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zoom RSS その他の受賞作品 カンヌ国際映画祭2006

<<   作成日時 : 2006/06/02 06:24   >>

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画像 第59回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門のメイン賞以外の賞について調べてみました。

 「コンペティション」部門以外では、「ある視点」部門と「批評家週間」部門、「監督週間」部門があることはよく知られていますが、そのほかには、コンペ外作品、短編部門(この中から短編部門のパルムドールを選ぶ)、新しい才能を発掘するために短編と中編を上映するシネフォンダシオン部門、カンヌ・クラシックス部門(今年は、ジョアンナ・シムカス特集、セルゲイ・エイゼンシュテイン特集、ノーマン・マクラレン特集、マルグリット・デュラス特集ほか、ドキュメンタリー映画やオランダ映画の特集など)があり、さらに各種のイベントも多数開催されるようです。

 コンペティションCompetition 各国から応募された作品の中から映画祭事務局が20作品を選出し、最高賞パルムドールなどを競う。
 ある視点Un Certain Regard コンペに選ばれなかった作品の上映。
 シネフォンダシオンCinéfondation 学生作品の上映。
 批評家週間The critics week section /La Semaine de la Critique
 監督週間Directors' Fortnight/Quinzain des Réalisateurs
 *批評家週間と監督週間は映画祭事務局とは別の外部団体が主催

 各部門で上映された作品に以下のような賞が贈られます。

 また各部門賞とは別に、カンヌ国際映画祭開催時に贈られる様々な賞もあるようです。

 審査員は、「コンペティション」部門、「ある視点」部門、シネフォンダシオン部門+短編部門、カメラ・ドール部門という4チームが選出されます(「批評家週間」部門はそれらとは別の「批評家」たちが審査するようです)。
 ちなみに、今年の「ある視点」部門の審査委員長はモンテ・ヘルマン、シネフォンダシオン部門+短編部門の審査委員長はアレクサンドル・コンチャロフスキー、カメラ・ドール部門の審査委員長はジャン=ピエール・ダルデンヌでした。

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 ◆コンペティション部門(メインの賞に関しては前記事参照)

 ・短編部門 “Primera nieve”(2006)  監督Pablo Agüero [アルゼンチン]

 ・短編部門特別賞 “Conte de quartier”(2006)  監督Florence Miailhe[カナダ・仏]

 ・技術賞グランプリ Babel (2006)  スティーヴン・ミリオン(編集に対して)
 *スティーヴン・ミリオン(編集):『グッドナイト&グッドラック』『オーシャンズ12』『21g』『オーシャンズ11』『コンフェッション』『トラフィック』『スウィンガーズ』

 ・カメラ・ドール 『ブカレストの東』(2006) 監督コルネリウ・ポルンボユ [ルーマニア]

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 ◆シネフォンダシオン部門

 ・シネフォンダシオン賞
 1位 “Ge & Zeta” (2006) 監督Gustavo Riet[ウルグアイ]
 2位 “Mr. Schwartz, Mr. Hazen & Mr. Horlocker”(2006) 監督Stefan Mueller[独]
 3位 “Mother”(2006)  監督Sian Heder[米]
    “A Vírus”(2005)  監督Ágnes Kocsis[ハンガリー]

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 ◆ある視点部門

 ・グランプリ “Luxury Car”(2006)  監督Chao Wang[仏・中]

 ・特別賞 “Ten Canoes”(2006) 監督ロルフ・デ・ヒーア(『クワイエット・ルーム』『ディンゴ』)

 ・男優賞 “El Violin” (2005)  Don Angel Tavira[メキシコ]

 ・女優賞 “Cum mi-am petrecut sfarsitul lumii”(2006) Doroteea Petre[ルーマニア]

 ・審査委員長賞 “Meurtrières” (2006) 監督Patrick Grandperret[仏]

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 ◆批評家週間

 ・グランプリ “Les Amitiés Maléfiques”(2006)  監督エマニュエル・ブルデュー

 ・SACD(Societe des Auteurs et Compositeurs Dramatiques)脚本賞
 “Les Amitiés Maléfiques”(2006) エマニュエル・ブルデュー、マルシア・ロマーノ[仏]
 *エマニュエル・ブルデュー(脚本):『エスター・カーン めざめの時』『そして僕は恋をする』
 *マルシア・ロマーノ(脚本):『まぼろし』『クリミナル・ラヴァーズ』

