/18 17:04
嫌われ松子の一生
【映画的カリスマ指数】★★★★☆ ...続きを見る
カリスマ映画論
2006/06/18 22:38
嫌われ松子の一生
映画、嫌われ松子の一生の一生を見てきました。ネタバレです。最初に松子が死んでいるところから話が始まるのですが本人は、いないのにどうやってこの先話を進めていくのだろうと思っていたらうまい具合に話が繋がっていって見ていて飽きなかったです。もともとの素材としては、充分ですが、映像としてあらわすのは、難しいと思いますが、見事に描かれていたと思います。中島監督に拍手を送りたいです。私は、時々ミュージカルタッチになるところが好きです。中谷美紀の濃厚なキスシーンも見ごたえあります。 ...続きを見る
ブログ:映画ネット☆ログシアター
2006/06/19 09:36
嫌われ松子の一生
  ...続きを見る
とにかく、映画好きなもので。
2006/06/19 21:09
桐野夏生 『光源』
映画「嫌われ松子の一生」に関するたくさんのブログや感想を読みました。 ...続きを見る
夜明けの( ̄Д ̄)y-~~~
2006/06/22 12:45
嫌われ松子の一生
♪ま〜げて 伸ばしてお星様をつかもぉ♪ラスト 松子は天国への階段を登っていきました。まるで ハッピーエンドのように・・・父親に愛してもらいたかったのに父親はい... ...続きを見る
めざせイイ女!
2006/06/22 17:53
嫌われ松子の一生
嫌われ松子の一生 監督:中島哲也 出演:中谷美紀/瑛太/伊勢谷友介ほか ...続きを見る
東京ミュービー日記
2006/06/22 18:28
「嫌われ松子の一生」中谷美紀は代表作を手に入れた
「嫌われ松子の一生」★★★★オススメ 中谷美紀、瑛太、伊勢谷友介主演 中島哲也監督、2006年 ...続きを見る
soramove
2006/06/23 21:13
映画『嫌われ松子の一生』世間の評価は
6月19日に観てから3日が経過。 ようやく落ち着いてきたところで。 いや~、それにしても松子さん、人気者だわ。 世間の評価は、ス・バ・ラ・シ・ク、高い。 いや、待ってよ。 私だって、中谷美紀がスゲー!ってことを改めて実感したし、 (昔から好きなのよ。「食物連鎖」だ.. ...続きを見る
* Gadget bag *
2006/06/24 16:56
『嫌われ松子の一生』
『下妻物語』の監督作。 極彩色でポップな画面と、CGいっぱいな画面が楽しい。 ...続きを見る
日々のキモチ
2006/06/27 00:54
映画:嫌われ松子の一生 試写会
嫌われ松子の一生@TFMホール ...続きを見る
駒吉の日記
2006/06/27 12:09
『嫌われ松子の一生』
今はトルコ嬢ですが、一年前はエルメスでした。 ...続きを見る
ねこのひたい〜絵日記室
2006/06/28 17:43
嫌われ松子の一生
(06年6月鑑賞) 「近年稀に見る傑作。極めて悲惨な一生の物語を見せられて何故こんなに清々しい気持ちになれるのか。それはきっと人間讃歌になってるから。単なるカタルシス以上の物がそこにある。」監督:中島哲也。出演:中谷美紀、ほか。 先日、4回目を観に行っちゃいました(^_^;)。情報量が極端に多い映画なんで何度観ても新たな発見があります。 各所で絶賛されてるから改めてわしが書く必要もないよーなものだけど、それでも尚褒めたいし人にススメたくなる作品です。ただし、あらかじめ言っておくべきはアクも強いし... ...続きを見る
丼 BLOG
2006/07/06 15:20
ハンパなく豪華なソフトミュージカル
嫌われ松子の一生 中島哲也 ★★★★★ ハイテンションで押しまくる勢いと、映像技術の粋を隅から隅まで余すところなく結集した巨大作。 素直な感想、『こんな映画が見たかった』。 戦後すぐに生まれ、幼少期を父親に愛されないまま卑屈に育ち、数限りない男運の悪さに.. ...続きを見る
微動電信
2006/07/07 09:18
『嫌われ松子の一生』
曲げて〜伸ばして〜♪も耳に残るけど、それ以上にこだまし続けたのは、LOVE IS BUBBLE〜♪ええ?BONNIE PINKって、こういうキャラだったの?もっとけだるい女なのかと思っていました。「Heaven's Kitchen」持ってます。本物が歌う歌はいいっ。トルコ嬢ライフを歌うノリノリLIVEシーンが一番楽しかった。ミュージカル好きな私は、ハイテンションでポップなおちゃらけミュージカル場面に心躍るー。 でも、全体的にはやや食傷。CMクリエイター系の作り込んだ映像、弾けた演出は大好きな私... ...続きを見る
かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ...
