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zoom RSS サバイバル・レースを予想して楽しむ 映画『ポセイドン』

<<   作成日時 : 2006/06/09 11:22   >>

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 オリジナル版『ポセイドン・アドベンチャー』との優劣はともかく、映画『ポセイドン』は、“サバイバルもの”の典型として、誰が生き残るかを予想して楽しむことができる映画になっています。
 まずは11人のサバイバーたちのご紹介から。

 ■@ブラッドフォード船長
 黒人

 ■Aディラン・ジョーンズ
 船客をカモにしているプロのギャンブラー。勝負運が強い。この映画で最初に登場する人物。

 ■Bロバート・ラムジー
 元々は消防士で、自分の危険を省みない行動力が高く評価され、人気も得て、NY市長に当選したという経歴を持つ。離婚したばかり。娘と恋人の仲をあまりよくは思っていない。船内のカジノのポーカーでディランに負ける。

 ■Cジェニファー・ラムジー
 ロバートの娘。クリスチャンのプロポーズを待っている。

 ■Dクリスチャン
 ジェニファーの恋人。元NY市長でもあったジェニファーの父を苦手としている。

 ■Eリチャード・ネルソン
 設計士。恋人に別に好きな人がいるらしく、今まさに別れの予感を抱いている。

 ■Fマギー・ジェイムズ
 シングル・マザー。船の中でディランと出会う。

 ■Gコナー・ジェイムズ
 マギーの息子。子どもらしい好奇心&落ち着きのなさで、マギーが目を離した隙にいなくなってしまう。

 ■Hエレナ
 NYに住む弟が病気だというので、NYへ向かうために乗船。しかし、お金はなかったので、たまたま知り合った船員のバレンタインに都合をつけてもらい、正式な客としてではなく、乗船している。何かあるとすぐパニックに陥りがち。ラテン系。

 ■Iマルコ・バレンタイン
 船員(ウェイター)。ポセイドン号の内部を知り尽くしている。ラテン系。

 ■Jラッキー・ラリー
 気が小さいのに強がり。それをごまかすのに酒に逃げたりする。船内のカジノのポーカーでディランに負けている。

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 “サバイバルもの”には、ある種の傾向があり、上に書いたような「主な登場人物の設定」がある程度わかれば、誰が生き残るかを予想することができます。

 で、どんな人が“サバイバルもの”で生き残るかと言うと――

 ・エゴイスティックな者、傲慢な者、悪人、何らかの罪を犯している者、嘘をついたり騙したりしている者、性的なモラルが低い者、お金ですべてを解決してしまおうとする者、ふざけたりする者等は、(観客のモラルや期待を反映して)生き残れる可能性は低く、逆に、善良な者や弱者(特に女性)は助かる可能性が高い。

 ・当初は弱いと思われていた者が、危機に際して、自分の弱い性格を克服して、大きな貢献をする場合も多い。

 ・非白人系(黒人、メキシカン、プエルトリカン、アジア人等)が先にやられてしまう可能性は高い。これは、映画が、主に白人系の観客を“us”として想定して作られているから。最近では、黒人も“us”に含まれたりもします(=生き残る)が、白人が全員死んで、黒人やアジア人だけが生き残るアメリカ映画はありません。当たり前と言えば当たり前ですが。
 例えば、『ステルス』とか。

 ・知名度や人気のあるスターが演じている役は生き延びる(もしくは、ギリギリまで生き延び、“見せ場”を演じた後で死ぬ)可能性が高い。そういう役でもないと彼らは出演しないから。
 例外もあって、早い時期にスターを死なせることで、観客の想像を裏切って、驚かす作品もある(死んだと思わせておいて、再登場する場合もあるけれど)。
 例えば、『エグゼクティブ・デシジョン』『マインド・ハンター』。

 ・「ここを生き延びたら〜したい」などと助かった後の夢のことなどを語り出すと、その直後に死んでしまう確率が高い。例えば、パッと思いつくところでは、『最前線物語』とか。

 ・最初、女性と男性が同じくらいいる場合は、サバイバルが進んでも男女比はほぼ等しくなる(そうなるようにサバイバルしていく)。

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 上にも書いた通り、“生き残り”予想には、誰がどの役を演じるかも非常に重要な要素になってきます。

 番号は、上の配役に対応。

 ■@アンドレ・ブラウワー 『シティ・オブ・エンジェル』『デュエット』『オーロラの彼方へ』などに出演するも、いずれも小さな役。

 ■Aジョシュ・ルーカス 出演作:『生きてこそ』『アメリカン・サイコ』『セッション9』『ビューティフル・マインド』『ワンダーランド』『ステルス』
 『生きてこそ』 今となっては、この作品のことはイーサン・ホークが出ていたくらいしか思い出せません。ジョシュ・ルーカスはクレジットではかなりランキングが低い役なので、死んじゃった(そして食べられちゃった)1人であったような気がします。ちなみに45人の乗客のうち生き延びたのは16人。
 ちなみに、『ステルス』では、“アメリカの正義”を代表するかのようにして、生き延びます。