 “Pingpong”(2006) Meike Hauck; Matthias Luthardt[独]

 ・ACID(La Chaîne des Indépendants)賞 “Den Brysomme mannen”(2006)  監督Jens Lien[ノルウェー]

 ・Canal+ 賞 “Kristall”(2006) 監督Christoph Girardet、Matthias Müller[独]

 ・Prix Grand Cru “Something Like That ”(2006) Esmir Filho(脚本)[ブラジル]

 ・ヤング批評家賞 短編賞
 “Iron”(2006) 監督中野裕之(『SF サムライフィクション』『RED SHADOW 赤影』)[日]
 “Printed Rainbow”(2006) 監督Gitanjali Rao[印]

 ・ヤング批評家賞 作品賞 “Pingpong”(2006)  監督Matthias Luthardt[独]

 ・Grand Golden Rail “Les Amitiés Maléfiques”(2006) 監督エマニュエル・ブルデュー

 ・Small Golden Rail “Printed Rainbow”(2006) 監督Gitanjali Rao[印]

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 ◆その他の賞

 ・コダック短編賞 “Printed Rainbow” (2006)  監督Gitanjali Rao[印]

 ・Golden Coach ディヴィッド・クローネンバーグ

 ・Label Europa Cinemas “A Fost Sau n-a Fost?”(2006) Corneliu Porumboiu[ルーマニア]

 ・C.I.C.A.E.(Confédération internationale des cinémas d'art et d'essai)賞 “Anche libero va bene”(2006) 監督キム・ロッシ・スチュアート(出演:『薔薇の名前』『アパッショナート』『愛のめぐりあい』『ピノッキオ』『家の鍵』)[伊]

 ・SACD(Societe des Auteurs et Compositeurs Dramatiques)短編賞 “Dans le rang”(2006) Cyprien Vial [仏]

 ・Gras Savoye 賞(短編) “Un Rat”(2006) 監督Bosiljka Simonovic[仏]

 ・国際批評家連盟賞 Quinzaine des Réalisateurs(Directors' Fortnight)  “Bug”(2006) 監督William Friedkin[米]

 ・コンペティション部門 国際批評家連盟賞 “Iklimler”(2006)  ヌリ・ビルゲ・ジェイラン[トルコ・仏]


 ・ある視点部門 国際批評家連盟賞 “Hamaca paraguaya” (2006) Paz Encina[パラグアイ]

 ・エキュメニック賞 “Babel” (2006) アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトウ[米]

 ・エキュメニック賞特別賞 “Z odzysku”(2006)  Slawomir Fabicki[ポーランド]

 ・フランス文化賞 フランス・シネアスト・オブ・ザ・イヤー アラン・キャヴァリエ(これまでの仕事に対して)[仏]
 *アラン・キャヴァリエ(監督):『さすらいの狼』『別離』『テレーズ』等

 ・Award of the Youth “Indigènes”(2006)  監督Rachid Bouchareb[仏]

 ・Prix Regards Jeune 作品賞 “Day Night Day Night”(2006) Julia Loktev[米]

 ・François Chalais 賞(2006)  “Indigènes”(2006) 監督Rachid Bouchareb[仏]

 ・ノーマン・マクラレン賞 “Sniffer” (2006)  監督Bobbie Peers[ノルウェー]

 ・Cinema Prize of the French National Education System 『マリー・アントワネット』 (2006) 監督ソフィア・コッポラ[米]

 ・ローマ市賞 “Il Caimano”(2006)  ナンニ・モレッティ
 
 ・Chopard Trophy
 Male Revelation ケヴィン・ゼガーズ(『トランスアメリカ』)
 Female Revelation Jasmine Trinca(“Il Caimano”)

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 *カメラ・ドール作品は、2001年以降、隔年で日本公開されていて、2006年は上映されない年に当たっていますが、本年度の『ブカレストの東』はどうでしょうか?(既に邦題が出ているということは日本公開が決まっているということでしょうか?)

 *短編の受賞作のうち、中野裕之監督作品“Iron”は6月2日から開催予定のSHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2006(@ラフォーレミュージアム原宿・他)で招待作品として上映が決まっています。

 [コンペティション部門の受賞作品]

  ←情報としては稀少だと思うんだけど……

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