2006/07/08 12:57
「嫌われ松子の一生」
(2006年・東宝/監督:中島 哲也) ようやく今日、観ることが出来た。ナビオ東宝プレックスはいつ行っても満員札止め。空振りする事4度!。 ...続きを見る
お楽しみはココからだ〜 映画をもっと楽し...
2006/07/09 16:59
嫌われ松子の一生
 前評判は高かったものの、大ホームラン『下妻物語』の後だけに、そうたやすく傑作をたてつづけに発表できるものかと疑問視していました。  しかし ...続きを見る
シネクリシェ
2006/07/16 11:57
【劇場鑑賞55】嫌われ松子の一生(MEMORIES OF MATSUKO)
『私、川尻松子。大きくなったら素敵な王子様と結婚するんだぁ♪』 ...続きを見る
ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!...
2006/07/17 19:19
Memories Of Matsuko
『嫌われ松子の一生』 “嫌われ松子”と聞くと、最初は誰しも性格ブスな女性をイメージするのではないでしょうか?しかし川尻松子(中谷美紀)は決して人から嫌われていた訳ではなく、本当はむしろ愛されていた気がしました。ただ過剰なまでに愛する事、愛される事に一生懸命になり過ぎてその表現方法が少し間違ってしまったように思います。この映画は観る度に違った印象を受けそうな奥深い作品でした。 [:URL:] 『嫌われ松子の一生』 ...続きを見る
Tokyo Bay Side
2006/07/18 22:10
映画「嫌われ松子の一生」を観た!
中島哲也監督は「松子に会いたいから映画にする」と言ってくれた、主演の中谷美紀さんは「松子を演じるために女優を続けてきたのかも知れない」と言ってくれたと、原作者の山田宗樹は、コメントしています。それにしても観る前からこの映画、主演の中谷美紀が中島哲也監督 ...続きを見る
とんとん・にっき
2006/07/26 20:45
嫌われ松子のとりこに
 映画「嫌われ松子の一生」を観てきました。  観にいくまえに何人かの人に感想を聞いたら、「すっごく楽しいよ」「かなり辛い…へこむよ」と、両極端な感想。  でも、どちらも本当だったのです。 ...続きを見る
シナリオ3人娘プラス1のシナリオ・センタ...
2006/08/12 14:47
嫌われ松子の一生
嫌われ松子の一生 (出演 中谷美紀) ...続きを見る
ロンリー魂
2006/08/14 00:39
嫌われ松子の一生
昭和22年。福岡県でひとりの女の子が誕生した。お姫様のような人生を夢見る彼女の名は川尻松子。教師になり爽やかな同僚とイイ感じになるも、セクハラ教師のせいで辞職に追いやられる。ここから、松子の転落人生が坂を転がり落ちるがごとく、始まっていく。愛を求める松子の.... ...続きを見る
スーパーヅカン
2006/10/19 23:38
◆試写会・嫌われ松子の一生
雨が降る中、御堂会館に 嫌われ松子の一生の試写会に行って来ました。 ...続きを見る
映画大好き☆
2006/10/20 20:14
嫌われ松子の一生(11月17日DVD発売)
2006年の春に話題となった映画「嫌われ松子の一生」がDVDになって登場することになったので,再び記事としてピックアップ ...続きを見る
オレメデア
2006/11/15 11:21
嫌われ松子の一生−(映画:2006年140本目)−
監督:中島哲也 出演:中谷美紀、瑛太、伊勢谷友介、香川照之、市川実日子、黒沢あすか、柄本明、木村カエラ、柴崎コウ、片平なぎさ、ゴリ、竹山隆範、谷原章介、宮藤官九郎、劇団ひとり、谷中敦、 BONNIE PINK、武田真治、荒川良々、土屋アンナ、AI、山田.... ...続きを見る
デコ親父はいつも減量中
2006/11/18 14:26
祝 中谷美紀 キネ旬主演女優賞