 ■Bカート・ラッセル 出演作多数。ジョー・カーペンター作品などサバイバルものも多く、かなりのタフガイぶりを発揮。劇場パンフの中の彼のフィルモグラフィーに『エクゼクティブ・デシジョン』と『バックドラフト』が入っていないのはわざとなんでしょうか(笑)。最新作は『夢駆ける馬ドリーマー』。
 『遊星からの物体X』 ラスト2人になるまで生き残る。

 ■Cエミー・ロッサム 出演作:『歌追い人』『ミスティック・リバー』『デイ・アフター・トゥモロー』『オペラ座の怪人』。
 『デイ・アフター・トゥモロー』 もちろん最後まで生き延びる。

 ■Dマイク・ボーゲル 出演作:『テキサス・チェーンソー』『旅するジーンズと16歳の夏』『迷い婚』。
 『テキサス・チェーンソー』 確か2人目くらいにやられるアンディ役。

 ■Eリチャード・ドレイファス 出演作は多いが、サイバイバルものは少ない。
 『ジョーズ』 海洋学者の役。最後は、船も沈むが、2人だけ助かって、木につかまって、岸へと泳ぎ出す。

 ■Fジャシンダ・バレット 出演作:『白いカラス』『炎のメモリアル』『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうな私の12か月』。
 『炎のメモリアル』 サバイバルするのは彼女ではなく、消防士である夫の方(ホアキン・フェニックス)で、火災現場で脱出不可能な状態に追い込まれた夫は……。

 ■Gジミー・ベネット 出演作(子役):『チャーリーと14人のキッズ』『ポーラー・エクスプレス』(声)『サラ、いつわりの祈り』『ホステージ』『悪魔の棲む家』『ファイヤーウォール』。
 『悪魔の棲む家』 私は未見ですが、ここでも彼はいろいろ大人の足を引っ張るようなことをしてくれているようです。

 ■Hミア・マエストロ 出演作:『タンゴ』『HOTEL』『フリーダ』『モーターサイクル・ダイアリーズ』。
 『HOTEL』 女優(侍女)の役。この映画もまた、一人また一人と消えていくサバイバルものだったりして……。

 ■Iフレディー・ロドリゲス 出演作:『雲の中で散歩』『ペイバック』『夢駆ける馬ドリーマー』。

 ■Jケヴィン・ディロン 出演作:『プラトーン』『ブロブ 宇宙からの不明物体』『ドアーズ』
 『ブロブ 宇宙からの不明物体』 女性主人公と組んで、謎の物体に勝利する。

 こうして書き出してみると、なんとまあ、サバイバルものが多く、そういった作品の出演者がこの『ポセイドン』に集結していることかと感嘆してしまいますね。

 知名度的に言えば――
 一級 カート・ラッセル、リチャード・ドレイファス
  準一級 ジョシュ・ルーカス、エミー・ロッサム、ケヴィン・ディロン
 二級 ジャシンダ・バレット、ジミー・ベネット、ミア・マエストロ
 三級 その他

 スタートをこの11人とすると――
 男性8人、女性3人
 10代1人(G)、20代4人(CDHI)、30代3人(AFJ)、50代2人(@B)、60代1人(E)←推察
 黒人1人、ラテン系2人、その他の白人8人 ←推察

 オリジナル版『ポセイドン・アドベンチャー』のサバイバーたちは、牧師(ジーン・ハックマン)、NYの刑事(アーネスト・ボーグナイン)とその妻リンダ、雑貨商、熟年夫婦、17歳の娘と10歳の弟、歌手、ボーイという10人(船長のレスリー・ニールセンまで含めると11人)で、ボーイ、熟年夫婦の妻ベル(シェリー・ウィンタース)、刑事の妻(ステラ・スティーヴンス)、牧師、の順で命を落としていき、6人が生還します。

 オリジナル版と今回の『ポセイドン』の登場人物を重ね合わせると――
 船長〜船長
 ディラン〜牧師
 ロバート〜刑事
 コナー〜10歳の少年
 エレナ〜ベル(ペンダントの逸話などに多少関連性あり)
 マルコ〜ボーイ
 対応関係が認められるのは、一応、以上の6人でしょうか。オリジナル版が、夫婦愛、兄弟愛だったのに対し、今回の『ポセイドン』にはさらに親子愛が持ち込まれています(女性も1人増えています)。

 さて、生き残るのは誰? そして何人?

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