邦画1位は「フラガール」 キネマ旬報 ベスト10    映画専門誌の「キネマ旬報」は2007年1月9日、06年度の映画ベストテンを発表した。邦画の1位は「フラガール」(李相日監督)、洋画の1位は「父親たちの星条旗」(クリント・イーストウッド監督)だった。主演男優賞は「明日の記憶」の渡辺謙(47)さん、主演女優賞は「嫌われ松子の一生」の中谷美紀(30)さんが獲得した。キネマ旬報の映画ベストテンは大正時代から、戦争による一時中断を除いて続いており、06年度で80回目となる。 ...続きを見る
タットクス (TATCS)
2007/01/11 01:28
嫌われ松子の一生&Dグレ
嫌われ松子は内山が主演したドラマの方は興味が無くて見なかったけども 映画の方は興味があり見たがチョイ役で色んな人が出演していて悪く無いし 劇中の歌は良かったし内容も大満足とは言えないけども不満は無いけども 不幸な人生を送り過ぎと言うか実際に松子の様な人は居るの ...続きを見る
別館ヒガシ日記
2007/06/26 19:48
嫌われ松子の一生
松子。人生を100%生きた女。 ...続きを見る
Addict allcinema 映画レ...
2009/07/19 15:19

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コメント(42件)

内 容 ニックネーム/日時
初めまして。読ませていただきました。凄い詳しく書いてらっしゃいますね〜。私の映画を観たときに感じたモヤモヤ感の原因はこういうところにあったのかな〜、と一つ一つ書いてある事に確かにそうだよなと思いながら読みました。この紹介された本、面白そうですね。読みたくなりました。
INDY500
2006/06/16 01:14
TBありがとうございました。
心当たりのある点もいろいろあって興味深く読ませてもらいました。
そして近々書店にてこの本を読んでみようかなと思ってしまいました。
nikidasu
2006/06/16 01:15
INDY500さま
コメントありがとうございました。
熱狂的な「下妻」ファンでも、「松子」はちょっとどうかと思われる方がいらっしゃるようで、安心しました。
「下妻」が生涯ベスト1ということは、下妻巡りとかもされたのでしょうか。私はそういう目的ではなしに、あそこらへんに行ったことがあるのですが、ちょっと面白かったですね。お城があったりして。混んでなけければ、高速を使って、東京から1時間ちょっとですし。
umikarahajimaru
2006/06/16 02:25
こんにちは。先日はTBありがとうございました。
さて。貴記事拝読いたしました。クリックもさせていただきました(よくわからないのですが、クリックするだけでいいのでしょうか?)。
中島監督の演出力の乏しさ、と書かれていますが、この映画に「違和感」を感じるのはこの「題材」が中島監督のカラーに「合ってなかった」ためではないかと思います。監督のイライラもそこから来ているのでは・・?現場放棄したかったのは監督も同じかもしれませんね。
しかしここまでの映画にまとめたのは、やはり監督の力量ではあると思います。
原作にはあまり心惹かれず未読なのですが、『嫌われ松子の一年』は是非読んでみたいと思いました。紹介ありがとうございました。
ではでは。
真紅
URL
2006/06/16 02:28
nikidasuさま
コメントありがとうございました。
『嫌われ松子の一年』は小林信彦さんの記事を読まなければ、私は買うこともなかったと思うのですが、私が買った版でもう2刷になっていました。けっこう売れているということでしょうか。映画を観て、大いに気に入った人はあの本を読んでどういう感想を持つのか(バトルがあったからこそ傑作が誕生したと考えるのでしょうか?)、ちょっと気になります。
umikarahajimaru
2006/06/16 02:36
真紅さま
コメントありがとうございます。記事をアップしたばかりなのにリアクションが早すぎてびっくりです!
人気ブログランキングの仕組みについては、右サイドバーにあるバナーの下に少し解説してあので、よかったらご覧になってください。
この作品が中島監督に合っていたかいなかったかはわかりませんが、これだけの有名人キャストを使った作品は初めてのはずで、それが多少プレッシャーになっていたのではないかとは思いますね。
umikarahajimaru
2006/06/16 02:50
こんにちは。TBありがとうございました。
すごい詳細で力のこもった感想ですね。勉強になりました。

私も『嫌われ松子の一生』は読んで崔洋一監督のイメージを持っていました。なぜ中島監督だったのかは「彼がやりたかったから」というのが一番でしょうが,崔監督だとはまりすぎてどんな映画か見る前に想像できてしまう(当然その想像を超えるような作品をつくりあげるでしょうが)ってことがあるかも。
d_d-
URL
2006/06/16 07:27
d_d-さま
コメント&TBありがとうございます。
映画『嫌われ松子の一生』の劇場パンフは情報量的にかなり充実してるんですが、何故かプロデューサーに関する情報だけ欠落しています。
なので、想像するしかないんですけど、映画化権を中島監督に売ったのは原作者で、それは原作者が『下妻物語』を観て、中島監督のことが気に入っていたから。
で、『下妻物語』でも中島監督と組んでいたアミューズの石田雄治さんがプロデューサーとして入り、スープレックスの佐谷秀美さんがもう1人プロデューサーとして加わった、と考えられます(中谷さんにこの原作を奨めた女性プロデューサーというのがまた別にいるらしいのですが)。
この佐谷さんという方が手がけた作品群がちょっと面白くて、『あずみ』や『ALIVE』のほかに、『地獄甲子園』や『魁!クロマティ高校』『漫☆画太郎SHOW』なんていうのもあります(企画orプロデュース)。映画『嫌われ松子の一生』の騒々しさはひょっとするとこのプロデューサーの好みでもあったんじゃないかとは私は考えますね。尤も佐谷さんだったら、監督に北村龍平さんを指名しそうですけど。
umikarahajimaru
2006/06/16 09:06
TB有難うございます。
よくここまで一つの作品について感想を書かれました。
なるほど〜っと思い感心しました。
映画って云うのは総合芸術であり、大勢の人が関わって出来ています。
その中で誰が責任を持って作品の評価を受けるかと云えば監督に他ならないと思います。
いいんじゃないですか?
女優さんやスタッフと監督がぶつかる様…
実は自分も映画作りの現場にいたから判りますけど、決して珍しいものでは有りません。
ぶつかり言い合いをして作品が出来ていきます。
それがない作品は凡作、駄作でした。

映画「嫌われ松子の一生」はアレはアレで良い作品です。
hi-lite
URL
2006/06/16 09:33
とても読み応えがあり、
参考になりました。
TBがうまくいかず、
コメントにてとりあえずお礼まで。
えい
URL
2006/06/16 09:54
hi-liteさま
コメントありがとうございます。
まあ、私は、「アレはアレで良い」で片付けられなかったからこの記事を書いたんですけどね(笑)。
私は、必ずしもぶつかり合いをすればいいってもんでもないと思いますけどね。その辺は一般の会社と同じですよ。上司と部下、従業員と社長の関係というか。
映画は結果(ヒット)がすべてのようなところがあるので、この結果を受けて、中島監督や中谷さんが今後どうなっていくかが私は気がかりです。
umikarahajimaru
2006/06/16 09:59
えいさま
コメントありがとうございました。
映画『ラブ★コン』て『嫌われ松子の一生』を思わせるところがあるんですか?宣伝ビジュアルからして、『ラブ★コン』は普通なら観ないような映画なんですけど、それなら観ようかな。
umikarahajimaru
2006/06/16 10:15
管理人さま
そういえば、『私が棄てた女』・・
映画を見終わって、チラッと頭に浮かびました・・。
しかし、パンフレットにまで及ぶ
読み応えのある素晴らしいレビュー。
TBありがとうございました〜。
スナッチャー
URL
2006/06/16 10:18
こんにちは♪
TBありがとうございます!
いつも力の入った記事に感心するばかりです。
原作を発売当時に読んでいたので、映画化と聞いて嫌な予感がしていました。
『血と骨』並みの凄まじいことになるか、昼メロ並みの安っぽさになるかと。
そしたら中島監督の手でなんともすごい作品が出来上がりましたね。
映像の目新しさや中谷美紀の根性話でたくさんの方の共感を得ているなかで私のようにノレなかった者は小さくなっています。
この作品を今年ナンバーワンに推す方も多く見られますよね。ますます小さくなるワタシ・・。
ミチ
URL
2006/06/16 10:22
スナッチャーさま
コメントありがとうございます。
自分の中ではこの記事を書いたことで映画『嫌われ松子の一生』に関しては完結させたつもりだったんですけど、原作が面白くて、一気に読んだっていう感想をたくさん聞くと、原作も読んでしまいたくなりますねえ。
umikarahajimaru
2006/06/16 10:25
ミチさま
コメント&TBありがとうございました。
作品自体はちょっとどうかなあと思いつつも、中谷美紀は凄いっていう意見の人も多いので、別に小さくならなくてもいいと思いますけど……。
umikarahajimaru
2006/06/16 10:44
TBありがとうございました。
本に対する考え方が違っていたというのには、賛同します。原作本を前に読んだものには強く感じました。
しかし、この映画は宣伝がうまい。映画の価値以上に宣伝力が大きく、それほどの映画でもないのに・・と率直に思った次第です。
sakurai
URL
2006/06/16 11:20
sakuraiさま
コメントありがとうございます。
本に対する考え方が違うというか、演技や演出に対する考え方も違うし、人間としてのコミュニケーションの取り方も違いますよ。
監督の方はいざ知らず、中谷さん自身は本当に齟齬を感じていて、でも、それを好きな者どうしの夫婦喧嘩としか見なさない人もいて困ってしまいます。
映画の宣伝は……『THE 有頂天ホテル』の方が断然うまかったですよ。っていうか、東宝がうまいんですけどね。
umikarahajimaru
2006/06/16 11:59
TBどうもでした。
面白い記事でした。
力技で無理矢理纏めた、たしかにそんな印象の作品でした。
面白事は面白いけど、居心地の悪さはそんなところから来てるのかもしれませんね。
ノラネコ
URL
2006/06/16 14:38
こんにちは。TBありがとうございました。
こちらからは上手く入りません。(T_T)
コメントで失礼します。
いつも素晴らしい記事で感心してます。
映画を作るって難しいんですね…監督は絶対だし。ある種の信頼関係を築きながら作り上げていかねばならない難しさを、こちらの記事を読み新たに思いました。
どうも原作は未読なので違いはわかりませんが、希薄さは感じてましたよ。
charlotte
URL
2006/06/16 14:54
はじめまして。TBありがとうございます。
拝読していて、幾つかの疑問に符合を見い出しました。ありがとうございます。
力技で無理矢理、というのは私もそう思いました。
この映画に関わった皆さんには申し訳ないけれど、
「奇跡は起きなかった」ということだと思います。(「下妻」では起きた。才能と努力と苦労とモチベーションだけではあんなものは完成しない。)
mindsewer
URL
2006/06/16 17:23
TBありがとうございましたm( )m

原作とは全く違うテイストに中島監督は仕上げてくれたと思います。 それはまるで原作の松子の生き様にスポットを当てたようでした。決して暗くなく重くなく中島ワールドに誘い込まれてしまいました^^
TB何度かチャレンジしましたが、残念ながら貼れませんでしたm( )m
http://blog.goo.ne.jp/cyaz/e/eac4e64c98a920273f6b2a2182090ce3
cyaz
URL
2006/06/16 17:30
ノラネコさま
コメント&TBありがとうございました。
本作と映画『ビッグ・フィッシュ』との比較、興味深く読ませていただきました(一般的には『市民ケーン』を下敷きにしていると指摘されていますが)。
ひょっとすると、本作は、松子の死後から始めずに、
瀕死の床にある松子のところにゆかりの人物が次々訪ねてくる、そのことによって松子の人生を浮かび上がらせる、そして最後に松子が一度だけ意識を取り戻す、
という形にしてもよかったかもしれませんね。
umikarahajimaru
2006/06/16 19:18
シャーロットさま
相変わらずTBできないようで申し訳ありません。
松子は社会的に死ぬまで疎外されていたわけですが、ひょっとすると、監督は、中谷さんを撮影現場で同じような状況において、松子の心境を味合わせようとした……って、ことは、やっぱり、ないか。
umikarahajimaru
2006/06/16 19:29
mindsewerさま
コメントありがとうございます。
中谷さんは、冗談でも照れ隠しでもなんでもなくて、本当に苦痛を味わっていたわけで、そういう意味でこの映画が未完成のまま放り出されることなく、完成して、公開されているのは、ある種の「奇跡」だと思いますね〜。
umikarahajimaru
2006/06/16 19:39
cyazさま
コメントありがとうございます。TBできなかったようで申しわけありません。ウェブリブログとgooブログは相性が悪いんですよ。
中谷美紀と柴崎コウが似てる、とcyazさんは書かれていますが、昔からそういう噂は出ていて、姉妹説もあるそうです。所属事務所も同じだし。
umikarahajimaru
2006/06/16 19:47
TB、ありがとうございました。
読み応えのあるレヴューでとても興味深く拝見しました。
嫌われ松子の1年は興味がありましたけど、そういう内容だったのですね〜。

私は、『下妻物語』ではそういった騒動がなかったのに、何故この映画にはそうなったのかと思っていたのです。
原作の悲劇をそのまんま映画にするのか、ひねり倒すか、どちらがいいとか悪いとかいえないですけど、これは監督の表現の仕方の違いですもんね。

しかし、監督も人間、役者も人間ですね。
いろんな葛藤が現場にはあって当たり前なのかもしれないです。


この作品がどう評価されるのか、興味がありますが、監督の路線はきっと変わらないんだろうな〜って思います。
ぷちてん
2006/06/17 15:11
ぷちてんさま
コメントありがとうございます。
中島監督は、自分が面白いと思っているものを面白いと思ってくれる人は絶対いるはずだという姿勢でこの映画に取り組んだらしいのですが、ちょっと傲慢な感じもしますね。「天才監督」なら許されるのかもしれませんが。
監督なり、役者なり、異なる才能が集まって、足し算以上のもができることもある(名作、傑作と言われる作品にはそういう“奇蹟”の瞬間があったのではないか)と思うのですが、中島監督はそんなことは考えないみたいです。ということはどうやっても監督の思惑以下のものしかできないということですが。もったいないことです。
umikarahajimaru
2006/06/17 20:55
こんにちは、トラバありがとうございます。
『嫌われ松子の一年』に興味がわいてきました。これ読んだら、感想変わるかもって思いましたよ。早速探してみます。
カヌ
URL
2006/06/18 12:20
カヌさま
コメントありがとうございました。
泣くほど感動されたのであれば、読まない方がいいかも?知らない方がいいこともあるっていうか。
映画を観て、何か違和感を感じた方が読むとしっくりきたりもするみたいですね。
umikarahajimaru
2006/06/18 12:41
TBありがとうございました。
力作記事、読ませていただき、おかげさまで、私の持った違和感も少し解消されました。
パンフの記事を友人が担当していますので、誉められてたよ〜と伝えておきます!
aq99
URL
2006/06/18 19:38
aq99さま
コメントありがとうございます。
タニショーの部分は、私は『クイーン・コング』だと思いましたけど。
いろんな方向へイメージを広げながら、ちょい皮肉っぽく、ちょいボヤキっぽく、たくさんのひらめきを盛り込みながら書く記事、マネしてみたくなります。まず頭の中にそれだけの引き出しがないとムリでしょうけど……。
今後、私のブログに似たスタイルの文章を発見してもやさしく見守ってくださいね〜。
umikarahajimaru
2006/06/18 20:43
先日はTBありがとうございました。
記事も読ませていただきました。
面白そうな本などを
今後も載せていきますので、
よろしくお願いします。
ポップル
URL
2006/06/23 16:03
こんにちは、
監督と中谷の間であったことなど、意外な情報色々アリで面白く読まさせてもらいました
映画としては、大感動でした
それと、ウチのページにブックマークさせていただきました
nyony
URL
2006/07/07 09:32
nyonyさま
コメント&TBどうもありがとうございました。
私自身は、本作で感じた違和感を中谷さんの本を読んで納得させたクチなのですが……。
ブックマークもしていただいたようで恐縮です。こんなブログですが、どうぞよろしく!
umikarahajimaru
2006/07/07 21:19
こんにちは。結局一応観に行きましたー。
こういうノリも演出も大好きなんですが、この物語+この主演女優でやるのはどうなんだ・・・という感じでしたね。『真夜中の野次さん喜多さん』のノリに似ていたのがちょっと気に入らず。私は朝のTV番組でちらりと中谷さんと監督の不和のことを鑑賞前に知ってしまい、斜めに見ちゃったせいもあるのかもしれませんが、『下妻物語』の方が断然よかったですー。
かえる
URL
2006/07/08 13:05
かえるさま
コメント&TBありがとうございました。
『松子』はTVドラマでもやるらしいんですが、きっとそちらでこの物語の映像化に関するもう1つの可能性を見せてくれると思います(間違いなくミュージカル仕立てにはならないと思うから)。といいながら、私は観る余裕もないし、観ないんですけどね(笑)。
umikarahajimaru
2006/07/08 18:21
こんにちは。相変わらず中味の濃い内容、読み応えがありますね。
映画作りにトラブルはつきものです。
その結果が作品のパワー・ダウンに繋がる場合もあれば、逆にトラブルのおかげで更に作品のクォリティがアップする…というケースもあったりで、一概には言えないと思います。
黒澤明監督は、思い通りに行かないとスタッフや俳優を罵倒したり、イライラが昂じるとヒステリックにわめき散らしたりしたそうです。
三船敏郎は深夜、酔って車で黒澤邸の周りを回って「クロサワのバカヤロー!」と怒鳴ったとか。
その末に完成した作品は、映画史に残る大傑作になってるわけですから分からないものです。
初めて鈴木清順監督の「東京流れ者」を見た時は「なんじゃ〜これは!」とドン引きしたものですが、今では大好きな1本になってます。
(ちなみにこの作品、余りにポップでハジけた作りに社長が激怒し、2年後にクビになる遠因となりました)
本当の作品価値は、数年経ってみないと分からないかも知れません。傲慢な面も確かに見えますが、それもこの映画作りには必要だったのかも…とやや甘めの評価をしておきます。
Kei
URL
2006/07/09 15:43
Keiさま
「♪東京なが〜れもの〜」
「歌なんか唄いやがって!」

鈴木清順監督が干された直接の作品は『悲愁物語』でしたけど、『東京流れ者』はその遠因になったんでしたっけ?
umikarahajimaru
2006/07/09 19:57
umikarahajimaruさん。
干された直接の作品は、翌年(67年)の『殺しの烙印』で、これが超不入りだったので、以後日活で撮らせてもらえなくなりました。
その数年前から、「清順はワケの判らん映画を作る」という声がずっとあったようです。『東京流れ者』はそれでも客は入ったのでクビにはなりませんでしたが、社長のハラワタは煮えくり返っていたことでしょう(笑)。
『悲愁物語』(松竹配給)はクビになってから10年後にやっと撮ることが出来た、復帰作であります。これもマカ不思議な映画でしたねぇ(笑)。
Kei
URL
2006/07/09 23:02
Keiさま
度々ありがとうございます。
そういえばそうでした。調べれば簡単にわかることでしたね。
umikarahajimaru
2006/07/11 00:16
umikarahajimaruさん、この度は何度もTBのPingを送ってしまいすみませんでした。
丼ブログの管理人の発生と申します。
どうやらMTにいつまでもTB用URLのデータが残っているのに気付かず更新するたびにPingを送っていたようです。反映されているにもかかわらず大変失礼しました。普通はPingを送ったあとのTBのURLは自動的に消えるのですが確認したところそのうちいくつかはなぜか消えずに残っていました。おそらくすぐに反映されないサイト様のところはPingがちゃんと送れてないとMTが判断してずっとTBのURLが残るみたいなのです。ご指摘を頂かなければまったく気付かないところでした。
この度はご指摘のコメントを本当にありがとうございました。心より感謝いたします。そして本当に失礼いたしました。ごめんなさい。
発生
URL
2006/07/18 08:37

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映画よりも面白い 『嫌われ松子の一年』 海から始まる!?/BIGLOBEウェブリブログ
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